Bruce Lee in G.O.D
死亡的遊戯

主演/ ブルース・リー
デビッド・リー
監督/ 大串利一
(2000年 日本・香港映画)

27年間、待ちつづけていました。買いました、観ました、泣きました。
前半のドキュメントドラマの部分は、一生懸命作ってあってよいですが、この際申し訳ありませんがもう、どうでもいい事にします。予算的にもせいぜいVシネマ程度のものですし。

ラスト40分。
おそらく、ほぼノーカットなんでしょう。ロバート・クローズ版の「死亡遊戯」が、いかにブルース・リー師父のアクションをカットしてしまっていたか、逆にいうと、いかに「死亡遊戯」のストーリーに合わせるのに苦労したかがよくわかります。でも、申し訳ないですが、これもこの際どうでもいい事にします。
ブルース・リー完全復活!
そのコピーに偽りはありませんでした。
とにかく、凄い。ブルース・リーは、この映画を完成できなかったことがどれほど心残りだったことでしょう。それを思うと、また泣けてきます。
アクションの凄さ。やはりリー師父は本物です。だから死後27年も経っても何度目かのブームがやってくるのでしょう。
これ以上はコメントできません。この映画を作ってくれたすべてのスタッフの情熱と行動力に感謝します。そして、リーとジャバールの格闘場面に「死亡遊戯」の音楽を使ってくれたことにも感謝します。この映画のスタッフが、けしてロバート・クローズ版の「死亡遊戯」を否定するためにこの映画を作ったのではないことが伝わってきました。私は、このテーマ曲を聞いたとき、鳥肌が立ちました。うれしかったです。

最後に苦言をひとつ。
できるだけブルース・リーのアクションをカットしたくなかったとはいえ、編集が粗すぎます。「アクション!」の声を待つコンマ何秒か、あるいは演技を終了して「カット!」の声を待つコンマ何秒か。これは、本来切るべきものです。それでアクションシーンが40分から30分になっても。
それにつけてもアメリカ版の「G.O.D」ともいえる「The Warrior’s Journey」を、なんとか日本で発売できないものでしょうか。

フライデー