| Tue-1st-March-2005 太陽もギラギラしだして、「ずっとこの気温だったらいいのになー」という時期も通り過ぎ、すっかり常夏らしさを取り戻しつつあるジャマイカです。 郵便局から、荷物が届いていると電話があったので引き取りに行った。日本からの救援物資で、お菓子やレトルト食品などなど。あーありがたいねー。やっぱり日本のお菓子は美味い。ま、家に戻ってそんなこんな摘み食いしてたのだが、それらを覆うようにして入っていた日本の新聞が目に留まった。一年ぶりの読売新聞。新聞がこんなに面白いなんて知らなかったなぁ(^^ゞこちらでは新聞配達なんか無いので、2日に一度くらいの割合で購入している。どこでも売っている。道路の真ん中に立って車相手に売っている人も多い。自分の知っている限り主なところで4社、プラス地方紙ってところか。日本の新聞に比べてカラーの部分が多い。が、印刷技術は良くない。ってなこと思いながら読んでいくと、何かの賞を取った日本の風景写真が数枚掲載されていた。田園・海で遊ぶ子供達・花火・水面に映る鳥の群れ・雪深き白馬の農村。四季というのはこれほどの変化をもたらすものかな。いたく感動した。望郷というよりは、「もっとがんばらなくちゃいかんなぁ」と、祖国に力をもらったような気がしたのである。 Wed-2nd-March-2005 午前中やっとMr.ラドックをつかまえて、今度のワークショップに協力してくれるIT教師と話したい旨を伝えた。早速午後その先生が支局にきてくれた。ちっちゃいおっさんだった(失礼)彼はMr.レイ。職場の隣にある技術高校のIT教師だ。…あーダメだなぁ俺、ワークショップのことばっかり話して彼のことは全然聞いてねーや。 ま、とにかく二つ返事で引き受けてくれたし、JOCVの活動やワークショップの背景などは理解してくれたようなので一安心。 さて、最近俺の仕事の邪魔をしに来る奴がいる。悪がきショーン。同僚の孫なのだが、とにかく腕白。PCを壊されたらたまらんと、俺も必死で抵抗しているのだが、それが奴にとっては楽しいらしい。こいつが大人になったらきっとろくなジャマイカ人にならん!「ミスターチン!」とからかう姿が目に浮かぶ(-_-;)と言うことで厳しくしているのだが全く効かない。おばあちゃんにたしなめられて部屋から出て行く時の捨て台詞「Today, mi no fight wid yu.」パトワ語っすねぇ〜。「今日はこれくらいにしといてやるよ」ってなとこか。 Thu-3rd-March-2005 支局に新しいPCとプリンタが各一台入った。いつもなら真っ先に呼び出されて設置させられるところだが、今回はクレイグとデイミアンが自ら動き出す。クレイグは明日PC設置しようと乗り出してくるし、デイミアンはプリンタを一人で設置してしまった。いいですよーいい感じですよー。大した作業じゃないけどその積極性に拍手。 かたや俺はと言えば…帰りのタクシーつかまえる時、同僚のMiss.マーチンと一緒になったのだが、先に待っていた俺より先に「バイ!Tomo」っと止まったタクシーで行こうとする。俺が先だろ!と思って彼女の後から後部座席3人乗っていたところに無理やり乗り込む。ジャマイカでは後ろ4人位乗るのは当たり前なので。とは言っても窮屈には変わりない。その窮屈さの中で俺はふと思った。「待てよ、レディーファーストじゃないか?そう思えば、不満など持たず彼女を先に乗せ、自分は次のタクシーを待てる。彼女はゆっくり座れるし、俺だってそんなに待たずに次のタクシーがつかまるのを知っている。」そう思った時、何だか余裕のない自分にちょっぴり悲しくなった。狭い車内が余計狭く感じられたジャマイカの夕暮れ。 Fri-4th-March-2005 自分は元来文章を書くのは好きだが物書きではない。よってこの日記のように毎日ある一定の文章を書き続けることが困難に感じられるときがある。たまに書く気が無くて2、3日溜めてしまうと何を書いたらよいものやらわからなくなり、あったことを思い出すままズラズラと並べるお粗末なものになってしまう。実は書いている今も4日の金曜日ではない。そんな時は、書いているほうもつまらんが、読んでいる人も面白くないだろうと思ってしまう。打開策として詩を転載してみたり思ったことを書くエッセイ風な日記になるわけである。と言うことで、今日は少々長くなるが思ったことを書いてみようと思う。 ジャマイカにグリーナーというメジャーな全国紙がある。社会やスポーツ、経済記事などがそれぞれ独立した小冊子となっており、それがまとまって一日分の新聞となっている。先日購入したこのグリーナーに経済面があって(毎日あるわけではない)、読んでいたらCGTのことについて書いてあった。Capital Gains Tax ジャマイカで商品を購入する際、見積もりやレシートに必ず記載されている、いわば消費税のようなものである。自分の英文解釈に自信が無いのでここでは詳しくは記事について触れないが、GCTとは何かということが書かれていた。直訳すると資本利得税、つまり商品を販売して得た利益にかかる税金である。天邪鬼な俺は思ってしまった、本来CGTが利益に対してかかる税金であるならば、売る側が支払うべきのものではないか?と。とは言っても売る側も一市民であるから、そうなったらたまったものではないだろう。ジャマイカのCGTは実に商品価格の15%である。日本の消費税5%などかわいいものだ。さて、結論はない。自分に経済の知識が無いのでこれ以上深く突っ込めない。ここまで書いてきたことすら正しいかどうか…いや正確に言うと、学生時代ちょっと経済を学んだのであるが、当時自分の大学は「スペシャリストよりゼネラリスト」という謳い文句で社会科学全般を学生に履修させていた。結局専門は無く、中途半端な感が否めない。2年間はゼミに所属するが、自分は憲法学を学んだ。しかし週2回数時間のゼミでどうにかなるほど学問は甘く無い。もちろんその他の時間を研究に費やすのが学生の本分ではあるが、そうは言ってもバイトやサークル活動、就職活動と学問以外に注意を引かれる要因はいくらでもあったから。 話は逸れたが、せっかく時間もあり、何とかネットも見られる環境にあるので多少なりとも身になることをしたいと思っているわけである。まずはCGTと消費税の比較から始めてみようか。 Sat-5th-March-2005 シニア隊員と夕食をする予定がキャンセルになったので、ビールを買い込んで(と言っても2本)一人飲みをしてみた。冷蔵庫にあった焼き鳥の缶詰とあたりめを摘みにしながら。ガルッと1本飲んで10分もするともうほろ酔い。2本目は惰性で流し込むが、完全に酔っている。酒は好きなんだけど、全く弱い俺であり、そのままベットで熟睡。だめだこりゃ。 Sun-6th-March-2005 ビーチに行った。観光客がわんさか。海は穏やかだったが、透明度はあまり良くない。心なしかさんご礁も変形しているような…ハリケーンの後だいぶ海も変わった。やっぱりねー、のーんびりきれいな海と魚見ないと満足しなくなってるな。 Mon-7th-March-2005 今日から数日間、JOCV事務局長を含むJICAの視察団がジャマイカを訪問する。午後、空港から支局に直接訪問されて、活動のことなどいろいろ報告をさせてもらった。現場で活動しているとどうしても見失いがちなマクロの視点からの意見など、とても参考になった。またその後我々をサポートしているシニアのIT隊員石毛さんとしばらく話をした。そろそろ自分の活動をどういった形でまとめ上げていくか考えなくてはならない時期に差し掛かってきているようだ。ワークショップはこれからが本番。しかしそれがジャマイカの発展においていかに結果を残すものになるか、果たして今後もその方向でよいのか、そういったことも視野に入れながら動かなくてはいけない。期間は短いのにやるべきことは果てしなく多い。それが協力隊の醍醐味とも言うべきか。時に我々を元気付けるのは、ジャマイカの人たちの笑顔の為に活動ができるという自負だ。ボランティアだからこそ、その笑顔の為に貪欲に動けるのである。ちょっと硬かったかなこの文章…。 3:00からクレイグとデイミアンにOSの再インストールのレクチャーをした。もとい、レクチャーの仕方をレクチャーした。時間がかかるから時間通りに始めるよと言った俺が遅れた為に、「お前ははジャマイカンだなぁ」とからかわれた。嬉しいような悲しいような(^^ゞ Tue-8th-March-2005 夕方、シニア隊員のY田さんから連絡があり、仕事でモベイに来ているので夕飯でもどうかとのお誘い。二つ返事で付いて行く。ちょっと普段では入れないようなところで夕食をご馳走になった。以前探索したところだ(※11/13参照)海に浮いているところです。シニアの方の活動の話を伺う機会は意外に少ないので、今回食事をしながら活動の話を聞けたことはとても有意義だった。忙しくなってきて大変だよと言いながらも、時には難しそうに、時には嬉しそうに活動の様子を話すY田さんの生き生きした表情が印象的だった。またまた俺は力をもらったような気がした。ありがとうございました。 Wed-9th-March-2005 さてさて、ワークショップに向けて3度目のスタッフミーティングを行った。来週スタッフだけで仮ワークショップを行う予定だが、その前の最後のミーティングになろう。全体的な流れとやるべきこと、準備するものの最終確認をした。支局のプロジェクターは調子が悪く、どこかから借りねばならないのだが、いつも「どこからでも借りられるから」で終わってしまう。意外とつまんないところでつまづきそうで怖い…。最後に参加者には終了証を出す予定。フォーマットは以前のワークショップで使ったもので、JICAの名前と所長のサインも入る。「Tomoも支局のIT技術者としてサインを入れろ」と言われて、ふと思うのは、ここまで現地の人がやっているものに対してJICAのサインとか意味無いかなぁと。俺もたまにJOCVであることを忘れている時があるし。ま、それが良いことかどうかわからんです。JAPAN、JICA、JOCV、自分の活動、これらをアピールすることは重要。しかしまだまだ先ではあるにしても最終的にはこれらがここに必要なくなることが重要。これが20代前半の頃ならね、「俺はJOCVだ!」とか「いや、徹底的に草の根活動に徹するんだ!」とか突っ張ってたんだろうけど、今は…都合のいい時はJOCV、そうでないときゃ支局の職員って感じで、三十路に至って肩に力が入る時がめっきり少なくなりました、はい。 Thu-10th-March-2005 カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女がほほえみながら寝返りをうつとき ローマの少年は柱頭を染める朝陽にウインクする この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ 谷川俊太郎「朝のリレー」より Fri-11th-March-2005 いろんなことがスムーズに進まん。進まないのがわかっているから別に急ぎもあせりもせずのんびり構えてしまって、やることは沢山あるのに暇な時間を作ってしまう。今日もそんな一日で、終業してからちと反省。 夜、ブラウンズタウンからタケちゃんが来た。明日ダイビングのライセンスを取りに行くらしい。2日間の講習で1日分は昨年末に受けたのに、こんなに間隔空けて2日目受けてていいのか?と言いつつも二人で深酒夜更かし。 Sat-12th-March-2005 昼間久しぶりにダウンタウンを徘徊(タケ氏は曇り空の中ダイビングへ)。やっぱり土曜の街は活気がある。野菜を買おうと思いマーケットへ行く。ねぎ、たまねぎ、カラルー(ほうれん草のような葉野菜)、卵、やっぱりスーパーより新鮮だしやすい。ちょっと量が多いけど。来た当初から比べるとよく料理をするようになった。時間があるからなんだろうが、作るのがちょっと楽しくもあったりする。ジャマイカの味付けに飽きたと言うのもあるかも知れない。家で作ればどうしても日本の味付けになるからなぁ。 タケ氏再度泊、なんと筆記試験もまともにせずにライセンス取れたらしい。さすがジャマイカ。溺れないことを祈る。夜はまたバカ話と真面目な話を交えつつ… Sun-13th-March-2005 …朝になっていた。久しぶりに朝まで起きてた。タケ氏はそのまま帰宅、俺はそこから爆睡。今夜も眠れなそうだ。 Mon-14th-March-2005 早い、結構暇な時間もあるが、にしても一日が過ぎるのが早い。一週間もあっという間、今月ももう半ば。なんか違うことでもしようかと思って、毎月、一枚紙だがニュースレターを発行してみることにした。初版3月号がやっと出来上がった。あーいや、英語の校正がまだだ、コリーちゃんよろしく(^^ゞ同僚や学校の先生方に読んでもらえればいいなと思う。今回の内容は初版なので今更ながら自己紹介とトピック、そしてPCのQ&A。今後も自分の活動とPC関連の記事を掲載していきたいと思う。 Tue-15th-March-2005 さて、今日はワークショップを来週に控えて、スタッフだけで仮のワークショップをやってみようデーである。なんでそんなこと考えたかと言うと、ぶっつけ本番だとかなりつまづく箇所が出てくると懸念されるから… 午前中準備して午後からの開始。同僚も数人さくらで参加してくれていい感じ。細かな部分は端折ったが、備品の配置やスタッフの役割など大まかな部分で各自イメージがはっきりしたと思う。今回講師を依頼している隣の技術高校のIT教師Mr.ライが本番さながらにPCの説明をしてくれたため、同僚たちも必死で質問とかしてた。ちょっとした講義になっちゃった。最後の最後で、本番2日目に会議があり支局が使えないことが判明。コリーちゃんに確認したら「あーそうだった!やっちゃったかぁ〜」みたいな渋い顔。この顔見るの朝から3回目なんですけど…忙しいのわかるけど、もすこししっかりしてくれ〜。結局Mr.ライが高校のラボを貸してくれることになり、なんとか会場確保。いやーホントやって良かった。俺は俺で準備が足りないところがはっきりしたし。本番まであと一週間、失敗があることは覚悟の上だが、できるだけ良いものをみんなで作りたいからなぁ。なにより「やって良かった」と思えること、それが次に繋がると思う。その為には、一生懸命が必要です。 ![]() Wed-16th-March-2005 最近急に暑くなってきた。昼食を取るのに外へ出ると強烈な日差し、汗がにじむ。まだ3月だっつーの。おまけに今日は黒いシャツを着てきたもんだからますます暑い。帰りにフェイおばさんちに夕食をねだりに行ったら、本人店番していて「冷蔵庫にあるから好きなもの温めて2階で食べといで」ってここの息子かい俺は? 家に帰ると断水の追い討ちにあい、疲れから泥のように眠った。 Thu-17th-March-2005 今日、明日と全国の小学校で一斉テストがあり、支局内もばたばたしている。Mr.ロブの娘も受ける学年らしい。勉強好きかと聞いたら、全く嫌いらしい(^^ゞ 先日JICAのジャマイカ人同窓会で顔を会わせたピースコーのエドから職場に電話があった。俺にメール出そうとしたんだが送れないとのこと。ごめんエド、俺がアドレス間違って教えてたよ。職場が近いので彼の社食で一緒にランチすることにした。軽くランチと言いながらも、こちらはまたアメリカ人の流暢な英語を聞き取るのかと思うと、何かレッスンにでも出かけるような気分がするわけなんです。食事の後で、エドが職場を案内してくれた。水道公社で、彼のデスクは水質検査をする部署のようだった。試験管とか培養皿なんかが並べられていて、理科室を思い出した。こういうところでジャマイカの水質が維持されているんだと思い、感心した。感心ついでに昨日から家が断水してるんだが何とかならんかと聞いてみたら、それはポンプ次第らしい。そんなわけで、アメリカ人の知り合いもできてまたモベイ楽しくなってきましたよ。 Fri-18th-March-2005 パトリシーの弟デイヨンが職場体験で俺のところに来ている。彼は隣のカレッジの学生でITについて学んでいるという。ノート見せてもらったが、なんちゃってIT隊員の俺にはさっぱりわからなかった。実務のITから入った俺は原理的なことはさっぱりわからん。こういうところが弱みだが、とても原理を独学でやる気にはなりません。とりあえずやってもらうことないかと考えていると、いいタイミングで校長が故障機を持ってきた。Mr.クレイグホーン、でかい体でいつも笑顔、とても気のいい校長先生だ。いつも汗かいてる。軽々と2台持ってきて「まだあるからさ」とさらに2台持ってきた。一気にやることが増えた。あーだこーだ説明しながら修理していると、今度は派遣で来ているレイシーが顔を出した。今日で派遣期間が終わるので挨拶に来たらしい。開口一番、デイヨンを見て「あなたいくつ?」「30、40歳かと思った」って、いくら男に対してとはいえそりゃ失礼だろ10代の学生をつかまえて…。確かにデイヨンはひげ面だしおっさんに見えるが(^^ゞ Sat-19th-March-2005 一昨日から断水で、夜中になると水が出る。昨夜も夜中に水の音で目を覚まし、洗濯して食器洗って水貯めてあれもやってこれもやって…と思ったらまた止まり、 寝たらまた水の音で目を覚まし、ってなことを一時間おきにしてたら完全に寝不足。結局昼間は寝汗をかきながらほとんど寝ていた。夜になって目が冴えてきたのでHPの更新をしているわけです。 Sun-20th-March-2005 早朝、電話でたたき起こされた(と言っても正確には眠れなくてベットでもぞもぞしていたのだが)。今日はブレッツの朝の散歩に付き合うことになっていたのだ。朝6:00、水着に着替え出発。散歩の後、海でひと泳ぎすると言うけど、こんな早朝から泳ぐ奴いるのかと思いながら海岸沿いを進んでいく。と、何故か泳いでるんだな沢山のジャマイカ人が。不思議に思ってブレッツに聞いてみた。 「何でみんなこんな早くから泳いでいるんだ?」 「そりゃ、朝のほうが涼しいからに決まっとろうが!」 意味がわからん…(ーー;) 彼の毎朝のウォーキングコースは、ダウンタウンからモベイの空港が見える浜辺まで、ざっと3kmくらい。いい汗かいたし、早朝のモベイや空港の飛行機を見るのも新鮮でいい。その後やっぱり海に入った。おっちゃんは一時間も海の中で近所の人と話しながら浮いていた。このオヤジ結構タフだ。俺は寝不足も祟って浜辺でウトウト。帰りは途中で別れ、俺はマイ・オアシス、ドクターズケイブビーチに寄って焼いたり寝たり泳いだり。いつもは午後来るけど、午前中早い時間は観光客もまばらで快適。次回からはがんばって早く来よう。ん?これじゃ早朝から泳ぐジャマイカ人と一緒じゃん。 家に帰ってから何気にPCをいじっていたら、とあるサイトを保存したデータを見つけた。「ボランティア・スピリット」かつて青年海外協力隊事務局長をしていた、今は亡き伴正一氏による協力隊論考のひとつである。この書物、隊員はタイトルくらいは目したことがあろう。派遣前訓練時に、これを含め他2冊を「協力隊3部作」として数百人の隊員候補生に一式ずつ渡される。(もちろん最後は回収されるが)ま、正直読んでいる暇は無い。俺もこの時はまともに読まなかった。初めて読んだのは、協力隊を目指すことを決意し、いろいろな情報を集めていた3年ほど前である。とにかく感動して、目から鱗が落ちる思いをしたのを憶えている。30年以上前に書かれた論考にもかかわらず、その“スピリット”は色褪せず、俺の夢であった協力隊とリンクした。図らずも、ちょうど任期の半分を終えてまたこの文章を目にしたのも何かの巡り合わせであろうか、一字一句噛み締めるように読ませてもらった。「青年海外協力隊のいのちは実践にある」読みながら、鼓動が早くなるのがわかった。俺は今、そのスピリットを持って実践できる只中にいるのだ。 また、自分に酔った文章を書いてしまいました。 ま、そこまでお前が言うなら…って感じで暇な時にでも見てみて。 http://www.yorozubp.com/v-spirit/ (因みにこのサイト、誤字脱字多し) Mon-21st-March-2005 またすっかり日記を溜めてしまった。えー確かこの日は、出勤前に銀行で生活費を下ろそうとしたんだ。いつものごとく長蛇の列に並び、やっと自分の番が来たら「オリジナルパスポート無いと下ろせない」と言われ、「今までIDでOKだったってば!」と何度言っても受け入れられず、しぶしぶ銀行を後に。上司が変わったからと言っていたので、違う支店に行ってまた並ぶ。がしかし、また同じことを言われる。今日下ろさないと他に時間無いんだってば。またタクシー拾って家からパスポート取ってくるのがどれだけ大変なことか。システムが変わったわけでもないと言われたが、がんがんに食い下がってやっと了解をもらい下ろすことができた。午前中がつぶれた。一年経ってこの有様です。ほとほと疲れ職場へ向かう。そこからはワークショップの準備。これまた書くのもウザったいくらいの手間の掛かりよう。サーティフィケイトの用紙は間に合っていない、プロジェクターのケーブルは買い換えているはずがなんか関係ないリモコンセットとか買ってきている。壊れたケーブル持って行って「これと同じの下さい」と何故言えない?おまけに隣のビル工事の現場で電線障害起こして支局内停電!明日復旧するかも怪すぃい。電気無しでどーやってPCのワークショップすんねん! まーね、どれだけ確認しておいても何が起こるかわからないこの国ですから。でもね、さすがに帰りにビールの一本でも引っ掛けないと帰る気になれないのです。 Tue-22nd-March-2005 さてさて、朝支局に行くと何とか電気も復旧していて、ワークショップ初日も時間通りにスタート。日程は今日と明日の2日間コースでスタッフは5人、参加者7人、支局内から見学1人の13人くらい。みんな真面目な先生達で、時間も遅れることなしに進んでいく。支局長の挨拶とかもあって若干皆さん緊張していらっしゃったのでしょうか、ジャマイカンパワーは低め(^^ゞ午前中は講義とVTRでの説明。Mr.ライの白熱講義で、積極的な質問もあっていい感じ。午後の分解組み立て時、昨日の障害の影響で2時間ばかり停電。分解だから良かったけど、エアコンの切れた会議室での作業は暑かった。基本的に表立って俺の出番は無い。総括はMr.ラドックがするし、解説などはMr.ライが奮闘、2グループに分かれての実習はクレイグとデイミアンがサポート。俺はカメラ片手に観察。しかし何もしないのって意外と疲れる。実習での二人はまさに立て板に水のごとく分解組み立てについて話している。いつこれだけのものを吸収したのやら(適切かどうかは若干不安だが…)。おそらく説明している時、彼らの頭はフル回転しているに違いない。俺のレクチャーを思い出してくれているといいが。やっぱり彼らには実際にやってもらうことが一番いい。段取りや資料作成等の事前準備は今後もしばらく自分がやらなくてはならんかなぁ。 ![]() Wed-23rd-March-2005 ワークショップ2日目。今日は会場を隣のMr.ライの高校のラボに移して進行。ラボともなると何だかんだ言ってやっぱりPCに関することするには便利だし安心できるものだ。エアコンも効いてるし。昨日からモベイ入りしていた16-1齋藤とわんちゃん、所長ご一行も見学に来てくれた。午前中はOSや再インストールの講義と実習、午後はトラブルシューティング。今日もMr.ライのおかげでかなりの知識がワークショップを埋め尽くしていた。時間も十分あったのは人数を絞ったからだと思う。もうそんなこと知っているよという先生も若干いたかな。目的はITレベルの底上げなので、もっとビギナーに参加してもらうことを徹底するのも課題。そうすると支局のスタッフだけでも上手く回るような気がする。 できるだけジャマイカ人にワークショップを任せるという今回の試み、成功か失敗かで分けるなら成功と言ってよいのではないかと思う。Mr.ラドックも次のワークショップの話を持ち出してきている。ただ、これは俺のわがままになるのだろうか?Mr.ラドックをはじめ自分を良く知っている人たちはリスペクトしてくれるのだが、自分やJOCVが表に立たなかったことで、日本人のボランティアががんばってやっている的な空気はあまり無く、できるだけ参加した先生たちとも話すようにしたつもりではいたが一抹の寂しさを覚えたのも事実。夕べ所長と援助や開発の難しさについて話す時間があった。日本が金を出すのは簡単だが、それでは持続的な途上国の発展は難しい。予算が尽きればそれで終わってしまうから。では彼らの自発的なモチベーションを維持するのはいかにすればいい?それだって自国のことを考えて生きている人間がどれだけいるか?答えは無い。強いて言えばそれを模索していくことそれ自体が答えとなる…かなぁ?。主役は協力隊自身とは言いながらも、やはりジャマイカを支えるのはジャマイカ人自身。訓練中に幾度と無く耳にしたような言葉が疲れた脳から染み出してはまた消えていく… ![]() Thu-24th-March-2005 明日から連休の為、午後は早く帰っても構わないデー。何で連休前は早く帰れるかと言うと、連休中は店がどこも休みになる為、食料を買出ししておかないとならない(と思う) ワークショップの片付けやなんやでバタバタと過ぎていく。 Fri-25th-March-2005 私用でホテル探しの旅に出る。と言ってもモベイ近郊のオールイン。モベイと言えばハーフムーンホテルだろと思って一番に言ってみた。値段を聞くとそれほどでもない。でもよく聞くと食事別。オールインにすると…あーやっぱり、さすがっす。都内のスイートに泊まれちゃうくらいの勢いだ。オフシーズンでこれだから、俺はここには泊まれずに帰国するんだろうなと思う。その後5箇所ほどめぐったが、やっぱりサンダルズはいいね、という感想を持つに至った。中を見せて欲しいと言ったら専属のガイドが現れて丁寧に案内してくれた。系列ホテルをバスが巡回しており、他のホテルのサービスも楽しめる。このバスを利用して全部回らせてもらった。 Sat-26th-March-2005 またまた私用でふらふらと。そう、前に連休は店が閉まると書いたのだが、今日は普通の土曜日であるので仕事は休みだけどダウンタウンは普通に店も開いており、全く活気付いていました(^^ゞ Sun-27th-March-2005 さて、本日はファルモスという街で開かれるヤム・フェスティバルに同僚と行く予定だったのだが、いくら待っても同僚から連絡が無く、同僚の電話番号を聞き忘れたドジな俺は結局一日家にいた。ジャマイカ人の約束は期待していないとはいえ「電話くらいよこせよ」と言うほのかな怒りは否めない。 英語とかワークショップのまとめ・次回の計画とかやることはいろいろあるのではあるが気が乗らず、先日あげた伴正一氏の論考を読みふける。よーいろいろ考えている方です。 Mon-28th-March-2005 今日がイースターです。実はヤム・フェスティバルは今日も開かれている(…はず)わけで、もう自分で行こうと決めて出発した。 ファルモスだと思って行ったらそこからタクシーを乗り継いで30分ほどのアルバートタウンと言う街。お、ここ来たことあるぞと思ったら、以前わんちゃん達と洞窟探検ツアーに行ったところだった。すごい人の多さで出店も多く、いたるところでヤムを焼いているよ。イベントもいろいろあってかなり盛り上がっていた。ちょっと一人で来るにはもったいないな、誰か誘えば良かった…。しかしそれにもかかわらずウロウロしているだけで2時間以上もたっていた。ココナッツ売りの爺さんと話してたら、毎年やっているこのヤム・フェスティバルも今年は規模が小さいらしい。「いつもはもっとすごいんだぜ」と自慢げに言う爺さんに「来年もいるからまた来るよ」と言ったら喜んでいた。芋だけにそんなに食えなかったんだが、いやー面白かったっす。今日も思う、やっぱり田舎はいいなぁーと。 今週はまた首都に上がらねばならず、またしばらくHPも更新できないと思ってがんばってアップしました。実はまだ今日は終わっていない。これからライブに行ってきます。あーまた遊んでばっかだと言われるかも知れんが、連休だし、簡便して頂戴っ! ![]() Tue-29th-March-2005 日記が滞っていた為、箇条書きにて失礼。 眠い目を擦って出勤。 Wed-30th-March-2005 再検査&カーニバル参加の為、首都に上がる。2ヶ月ぶりか。 Thu-31st-March-2005 採血と血圧測定。問題ないことを祈る。血圧対策ダイエットを決心。 |
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