2007/2/17 HATS MUSIC FESTA '07レポート・後半


休憩は20分ほど。
その間、CD販売スペースがあるかどうか下に降りて確かめに行ってみると。

あああ!1部で演奏された曲名が載ったパネルがー!!
皆そこにカメラ片手に群がっていて、私もせっかくだから撮っとこうと携帯を構え。


・・・あかん、全然見えない・・・orz

やっぱり携帯じゃダメでした。というわけで、デジカメを持っていた羅乃にお願いし
送ってもらった。羅乃ありがとね!
帰りは物販スペースは激混するだろうと予測し、今も多少混んでるけどそれほどじゃ
ない、それなら今買っちゃお!てなわけで、財布片手に再び物販エリアに降臨。
RAKA、Navigatoria、星詠、全部置いてあった。何か嬉しい♪ ←当たり前だって;
色々迷ったけど、功刀さんの新作と柏木さんのCDをゲット♪

で、客席へ戻って再演待ち〜。

 

さて、二部の始まりは弦の巨匠たちによるクインテットからスタート。

------HATSカルテット+1------

+1ってのは、サポート演奏者である弦バスの西嶋徹さんのことかな?
後は葉加瀬+功刀+古澤巌+柏木、という編成。

【21ST CENTURY SCHIZOID MAN】
作曲者不明。(葉加瀬、かなぁ・・・やっぱり・・・)
低音ガンガン響いて気持ちいいー!・・・あれれ・・・何か一人、腕にガッチリしたものを
はめてる人が・・・(笑) ←古澤巌。
テンポはそれほど速くはなかった気がするけど、でも躍動感のある素敵な響きv
あと、弦バスの楽器のヘッドに何かぶら下がってたな。キーホルダーか何かか?(笑)

さて、舞台チェンジの後にモニターコールは、「アキコ・シカタ」!

待ってました!!


------志方あきこ------

Navigatoriaのジャケットがモニターに映し出され、人物紹介。

いやーもう、理由もなく嬉しいな〜こういう形で志方さんが紹介されるのって。
登場した志方さんは、明るめのベージュっぽいショールをまとい、花のついた
ドレスで登場。素敵〜!

【セナン・イロア】
ごめんスペリングわかんない^^;
ギリシャ語で“英雄よ”という意味だそうです。ギリシャ語のギの字も知らない
私ですが、言葉がわからなくても志方さんの曲だから許す!(意味不明)
雰囲気としては廃墟と楽園に近い感じで、幻想色を前面に出していて、段々
盛り上がりを見せていく感じ。きれいな曲でしたv
ただ、スクリーンが全体的にぼやけていたような・・・?

【Luna piena】
もうすっかりRAKAでお馴染みですね♪ここで流れていたムービーは、様々な
花が開くシーンと、HATSサイトでも上がっているダイジェストムービーの一部が
シンクロしていく感じでした。
Abyss of Timeの石坂さんがピアノ+シンセ(パイプオルガン)でサポート。
本音言うと、金髪にーちゃんがこういうしっとり壮大系な曲をやってるシーンに
ギャップを感じないわけではないのですが(爆)、演奏は言うまでもなくピカイチ!

サビで壮大な盛り上がりを見せ、うわあ・・・と幻想世界に引き込まれました。
最後のフレーズで、いつの間にかパイプオルガンがシンクロしててびっくり。
本当に、入ったタイミングわからなかったのよ〜。でもパイプオルガンがすごい
曲に合ってて良かった!

さて、ここでMC。
「こんばんは、志方あきこです。次は、葉加瀬太郎さんにご登場頂きます」
うわー!ついにきたよ豪華共演が!!・・・で、左から葉加瀬登場。

葉:「あの、・・・最初のは何語なんですか?」

志:「はい、ギリシャ語で“英雄よ”という意味です〜」
葉:「2番目のも、日本語じゃなかった気がしますが」
志:「2曲目はLuna piena、満月という意味で、母なる満月よと祈りを捧げる歌です」
葉:「あ、えと、何語で?」
志:「あ、イタリア語です」
葉:「いつも色々な言葉をお使いになられますが?」
志:「基本的にはイタリア語が多いんですが、変り種ではチベット語などを・・・
   エチオピアでコーラスを歌ったりもしました」

葉:「あの・・・普段は日本に、都内にお住まいなんですよね?」
志:「はい、自転車に乗ってチャリチャリと」
葉:「ねぇ・・・あまり想像出来ないんですけども^^;」

うん、私も想像出来ないっす(笑)

葉:「次はクラシックで有名な、僕も昔から大好きだったアヴェ・マリアを。
   約半年前にスタジオ入って一緒にレコーディングして、コントロール室で
   志方さんどうですかー?と訊くと、

  『はい、雲の切れ間から光がさすような、素敵な演奏でした。』
  ・・・いや、だから、今のテイクはいいのか悪いのか?って(笑)」

そういった雑談の後、演奏スタート。

【AVE MARIA】
コーラスオケも、CDに入ってるのとは若干違ったような気がします。
生・葉加瀬ヴァイオリンの旋律の後、レコーディングに大層苦労したという
「ハ・ハ・ハ・ハ・ハ」が流れ(笑)、いよいよメインテーマへ。
per tanto...の少し後に入るヴァイオリンと、主旋律の絡みがたまらない!!
2番からはヴァイオリンが主旋律を演奏し、志方さんはフェイク(?)で共演。
美しい・・・何て美しいvv
んでもって、最後にまたしてもパイプオルガンが入ってだね、これがまた妙に
周りの音に合ってて心地いいんだわ。とてもいいものを見せて頂き眼福です。

ここで志方さんステージは終了。
さて、続いては「マチェック・ヤナス」!


------マチェック・ヤナス------

ポーランド出身のピアニスト。・・・あれ?じゃラファエルさんと出身同じなのね。
葉加瀬との談笑VTRの後、ご本人登場。

【バラード第2番op.38】(ショパン)
ごめん、知らない曲だ;;
最初は明るめに穏やかに、途中でグワンと盛り上がって、最後はまた穏やかに
ってな感じの流れだった気が。
好みによるけど、
クラシックフリークな人なら多分「大人しい系」と取ると思う。
私はどちらかと言うと、ガンガン弾き系のプレイヤーが好きだから、正直ちょっと
物足りなかったかな。でも決して悪い演奏ではなかったと思うよ。

続いてのステージは「イワオ・フルサワ」!


------古澤巌------

ヴァイオリニスト。二部最初のクインテットで登場した時は、比較的ラフな格好に

バンダナ、腕には鎧(としか表現できない)という、えらい奇抜な出で立ちだった。
んが・・・

( ̄□ ̄;)!!

鎧はないものの、今度は「アンドレイです」とでも言わんばかりの、ワインレッドの
モーツァルトファッションで登場・・・。あ、それから頭に黒いバンダナ。
で、先程のマチェック・ヤナスの伴奏で・・・

【タイスの瞑想曲】(マスネ)
・・・衣装と合ってねーーー!!(爆)
いや、多分そこは問題じゃないんだ本当は。でもついつい;;

有名なクラシック曲ですね♪素敵な演奏にうっとり。
マチェックの伴奏も良かったです。

【ノクターン】
ノーマルなフレーズを、マチェックのピアノが奏でます。その後テンポアップし
後ろのバンド隊も演奏に加わり、ボサノバで南国ちっくな雰囲気に早変わり!
珍しいアレンジだと思いますが、面白かったですよ。
キーボードのおねーちゃんの演奏も素敵だったなぁ・・・名前忘れちゃった;

【オレンジ・ブロッサム・スペシャル】
Prestissimoでハイスピード!!な曲。とにかくすごい、カッコいいのこれが。
あまりにヒートアップしたのか、キーボードのねーちゃん、譜面がどんどん
自分の指に迫ってきて(機械の上に譜面置いてた)、ぺっぺっと手で除けてた^^;
車のクラクションのような、もしくはマッハなカントリー曲というか、そんな感じ。

ちなみに、私と羅乃がこの曲に対して抱いたイメージの結論は、

電車が今にも出そうで「間に合わねー!」と改札口付近を走っている

・・・でした・・・(爆)
パーカッションの大石真理恵さんのトライアングルさばきにも驚いた。
ヴァイオリンは最後までマッハ超絶技巧、大興奮のうちにステージ終了。


最後の登場はもちろん・・・「タロウ・ハカセ」!


------葉加瀬太郎------

この人の演奏シーンを見るのは、いつかテレビ東京で見たLive image以来。
実は、誰もかれもそうだけど、密かにかなり楽しみにしていた。

【エトピリカ】
名曲中の名曲ですね。ちなみにエトピリカとは、北海道にいる鳥の名前です。
アイヌ語で「美しいくちばし」という意味なんですと。

TV版とは一味も二味も違い、生演奏ならではのグルーヴ感がありました。
美しいアレンジだ・・・TV版だとドラムが大きいけど、マチェックのピアノがよく
映えていて素敵でした。

【To Love You More】
ドラマ『恋人よ』で日本人にもすっかりお馴染み、セリーヌ・ディオンの名曲。
原曲もいいけれど、このインストゥルメント版もすごくきれい。というか、
色々な意味でヴァイオリンに向いている曲のような気がします。

ここでMC。
「こんばんは。2曲続けてエトピリカ、そしてTo Love You Moreお聴き頂きました。
さて・・・ね、僕も今日は賑やかな曲を演奏したいと思います。
先程のオレンジブロッサムに負けないように頑張りますので(笑)
それでは『リベルタンゴ』」

【リベルタンゴ】
うわ ー!!大好きなのよこの曲(>_<) ピアソラの名曲中の名曲ですね。
ちなみに一部のトリだった柏木さんも今このステージにいます。
最初のメインフレーズは柏木さんから演奏し、Bメロ?から葉加瀬も参加して
ヴァイオリンとチェロの熱いセッションが繰り広げられました。
もちろんテンポはPrestissimoで(笑)

・・・って、バンドネオン・・・小松亮太じゃないの?!
いや、情熱大陸で葉加瀬と共演してるから、このステージにいても別段
不思議ではないのだろうけど、6300円でこんな豪華キャストを見れるなんて!

【チャルダッシュ】
MCじゃ曲名言わなかったんだけどね、あまりにも聴き慣れた曲なもんで
イントロでわかっちゃったヨ^^;
もちろん私は、速くなるところからが好きなのだけど、そこまではお楽しみ。
実はジプシーの曲なのよね。

テンポアップしてからはもう・・・言うまでもなく(笑)
もう、思いっきり手拍子したい衝動に駆られた。羅乃とウズウズしたさ!
周りが静かで手拍子入りそうな雰囲気じゃなかったから大人しくしてた^^;
でも、我々のようにウズウズしてた人はきっと他にもいたはず。
あの演奏見て何も感じないわけないもん。

演奏終了時は、それはもう拍手の大洪水で。
私思わず「ブラボー!」て叫んじゃった(爆) いやもー、本当にスカッと
したもんだからさ、叫ばずにはいられなかったのよ。

早々とアンコールモードに突入しても、なかなかステージには誰も現れない。
でも、黒子さんたちがワタワタと舞台のセッティングしてるから、これで
アンコールないなんて言ったら殴るよ?くらいの勢いで(笑)
こんだけ豪華な人たちが集まってんだから、最後くらいもう一度ドカンと
ぶちかましてほしいよ、頼むよ!
・・・すると、ステージがパッと明るくなって、出演者一同集合!!

葉加瀬:
今日は本当にどうもありがとうございました!最後に皆さんも大好きな、
この曲でしめたいと思います。『情熱大陸』!



【情熱大陸】

うわーうわー!!すっごい大好きな曲で終わるなんて嬉しい!!
CDでは、導入部はもっとゆっくりした旋律なんだけど、ここではもう最初から
TVで流れるフレーズのところからスタート。
イントロ始まった瞬間から、会場みんなが立ち上がって手拍子。
これぞライブの醍醐味、会場が一つになる瞬間が一番好き。この時だけは
心底嫌なこと全部忘れて、紡ぎだされる熱狂的な雰囲気と旋律に溺れた。
(やっぱりチャルダッシュでも手拍子しとくべきだったかな/笑)

ピアノはマチェックが担当。こういう曲でも、やっぱりちょっと彼の演奏は
どこかソフトタッチな感じがするけど、でも悪くはない。

うひゃー、すげーよ。弦一体何人いるんだよ(笑)
志方さんは小物(私にはカウベルに見えた)片手に登場し、曲に合わせて
叩いてました。可愛かった♪ 途中、歌っていたのがわかったのですが、
ごめんあまり聞こえなかった^^; あんだけ弦いりゃ、そらー歌は埋もれるわ。

 

******

こうして、大興奮のうちに全ステージが終了しました。

やはり帰りは、物販スペースが激混みだった。良かった先に買っといて(汗)
6300円で、これだけいいもの見せてもらえるなんて。
一人一人のステージ時間は決して長くはなかったけれど、でも少しずつでも
色々な人の演奏を堪能できたことはとても幸せなことだと思っています。

まあ・・・みんな楽器がクラシカルで、且つ民族系の曲を多く演奏してるから、
クラシックフリークな人の中にはきっと、全員同じ弾き方にしか見えないかも
しれないし、その印象は間違いではないと思う。

・・・でも。
目指すところが同じながら、それぞれ各人違った個性があって、その個性を
尊重しつつ、聴き手に何かが残ってくれればという気持ちを持っての
演奏だったんじゃないかと、私は思います。少なくとも私には、今日の演奏は
十二分に最高のものとして残り、音楽の力がどれだけすごいのかを改めて
感じて、やっぱり音楽を忘れないでずっと何らかの形で続けていけたら
いいなと思った次第です。

当日ご一緒したVAGRANCY族のお友達の皆さんに、
そして最後に、このレポートにお付き合い下さったあなたに、
改めてお礼申し上げます。ありがとうございましたm(__)m

 

 

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