錦生如雪創楽会寄書き欄



8.チェロによる白鳥の歌
信天翁倶楽部・音楽談義(その2)


<通智喜人の音楽鑑賞歴の思い出>

 先日、話ました音楽兄弟は徳永兄弟で、お兄さんについて、あるホームページから下記の様な
文章をみつけました。 

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  音楽と申しますと、NHK交響楽団のチェロ奏者であった徳永健一郎さんが亡くなる 
  直前にホスピスでの最後の演奏会。
  そこで演奏されたカザルスの「鳥の歌」。そして彼の「もっとチェロが上手になりたい」と
  いう言葉を忘れることが出来ません。あの言葉と演奏は徳永さんが、「もっと生きたい」と
  いうメッセージを込めて仰られたのではと、そしてその時の神々しいばかりの顔を今でも
  心に強く残っております。
  あの放送を思い出す度に今自分が生かされている幸せを感じます。

  皆様もそんな1曲を見つけてください。そして、私の葬送の時にと思う1曲を
  どうぞお手紙かメールでお寄せ下さい。 
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 この人の弟さんが徳永二男氏で、よくご承知と思います。お父さんも音楽家だったのです。 

<徳永兼一郎氏の略歴>

 本名健一郎 チェロ奏者 昭和16年4月26日生〜平成8年5月17日
 東京都出身 父徳永茂(ヴァイオリニスト)妻徳永扶美子(ピアニスト)
       弟徳永二男(ヴァイオリニスト)(下記参照)

  6歳 小野アンナにヴァイオリンを学ぶ。
 10歳 チェロに転向し、斉藤秀雄に師事。
 
 昭和31年 第25回音楽コンクールチェロ部門 第1位特賞  
 昭和39年 桐朋学園大学中退、NHK交響楽団に入団。後首席奏者となる。
 昭和42年 独奏者として、リサイタル開催。
       京都市交響楽団、読売日響、札幌交響楽団など。
 昭和48年 ミュンヘンでワルター・ノータスに師事。
 昭和58年 第3回有馬賞受賞。

 東京八重奏団の一員として室内楽にも活躍した。
 東京音大、桐朋学園大で指導。

<徳永二男氏の略歴>

 1946年、横須賀生まれ。 
 ヴァイオリニストの父茂および鷲見三郎氏に師事。
 桐朋学園音楽科入学、斎藤秀雄氏に師事。

 1966年、当時日本楽団史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。
 1968年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンヘ留学、ミシェル・シュヴァルベ 
     氏に師事。
 1976年 NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。その後首席第一コンサートマスターを
     経て、ソロ・コンサートマスターの重責を担い、長年NHK交響楽団の“顔”として
     抜群の知名度と人気を誇る。
 1994年、NHK交響楽団を退団し、ソロ、室内楽に専念している。 
     NHK交響楽団在籍時代よりヨーロッパ、アメリカ各地から招かれ、リサイタル
     および協奏曲のソリストとして活躍が目立った。
     とりわけ、ケルンでの現代音楽祭参加、ベルリンの日独センター柿落とし公演での
         W.サヴァリッシュ氏との室内楽コンサート、ニューヨークのカーネギーホールでの
     室内楽コンサートは、それぞれ絶賛を博した。
 1992年 早稲田大学交響楽団のヨーロッパ・ツアーのソリストとして同行した。 
     また、サイトウ・キネン・オーケストラのヨーロッパ、アメリカ・ツアーにも
     コンサートマスターとして同行、サイトウ・キネン・フェスティバルにも
     たびたび参加している。
 
 1995年 NHK交響楽団退団後は、東京のJTアートホールの音楽監督を務め、
 1996年  宮崎国際室内楽音楽祭の総合プロデューサーを務めるなど日本の室内楽の分野に 
     おける中心的立場を確固たるものとしている。
     一方ソリストとしても数多くのリサイタルのほか、国際的人気オーケストラ、
     モントリオール交響楽団(指揮:シャルル・デュトワ氏)の日本ツアー(1996年)の
     ソリストに抜擢され、その実力に裏打ちされたダイナミックな演奏が、あらためて
     各方面から好評を博した。 

 CDは、1997年4月に発売されたピアニスト伊藤恵と共演したブラームスのヴァイオリン・
ソナタ全3曲が各方面で絶賛されている(フォンテック)。
 ほかにサイトウ・キネン・フェスティバルでの室内楽がポリグラムより発売され、
ヴィヴァルディ「四季」、名曲を集めた2枚「徳永二男ゴールド・コンサート・・」が
アポロンから発売されている。 
 現在、人気、実力ともに日本を代表するヴァイオリニストである。 

(参考メモ)<藤原真理の略歴>

 参考として、通智喜人氏の印象に残る実力派女流チェリストとして、藤原真理さんの情報を
添付しておきます。
 堤剛さんや徳永健一郎さんに継ぐチェリストと言うことになるのでしょう。

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 1959年桐朋学園「子供のための音楽教室」入学以来15年間、斉藤秀雄に師事。 
 第40回音楽コンクール大賞、第6回チャイコフスキー・コンクール第2位(1978)受賞。 

 バッハ「チェロ組曲」で世界的な評価を得る。
 ソリストとしての活動のほかに、フルーテスト、オーレル・ニコレとの共演や、
 ジャン=ジャック・カントロフ、ウラジミール・メンデルスゾーンとモーツァルト・トリオを
結成するなど室内楽の活動も多い。 

 現在、世界に誇るわが国第一線のチェリストとして、日本ではもちろん、ヨーロッパでも
パリを拠点にリサイタルをもち、主要なオーケストラとの協演を始め、テレビ、ラジオ出演、
レコーディングに活躍中。 


    *********  Mari Fujiwara Collection  **********
 
    DENON COCO-7872   夢のあとに−白鳥 
               サン・サーンス:白鳥 
               フォーレ:夢のあとに 他 

    DENON 33CO-1005   ラベル:バイオリンとチェロのためのソナタ 
               コダーイ:デュオ Op7 
               (Vn)J=J・カントロフ 

    DENON 38C37-7044   愛のことば−トロイメライ 

    DENON 33CO-2302   風−Winds 
               ナウシカの思い出に捧げる 
               (pf)秦はるひ 
               (Synthesizer)久石 譲 

    DENON COCO-7868   ハイドン:協奏曲二長調 
               ボッケリーニ:協奏曲 
               井上道義 指揮 オランダ室内管弦楽団 

    DENON COCO-6427   風のメッセージ 
               (pf)山洞 智 
               (pf)羽田健太郎 

    DENON 33C37-7953   バッハ:トリオBWV1037 他 
               (Fl)オーレル・ニコレ 
               (Vn)コリア・ブラッハー 
               (Hp)小林道夫 

    DENON COCO-75371   風のかたみ−宮沢賢治へのオマージュ 
               (Synthesizer)三宅一徳 
               (Pf)秦はるひ 
               (pf)住江一郎 
               (Fl)三上明子 他 

    DENON 90C37-7373-75 バッハ:無伴奏チェロ組曲全集 

    DENON COCO-800005  ドボルザーク:チェロ協奏曲 
               ブロッホ:シュロモ 
               広上淳一 指揮 ノールショピング交響楽団 

    DENON 33C37-7867   ハイドン:協奏曲ハ長調 
               JCバッハ:協奏交響曲 
               モーツァルト:ソナタk46d,e 
               J=J・カントロフ 指揮 
               オランダ室内管弦楽団 
               その他 
    DENON COCO-80180  セロ弾きゴーシュ 

    DENON COCO-80387   風の想い出 

    **********************************

                        (以      上)

平成14年8月30日 *** 錦生如雪 ***


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