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三日月少年の秘密
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 193638 位
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薄荷と檸檬を炭酸で
三日月少年ほしい・・・・と思ったのはきっと私だけではないはず。
人形のような少年、いやむしろ人形であってほしい。
それが長野さんが追い求める少年の理想像なのかもしれない。
でも、今の日本に三日月少年はいないみたいだ。
ギャーギャーさわぐ甥っ子を見て溜息が出た。
夜。
三日月少年といえばやっぱり夜が似合うと思う。 それはさておき、やっぱり長野さんの文体は好きだなー。今回は内容に合わせて、昔の書き方だったから読むのに苦労した。漢字トカタカナダケノ文章ッテ難シイ。慣レルト読メマスケドネ。慣レタ頃ニハモウ終ワリ(笑)
けふはきのふ、きのうはけふのものがたり
文藝で特集された長野まゆみ特集「三日月少年の秘密」の断片を小説としてまとめあげたもの。
三日月少年と言うと筆者の代表作の一つとして人気の高い「天体議会」の姉妹編「三日月少年漂流記」に登場する自動人形をイメージするが、作品の舞台は近代日本の歴史を追うカタチですすむので、ファンタジーメルヘンよりの前二作とは切り離して読んだ方が良い。
既存の「三日月少年」のイメージにこだわりの有る人は、なんで「レプリカキット」みたいに違う名前にしなかったのだろうと、少し思うかもわからない。「遊覧旅行」にも三日月少年の小篇が有るけれど、そちらのイメージに近い雰囲気だ。
日本語の非常に美しい本だし、相変わらず状況説明はないが、状況描写は磨きがかかっていてちょっと唸っちゃうカンジで良い語り節だった。特に「高塔の秘密篇」の電線をかけるシーンからラストへのたたみかけは秀逸!
大正?昭和にかけてのこってりしたレトロモダンな雰囲気が好きな人にお勧め。
招待状
子供向きなのでしょうか、猫道楽などとは性格の違う、手軽に読める長さと値段の作品です。 しかしながら独特の郷愁を感じさせる文体と舞台、小物使いで、長野作品の世界を存分に味わえます。主人公が誰なのか、誰が物語りの語り手なのか、そこがどこで時代はいつなのか、利発な少年に手を引かれてあちこち引っ張りまわされるように混乱しながら、けれどその混乱自体を楽しめます。
河出書房新社
長野まゆみ―三日月少年の作り方 (KAWADE夢ムック) 三日月少年漂流記 (河出文庫―BUNGEI Collection) 彼等 (集英社文庫) 天球儀文庫 (河出文庫) 鳩の栖(すみか) (集英社文庫)
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