平成16年3月30日号

日本人は明治初期に西洋音楽を受け入れてから、楽器の中でも特にヴァイオリンが お好みのように思いますが、如何でしょうか。 音楽趣味の知人からヴァイオリニストに関してふと思いついた音楽メールが入りました。
この話題は、前にイギリスのpaperback---book of listで読んだことだが、 歴史上最高のviolinist のlistが語り継がれ、聴き継がれてできているらしい。 #1.Paganini:超絶技巧、神の手、らしいのだが、録音なしが残念。 #2.Vivaldi:昔、彼の演奏を聴いた古い当時のvilolinistが言っていた。 「これで下手な作曲さえしなかったら。さぞやの名手らしい。」 #3.Joachim:有名な名手でviolinistの先生もやった。 #4.Ysaye:同上 #5.Sarasate:ツィゴイネルワイゼンを作曲、演奏。小生は60年ほど昔に 78回転の蓄音機で聴いたが大の名演奏。作曲者本人が弾くこの曲を Sarasateと同等に旨く弾く人は渡辺茂夫だけ。 #6。****:思い出せない。 #7。****:思い出せない。 #8。****:思い出せない。 #9。****:思い出せない。 #10.Haifez:上記のサラサーテの作曲者自身の曲を、Heifezも何とか 聴けるかなという程度、大分落ちるが。 #6以下は忘れたが、小生ならOiastraff, Gil Shaham,渡辺茂夫を入れたい。 貴兄ご存知なきや?

ヴァイオリニストについては、平成14年から一年半掛けて、一回り上の大先輩の 「ヴァイオリンとヴァイオリン音楽」の執筆を手伝いました。 そして、昨年九月、このホームページをかき集めて、一冊の本にして出版しました。 上記の約50本のURLに本の内容が全部見られます。 某音楽大学の知り合いの先生方にも配布しています。筆者の知り合いのお嬢さんが ヴァイオリンを習っているので、参考までに一冊、お贈りしました。 この本に依りますと、イギリスの新聞で挙げられている「往年のヴァイオリンの巨匠10名」 の6名以外の巨匠としては、パガニーニ以降、次の巨匠連が考えられます。 シュポーア ヴィエニアフスキー、アウアー、フバイ クライスラー、フーベルマン、フレッシュ、ティボー、ブッシュ、ジンバリスト これから選ぶとしますと、残る4名とは、シュポーア、アウアー、クライスラーの3名は まづ、当選確実でしょう。残る一名は誰でしょうか。 ハイフェッツまで時代を下げるとしますと、 エルマン、シゲティ、フランチェスカッティ、ミルスタイン、カンポーリ、 オイスタラフ、ゴールドベルグ、メニューイン、リッチ、シェリング、 ヌヴー、スターン、グルミオー、ギトリス、コーガン、ヘンデル、スーク などと、どんどん出てきます。こうなりますと、もう選ぶ人の趣味になりますね。 そこで、筆者の選んだ10名とは次の通りです。 <グループ1>18世紀の別格大本山 ニッコロ・パガニーニ ルイス・シュポーア <グループ2>19世紀前半生まれ大本山 ヨーゼフ・ヨアヒム ヘンリク・ヴィエニアフスキー レオポルド・アウアー パブロ・デ・サラサーテ <グループ3>19世紀後半生れの巨匠 (「ヴァイオリンとヴァイオリン音楽」による10傑) ジェーノ・フバイ ウジェーヌ・イザイ フリッツ・クライスラー ブロニスラフ・フーベルマン カール・フレッシュ ジャック・ティボー アドルフ・ブッシュ エフレム・ジンバリスト ミッシャ・エルマン ヨゼフ・シゲティ

<グループ4>「私の親しんだ巨匠」 (1960年代クラシック・ファンの音楽世界より) ヤッシャ・ハイフェッツ ジーノ・フランチェスカッティ ナタン・ミルスタイン ダヴィッド・オイストラフ ユーディ・メニューイン ヘンリク・シェリング ジネット・ヌヴー アイザック・スターン アルトゥール・グリュミオー レオニード・コーガン

これでもまだ26名にしか絞られていませんので、さらに独断と偏見で選択した結果は 下記の通りです。(選択條件や理由を問わないこと!)
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<<<<<<<<< 「わたくしの名提琴家 10巨匠」 >>>>>>>>>> パガニーニ Niccolo Paganini (1782〜1840) ヨアヒム Josef Joachim (1831〜1907) サラサーテ Pablo de Sarasate (1844〜1908) クライスラー Fritz Kreisler (1875〜1962) エルマン Mischa Elman (1891〜1967) ハイフェッツ Jascha Heifetz (1901〜1987) ミルスタイン Nathan Milstein (1904〜1992) オイストラフ David Oistrakh (1908〜1974) メニューイン Yehudi Menuhin (1916〜1999) スターン Issac Stern (1920〜2001) <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> |
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丁度一週間前に再度、レリースされたCDを紹介します。 [The Great Violinist of the century] EMI Classics 東芝EMI株式会社 TOCE9601〜5 (定価7660円) ここで挙げられているヴァイオリニストは、次の通り。 1.ヨーゼフ・ヨアヒム 2.パブロ・デ・サラサーテ 3.ウジーヌ・イザイ 4.アルノルト・ロゼー 5.ウィリ・ブルメスター 6.カール・フレッシュ 7.アンリ・マルトー 8.フリッツ・クライスラー 9.ジャック・ティボー 10。ヤン・クーベリック 11.ジョルジュ・エネスコ 12.ブロニスラフ・フーベルマン 13.マリー・ホール 14.パウル・コハンスキー 15.ミッシャ・エルマン 16.アドルフ・ブッシュ 17.ヨーゼフ・シゲティ 18.フランツ・フォン・ヴェッチェイ 19.ヤッシャ・ハイフェッツ 20.ジノ・フランチェスカッティ 21.ナタン・ミルシュテイン 22.エリカ・モリーニ 23.マックス・ロスタル 24.アルフレード・カンポーリ 25.ジョコンダ・デ・ヴィート 26.ダビット・オイストラフ 27.ウィリ・ボスコフスキー 28.シモン・ゴールドベルク 29.ヴォルフガンク・シュナイダーハン 30.ユージン・メニューイン 31.ヘンリック・シェリング 32.ルッジェーロ・リッチ 33.ジネット・ヌヴー 34.ローラ・ボベスコ 35.アルチュール・グリュミオー 36.ゲルハルト・タシュナー 37.イヴリー・ギトリス 38.ヨゼフ・ハシッド 39.レオニード・コーガン 40。ミシェル・オークレール 41.ヨハンナ・マルツィ 42.イダ・ヘンデル 43.フランコ・グッリ 44.ドゥヴィ・エルリ 45.ヨーゼフ・スーク 46.クリスチャン・フェラス 47.マイケル・レビン 48.サルヴァトーレ・アッカルド 49.ウルフ・ヘルシャー 50.ウラディミール・スピヴァコフ 51.ウート・ウーギ 52.ギドン・クレーメル 53.ピンカス・ズッカーマン 54.チョン・キョンファ 55.オーギュスタン・デュメイ 56.ドミトリー・シトコヴェツキー 57.ナイジェル・ケネディ 58.ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ 59.アンネ=ゾフィー・ムッター 60.フランク・ペーター・ツィンマーマン 61.クリスティアン・テツラフ 62.サラ・チャン 少々、気になるのは、「アイザック・スターン」が漏れていることです。 以上の62名活動年代での演奏であれば、なんとか演奏手腕を聞き取れるということです。 では、パガニーニの演奏や如何に。ましていわんや、ヴィヴァルディや、如何に。 (想像でなく)想音することにしましょう。 意外と、いまの若手連「樫本大進、庄司沙也香、木嶋真優、山田晃子」などの方が、 演技力ではうまくこなすのでは。ただし、音楽は、演奏者の腕の良し悪しだけでは 「良い音楽」と、即断するのはどうか、いろいろ議論を呼びますが。 うまく弾くという点では、ヨアヒムの演奏でも、いとも簡単に真似ることが可能になったと いう一例を紹介しますと、気になる「ロボットミュージシャン」ニュースです。

参考として、今からほぼ半世紀前の1960年前後に当時活躍していた音楽評論家の
下記三名が選んだ「ヴァイオリン」の「名演奏家」としては、次の36名です。
野村光一・堀内敬三・村田武雄「レコード音楽講座・名演奏家アルバム」
(昭和34年4月発行)(音楽之友社)
ティボール・ヴァルガ ジョコンダ・デ・ヴィート ジョルジュ・エネスコ
ミッシャ・エルマン ドヴィ・エルリー ダヴィッド・オイストラフ
イーゴル・オイストラフ ジュリアン・オレフスキー アルフレッド・カンポーり
イヴリー・ギトリス ブロニスラフ・ギンベル フリッツ・クライスラー
アルトゥール・グリュミオー レオニード・コーガン シモン・ゴールドベルク
ヘンリック・シェリング ヨーゼフ・シゲティ アレクサンダー・シュナイダー
アイザック・スターン ジャック・ティボー ジネット・ヌヴー
ヤッシャ・ハイフェッツ ワルター・バリリ ラインホルト・バルヒェット
クリスチャン・フェラ アドルフ・ブッシュ ジノ・フランチェスカッティ
ジャン・フルニエ イダ・ヘンデル ヨハンナ・マルツィ
ナタン・ミルシュタイン ユーディ・メニューイン エリカ・モリーニ
マイケル・ラビン ルジェッロ・リッチ
10大巨匠の参考メモ情報をリンクしておきます。
ヴィヴァルディ、パガニーニ
ヨアヒム、イザイ、サラサーテ
ハイフェッツ
ヴァイオリン世界は、歴史的にも長く、広くまた深い音の花園です。楽器の門外漢には
ピアノとひと味違った何となく、身近に親しみの持てる楽器です。
(以 上)