ユー・ガット・メール(5)
コスモクルーズ経由の皆さん、こんにちは。高橋幸宏と小原礼のファンページ(をやろうと思ったけどあまりにも渋すぎるのでやめた)airiへようこそ。ここは最近まるっきり感想のメールが来ないために管理者が泣きそうになっているヘタレサイトですが、もし良ければBBSに感想とかを書き込んでください。さらに気が向いたら俺宛てにメールを送ってください。
(ここから先は女子中学生限定)
で、俺からのレスを受け取った中学生のお嬢ちゃん(仮に美穂ちゃん)は、俺のメールを読んでいくうちに「マイズミさんって普段はこんな馬鹿なことばっかり書いてるけど本当はとっても繊細で、休みの日には高野悦子の『二十歳の原点』を読みながらバンプ・オブ・チキンを聴いているような人なんじゃないかしら」と思うようになってください。そして美穂ちゃんはそれがまるで前世からの決まりごとであったかのように、俺と定期的にメールを交換するようになってください。やがて美穂ちゃんは日々の生活の中でも俺のことを考えることがだんだんと多くなり、食事の時間も寝る前も夏休み期間のプールの授業中も、俺のことをぼんやりと考えながら「マイズミさんって、きっと素敵な人なんだろうなあ……」とため息をつくようになってください。
そんな感じで俺に対するほのかな想いを抱きつつ毎日を過ごしていた美穂ちゃんは、ある日の夕食の時間に、8月6日に家族旅行で仙台七夕を見に行くので準備をしておくように、といった話をお母さんから聞かされてください。「え……仙台?じゃあ、じゃあもしかしたら美穂……マイズミさんに……」と思った美穂ちゃんは、喜びながら俺宛てのメールにその旨を伝え、それから持てるだけの勇気を振りしぼって「マイズミさん……美穂、マイズミさんに会いたいです。会って……くれますか?」と書くのですが、残念なことに俺はその日ちょうど仕事が入っていたために会うことができない、といった内容のレスを返すので、美穂ちゃんはそのメールに目を通した瞬間、心の底からがっかりしてしまってください。
そして8月6日、美穂ちゃんは家族と一緒に七夕を見に仙台までやって来るのですが、美穂ちゃんは俺と会うことができなかったショックから、ずっと悲しい気持ちで過ごしてください。そして「隣に……マイズミさんがいてくれたら……嬉しかったのにな……。美穂、マイズミさんに……嫌われちゃったのかな……」と思いながらとぼとぼと歩いていた美穂ちゃんは、心ここにあらずといった感じで移動していたために、気がついたときにはいつのまにか家族とはぐれてしまってください。見知らぬ土地で、周りに知っている人が誰もいない場所で突然ひとりぼっちになってしまった美穂ちゃんは、慌ててPHSをカバンから取り出してお父さんの携帯に電話をかけようとするのですが、運悪く美穂ちゃんのPHSはバッテリーが切れていたため、家族と連絡を取ることが不可能な状態になってください。そして嫌なことが続いた美穂ちゃんは、悲しさのあまり思わず泣き出しそうになってしまうのですが、そこで突然、後ろから見知らぬ社会人に「……どうしたの?」と声をかけられてください。それはあまりに突然のことだったため、美穂ちゃんはびく
っとしながらその社会人のことを見るのですが、社会人が本当に心配そうな表情で自分に声をかけているということを感じ取った美穂ちゃんは、べそをかきながら自分の窮状をその社会人に話してください。するとその社会人は「じゃあ、俺がお父さんと連絡を取ってあげる」と言いながら自分の携帯を取りだし、美穂ちゃんのお父さんに電話をかけて、「ええ……そうです。娘さん……ええ、迷子になっちゃったみたいで……今ですか?ええと、フォーラスの前です。ええと、昔ジャスコがあったところ……解ります?今そちらは……名掛丁……あ、こっちに来てくれます?それだと助かります……」といった感じの会話をするので、美穂ちゃんはそれを見ながら、「優しいひとだな……マイズミさんも……こんな感じのひとなのかな……」と思ってください。やがてお父さんとの電話を終えた社会人は美穂ちゃんに向かって「今からこっちに向かうって。美穂ちゃんのこと、ずいぶん探してたみたいだよ」と言い、「お祭りのときはただでさえ混むんだから。今度は、はぐれないようにね」と注意するので、美穂ちゃんは顔を赤くしながら「うん……ごめんなさい」と謝ってください。すると社
会人は美穂ちゃんの頭を優しく撫でて「うん、いい子だね」とにっこり笑い、「名掛丁からここまでだと、この人込みだから20分くらいかな。……お父さんが来るまで俺もいるよ。ひとりだと不安だろ?」と言うので、美穂ちゃんは悪いと思いつつもその社会人の好意に甘えてください。そしてお父さんが来るまでの間、美穂ちゃんは社会人と他愛のない話をするのですが、美穂ちゃんは自分が困っているときに助けてくれた彼に対し、明らかに好意以上の感情が自分の中に芽生えてきたのを感じてください。やがて美穂ちゃんの家族がやって来て、家族は社会人に美穂ちゃんを保護してくれたことへのお礼を言った後で彼と別れるのですが、そこで美穂ちゃんは肝心の自分が彼にお礼も言わずに別れてしまったことを思い出してください。そのため美穂ちゃんは慌ててその社会人の後を追ったのですが、既に社会人はどこかに行ってしまったらしく、また美穂ちゃんもそれ以上彼のことを探してまた迷子になることも怖かったので、激しい後悔の気持ちを残しながらそれからの時間を家族と過ごしてください。
で、美穂ちゃんはチェックインしていたホテルのシングルルームに戻ってきてからも、あのとき優しくしてくれた社会人のことで頭がいっぱいになってしまってください。そして「もういちど……あのひとに会いたいなあ……」と胸が締め付けられるような気持ちになっていた美穂ちゃんはふと「あ、そういえば……あのひと、お父さんの携帯に電話してた……」ということを思い出してください。で、お父さんの部屋に忍び込み、携帯をこっそり借りた美穂ちゃんは、その着信履歴を辿って社会人の番号を探し当ててください。そしてあのときのお礼を言おうとしながら電話をかけた美穂ちゃんが「ええと、でも、どんなことを言えばいいんだろ。『さっきは、ありがとうございました』って言って、それから……」などと思いながら呼出音を聞いていると、しばらくしてからその社会人が電話に出るので、美穂ちゃんは彼の最初の台詞を聞いてください。もっと詳しく言うと、その社会人が「もしもし、マイズミです」と言うのを聞いてください。つうかここまで書いても解らない人のために説明すると、その社会人というのは俺であってください。
そして「……もしもし、どちら様ですか?」と何度聞いても答えない電話に対し、俺は「電波の調子がおかしいのかな」と不信感を抱くのですが、そこで美穂ちゃんは「マイズミ……さん?マイズミさん……なんですか?」と、泣きそうな声で答えてください。すると俺は「あ……もしかして、さっきの……」と言うので、美穂ちゃんは「うん……美穂です……マイズミさんの……サイトを……ずっと見てた……美穂です……」と言った後で、「美穂……マイズミさんと、会えたんですね……あのとき、優しくしてくれたの……マイズミさんだったんですね……」と、涙混じりで喋ってください。それから美穂ちゃんはべそをかきながら俺にお礼を言った後で、「これから……会えますか?美穂、マイズミさんと……一緒に……いたいです……」と言ってください。そして美穂ちゃんは自分が入っている部屋の番号を俺に教えた上で、俺を美穂ちゃんの部屋まで呼んでください。そして美穂ちゃんは俺に全てを預けてください。で、そこでは美穂ちゃんは俺のことを「お兄ちゃん」と呼んでください。「お兄ちゃん……美穂……こんなの……こんなの、はじめて……んふうっ!」ってな感じで。やがて美穂ちゃんの身体からだんだんと力が抜けていくのを感じた俺は、彼女のぷっくりとしたピンク色の突起から唇を離し、代わりにぬらぬらといやらしく光る彼女の割れ目に自分のってマジで誰か俺のことを止めてください。