WHY6! (脳脊髄液減少症)S医師は血液製剤は反対ではなかったのでしょうか? 血液凝固に問題がある人に対する新しい療法 13因子について。
1,(2004.1.11)
S医師:
最近どうしてもよくならない患者の方を分析しているのですが、血液中の13因子という血液の凝固に関係する物質を調べていました。
大雑把な4段階の検査でどのような状態が正常かどうかを見るのかは難しいのですが、それが明らかに落ちている場合は13因子を入れることにより血液の凝固を助け、EBPを効かせることを始めました。
私:
13因子というのはどのようなものでしょうか?
S医師:
加熱性血液製剤から作られる物です。
私:
血液製剤に関しては、先生は以前より、感染の問題があり反対ではなかったのでしょうか? そのため、フィブリン糊もお使いにならなかったのですよね。
S医師:
フィブリンを血液代わりに使うのは安全性は100%あるとは言うことはできません。
しかし、13因子はかなり前から製品化されていて感染に関して一例もなく、加熱してあるため安全性は高いと思われます。
私:
どのように使用するのでしょうか?
S医師:
3日ほど静脈注射します。
S医師:
H病院では13因子を計るのは3段階にしかなっていません。
40以下
40〜70
70以上
です。
実際にはもっと詳しい検査は可能です。しかし、H病院では詳しい検査をするSRIという検査会社と契約をしていないために、この3段階となります。
私:この前、○○さんという方が13因子を入れましたが、どれくらいだったのでしょうか?
S医師:40〜70でした。
それで使ってみました。今まで13因子を入れた方は40〜70の数値の方が多いです。
私:実は私のHPで下記のような書き込みがありましたので、読んでいただけますでしょうか?
以下のHPへの投稿に関してどのようにお考えでしょうか?
(先生にお見せしたもの)
血液凝固因子の一つである、第13因子は出血をした場合に、その傷口を修復する最終段階に機能する因子と認識しています。
標準値は70〜140パーセントです。私の主治医も、この第13因子の値に着目し、昨年の春頃より、この値の血液検査をされています。値が低い場合、患者本人の承諾を得たうえで、乾燥濃縮人血液凝固 第]V因子製剤を静脈注射をおこなっています。
この注射により(3〜4日連続投与)、50パーセント程度の値の患者さんが、100パーセント以上になっています。
だだし、3週間程度で元の低い値に戻ってしまいます(人により、期間の差があるようです)。
この治療をされた患者の予後は、値が高い期間は調子が良いという方、値が高い期間でも症状の変化がないという方がいて、この効果は今のところ、はっきりしていないと認識しています。
(この治療をされた患者さんが、半年以上たった現在も、症状が改善せず通院されている方もいます。
自分は、血液製剤の静脈への注射であることから、感染リスクを考慮し、行っていません。)
また、この治療の方法として先に血液製剤を静脈注射し、第13因子の値を高い状態にしておいて、BPをする方法。
BPをした直後に静脈注射をする方法も、主治医は試されていました。
第13因子に関して、自分が知っている概略の情報を、投稿させて頂きました。
血液製剤の製造メーカーが、血液製剤に添付している用紙の記述の内、注意として 感染症伝染のリスクを完全に排除することは出来ない と明記してあります。 よって、今回の血液製剤に関するS先生の回答に、疑問は残ります。
血液製剤に頼らず、食物により第13因子の値を高くする事も、自分の主治医は考えておられ、自分はウコンと赤ちゃんの粉ミルクで60パーセント程度から80パーセント程度になった時がありました。両方とも継続していますが、今は60台パーセントで推移しています。
S医師:
食べ物との関連はわかりません。
実は北海道のある医師がかなりの人に13因子をしたが、あまり効果がありませんでした。
それでも何故、13因子に私が注目したかというと、ある学会で低髄は13因子を静脈注射することだけにより治ったという発表があり、EBPをする必要がないのではないかという報告がありました。
私はEBPの必要は漏れのある人には必要と思いますが、明らかに13因子が低すぎる人に限って使うことも最近、始めてみました。
私:13因子が70以上でも、今まで何度もEBPをして治らなかった場合も使ったほうがよいのでしょうか?
S医師:そうではなくて、3〜4回のEBPをやってみて、どうしてもEBPの効果が十分でない人で13因子が特に低い人に限って使ってみようと思っています。
私:あれだけ感染リスクを恐れていらっしゃった先生が13因子を採用されたというのはどうにも納得できないのですが。
S医師:13因子の感染リスクはあります。
それはおっしゃるように否定はできません。