連続hp小説「それ行け!ひよまさ」

トップページに戻る *****今までのストーリー***** ♪ある晴れた昼下がり〜 隣が晩御飯を食べようとしていた 臭いににつられた「ひよまさ君」がとなりのお宅に トコトコトコ 行ったっきり帰ってこなくなってしまった もうかれこれ1時間になる 「ん、ん、んまい!」 ひよまさ君は本能のまま叫んだ 若奥さん(28歳)は気を良くして 「ひよまさ君、どんどん食べてね」と言った その発言が若奥さんの運命を大きく変えてしまうことになるとは その時には夢にも思わなかったのである 若奥さんに勧められるままどんどん食べ続ける、ひよまさ君。 その食欲は、、誰にも止められるものではなかった、、、。 しかし、この食べっプリに気をよくした若奥さん(28歳)、、、 彼女の身に、いったいなにが、、、 ♪あーる晴れたヒール下がり♪ ひよまさ君は真っ昼間とゆうことも忘れて 隣の若奥さん(28才)のお宅で晩御飯をいただいておりました なぜか若奥さん(28才)の前ではどんどこどんどこ 食べてしまう なぜなんだろう? 食が進んでいく この食べっぷりに気をよくした若奥さんは 冷蔵庫からなななーーんと 恐怖のあれを出してきたのだった 『さぁ、さぁ、これも召し上がって、、、』 若奥さん(28歳)に勧められるまま、、どんどん、食を進めるひよまさ君で あったが、、、ついに、、冷蔵庫から、、あれが出てきたのだった、、、 さすがのひよまさ君も、、一瞬言葉を失ってしまった、、、。なぜなら、、 あれが出てきたのだから、、あれをみて、絶句しない人間なんているのだろう か、、、?しかし、、若奥さん(28歳)の手前、食べないわけにはいかない、、 そこで、ひよまさ君は、意を決して、あれに箸をのばした、、そのときっ!!! 隣の若奥さん(28才)に勧められてどんどこどんどこ 食を進めるひよまさ君の目の前には とうとう「あれ」が出てきてしまったのだ 若奥さん(28才)のかわいい笑顔と 冷蔵庫から出てきた「あれ」がひよまさ君の目の前に 今か今かとその時を待っている とうとうその時がやってきてしまったのだ。 ひよまさ君は、意を決して「あれ」に箸をのばした その時!! 「ベリッ!!」 天を突き刺すような大音響が鳴り響いたのであった 心地よい暗闇に包まれ、夜空には無数の星がきらめいている 遠くから犬の遠吠えが聞こえてくる ワオーン・・・ すべてが終わった。 ひよまさ君はいつにない充実感に浸りながら若奥さん(28歳)と肩を並べ、誰もいない河原を歩いていた。 「すべてが終わったわね」 若奥さん(28歳)は一言一言慎重に言葉を選びながら言った。 「ああ、すべてが終わった」 ひよまさ君は名探偵フィリップ・マーロウのようにダンディに応えた。 「あ、流れ星だわ」 「流れ星か。まるで今のオレのようだ」 「今のあなたって?」 「自由ってことさ」 「あなたは自由なの?」 「ああ、自由さ。あれがオレの事を自由にしてくれたのさ」 「ひよまさ君、すてき!」 「ふ、よせよ。その言葉は他の男に言うんだな」 「冷たいのね」 「そう見えるか」 「ええ、見えるわ。まるで氷のよう」 「氷か、そうかもしれないな」 「これからどうするの」 「そうだな、はてしない旅にでも出るかな」 「そう、残念ね。知り合ったばかりなのにね」 「ダンナのこと大事にしろよ」 「わかったわ」 「じゃあな」 「さようなら」 そして、隣の若奥さん(28歳)と別れたひよまさ君は闇の中に消えていった。 「あれ」を胃袋の中に温めながら・・・ 目が醒めると、そこに見知らぬ天井が見えた。 暗い、じめじめとした換気の悪い部屋だ。 あたりを見渡すが、窓が見当たらない。 暗いのは、そのせいのようだ。 壁が少しくずれている、そこから、ほんの少しだけ光が入り込んで いる。 その、少しのすき間から外を、うかがえば、青空が出ているらしい 。今は、朝なのか昼なのか、それさえもわからない。 物音ひとつしない、この部屋で、ひよまさ君は目を覚ました。 気づけば、Tシャツには汗が、じっとりとにじんでいる。 「ここは、どこだ?」 そう、独り言をつぶやく。 「俺は、ここで何をしている?なぜ、ここにいるんだ?」 心の中で、そうも、つぶやくが答えが見つからない。 最後の記憶は、河原の情景。 誰かと話していた。うつろな記憶。 そして、腹に感じる異物感。 なにやら、腹がキリキリする。 どうしたものかと考えあぐねているとき、暗がりに人の気配を 感じた。 暗闇で腹がきりきりして、どうしよもない と突然明かりがついた 隣の若奥さん(29才)が立っていた 私3秒前に誕生日だったのお お祝いをあなたの大好きな「あれ」でいっしょにしてほしいの! と言って、またまた恐怖の「あれ」を両手一杯に持っていた ひよまさ君はお腹の中の異物感をこらえきれずに とうとう隣の若奥さん(29才)に言いました ひよまさ君の隣に並んだ若奥さん(29歳)その手に握られていたものは、、 なんと、、えいひれであった、、、。大食いひよまさ君にも苦手なものが 実はあったのだ、、、。それは、、いわゆる、、珍味、、と言うやつだ、、。 しかし、、若奥さん(29歳)に魅了されてしまった、ひよまさ君には、、 断わることができなかった。若奥さん(29歳)に、、 『実は、、珍味、、苦手なんだ、、、』 とは言えなかったのである、、、。 しかしながら、、このお腹の異物感に耐え兼ねて、、 今回ばかりは、、ひよまさ君も、、、、、しばし、言葉を失ってしまった、、、。 そんなひよまさ君をみて若奥さん(29歳) 『どうしたの?、食べないの、、、おいしいのに、、、』 二人のあいだに、、沈黙が流れた、、 そして、、とうとう、、ひよまさ君が口を開いた、、、。 『ごめん、、、』 それだけを言い残して、、ひよまさ君は、若奥さん(29歳)の前から 走り去って行ってしまった。 どうしたひよまさ、、どこにいくんだ、、ひよまさ 待て!!次号!! 行き着いた場所は、お魚やさんだった 360円 目に飛び込んできたものは 360円のえいひれだったのだ。 隣の若奥さん(29才)は、どうみても けちって その横の100円引きを買ったらしい 事実を全て知ってしまったひよまさ君は、ある重大な 事をし忘れていることに気が付いたのだった 胃の中の異物感をおさえつつ すみませーーん!!魚屋さんーー 道に迷ってしまったんですう お腹がゴロゴロしてきたので なるべく早くうちに帰りたいんですううう 近道教えていただけませんか? ひよまさくんは意を決して 魚屋さんに道を聞きました すると、魚屋さんのご主人(塩鯖団十郎さん、バツイチ) が、ななーーんと ななーーんと きゃーーーー 実は、そのお魚やさんがひよまさ君の自宅だったんです ひよまさ君は自宅にいたおとうさんに 道を聞いてしまったいたんです ほっと、安心したのもつかの間 お腹が急を告げています 超特急でWCに直行 すると、扉が開きません おおーーいい!! はやくうーー!! なぜ、、どうして開かないんだ、、、心の中でひよまさは叫んだ、、、 いったいどうしたというんだ、、 あ、そうだ、家のトイレはここだけじゃない、、ここがダメなら、、、 だ、だっ、だっだっだっだっだっだっだっだっだっだっだっだっだっだっ だだだだだー、どんどん、、ごろごろごろ ひよまさくんはかけた、、家の中を、、、、 おばあちゃんとすれちがったのも気付かないで、、、 だだだだだだだーー やっと目的地にたどり着いたひよまさ君は WCのトイレを開けてビックリしてしまった あれーーー!! さては、おばあちゃんの仕業だな! そこには、一輪の日回りが飾ってあった、、、 しかも、かなり大きい、、、 ほとんどの空間を埋め尽くしている、、。 一体、おばあちゃんになにがあったのだろうか、、 自分のことも顧みず、ひよまさ君は、考え込むのであった、、、 と、後ろから強烈な衝撃を感じたと思うと 次の瞬間、ひよまさくんはその狭い空間に 閉じこめられてしまったのであった かなりの空間を占めているひまわりと 居候状態で、窮屈なひよまさくんの密室となってしまったのだ 「誰だ!?」さけぶひよまさくん。 しかし彼は急を告げるお腹に閉じこめられたことも忘れ、 用を足そうとするのであった。 その時、ふと視線を感じたひよまさくん。 ふとひまわりの方を見ると・・・ ふと、ひまわりを見ると 今までひまわりだと思っていたそのものは、 なななーーんとっ! 小錦だった 狭いトイレにひよまさくんと、小錦が閉じこめられてしまったのだ なななぜ?こんな事になっちゃうの?? でも、小錦は微笑んでいるだけだった ひまわりのように そうこうしているうちにも、ひよまさくんのお腹は急を告げていた ささ、どうなる!ひよまさ! がんばれ!ひよまさ! 次の書き込みを待て! 誰が書き込むのか???だけども???? ひよまさくんは意を決してベルトをゆるめた。 小錦の前で申し訳ないが、今のお腹は緊急事態! そして便座に座って一気に用を済ませた。 「ふぅ」 小さくため息を付くひよまさくん。 少し落ち着いたところで改めて小錦の方をちらと見た。 しかし、小錦だと思っていたのはカーネルサンダースだった!!! 「おばあちゃん、またやっちゃったんだな」 ひよまさくんはまた小さくため息を付いてにこにこしているカーネルサンダースを見上げた。 「確か先週はケロよんだったし、その前はぺこちゃんだったからなあ・・・」 そう、ひよまさくんのおばあちゃんは店先の人形を持ち帰る習性があったのだ! なんて恐ろしい・・・。 これでまたお父さんが苦労することになるだろう。 そう考えていたとき、動くはずのないカーネルサンダースの腕が動いた! どうするひよまさ? がんばれひよまさ! 次の書き込みを待て!! 次回乞うご期待!!! 人形だと思ったそれは、実はカーネルサンダース本人だったのだ! 本物のカーネルサンダースに会うのも初めてだった 緊張したひよまさ君は、ありのままを見られてるのも忘れて びっくまっく下さい!! 大声で叫んでしまったのだった 最高のギャグをかましたつもりだったのに。。。。 すべった 無言の狭い空間 すごく居心地が悪くなってしまった と、突然 カーネルサンダースの顔がみるみる青くなっていくのがわかった まずい! 彼にも危機が迫っていたのだ! それからどうなる ガンバレ!カーネル ひよまさくんはとりあえずこの場から脱出することを考えた。 何気なくまわりを見渡すと、窓が目に入った。 「ここから逃げよう」 ひよまさくんはそう思った。 しかし問題はカーネルサンダースである。 彼からどうやって逃げるか・・・。 その時ひよまさくんはカーネルサンダースの後ろから伸びるコードに気が付いた。 さりげなくそのコードを目でたどっていくと、ひよまさくんの足もともまで来ていた。 「えいっ!」 思い切って引っ張ると、カーネルサンダースの身体からコードが取れた。 同時に機械音が響き、「内部電源作動」という音がした。 「ろ、ロボットだったのか!?」 ひよまさくんはますます混乱するのであった。 どうするひよまさ? この危機をどうやって切り抜ける? 内部電源が作動したものの、単三電池2本で動いている カーネルにとって、時間との戦いであった 早くコンセントを取り戻さねば! 「ガオーーー」カーネルは渾身の力を込めて威嚇した ひよまさくんは、それとも知らず 恐くなってますますコンセントを握りしめてしまった 「ぐしゃ」 握りつぶしてしまったのだった ひよまさは、怪力の持ち主であったが弱虫だったのだ ふ〜ら〜 どすん!! と突然カーネルがひよまさ君に覆いかぶさるように 力つきて倒れてきたのだった それとも知らぬひよまさは、恐怖のどん底にたたき落とされていった 「ぎゃーーーーー」 狭い個室にひよまさ君の恐怖に満ちた叫び声が響いたのだった 「ここはどこだ?」 意識を取り戻したひよまさくんが最初に目にしたものは、白い天井だった。 どうやらベットに寝かされているらしい。 「そうだ、トイレに入って誰かに閉じこめられてしまったんだ」 ひよまさくんは少しずつ記憶をたどっていった。 今の状況を把握するためにはどうしても必要なことだった。 「それからどうなったんだ?」 記憶が混乱してきたひよまさくんは、頭を抱えこんだ。 何か恐怖を感じさせるものが覆い被さってきたのは覚えているが、それが何だったのかはっきり思い出せなかった。 「何がいたんだ?」 そしてふと頭上にあった時計に目を留めた。 「今何時だ?」 その時部屋にひよまさくんのお父さんが入ってきた。 「やっと気が付いたか、丸一日寝込んでいたんだぞ」 父のその言葉にますます混乱するひよまさくん。 「いったい何があったの?教えて、父さん」 ひよまさくんは父親にそう呟いた。 そして父の口から出た言葉に再び恐怖するのだった。 果たして、父の口から出た言葉とは何だったのか? 次回、衝撃の第1部完結編! ひよまさくんを発見したのは、父であった。 父の説明はこうである。トイレで用をたそうと扉を開けるとそこには 白目をむいたままのひよまさくんが、パンツを下ろした状態で 便器の中に左足を突っ込んで立っていた。 気絶しているにもかかわらず力強く立っていたと…。 父は悲鳴にちかい声で「にゅ〜!」っと叫び ひよまさくんの体を支えた。 微かに ひよまさくんの口が動く!「な、なんだ!ひよまさくん!なにがあったんだ!」 と父は叫んだ! 「うっ……べっ…べっ‥…べっちん…。」 ひよまさくんの口から出た言葉は 『べっちん!』  果たしてこの言葉の意味するものは! カーネルの行方は!! そして立ったまま左足を便器に突っ込んでいた奇妙なポーズの意味するものは?!! 好評につき!最終回延期決定!!謎が謎を呼ぶ展開!!次回、ひよまさくんの身になにが…!!!! こっ‥こっ‥請うご期待っっっつぁ!!!!! すべての始まりは隣の若奥様(29)だった。 どこでどう間違えたのだろうか? そう、それはあの若奥様が隣に引っ越してきてからだった。 ちょくちょく遊びに行っては記憶を無くしてかえってきたことがたびたびあった。 そのたびにおかしな夢を見た。 身に覚えのない手術のあとがあったりもした。 知らないはずの言葉が口から出てきたこともあった。 いったい何者なのだ? 隣の奥様は・・・。 自分の口から出た「べっちん」という言葉に父は青ざめた。 「ひよまさ、お前まさか・・・、秘密を知ってしまったのか?」 いま明かされるひよまさ出生の秘密! 彼は実はひよまさではなかったのだ!! しかし隣の若奥様と父親のいけない情事からひよまさへと変えられてしまったのだ!!! いったいどうしてひよまさ君がこの世に現れたのか? 第一部完!!!! 次回、いよいよひよまさくんの秘密が明らかにされる!!!!! 乞うご期待!!!!!! ひよまさくんは遠くの山を見つめていた。 白い雲が流れていく、そんな空がやさしくひよまさくんを見守っていた。 そのときどこともなくいい匂いが漂ってきた。 「うーん、いい匂い」 そういって匂いのする方へ駆け出しそうになったひよまさくん。 しかしここでハッとした。 「以前にも同じようなことが・・・。」 再び恐怖するひよまさくん。 自分の恐ろしい過去を知ってしまってから、彼は苦悩した。 そして彼は決意した。 「よし、旅に出よう」 そうしてひよまさくんは旅に出た。 自分の過去と決別するために・・・。 と、気が付くと目の前には隣の若奥さん(29才)が、美味しそうなお料理を 運んで来たところだった。 そう!ひよまさ君は知らぬ間に隣の若奥さん(29才)の家に 上がり込んで、テーブルについていたのだった 右手には先割れスプーン 左手には、何故か10円玉を握っていた 目の前に運ばれてきたのは、特製バーモントカレーだった ええ!!こんなにも大盛りをいいんですか?? ひよまさ君は隣の若奥さん(29才)に10円分カレーを食わして欲しい!! と頼んでいたので、こんなに大盛りが来るとは思ってもいなかった 「ねえ、ひよまさ君!15分以内で食べられたらこのまま旅立つの、 15分越えちゃったら、わたしの言うこと聞きなさい!」 隣の若奥さん(29さい)は、かなり無茶な量のカレーを出してにっこり笑った 極限にお腹を空かせたひよまさはこの誘惑にどう立ち向かうのか?? さあ!どうする! 今の状況に対処すべくひよまさくんは考えた。 そして同時にこう思った。 「またやってしまった。」 すべての始まりが隣の若奥様だということに気が付いていたはずなのに、またここにいる。 だがひよまさくんは誘惑に負けてしまった。 「ああ、奥さんいけません、こんな事、こんな事ぉっ!!!」 そう叫びながら涙してカレーを食べるひよまさくんだった。 しかし若奥さんは微笑みながらもしっかりストップウォッチを握っていた。 迫る時間、迫る恐怖! せかしこの試練に打ち勝たなければ隣の若奥様の呪縛から逃れることは出来ない! 「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!」 そう心の中で念じつつカレーをかき込むひよまさくん。 さあどうなる?残り時間はあと3分! しかし、そのカレーは酸っぱかった。 口に入れてすぐ分かる酸っぱさでは無いが、酸っぱかった。 腐っているのでは・・・ 一瞬嫌な思いがよぎってしまった、ひよまさくん。 「これ、酸っぱいけど?」 口に詰め込んだまま、聞いていた。 「あ、わかる?」 妙に嬉しそうに言う若奥様。 「・・・・・・」 その意味の分からないひよまさくんは、ただ口の動きを止め,次の言葉を待った。 「カレーにね。梅を入れてあるの。梅カレーっていうのかな? おいしいでしょ。母のアイデアよ。」 そう無邪気に言う若奥様。 「・・・・・」 もはや何も言えないひよまさくん。 しかし、その間にも時間は無情にも流れていた。 残り時間はわずか。迷っている時間は無かった。 急がねば、急がねば・・・。 心の中で叫ぶひよまさくん、しかし無情にも時計は三分前を示していた。 「あらあ、あと三分しかないわねえ。」 隣の若奥様は目を細めて微笑んだ。 ああ、このままではだめだ、だめなのだ!!!しかしどうしようもない、また俺はこのまま・・・。 ひよまさくんの焦りは最高潮に達しようとしていた。 「もう諦めたら?そんなに怖がることはないのよ、ただちょっとね、うふふ・・・・」 そういいながら若奥様はひよまさくんに少し近づいた。 スカートからのぞく太股が眩しかった。 シャツの胸元も心なしか開いている。 一瞬スプーンの動きが止まり、視線が釘付けになる。 ああ、ひよまさよ、このままではまたお前は・・・。 さあ残り時間は一分を切った! ひよまさくんの運命やいかに? ごくり! 生唾をのむひよまさ君であった いかん!我に返ったひよまさ君はラストスパーートに入らねばならなかった が、どう見ても食いきれると思えない時間だった と、隣の若奥さん(29才)が一言言い残して去っていった 「ちょっとWC」 チャンスだひよまさ やるんだひよまさ これしか無いぞひよまさ ひよまさ君は意を決して奥の手を使ってしまったのだった 「この手をつかう時が来てしまったのか・・・」 ひよまさ君は苦悩した。 残り時間を考えれば選択の余地はない。 しかし「あの」手を使うのには気が退けてしまっていた。 なによりもひよまさ君の良心が許さない。 しかし、このままでは確実にひよまさ君は隣の若奥様の下僕か何かにされてしまうだろう。 もう迷っている時間はなかった。 時計が残り時間30秒を示していた。 そしてひよまさがまさにその奥の手を使ったときだった、若奥様が戻ってきたのは。 その光景を見て若奥様は両手を口にあてて悲鳴を上げ、そしてこう叫んだ。 「な、何てことを・・・。」 一体となりの若奥様は何を見たのか? 庭の番犬「PIBU」に食べさせているところをばれてしまったのだった その瞬間から2人の間の時間は、しばらく止まってしまってようだった それを切り裂いたのは、路地から聞こえてきたこの声だった 「い〜〜しや〜きいも〜お! やきたて!」 思わず2人で吹き出してしまったのだった と同時に、ひよまさくんのお腹に蓄積されていたものまで ずどどどどーーーーん その時、時間切れを告げるベルが鳴ったのだった とうとう時間切れになってしまったのだった さあ!隣の若奥さん(29才)に仕えることになったひよまさ がんばれひよまさ きっと、次の書き込み者が助けてくれるぞ! 「さあ、ひよまさくん、約束どおりに私の言うことを聞いてもらうわよ」 隣の若奥様は不気味に微笑みながらひよまさくんに語りかけた。 その笑顔は見るものすべてを凍りづけるほど恐ろしいものであった。 「こんな若奥様の表情は見たことがないぞ」ひよまさくんは思った。 そしてその恐怖から正気を失い、昏倒してしまった。 「あらあ、どうしちゃったの、しっかりしてよひよまさくん」 若奥様がそばにきて介抱しようとした、その瞬間である。 ひよまさの中に眠っていたもうひとりのひよまさが目覚めたのだ!! 「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!!!」 そういい放つとひよまさは飛び起きた。 さあこうなっては誰にも止められない。 どうする、若奥様、どうする、次の書き込み者? 若奥様は一瞬びびった。 いや、少しちびったかもしれない。 でもすぐに気を取り直した。 「ひよまさくん、あなたはもう私のものよ」 そう言って怪しい光線をひよまさくんに浴びせたのだ! 「うわぁぁぁぁぁ!」 ひよまさくんは見る見るうちに小さくなってしまった。 さあどうするひよまさ、何をする気だ若奥様? ストーリーはハチャメチャな展開を迎えた! 続きを待て! 「ちょっと待ちたまえ」 急に背後から声をかけられた若奥様(29歳)は 気弱になりながらもその声の方向にキッと振り向いた。 「お、おまえは!」 声の主はひよまさ君と一緒にトイレに閉じこめられていた ロボットカーネルサンダースだった。(以下カーネル) カーネルは冬用の真っ白いタキシードを着て、胸元には赤い薔薇 メンズポッキー5本を口に加え,ブランデーグラスを傾けていた。 「君たちは地球にやさしい関係かい?ピーピーガーガガ..」 カーネルは出来損ないロボットらしく不明瞭な言葉を放った。 「カーネル!ボクのカーネル!助けておくれよ!」 怪しい光線をかけられて見る見る小さくなっていっている緊急事態の ひよまさ君は,カーネルに「渾身の力を込めて威嚇された事を一旦忘れた」 ことにし、親愛の情をこめて助けを求めた。 「ピーピーガガガガ.だ.だ..いじょ..うぶだよ...のび太くん.ガガ」 「のび太じゃないよ〜〜ひよまさだよ〜〜この出来損ないロボットめ〜」 ひよまさ君は小さくなりつつある体にあわせてだんだん声が遠くになって いきながらも一応カーネルの間違いを訂正した。 「出来損ないロボット」という言葉だけを聞き逃がさなかったカーネルは 憤慨し、両手を上げながらブランデーグラスを空中にほおり投げた。 「フンガーーー!!!! JAROに訴えてやる!」 怒りの為か突然言葉がスムーズに走るようになったカーネルは そう叫んだ後、5本のメンズポッキーを2人にめがけ吹き飛ばした。 フッ_____ マジックショーのナイフ投げのように,尾びれをつけて飛んでくる メンズポッキーを見ながら,ひよまさ君と若奥様はその場に固ってしまった。 「もはやこれまでか!!?」 と、その時、黒い物体が空を横切った。 身につけていた黒いエプロンが宙を舞った 隣の若奥さん(29才)がいよいよ本気になった瞬間だった ひよまさは、その後ろ姿が怖くも見え、頼もしくも見えた が、あることがひらめいたのだった 腰を抜かして固まってる場合じゃない!! 逃げるんだ! ひよまさの頭の中で最上級の名案が採用されたのだった よし、にげよう! 音も立てずにひよまさはその場を立ち去ることが何故かこの日はうまかった いつもだったら、必ず大きな音を立ててしまうのに その日のひよまさは慎重だった うまく中庭に出てきたひよまさは開け放たれたキッチンの窓越しに 壮絶なバトルが始まってるのがハッキリと確認できた 隣の若奥さん(29才)って、強かったんだ! あんなに強いとは思ってなかった そんなことを思いつつ中庭を走るひよまさだった が、その日はぽかぽか日より 急にお昼寝がしたくなってしまった 中庭は、辺り一面芝生がひきつめられて 目の前の湖がきらきら輝いていた Zzzz.... いつしかひよまさは、この緊急事態も忘れてしまい お昼寝してしまったのだった そよ風が頬をなで、包み込むような暖かい日差しの中、 ひよまさ君は夢を見ていた。 向こうからすごく大きな花束を持ってエンジェルがやってくる。 ボクにくれるのかい?あぁ今日はなんて素敵な日なんだ。 でも君、なんだかデイブ.スペクターに似てるね。 するとデイブ似のエンジェルが何かを差し出した。 「花代6000円です」 アメリカンジョークはやめろよ。 心の中で憎まれ口をたたきながらも,ひよまさ君は可愛く懇願した 「ぼくお金持ってないんだよ。だからお花はノーサンキューさ」 「あなた、ペイ払う、約束シタネ,プロミスね,悪いヒトネ」 デイブ似のエンジェルは黒光りするトカレフを取り出しながら威嚇した。 「なんなんだよ〜わけわかんね〜よ〜」 ハッ 夢か。。。 まだ心臓がドキドキしている。まったく嫌な夢を見たもんだ。 冷や汗を拭き取りながらふと足元を見ると透明なビニールのバックが転が っていた。 あ、ビニールケリーだ!若奥様が欲しがってたやつだ。 中には小さく2つ折りにされた「これで身を守るんだ」と書かれているち り紙と「塩鯖団十郎 バツイチ」とピンクの刺繍がほどこされてあるサラシに 巻いてあった包丁一本が入っていた。 ひよまさは、何がなんだか???で、とりあえず、鼻をかんでみた ちーーん! 当然中身を見てみる、大量だ! 満足したひよまさは、充実した気分に浸っていた 全てを鞄の中にしまい込み立ち上がろうとしたその時 そこに、綺麗な足首があることに気が付いた 「こ こ この足首は見覚えがあるなああ!」 足首から、ふともも、体のラインと目線をあげていく途中で気が付いた 顔を見るのが恐ろしくなるような人だったので、そのまま目線を戻そうかとも思った が、勇気を出して顔を見た やっぱりだ! そこには隣の若奥さん(29才)が、立っていた 見事カーネルをしとめたのか、壊れ果てたカーネルの残骸を 右手に持って、鬼のような形相の彼女がそこにはいた その姿を見たとたん、ひよまさは震えが止まらなくなってしまったのだった 腰が抜けてしまい、その場を動けないひよまさ ピンチだひよまさ ふと気が付くと震えていたのは寒さのせいだった。 それに気づいたひとまさ君は,とりあえず全身の力をぬいた。 「ここにお座りなさい」 命令形で若奥様(29歳)に言われたひよまさ君は素直に座った。 「それ、くれ」 またしても命令形(失礼系)で指をさしている方向を向くと さっきひよまさ君が拾ってきたビニールケリーだった。 「あ、このビニールケリー。若奥様が好きだと思って買ってきたんだ」 と,とっさに嘘をついて若奥様のご機嫌をとり 「はい、あげる」 と若奥様に思いっきり投げつけた。 不意をつかれた若奥様は「ありがとう」と素直にビニールケリーを 受け取った。 やれやれと胸をなでおろしているひよまさ君は眠くなり、 寝場所を探していると,急に警笛のような声が機関銃のように襲いかかってきた。 「なんなのよ! MADE IN 塩鯖団十郎 って!」 「これ、どこの国なのよ!」 「っていうか、名前みたいじゃないの!」 「しかも日本語漢字のボールペンで!」 「今日という今日は許さないわよ!お仕置きよ!」 その姿を見たとたん、ひよまさは震えが止まらなくなってしまったのだった 腰が抜けてしまい、その場を動けないひよまさ ピンチだひよまさ ルルルルルル。。。。 ルルルルルル。。。。 隣の若奥様(29才)は、電話のベルで我に返った 「こうら!ひよまさ!そこを動くなよ!」 隣の若奥様(29才)は、すごい怖い顔でひよまさ君を睨むと 電話に走り出した 「もしもし!マジテレビのおはようワイドショーの生放送なんですが、合い言葉をどうぞ!」 ?????隣の若奥様(29才)は、何が起こったのか???? パニックに陥ってしまったのだった 「合い言葉が出ましたら100万円なんですがあああ。。。。」 ますます、隣の若奥様(29才)はパニックに陥ってしまったのだった たしか、ここにめもがあったのに。。。。どこにいっちゃったのかしら?? ええーーとええーーと 「塩鯖団十郎!!」 パニックに陥った隣の若奥様(29才)は 不意にこんな言葉が口から飛び出してしまったのだった 若奥様がパニクッているあいだ、ひよまさくんは密かに脱出を企てていた。 しかしひよまさくんはさっきのどさくさで裸足になっていた。 あたりの地面にはカーネルの残骸が散らばり、とても裸足では歩けない。 そのとき不意に目に留まったのは、若奥様の旦那愛用の雪駄だった!! なぜこの時代に雪駄が? しかし考える時間はなかった。 ひよまさくんは雪駄を履いて一目散に裏口から飛び出した。 そして若奥様の家からひたすら離れようと一本道をひた走っていた。 やがて向こうに遠くへと続く街道との交差点が見えた。 ああ、あの道こそ自由を約束してくれる道だ、そう思いながらひた走るひよまさくん。 訳の分からない世界を抜け出し、自由な世界へと駆け出すひよまさくん。 雪駄で踏みしめる地面の感触は、まさに自由の感触だった!! しかしこの街道の先でさらに恐ろしい出来事が待ち受けていようとは、だれも想像できないのであった。 さあ、何がひよまさを待ち受けているのか? 過酷な運命は彼に安息という時間を与えてはくれないのか? がんばれひよまさ、陽はまた昇る!!! ピンポ〜ん 大正解です!」 なに?いったいなに?100万円?いやいや、ひよまさは何処だ, いや、違う,わたしって天才?ここはどこ? 騒がしいブザーの音と嬌声を受話器の向こうに聞きながら 若奥様の頭の中は雑念でぐるぐる回っていた。 100万円か...100万円で何をしよう。あれを買って これを買って...ううん、若奥様らしく貯金をしようかしら それともダーリンと一緒に海外旅行?うふふ... 急にシンと物音がしなくなった後、突然 雑音のような不愉快な声が若奥様の耳を刺した 「うそだぴょぉ〜ん」 間の抜けた腹話術人形のような声が受話器から聞こえてくる 「え!?うそ?」 「わはは ひっかかった〜」 「ひっかかった?え?じゃぁ100万円もTVもウソ!!??」 「そうゆうこと〜 うぷぷ」 怒りの沸騰点が早い若奥様はすぐキれ,顔が般若のごとく変わって きた 「くぉらぁぁああぁあああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああ」 「.......う」 「貴様一体だれなんじゃい、目的を言うてみい」 「.......こわいよーえーん」 「泣くな〜!泣くんやったら最初からやめんかい、ワレ」 「.......ちょっとしたコミュニケーションだよう わーん」 「けつの穴から手ぇつっこんで奥歯ガタガタいわせたる〜 そこでまっとれ〜」 と、何故か大阪弁でベタな怒り文句を放った後、 若奥様はエプロン姿のまま裸足で家を飛び出した。 トライアスロンの選手気分で走っている途中で イタズラ電話相手の名前をと住所を聞くのを忘れていた事を思いだし ついでに財布も忘れていた事に気づき,ランナーズハイも加わってか 若奥様はゆかいな気持ちになってきた。 みんなも笑ってる〜子犬も笑ってる〜ルルルルルル〜♪ はっ!ひよまさ! ひよまさは何処だ! 若奥様は走りながらひよまさを探す為に軌道変更した。 若奥様から解放された喜びと安堵感で胸一杯のひよまさ。 自分の足で自由に大地を踏みしめる感触を、彼は満喫していた。 心地よい風邪、温かい日差し、鳥のさえずり、すべてが彼を祝福していたかのようであった。 走り続けるうちに、ひよまさは心地よい疲れに酔っていた。 やがて峠にさしかかると、勢いよくダッシュで駆け上がった。 やがて峠の頂上付近にさしかかると、さすがに疲れたのか歩き始めた。 そしててっぺんにある一本松の根本に腰を下ろした。 吹き抜ける風が頬をなでていく。 「自由なんだ」 そうつぶやいたひよまさの顔は笑顔だった。 やがて緊張から解放されたひよまさは、そのままうとうとと眠り始めてしまった。 背後に恐ろしい勢いであの若奥様が迫っているとはつゆ知らず・・・。 うとうとしてしまったひよまさ君は 夢を見始めていた あまーいあまーい香の中で 花々に囲まれながら チョウチョに囲まれながら 天使に囲まれながら 食事をしようとしていた 目の前には、見たこともない美味しそうな豪華な食事が 運ばれてきたところだった 生唾ゴクリ!! ひよまさは、最高に幸福な一時を迎えようとしていた 右手にナイフ 左手に先割れスプーンをもって いよいよ、食事を口に入れようとしていた 「こんなにいい匂いの料理は産まれて初めてだ お腹もグウーグーー鳴っちゃうよ」 幸福の瞬間がすぐそこまで迫っていた さあ、食事だ!と思ったその瞬間若奥様が背後から 近づいて私の手料理を食べて迫り無理矢理口に押し込まれて 失神するひよまさであった。 薄れ行く意識の中で、これは夢だと思い込ませようとするが あまりにもまずい料理に耐え切れずいやがおうにも現実に引き戻されたのであった。 おいしい! ひよまさの、心にもない一言が口から出てきた瞬間 隣の若奥様(29才)の強引な腕が ぴたっ! 止まったのだった いったいどうしたのだろうか?? 恐くなって隣の若奥様(29才)の方を 見てみると ががーーーん! なななんと な、泣いている・・・  しかも号泣 あの 阿修羅のように迫ってきた若奥様(29歳)が・・・ 若奥様(29歳)の やや標準より大きめの瞳からは 日光の華厳の滝のように泪が流れ落ちていた そうか! ひよまさは考えた きっと 若奥様(29歳)の旦那は、若奥様の斬新な料理の責め苦に耐えきれず 朝は 「あーーー!! しまった 今日 そういやー アサ一で大阪に行かなきゃ いけないんだったよー げ もうこんな時間だ 御飯? いい いい! 駅でパンかなんか買うからサー  もう作っちゃった? ガーリックステーキ ごめん 遅れるとウルサイから あのタコ坊主 忘れモン? ないない  何っ ったくしょうがないなー    んーームチュゥゥーッ フゥーー  じゃ 行って来まーす! 愛してるよぉぉぉ・・・」 とかなんとか言って 夜は夜で 「もしもし 今日ちょっと 取引先の人に接待することになっちゃって そうそう ほら 前言ってた 素留目商事 そう! そのイカ臭い奴よ  俺も行きたくないんだけどね   話長いから・・・ あの購買部長 でも ここで チョッと 持ち上げときゃ もーう バッチシ 俺の営業成績もグゥゥーーン稼げるってわけよ で もう作っちゃった? レバにら&くさや炒め ごめんね こうして働いてるのも すべて キ・ミ・ノ・タ・メ! ・・・  じゃあ もう今からいくから・・ 愛してるよ  今夜は ム・フ・フ だからね! 」 とかなんとか言っちゃって 若奥様(29歳)の前衛的な料理から 逃げてるに違いない ああ なんてかわいそうな若奥様(29歳) ひよまさの目にも涙が潤んできた そして 再び若奥様(29歳)の顔を見上げた すると あああっ 若奥様(29歳)の顔が!!!!!  今まで大粒の涙で溢れかえっていたその顔が なななーーんと 刻一刻とひよまさの方に近づいていくでは無いか こ、ここれはどうしたものか ひよまさは迫り来る隣の若奥様(29才)の 愛情に満ちあふれた顔をとても直視できなかった なぜならひよまさは心にもない一言「おいしい!」 と言ってしまったからだ だましてしまった だましてしまった あああーーーあああ いいのだろうか このまま、隣の若奥様(29才)の愛情を受け入れて良いものだろうか ああーーああーーああーーああ その顔がひよまさの、まさに目の前に来たときだった ががーーん なななーーんと!! さあ!この後を続けて下さいね さあ!そこのあなた!続きを投稿しよう! トップページにもどる