なつらじ bbs
☆☆☆☆☆☆☆ 2002年 8月 ☆☆☆☆☆☆☆


お久しぶりです。いきなりですが”なつらじ”ちょっとお休みしようかなぁっと
2年計画を立ててちょっとやり残したことを済ませちゃおうと思ってから既に
一年ほど経過し、ちょっくら本腰を入れようかと思いまして、別にサボってたわけじゃないんだけど

よし、やってること全部やめて一年間なんにもしないぞーって時期にこのHPを立ち上げたのは
もう3年も前になるのか

実生活の方でも自分のやっている分野のことで簡単な講師をやらせてもらえそう
だったんだけど(たいしたことじゃないんですよね、試験官のバイトとそうかわらない)
それでもそうすると自分の終えてしまわなければならないことに支障が生じそうなので
それよりまず済ませてしまわないことに本腰を入れようかと、

で、ほったらかしの状態のまま自分の書いた文章が残るのがちょっとヤダなぁっと
それでしばらく過去ログは封印しちゃおうと、でも、なつらじはお休みしても掲示板は残そうと思ってます。
今はほとんど死んでいる状態だけど(笑)
元々の知り合いは”そのは”ぐらいであとは色んなところからひょいと集まったメンバーで構成されている掲示板は
やっぱり勝手になくせないなぁっと、(実は教えていただいたんですけど一時期このレンタル掲示板の一番の
回転率を記録していたそうです)
引っ越してからメールの設定していないのとウィルスに感染してから
ずぅぅぅっと放ったらかしっというのもあって掲示板に書いてもらうのが便利だってのもあるんだけど(笑)

まぁ、過去ログがなくなるぐらいで(それもネットで検索すれば引っ掛かるんだろうけど)
時々は日記でも書いていこうと思います、月記になるか季記になっちゃうかもしれないけど(笑)
で、僕はぜーんぜん変わっていなくて、笑ったり、笑ったり、笑ったり、びっくりしたり、
時々は、困ったり、悲しんだり、怒ったりもしながら過ごしています。




なんの恐竜だか忘れてしまったが、巨大になりすぎた恐竜は頭だけでなく背中にも脳があったそうだ。
というのも、体が巨大になりすぎて頭だけでは末端への能の命令が伝達しなくなってしまったからだそう。
そうなると、ますます脳というのがほんの器官に過ぎないのだなぁっと実感する。

近年、物理学なんてとんと知らない僕なんかでもしばしば耳をする話題”超ひも理論”
物質の構成物は、素粒子よりももっと小さな一次元の「ひも」であり、その「ひも」の振動で粒子の種類が決まり
「ひも」の振動エネルギーで粒子の個数が決まるという理論。

ギターの弦を想像するとわかりやすく、その振動の幅により様々な音色を立てるような感じ、
振動エネルギーでボリュームが変わる、たぶん、滅茶苦茶簡単に解釈したらそういうことだと思う(笑)

あらゆるものを創造する可能性を秘めているらしく、
僕たちの住む三次元だけでなくその上の次元さえ予測するらしい
現在はまだ、研究が進行中のようですけど
最近でもエッシャーの作品で有名なペンローズの構造を実体化した日本人もいたりして、そう遠くない未来に
異次元の創造なんてもが可能になるのかもしれません。

当然、器官の行なう反応についてもなんてへっちゃらなんだろうな、知らないし、知ってもシステムを解明するだけで
人間を解明することとは全く違うだろうし、部分の総和が全体となるような単純なことではけしてあるまいし、
えぇっと構層要素でものを知れると思うのが、まさに近代科学に犯されたものの考え方、とでも言えようか、
ミーハー魂に異次元とやらを体験してみたい気持ちはありますが

当然、このようなトピックスは様々な方面でも取り上げられ、漫画の世界でも業田良家さんの漫画
『ゴーダ哲学堂 悲劇排除システム』も取り上げられていた。
まぁ、哲学的には結局こういう反応をするしかないんだろうなぁっと予想できてしまったから、(自分で今書いたし)
それをどう扱うかで、幾つかの作品は巧い、と感じるのだが漫画として、切り口としては
断然『ゴーダ哲学堂 空気人形』の方が好き。
『デカスロン』の作者
山田芳裕さんの『度胸星』は、宇宙飛行士の漫画で
異次元世界の存在の可能性として”超ひも理論”が使われていたというか紹介されていたんだけど
やはり作中は根性(漫画のタイトルをからすると”度胸”)に終始しているところが
さすが山田芳裕、といった感じです(笑)

そういえば、確か宇多田ヒカルさんのHPで力学的に 1+1=1 は非常にヤバイらしいとあったと思うんだけど
どうヤバイのか知っている人教えてください。

120度開いた場合、力の進捗度がそれぞれ1の場合真上に1の力が発生するのはわかるのですが
(正三角形の一辺の長さはどれも均等なのだから)
中学で勉強を辞めちゃった人間としては、これがどういう数式になるのかとか全然わかんなくて(笑)
これってサインとかコサインとかいうやつ?それだと1+1=1とは異なる数式になるんだろうけど
これがヤバイのだと、鉄棒か何かで支点を作って120度開いて綱引きとかで試してみたいんだけどな
たぶん、これじゃあヤバイと言うより効率が悪いって程度にしかならないはずなんだけど(笑)





先日、寝坊をしたのでのんびりと朝食をとりながらチャンネルを回すと、ぱっと目をひくチャンネルがあり
チャンネルを止める。
あれ?このテンポ、音の入れ方、動き・・・・えっ!?このロゴ、佐藤雅彦さん?
と疑っていた所、次のコーナーではお笑い芸人”いつもここから”がピタゴラ体操を踊り始めた所
でそれは確信となり絶対これ佐藤雅彦さんだよね!!というのは子供向けNHK番組『ピタゴラスイッチ』

佐藤さんって、いつも、あっ、これってこれでいいのかぁ、とか、こういうやり方だと上手く伝わるのか
ってなるので大ファンなのですが、このところ目立った動きがないなぁ(広告批評での大貫さんとの対談
は佐藤さんの一人舞台で、次どのような活躍をしてくださるのか期待せずにはいられない内容でしたが)
っと思っていた矢先、またまた凄い番組作ってました。

見ている最中も、あっ、これでいいんだ、これがあったんだ、の連続でちくしょーっおもしろいじゃねーかっと嬉しくなり
一応エンドロールで佐藤さんの名前を見つけるぞと見ていて驚いたのが、
この番組を作っているのが佐藤雅彦研究室って大学のゼミじゃん!!
すっすげぇ

で、最近高橋源一郎さんが出した『一億三千万人のための小説教室』にしても
NHKの”ようこそ先輩”という番組が元ネタにあるよなぁっと感じるところがあるって
(実際、第1章はその番組の様子を紹介しているし)

この『ピタゴラスイッチ』も佐藤さんが”ようこそ先輩”で小学生達と作ったショートムービーと同じような方法で
番組全体を作られていて、あぁ、ホントに凄い人は違うんだなぁっと
ちょっとなつらじのやり方を変えようと思ったときに
いくつかルールを作って、その中でどれだけ出来るかなぁ、楽しめるかなぁ、
それ以上に楽しんでもらえるかなぁっと、

究極の一般解を示しながらコピーできない。
シンプルというのかラディカルというのか明確に力量が出ますよね
それにしても遥か遠くにいて尊敬する人達に打ちのめされるのって本当に気分がいいです。





セールも終えて気持ちはすっかり秋冬の洋服にシフトしている中、
よく顔を出すお店の主任さんが最新コレクションのヴィデオを貸してくれたので見る。

今回借りたのはDORIES VAN NOTEN の秋冬コレクション。
もう、とにかく僕の好みだったので、今から懐計算が大変です。


もう、来年の春夏コレクションはとうに終えているわけで、秋冬コレクションが行なわれたのは
去年の話になるのですが、去年、なつらじで紹介したストロークスが今回コレクションの音楽で使用されていました。
ホント、カッコいいんだからまだ聴いていない方は是非。


あと、少し店頭で見た感じではCOMME DES GARCONS HOMME PLUS が圧倒的にパワフルでよかった。
春夏は、いつも好きなんだけど秋冬は久しぶり、97年以来個人的に着ることは無いな、というコレクションばかりで
(それでも、街で見かけたりすると、あの服あんなにカッコ良かったのか!!
くそっ、着たい、しかし既に店頭にはないっ!となるのですが、まぁ、高くて買えないってのが一番なんだけど)
今回は直球勝負!(もちろんギャルソンの投げる直球なんあだけど(笑))
みたいな、全面的に黒が前に出ているような印象、最初の入荷では。
そうなるとやっぱりね、すげぇ、すげぇ、って何度ため息を洩らしたことか(笑)
個人的に欲しいなぁっと思っているのは黒とは全く関係のないブルーのストライプのシャツ
リバーシブルで表と裏でストライプが異なっていて、前身ごろはコーデュロイに切り替え。
表は五センチ幅ぐらいの切り替えで裏は前身ごろ全面切り替え。

少し前に今回の春夏をもう一度見てみようと思って
オートクチュールのコレクションで見ていたら全体的に退屈だった。

メンズのコレクション
DORIES VAN NOTENとCOMME DES GARCONS HOMME PLUSとPPCM
ぐらいだったし、面白いのも、実際に買ったのも

そんな中、J・Pゴルチェが面白くて、僕の中で彼は過去の人、マドンナのコンサートツアーの衣装の人
80年代初頭の人だっただけに驚き。あぁ、デカプリオの『ロミオとジュリエット』の衣装も好きだけど

ネクタイをそのまま横に繋ぎ合わせていって作っているドレスがすごくよかった。
確かに、マルタンマルジェラが手袋を繋ぎ合わせて作ったドレスのような前例があるのですが、
で、マルジェラって80年代、ゴルチェの所にいたらしくかなり驚いた

あと、JUNYA WATANABE のメンズも面白かった。
某人気モデルあがりのデザイナーさんがスピリチュアルなメッセージの感じる服に共感を覚えます。
とかいって、チベットとどこかとわすれたけど、まぁ、その辺りの、なんかインドと言えば
すぐにガンジス川→精神世界、みたいな単純な発想で足したというか折衷案程度Tシャツ作っている端で
「curry rice」なとプリントされたテキストスタイルそのものの持っている美しさと無意味さのユーモアの発見。
その真摯な態度の根底にあるものこそがスピリチュアルなんだよ、と
(僕はフォルムと素材が好きじゃなかったから買わなかったけど)
あぁ〜、しまった、なつらじ運営に関して決めたルールの1つ、嫌いなものを嫌いとわざわざ言わない、否定しない。
を早々に破ってしまった…

だってさ、彼、映画『ピンポン』のスマイル役やっているんだけどスマイルのセルフで

「卓球に全てをかけるなんて気味が悪いですよ」というようなセリフがあるのですが
彼は
「卓球に全てをかけるなんて、気味が悪いですよ」

って言うんですよ!!!!!!!!

もう、全然わかってないじゃん。その頃のスマイルは自分の感情を表に出したりはしないの、
「卓球に全てをかけるなんて気味が悪いですよ」
と答えるだけで、ホントウにそうは思っていないの。
そしてスマイルは自分の感情を人に知られるのを一番嫌っていたんだから、だから
わざわざ「卓球に全てをかけるなんて、気味が悪いですよ」なんて
一呼吸置いて感情を吐き出すようなカッコ悪いこと嫌っているんだから、もう、なんか根本から違う。

なつらじ運営に関して決めたルールを破るのこれで最後にします。
でもね、なんか許せないの。自分が好きなものいい加減にやられると、本物をなめんなよっ!って

ファッション繋がりでいうと最近話題のエディ・スリマンのディオール・オムの流通の仕方も似てる。
レディースにディオールはガリアーノを連れてきた一方でメンズにはエディ・スリマンという全然違うデザイナー
を使って、本当に素晴らしい繊細な服を作っている。今、スーツはここが一番美しいと思う。
そのエディ・スリマンの作る服、彼のポートレート写真同様に彼の繊細さがにじみ出てすぎていて
普通、気恥ずかしくて着れないんですよね

だから、この服着ているの圧顔の人気スタイリストか、街じゃあ、ホストみたいな(実際ホストなのかもしれないが)
ナンパ師だけみたいな状態。
しゃーしゃーとよくやるわって感じですね

えぇっと、一番書きたかったことは、以前、僕が好きじゃないと言って紹介して名前間違っているの
ちわわちゃんに指摘された
 VICTOR AND ROLF について
なんだかこの何シーズンか僕の好きじゃないなぁっという感情に反して異常に評判の高い
VICTOR AND ROLF。どうやら川久保さんが新しく作ったセレクトショップに入ったり

安藤忠夫と雑誌の企画ではあるもののコラボレーヨンしたりしていて(どっちにしろ好きではなかったが)
もう一度見なおさないといけないかなぁっと思いコレクションの画像をインターネットで
見ていて気がついたのは、僕にどこか異物感というか異質な印象を与えるそれは
草間弥生さんの作品を見たときのような異質な印象に近いのではないか?という印象。
どこか畸形でいて、強迫観念に盗りつかれているような


しかし、草間さんの作品でここでも紹介した僕がはじめて見た彼女の椅子からは
そのような印象を受けながら、しかし好きという感想を持つのに対し
VICTOR AND ROLFの服から感じるような嫌悪感、とまでいかないまでも、どうしても感じてしまう好きではないな

という印象を受けるのかがまだわからない。

そして、ひとつ訂正を加えながら、1998年に川久保怜さんがコラボレーションをしたのはフランクフルト・バレエ団
と以前紹介をしてしまいましたが、正しくはマース・カニングハムです。
彼女はここでデザインしたコスチュームは身体の凹凸を無視し人間の身体をそのままデザインする
(これは97年の春夏コレクションの時点で先行してなされていたのだけど)
その服は異様に肩が盛り上がっていたりお腹がねじれていたり…やはりそこにあるのはどこか畸形な服。
ウエストはくびれていなくてはならない、胸は尖がっていなくてはならない、脚はカモシカのようでなければならない、
お腹は出ていてはいけない、といった固定観念は軽やかに破られ新しい身体は確かに美しい
僕はそれをとても美しいと思った。
しかしVICTOR AND ROLFのデザインされた服からは、その畸形さのもつ、
いびつな関節があげる叫び、悲鳴のような印象。

それを拭い去ることが出来ず、恐らくそれが彼らの作品を好きとは思わせない理由なのかもしれない。

別に美しくなくたって好きじゃなくたっていいんだけどさ

VICTOR AND ROLFの春夏コレクションは
ここから見ることが出来ます。

97年
 COMME DES GARCONS 春夏コレクションは
ここから見ることが出来ます



つじあやのさんの2ndアルバム「春蜜柑」を聴く。
う〜ん、いいっ
なんか女の子と大人の女の間の一番男性にとってバケモノみたいな存在世代の等身大のアルバム
とでもいうのか(等身大って恥ずかしい表現だな)

つくづく女の子って残酷だなぁっと、なんかね、どんなに女の子に残酷にされても全然恨んでないんだけど、
やっぱ女の子残酷だなぁって、
女の子と大人の女の間の一番男性にとってバケモノみたいな存在と書きながらもう2行下じゃ女の子
になってるじゃん、と突っ込まれそうなんだけど、やっぱり、そういう人って女の子捨てきれない、捨てきれてない(笑)
もちろん僕もそういう人好きだし残酷にされることもあったようなないような(笑)

これが男の残酷になると、洒落にならないんだけど、
いや、もちろん男の子だって残酷にされる都度哀しいんだけど(笑)

まず、彼女、歴史的名盤とか作ってやろうという気負いなんか全くない感じで、ただ、いいもの作ろうって
これが一緒に借りてきたサニーデーサービスになると名盤作ってやろうって野望を感じる。
つじあやのさんの「春蜜柑」とは別に借りたミニアルバムの方はプロデューサーに○○さん(忘れた)を迎えてって
書いてあったんだけど
、名盤つくろうって感じで、そうなると彼女の魅力半減以下になっちゃってた。

それぞれ、いいものはやっぱりいいんだけど、
こう暑くてそれだけでへとへとになっていると余分な熱は感じたくないな
ってのもあって「春蜜柑」が一番オススメ。

それから残酷だなぁって思うのはやっぱり、歌詞。
ぼくって唄いながら、男の子はそうは歌わないよって、
「君にありがとう」って曲があるんだけど、失恋した男の子が好きだった女の子に
君にありがとう、とは言えないんですよね。
男のこは「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」(BYマッキー)になるんですよ、この違い。
あんな、害のなさそうな顔して穏やかな声をして、ホント残酷なんだから参っちゃう。


僕がつじあやのさんを好きっていうのはたぶん恋に似ている。




つじあやのさんを女の友達にいいよって勧めると、聴いたことないのに
なんか苦手そうって返ってくるのが面白くて
やっぱり、どこか同じ臭いのする女の子って女の子苦手だから(笑)
奈良美智さんが女性だったら、こんなに彼の絵が女のこにウケなかったんじゃないかなって
疑りたくなる時あるぐらい


「春蜜柑」聴いていて、一曲目と二曲目はスピッツの何かの曲と全く出だしのコード進行が同じなんだけど、
これ、実はアルバムジャケットもスピッツの「花鳥風月」にそっくりなことに気がつく。

で、棚から「花鳥風月」を取り出して見てみると、写真の色合い、質感もそっくりだし
ジャケットの構成、レイアウトもそっくり。

同じスタッフかなぁっと一番後ろのページにスタッフ乗っているだろうと思って調べてみたら
「花鳥風月」の方にはスタッフが全くクレジットされていなくてわからなかった。

まぁ、というわけで(?)スピッツ好きな人はつじあやのさんも多分好きでしょう。
女の子は知らないけどね(笑)




天保山サントリーミュージアムに「ドラえもん展」を見に行く。

前売り券を買っていたからいいものの入場だけで当日券の人は2時間待ち!
休日と言うこともあって凄い人だった。

30人のクリエイターに、あなたのドラえもんを作ってくださいとの依頼のもと自由に制作してもらう
という企画展。

参加メンバーは、村上隆さん、奈良美智さん、森村泰昌さん、HIROMIXさん、蜷川実花さん、佐内正史さん
小野塚さん(ZUCAAのデザイナー、名前知らない)、日比野克彦さん、groovisionsなど知っている人盛りだくさん
こりゃいくっきゃないだろっと

まず、嫌いだ、と言っていた蜷川実花さんが、あぁ、こりゃウケるのわかるわって、元々ウケる理由は頭でわかって
いたんだけど、それを体で実感したというのか、いいじゃん、蜷川実花って評価が反転(笑)
雑誌で見るよりずっと色彩を今回は限定している感じがそう思わせたのかもしれないけど
行く前からやっぱり期待していたんですよね、蜷川さん。好きだ、と思っている人と嫌いだ、と思っている人(作品)
を前にする時ってやっぱり楽しみですから。
で、好きになれたんだからこれは得したなぁって

被写体に伊藤あゆみちゃんを連れて来たところも正解、あのちょっとフキゲンそうな表情が
蜷川さんの被写体として素晴らしかったし、スタイリストのアンバランスなスタイリングもドラえもんの横にいて
その世界観に一体としてなってた。安易にしずかちゃんのコスプレさせないできちんと成立させていた所に好感。
もっともしずかちゃんにしたいなら、伊藤あゆみちゃんを使わないだろうけど(笑)

佐内さんの写真もよかったし、知らないカメラマンの作品も凄くよかったので(カタログで調べておこう)
HIROMIXも写真で勝負すればよかったのに、彼女Tシャツ制作で、なんかHIROMIXが作りましたって
付加価値以外なんにもないただの工作みたいで残念だった。
HIROMIXって人物を撮るとき被写体とのプライベートな親密感みたいなのがたしかにいいなぁっと思っていたので
ドラえもんをどうやって撮るのか楽しみだったのに

元々好きだった森村さんの作品を前にした時は
おぉ〜っ、やっぱ森村さん、ドラえもんになってるよぉ〜って、友達と森村さんやっぱいいねぇ〜って

groovisionsはさすが、広告で培ってきたものを発揮したなという感じ、友達はポスター買ってた。

あと、面白かったのは、板の上に漫画の枠と背景だけ書いて漫画が自動で書きあがっていく
ページをめくれば次のページがまた始まっていくという電子本があって、
仕掛けはいたって簡単で上から映写しているだけなんだけど、漫画の中、登場人物達が
枠を無視して移動したあたりは、漫画にもアニメーション、映画にもできない
表現でとても面白かった。

ドラえもんと話せる電話コーナーとか、声の状態によってアイテムをドラえもんが選んで出してくれるそう。
一時間半待ちでしたが・・・

他に面白かったのは日比野さんの作品。
ドラえもんがアイテムを出すときの手のレリーフなんだけど、サマーズの三村さんのツッコミみたいだった。
三村さんは手を使って突っ込まないけど


ひとつ、あれかなぁっと思ったのは参加しているのがみんな日本人(まぁ、クリスタルメーカーのバカラも参加してるけど)
というのが、せっかくドラえもん東南アジアなど日本以外でも人気者なんだから
各国のクリエイターが参加して欲しかったなぁっという印象。
まぁ、全体として凄く楽しめたけど

関西地区にお住まいの方は是非。
9月1日は蜷川実花さんの講演会もあるそうです(別途1000円、たぶん要予約)


ドラえもん展のHPはこちら