倉敷レポートその2
by 独歩さん

独歩さんから、守る会当てにメールをいただきました。
だいぶ前にメールをいただいていたのですが
オブライエンのパソコンの不調により掲載させていただくのが大変遅くなりましたことを
お詫び申し上げます。

 
 とあるサイトからリンクをたどって守る会のページを知りました。キャンディは大好 きなマンガのひとつです。
守る会のみなさんがファンを代表して、キャンディの著作権問題に関していろいろな活動をされているのを知って、
いつもかげながら応援していました。
…それと同じに、あの『かわいい絵』を描いてた・・・いがらしゆみこさんが行っている
『醜い行動』のギャップに深い悲しみを覚えました。

 先日ちょっとした機会があって、いろいろと取り沙汰されている倉敷のいがらしゆみこ美術館へ行ったので、
その時のことをご報告したいと思います。またパソコンの調子が直りましたら、HPでもUPしてください。

 11月のお天気の良いとある日、問題のいがらしゆみこ美術館へ行ってきました。
倉敷の白壁のエリアは秋の行楽シーズン真っ只中、大原美術館開館70年だか80年の記念も重なって、
大変な賑わいでした。…それとは裏腹に、ちょっと奥まった裏通りに位置する
 I LOVE CANDY MUSEUM (いがらし美術館の別名ですが)は少し閑散とした感じで、
メイン通りまでスタッフが出てきて、<優待券>と称した割引券(100円引きになる)を配っていました。
「キャンディ・ミュージアムはこちらですぅ!」と声をかけながら…裏通りにある不正美術館を宣伝してました。


 美術館の中へ入るとすぐ、おみやげ物コーナーがあり、なんと『世界名作劇場』の
キャラクターグッズが多数販売されていました!
ハイジのノート、メモパッド、ラスカルのぬいぐるみ、マルコのステーショナリーなどなど!!
売り場の1/3はそう いったものでうめつくされていて、某告発サイトで見た、
日本アニメ―ションといがらしゆみこの親密な関係は本当だったのだ…と実感しました。
先日のいがらしさんの表明文にも『キャンディのリメイクを日本アニメーションから出そう』とあったの
には、びっくりしました。

 それから、ファンクラブ解散してしまったため在庫がはけなかったのか…『るりたては』が2種類、
キャンディにそっくりな女の子が表紙の『ゆみこストーリー』販売されてました。
それらは1冊950円と1000円。
はちまんちゃんの絵柄の厚紙(色紙というような上等なものではなかった。15cm四方くらいの小さなもの)
に直筆サインをして、「今だけ限定」とかかれ、販売されてましたが、
値札がついてなかったので、いくらだったかは不明です。はちまんちゃんの葉書も売られてました。

 また北海道の有珠山噴火の義援金をうたった切手シート10枚綴り(80円切手にすでに30円づつ寄付金が付いている…あれ。)
1シートが専用台紙(郵便局製のもの)に入ってて、その台紙に直筆サインをいれて…お値段そのまま定価の1100 円。
さすがに上乗せはできなかったようです・・・。いがらしゆみこさんのチャリティー好きはここでも健在でした。

気になってた『朝日新聞広告』は、はがされてました。けど相変わらず、
『マスコミのみなさま、取り上げてくれて、いつもありがとうございます』(…のような意味だったと思う)と書かれた、
新聞記事スクラップ専用の掲示コーナーがあって、小さなのがたくさん貼ってありました。

 はちまんちゃんのオリジナルお菓子などもありました。『恋が実るきびだんご』、
『くらしき浪漫ゼリー』・・・。誰も買っていませんでしたね。
なぜか壁に阪神の新庄のポスターがはってあり、これまた美術館の雰囲気と反する…???といった感じの空気が漂ってました。
ここって、いがらしさんの美術館なんですよね…って。

館内には絶え間なくキャンディ・キャンディのアニメの主題歌が流れていて、時折
オルゴールのキャンディの主題歌のインストロメンタルもかかってました。
以前にレポートで読んだとおり、王子様と幼いキャンディとの出会いのシーンのパネルやパロスの剣のパネルもそのままあり、
まだ記念写真のスポットになってました。


 有名漫画家のサイン色紙が1階に展示されていて、
今話題の漫画家協会会長・アンパンマンの『やなせたかし氏』、『一条ゆかり氏』、『岡林信康氏』
(岡林氏は今年の夏、倉敷のこの美術館に訪問したようだ)など、…その他の漫画家の色紙も含めて
6〜9点壁にかけられていた。(全部覚えてません。すみません。)


 原画の展示は2階にあり、階段を上がったすぐ目の前にいがらしゆみこさんの新作といわれている
『はちまんちゃんとあーちゃん@倉敷チボリ公園チボリタワー』のラブラブの絵と、
『幼いはちまんちゃんとあーちゃん@倉敷チボリ公園アンデルセン銅像前』で遊んでいる絵が飾られていました。
・・・が、ところで、今だ未発表の『くらしき物語』は大正時代を背景にした…倉敷を舞台にした物語だと聞いてましたが、
大正時代にチボリ公園って…あるわけないですよね。

 展示されている原画は、はちまんちゃんのもの、中央公論社から出ている世界名作童話の挿絵のもの、
そしてキャンディの当時の原画でした。キャンディの中に一枚だけ『へたれ絵』と呼ばれている絵柄があり、
これまたなぜか『幼いキャンディとアニ―、そしてアンソニーがお絵描きをしている絵』(!!??)がありました。
もう、何でもありなんですね…。

  6月にこの美術館で行われたという、人前結婚式のスナップ写真やお祝いの寄せ書き色紙が、
11月の今も、結婚式をあげられたご本人へ贈られることなく、美術館の壁に宣伝のように飾られていて、
私の目にはとてもこっけいに写りました。

 今回いがらしゆみこ美術館に行って、とても悲しい現状を見てしまいました…。
普通、美術品…特に絵画など、美術館では細心の注意を払って展示してあるじゃないですか!
保存状態ってとっても大切ですし…、照明や湿度なども、絵を痛めないように…って。
ところが!驚いたことにキャンディのしかも連載当時の本物の絵が、直射日光の当たるところに展示してあるではないですか!
きっと真夏の厳しい日差しにさらしつづけられていたのでしょう…。
無残にもキャンディの黄色いウェーブヘアーは…レモン・イエロ―のような淡い色に…色が褪せてしまっているではないですか。
他の絵もおなじく直射日光が当たらない場所の物も、ピンスポットに容赦なく照らされていて、
特に、ピンクや水色…と淡い色の作品はどれもかわいそうなくらい「くたびれて」しまっていました。

あぁ〜〜〜、本当に、この漫画家!自分の絵なんて、キャンディの絵なんてこれっぽっちも大切に思ってないんだ…って。
かわいそうな…キャンディ…。美術館とは名ばかりの…あれじゃ、みせもの小屋ですよ…。

一体いつになったら、いがらしゆみこさんはこんなことを止めてくれるのでしょうか?!

とても悲しく虚しい気持ちでI LOVE CANDY MUSEUMを後にしました。