| どんなに文明が進化しようと、科学技術が進歩しようと、変わらないものがあります。それは、普段は目立たないものなのです。 | |
| 一方、情報過多ともいえる現代社会においては、何が普遍的で本質を語っている存在なのか、時として見失いやすい状況にあります。 | |
| 古今東西、庶民は権力者の顔色を伺い、その迫害や非難から逃れ身を守りつつも時として、ユーモアあるいは巧みな比喩により、その知恵なりその時代の真実を後世に伝えようとしました。 | |
| それらの多くは口伝えであり、このインターネット時代においても遠く未来に語り伝えられようとしていると言えなくもありません。そして、どれが正当な昔話なのかを主張する必要もないことが、21世紀のスタンダードバージョンとしての新世紀の昔話を育む要因として受け止めることにもつながります。 | |
| 堅い話はそのくらいにして、このコーナーでは日本の昔話を題材として取扱うほか、昔話の新説、奇説、珍説を心地よく乱発するつもりですのでご期待下さい。 | |