・・・てゆーか、親のカタキ討ちだか何だか知らんが、オッサン、ただの戦争ジャンキーやん。フセインやビンラディンよりこっちを何とかした方がえーんちゃう? 実際9.11だってビンラディンの仕業かどうか怪しいし。
続きはこっちだ!
新年早々、やまちゃんは温泉旅行に出ました。今年目指すは中伊豆湯ヶ島。昨年の那須新湯本温泉紀行では大雪に埋もれて過ごし、同行者一同えりゃぁ目に遭った、と何年も語り継がれていくことがほぼ確実となったため、宿の決定権を一部掌握するやまちゃんは
「今年は絶対雪のない所にしてよっ」
とリクエストされていました。そこで本当は海辺の宿を目指したのですが、気に入った宿への予約ができなかったので、毎度おなじみ「イサイズじゃらん」で検索。そしてヒットしたのは、大人1人に付きカニ1パイが付くなどゴージャスな食事と渓流沿いの天然温泉貸切露天風呂に定評のあった「ペンショングリーンリバー」。例年最多で大人10人、子供3人が参加する旅行ゆえ、あまり小さい宿でも困るのですが、大人数でも泊まれる大きな部屋もあり、こちらの条件もクリア。子供が喜びそうなプレイルームやゲームコーナー、カラオケルームまで揃っていたので、何かあって宿から出られなくてもみんなが退屈しないで過ごせそうな予感も大いにありました。宿の詳細は「宿ファイル」に書いたのでこちらには詳しく載せませんが、繁忙期にもかかわらず食事と温泉に関しては同行者全員が満足できる内容だったようで、早くも「次のGW」だの「次のお盆」だのといった声が挙がっている程なので、いかなる満足度かはお察し頂けるかと。
初日に西伊豆方面の海に出て旅館兼営の食堂で海を眺めながら食事をし、「伊豆三津シーパラダイス」で寒いながらもしっかり海を堪能、2日目は修善寺の「サイクルスポーツセンター」で運動も兼ねて遊びました。温泉は宿の風呂が良かったためか、結局他の温泉へは全然立ち寄りませんでした。当初検討していたいちご狩りはできなかったものの、前2日で海と山をちょっとずつ楽しみ、「いやー、結構満喫したねー」という訳で、3日目は雪もチラついてきたし、東名も混みそうだからさっさと帰るべー、と東京を目指したところ・・・
あ、有り得ねぇ〜!!
やまちゃん達は絶叫しました。裾野から御殿場を目指す東名の上で信じられない光景を目の当たりにしたのです。
それは、雪。
降っているだけなら別にいいんだけど、どんどん積もって道路のラインが埋もれていく・・・。その積もる早さにやまちゃん達は焦り始めました。やまちゃんは四駆付きの2号車ムーヴにいたのでまだ余裕でしたが、1号車ハイエースはでかい図体の割に馬力が伴わない上四駆も付いておらず、昨年の那須で2輪にチェーンを巻いても雪の坂道を登れなかった「A級戦犯」(結局残りの2輪に金属チェーンを巻いてやっと登った)。ここでチェーン規制にでもなったらハイエースはどーなる!?やべーぞ、という訳で「足柄で休憩」の予定だったのを「積もらないうちに大井松田より先に抜けるべき」との判断のもとに休憩地を海老名に急遽変更、渋滞しながらも確実に前進していきました。案の定道路状況がコロッと変わったのは都夫良野トンネルを抜けてからで、断続的に雪が降り続いていたものの積もらなくなってきました。その後、渋滞でかなり流れは悪くなったものの何事もなく無事海老名に到着。その時はさすがにみんな安堵の表情を浮かべていました。
それにしてもここのところどこへ行っても正月の旅行に雪がつきものってどういうことだ!?とそこへ「この中に誰か雪女か雪男がいるやろ」とウチの大ボスが言い出し、「一体誰じゃい」となりました。で、みんなで考えたところ、「それ以前の旅行時にいなかった人」ということで、最終的には2歳の姪が「雪女」ということにされてしまいました。か、かわいそーに・・・(笑)。来年も、どこへ行っても我々は雪に降られるんでしょうか?試しに沖縄でも行ってみるか?(爆)
その1で「正月旅行に雪はつきもの」と書いたのだが、その2は「冬は雪があって当たり前」な所へやまちゃんと相方と小僧の3人で向かったのだ。それは北海道、しかも最北端「稚内」。それまで冬季運休だった羽田からの稚内直行便が通年運行になったのは97年のこと。そこで稚内市が冬の観光誘致にと市内の観光スポットを巡るバスツアーを編み出し、このツアーの夕食に助成金を出して格安で旅行が出来るようにしたのです。ツアーの内容は元々行程にゆとりを持たせてあったし、やまちゃん達は最初から温泉付きの「稚内グランドホテル」を選択し、他のオプションは一切付けずに宿でのんびり過ごせるようセッティングしたので、結構楽しく満喫させて頂きました。
暖流の来る日本海が近いので内陸の上川や足寄などのように異常な低温になることはなく、最低気温でも氷点下の2ケタに到達するかしないかといったところで、ビックリする程の寒さとは言えないのだが、冬季、特に12月〜1月は海からの強風が吹きつけ、ほぼ毎日が吹雪、という気象条件の場所。というのも天気予報でよく聞く典型的な「冬型の気圧配置」という時、オホーツクには強力な、しかもうっかりすると台風並の強さの低気圧がいて、そのおかげで日本列島の天気図上に美しい「ピンストライプ」が描かれる訳。ということはその「冬型の気圧配置」が崩れない限り、オホーツクには常に低気圧が居座っているということになる。直行便が冬も飛ぶようになったといってもその年から気候が突然変わった訳ではないので、現地の離着陸の条件はそれはそれは厳しい。しかも、やまちゃん達が現地へ向かった日もその「日本列島ピンストライプ状態」。前日から強力な低気圧がオホーツクに居座っており、風速にして普段よりプラス10メートルといったところ。それでも前日の便は普通に飛んでいたので、「昨日飛んだんだから今日も平気なんじゃないの」と思いつつ羽田へ向かった。しかし、その案内板には以下のような記述が。
本日稚内空港強風のため、新千歳か旭川へ向かう可能性もあります。
うぇ〜、いわゆる「条件付きフライト」ってやつじゃん。しかもJ社の案内には「欠航もしくは指定便の行先が変更になる恐れのある際は旅行中止」との記載があったぞ。
稚内行き、ここでいきなり中止か?
・・・と思いきや、羽田のJ社デスクでは空港が変更になった際の案内を配布中。それによると他の空港へ降りた場合は航空会社が無料のバスを用意してくれるが、所要時間は千歳から8時間、旭川から6時間とそれだけでも充分長旅。北海道は広いからのぉ。札幌から特急「スーパー宗谷」に乗る方法もあるがこちらは自腹(ちょっと乗ってみたかったけど)。これだと稚内到着は夜の10時過ぎ。いずれも宿では夕食を用意して待っているとのこと。しかもどちらも雪の中、まともに走ってもきっと書いてある以上に余計に時間がかかるに違いない。(後から聞いた話だが、こういう事態の時飛行機は旭川へ向かうことはほとんどなくだいたい千歳へ降りるらしい。また列車も2時間程度の遅れが出ることはザラらしい)そうなっちゃったら観光も何もあったもんじゃない。「ただ行くだけ」になってしまう。思い出にはなるかもしれないが、きついしちょっとつまらないかも。
でも「現段階でご旅行を中止されれば旅行代金は全額お返し致しますが、いかがなさいますか?」とも。
いや、そら行くがな。みんなの意見は一致した。
しかし飛行機の行く先は稚内ではなくなるかもしれない。結局やまちゃん達は「どこに降りるかわかんない飛行機なんて初めてだぜぃ。これってミステリーツアーだったっけ?」などとイヤミを言いつつおっかなびっくり飛行機に乗り込む。
それでも飛行機は順調に北海道上空へ突入、高度を下げ始めた。と、ここでアナウンス。
「稚内空港、出発時よりかなり気象条件が悪くなっております。現在滑走路の除雪作業中です」
おいおい、条件が悪いってどんなんだ? という訳で上空で30分程待たされることになった。しかし本当に稚内に降りられるのか!? 稚内は短時間にコロコロ天気の変わる所でもある。その間に風が強くなって降りられなくなれば、全くお門違いの千歳へ連れて行かれてしまう訳だ。ドキドキしつつ旋回しながら待つこと本当に30分。
「お待たせ致しました。間もなく着陸致します」。
「おお、稚内に降りるぞー。でも、大丈夫なんかい?」嬉しい半面、誰もがそう思ったはず。しかし飛行機は意外?にもごく普通に、そして大きな衝撃もなく着陸。その瞬間、機内からは拍手が沸き起こったのだ。その位見事な着陸であった。晴天時でも着陸のヘタな飛行機はかなり「ドスン!」とやらかすから、このパイロットは相当熟練した方ではないかと思った。実はこの直後に飛ぶ予定だった羽田行きは離陸のタイミングを掴めず、結局欠航となった。その位条件の悪い中での着陸だったことを考えれば、この拍手も至極当然ということになる。
しかし、この羽田行きの欠航がやまちゃん達の運命のカギを握っていたとはまだ知る由もなかった。
無事稚内へ着陸でき、やまちゃん達は懐かしさに浸る。「?」とお思いの方、多いであろう。実はやまちゃん達、96年秋(寒かった!)に空港隣の「緑と太陽の村」でキャンプをした。この時、空港で1泊するジェット機が深夜までエンジンをふかしたままで、うるさくてなかなか寝つけなかった思い出があるのだ。ここのオバチャンに生まれて初めて「蚊取り線香」ならぬ「ハエ取り線香」なるものを頂いたのも良い思い出。そのキャンプ場のバンガローは現在も確かに空港の向こうにあった。現在は夏だけの営業だそうだ。
さて、吹雪による着雪で外の景色も満足に見えない観光バスで宗谷岬に向かう。しかしながら初日の宗谷岬、2日目のノサップ岬共に海は猛烈なシケ。天気予報では波が6〜7メートルにまで達すると伝えており、当然ながら初日、2日目共に稚内からの利尻、礼文、サハリン行きフェリーは全て欠航していた。2日目は気温がやや低めで-4度位だったので強風のノサップ岬はさすがに寒かったが、初日は-2度位で、風があったものの思ったほど寒く感じなかった。ちょっと吹雪のスキー場でリフトに乗った時位か。オホーツク側は寒流が来るので海沿いでも寒いが、稚内はやはり日本海側なんだなー、と実感。(ちなみに日本海とオホーツク海の境界は「声問岬」なので、本当は宗谷岬もオホーツク側である)
夜は温かい客室から外の吹雪をのんびり眺めていた。向かい側の居酒屋のノボリがくちゃくちゃになっていたので、すごい風には見えないが案外強く吹いていることを実感。やっぱりオプションを断ってホテルの滞在時間を長くしたのはやまちゃん達にとっては正解!元々個人旅行派でツアーはちょっと、という人達なので、宿でのんびりできるということは必須条件だったのだ。贅沢を言えばもうちょっと朝ものんびりしたかった(笑)が、結構ゆっくり出来て良かった。
ところで、温泉フリークのやまちゃんは、このツアーのオプションになっていた稚内温泉「童夢」が秋口からレジオネラ菌問題でたびたび臨時休業を繰り返していたのを知っていた(この辺のくだりは「みしゅらん掲示板」でお勉強致しました。素晴らしい情報源です)。だからという訳ではないが、「温泉ならゆっくりと何回も入りたい」と思い「稚内グランドホテル」を選択して「童夢」へ行くのを諦めた。(実際着陸が30分遅れた関係で入浴時間は短縮された)しかしながらツアー客が立ち寄る関係で冬季は定休日返上で営業している。まだレジオネラ菌による事故は起きていないが、このような「童夢」のいきさつ、車中で説明はなされたのだろうか。観光誘致の為に対策が後回しになるのも良くないが、塩素をじゃんじゃん入れても菌が減らないのなら消毒方法の抜本的な見直し等、考えて頂きたいもの。さして効果もないのに塩素臭プンプンじゃ最悪。今期ツアーで入浴された方に感想を伺ってみたいもの。
約24時間の滞在で吹雪の(笑)稚内を満喫したやまちゃん達。しかしここでついに最大のピンチを迎える!
前日の羽田行き572便が欠航した段階で稚内で2機が1泊する羽目になり、この時点で機材のやりくりがつかないこの日の羽田-稚内間の往復両便は既に欠航が確定していた。前日の段階で自分達の乗るはずだった572便の欠航が決まっていた訳である。その代替として出ることになった臨時1302便は、満席で飛ぶはずだった昨日の羽田行きの乗客が優先となっており、やまちゃん達の座席の確保はその後。この時点でやまちゃん達がこの便に乗れる可能性は五分五分。空港には12時に入ったのだが、乗れるかどうかわかるのはまだ先の話らしい。ここで、J社駐在員Yさんから現状の説明が入る。それはある意味非情な宣告でもあった。
「万が一満席で乗れなかった場合は千歳までバスでお送りします。ただし本日の羽田行きは全便満席のため、千歳で1泊して頂くことになります」
つまり稚内からの便に乗れない、または飛ばないということはその時点で今日中に東京に帰れないことが決まってしまう。翌日、それぞれ相方は仕事、小僧は習い事があるので出来ることなら今日帰りたい。まあ、どちらも断りの連絡をすればどうにかなりそうではあったのだが・・・。それにしても普通の人は既に正月休みが終わっているはずなのに全便満席って何だ? いや、天候が悪かったので前日の便に乗れなかった北海道中の人々が千歳に集結したのかもしれない。うぇー、全面雪道のバス移動だし、8時間じゃ着かない可能性が高いぞ。千歳に着くまでにヘタすりゃ日付が変わるかもしれん。こりゃキツイ、ここは是非今日東京に帰りたい・・・。
後から冷静に考えると、正月休みの最終日に帰るはずだった前日のツアー客はおそらく全員が千歳1泊コースになったはず。しかもこの日が仕事始めなのに出勤できなかった人も大勢いるんだろうなぁ。ちょっと違うが「一年の計は元旦にあり」とも言うし、こりゃ職場でも肩身が狭いよな。
当初1302便の出発は13:10の予定だったので、13時ちょうど位には何か動きがあるかと思い待ち続けた。が、その出発時刻を過ぎても空席待ちの一般客の呼び出しが終わらない。我々は本当にこの便に乗れるのか。この時点でまたしても外は真っ白なブリザード、仮に搭乗券が発行されても離陸できなければ全員が連泊確定になってしまう。
間もなく1時半になろうという頃、J社駐在員Yさんがみんなを集めた。何と、その手にはしっかりとボーディングチケットが握られている!
羽田行きに乗れることがわかったやまちゃん達J社からの参加者23名、思わず顔が緩む。しかしそんなやまちゃん達にすかさずYさんは釘をさす。
「でも、まだ乗れるかどうかわからない方もいらっしゃるので、あんまりハデに喜ばないで下さいね」
そう、ハデに喜んじゃいけない理由はこの後すぐに判るのだ。なんと恐ろしい。
という訳でやまちゃん達は控えめながらも嬉々として出発ロビーへの階段を昇りだした。だが、その階段の下には何と、K社からの参加者40名程が残されており、駐在員から説明を受けていた!
つまり、彼らは今日帰れないことが確定したのだ。
大きな団体は取り残される可能性があるとの説明は予め受けていたやまちゃん達。逆に大手であることが裏目に出るとは・・・やまちゃん達もかなりきわどかったのかも。いやーYさん、チケットの手配に際しましてはご尽力頂き本当にありがとうございました。我々はきっとあなたの名前を忘れないでしょう。(決して大げさじゃないぞ)
さて、やまちゃん達は機中の人となったものの、飛行機はちゃんと離陸できるのかまだわからない。全員の搭乗がようやく済み、滑走路へと飛行機は動き出したものの、滑走路の入口で待機するために一旦停止してしまった。相変わらず空港周辺はなかなかの強風及び地吹雪。しかし待機から5分後、飛行機は静かに滑走路へ進入し、一番端へ向かい始めた。この間機内のプロジェクターでは操縦席のカメラの映像を映し出していたのだが、滑走路を地吹雪がゆっくりと横切っているではないか!かなりの横風。こんなんで飛べるのか!?ひょっとするとまた搭乗口に引き返して降ろされちゃうかもしれない。この時点でもまだやまちゃん達の不安は尽きない。
そして飛行機は滑走路の一番端でUターンして離陸のスタートラインにつくと、驚いたことにいきなりジェットをふかし始めた。飛ぶんだ!しかし目の前のモニターには今も地を這う地吹雪が。それでも飛行機は助走を始めた。そして飛び立ったのだ!しかも離陸の瞬間機体は滑走路から右にそれたのだ!横風に機体をひっくり返されないようにするテクニックのようだが、やまちゃんはこんな経験がなかったので結構ビックリした。・・・いやー、前日といいこの日といい、パイロットさんのテクには驚かされる&感心させられることばかり。そして、この時点でようやく「本当に帰れるんだー」と思えてほっとしたやまちゃん達であった。
あとから聞いたのだがこの稚内便、1〜2週間に1〜2便のペースで欠航するらしい。まあ、あの気候なら当たり前っちゃー当たり前なんだけど・・・結構高確率じゃん!毎日運行の定期便だというのに、旅行会社のツアーが頻繁に利用する便なのに、あまりにもリスクでかくないっすかぁ!? 今後12月〜2月に稚内行きをお考えの方、日程とお金には余裕をもって行かれることをお勧めします。それと、帽子や手袋も必携だけど、タートルネックのTシャツやセーターは便利。風が強くて顔が痛い時、襟を伸ばすと頬が隠れるし、普段も首廻りから風が入らず温かく過ごせます。2月はスノーモービル体験や日程によっては犬ぞりレースも見られるそうだし、このツアーって実際
ギャンブル要素が異常に高いのは飛行機だけ
なんです。冬の稚内、楽しいよ。どーですかお客さん!?