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| Thu-1st-July-2004 隊員総会。ホテルの一室を貸切り、ジャマイカ全土の協力隊員・JICA職員が一同に会して行われる半年に一度の総会である。もちろん我々は初めての参加。 午前中は各委員会(隊員で構成される、企画・福祉・安全・ドミの3つ)の活動報告と引継ぎ、午後は隊員VS事務所との質疑応答の時間。どの隊員も何かしらの委員にならねばならず、僕は企画委員に入りました。仕事は次回の隊員総会の企画運営・新人歓迎会の企画運営。そうそう、2週間後にはもう新しい隊員が来てしまうんです。もう俺も先輩隊員かー、まだジャマイカのことあんまり知らないのに…3ヶ月があっという間に過ぎてしまいましたわ… Fri-2nd-July-2004 安全委員会運営のもと、青年海外協力隊・シニアボランティアとその家族・JICA職員が集まり、ジャマイカで生活するうえでの安全対策協議会が行われる。これは大事です。まだジャマイカで死んだ隊員はいないものの、ナイフで脅され金を取られている隊員はかなりいる。実際に襲われた隊員の実演なども行われ、密度の濃い協議会となった。ちなみに、危険と言われている地域の地図をもらったんだけど、見てびっくり。僕の住んでいるグランビルという地域もその中に入っているではないか!協議会が終わってから、現地セキュリティスタッフのMrウイリアムズがすたすた寄ってきて「お前の住まいは大丈夫か?出かける時はできるだけタクシーを使え」だって。じゃ、住居変えろ〜。もうすっかり住みついちゃってますよこっちは。思うに安全なところなんてここにはない。田舎だろうが都会だろうが襲われるときゃ襲われる。要は日頃から自分がそんな目に会わないように立ち振る舞うしかないのだ。夕方、またもやテニス。なかなか上達しないけど、いい運動になる。終わって一汗流そうとペガサスホテルのプールに侵入。こういうとき日本人はいい。誰も止めにこない。さすが、中はキングストンとは思えぬほどのリゾート状態。ビールはスーパーで買うのの4倍したけどね^_^; Sat-3rd-July-2004 本日は隊員親睦会で、なんとオールインクルーシブのホテルに一泊。場所はブリージーズホテル。早朝ドミを出発してラナウェイベイへ向かう。途中、ジャークチキンの屋台がずらりと並ぶフェイス・ペンに立ち寄る。毎回上京時に通るのだがなかなか寄れなくて。一度きてみたかったんだよねー。ジャークチキンやジャークポークは美味い。 10:00頃ホテル着。すばらしい!景色といい風景といい施設といいまさにリゾート。お酒や食事も取りたい放題。早速飲んで海入って遊びまくり。お金持ち歩かなくてよいのがオールインのいいところだけど、耳のせいでナイトダイビングに参加できなかったのは痛い。午後はテニス大会。一勝もできなかった…。夜は夜でイタリアンを食し、カクテルなんぞ飲みながら球を突き、クラブで踊り、波の音しか聞こえない浜辺を散歩。何ですかこれは?ほんとにジャマイカ?でも、ふと他の隊員と話したんだけど、観光で来てこんなとこばかりで過ごしてたら、最高だけどきっとジャマイカのジャの字も知らないまま帰っちゃうんだよなーってさ。僕達が生活し活動しているところ、つまり現地の人が生活を営んでいる場所が本当のジャマイカなんだろう。少なくとも僕はそう思う。でも、朝の4時まで遊んじゃいました♪ Sun-4th-July-2004 さて、今日はシニア隊員と有志3人でゴルフ!いやーこんなに早くジャマイカでゴルフができるとは思ってもいなかった。プレー費はオールインに含まれるから、キャディー代(ジャマイカではセルフプレーはありません)とクラブのレンタル代でJ$1,800(約3,600円)海沿いなので風が強い。グリーンは起伏も無く、そんなに凝ったコースは無いが、それでも十分。スコア115。コメントは無しでお願いします。それでも約1年半ぶりのゴルフは楽しかった〜。もーオヤジと言われてもいい、楽しいものは楽しい!今日も夜までホテル内の施設は使えるので、夕食を取りダラダラと。十分満足したわ。帰る途中、夜光虫を見る予定だったが、あんまりのんびりしすぎて間に合わず。結局モベイに帰るのも不安な時間になった為、家が近いわんちゃんの部屋に泊まる。男5人で狭い部屋に雑魚寝しながらしみじみと「これが現実だよなー」そうだよなー、帰ったら溜まった洗濯物の手洗いが憂鬱。 Mon-5th-July-2004 早朝ブラウンズタウンを出発。乗り継ぎもスムーズにいって仕事にも間に合う。しかし、眠い。遊び過ぎだっつーの。 Tue-6th-July-2004 やー、今日も疲れが抜けません。え?やっぱり年のせい? Wed-7th-July-2004 昼間、中居さんのところの船でシュノーケリングに行かないかと誘われたのだが、仕事で行けず。夜、再度刺身でも食わないかとのお誘い。食いますよー。中居さんはモベイのマリンパークで水産資源という職種で活動をしているので、地元の漁師達とはツーカー。新鮮な魚もGETできるし、何度か刺身をご馳走になったこともある。仕事を終えてマリンパークへ行ってみると、どうやら今日は中居さんのセンドオフパーティーを職場の人が開いてくれるのだそうだ。彼の同僚には何人かのピースコー(米国版JOCV)がいて、その一人、マークの家でパーティーが行われた。庭で音楽をかけ、バーベキュー。アルコールもいろいろ用意されている。と、ここまでは日本でもたまにやっていたけど、メンツがグローバルですよ。地元のジャマイカ人にピースコーの米国人、やはりボランティアで来ているカナダ人、日本人も我々JOCVの他に、以前会ったジャマイカ在住の長島さん、今回初めて会うツーリストの仕事でジャマイカに滞在しているN氏、ネグリルのホテルで働いているというミキちゃん。国際色豊かです。そうそう、ミキちゃんは若いながらホテルで結構いいポジションに付いているらしく、今度の土曜日、彼女の勤めるホテルに招待された。さすがに宿泊は無いけど、オールインを無料で使わせてくれるらしい。やったー!!またオールインだー。しかもネグリルの上級ホテル!なんかジャマイカ来てから満喫モード全開じゃない俺?先輩隊員曰く、「最初にいろんなことやっちゃうとそのうちやること無くなっちゃうんだよねー、この国狭いから…」 Thu-8th-July-2004 夕方中居氏と会う。彼もジャマイカ滞在残すところわずか。今週末には家を引き払いドミに移るらしい。生活品と扇風機を譲り受ける予定の僕は一緒に夕食(中華のキンパレ)を取り、中居氏の家へ。当たり前だがもうかなり片付いていた。中居さんが調味料を一式袋に詰めてくれたのだが、その料が半端じゃなく多い。おいこれ冷蔵庫の中全部じゃん!買い物袋5個分くらいにはなったろうか。醤油・みりん・豆板醤・おたふくソース、おー本だしまであるじゃないですか。料理が得意でない僕でも、ジャマイカ生活でこれらの品は有難い。扇風機もやっとGETできたし、中居さん、ありがとう。2年後日本で会いましょう。 Fri-9th-July-2004 各学校が夏休みに入ったこの頃、当然ながら修理の依頼はほとんど無い。部品が無くて転がっているPCは9月にならないと直せないかなー。この期間を利用して、今後の活動の骨子や資料の準備を進めたいと思う。そしてそろそろJICAへ提出する第1号報告書を書かなければいけない。報告書は帰国までに5回提出するが(内2回は配属先・ジャマイカ政府にも提出するので英文)、生活環境から活動の進捗状況まで知らせる重要なものである。 ところで、今夜はモベイからバスで40分ほどのルーシーという町にいる藤井さんのところに泊まった。明日、ミキちゃんが勤めるネグリルのホテルに行く為である。もう一人、コンピュータ隊員のタッキーとも合流して夕飯を食べ、藤井宅へ。西海岸に住む隊員は僕とヒロキさん(自動車整備隊員)と藤井さんだけで寂しい限りだが、藤井さんも近々キングストンへ転属になってしまう。これからはポツンと隊員生活を楽しもうかな。 Sat-10th-July-2004 朝8:00前にはルーシーを出発して、その名も「グランド・リド」リゾートホテルへ向かう。もちろんオールインを朝食から堪能しようという貧乏隊員丸出しのがっつきっぷりです。ここはドレスコードがあり、入館時と夕食時は正装でないと入れない。我々も隊員らしからぬ正装で(^^♪ミキちゃんが話を通しておいてくれたようですんなり入れる。ここでヒロキさんと田代さん(コンピュータ隊員)合流。みんなでゴージャスなバイキングの朝食を食べ、ビーチに繰り出す。おのおのマリンスポーツを楽しんだり焼いたり飲んだり。僕は残念ながら耳がまだ良くなっていないので、今回は陸でエンジョイ。外国人に混じってビーチバレーしたりサウナに入ったり飲んだり食ったり。午後はツーリストのN氏とそこを利用してジャマイカに観光に来ているというカノちゃんも合流。夕食もまた正装で、予定していたフレンチは食べられなかったのだが、それでも贅沢な夕食をとり、結局夜中の2時までホテルで遊んでいた。これでここに泊まれたら最高なのだが、いかんせん無料で招待されてるからそうもいかんわな、N氏の車で藤井さん宅へ帰る。 結局、僕と田代姉さんは先々週にサンダルズ、先週ブリージーズ、今週グランド・リドと、三週立て続けにオールインクルーシブのホテルを格安でエンジョイ。いかん、いけません、勘違いしちゃうくらいに贅沢です。これは夢だと割り切って、明日からは現地に密着した隊員生活を送りましょう。 Sun-11th-July-2004 ヒロキさんの住むグリーンアイランドに向かう。近くのプライベートビーチでシュノーケリングをする。もちろん僕は見てるだけ。でもここの海はかなりきれいだ。地元のジャマイカ人も遊びにきている。早く耳直してもう一回来てーなー。ジャマイカにいて海に入れないのはきついもん。 夕方家に帰ってシャワー浴びながら洗濯していると、外で僕を呼ぶ声。窓から見ると、セキュリティスタッフのアンジェリアが暇そうにしている。洗濯してるから相手はできないと言ったら、今度は他の寮生たち相手にキャーキャー騒ぎ始めました。いやいや、ちゃんと入口に戻って仕事してくださいよ、セキュリティの意味無いからほんとに… Mon-12th-July-2004 やたら眠い、やっぱ週末の疲れが溜まっている。ここんとこ週末一日たりともゆっくりしていない。ま、それはそれで予定があって良いことなんだけど、一人の時間が無いと自分を上手くマネージできない僕としてはそろそろ一人の週末が欲しい。今週末も新歓だしなー。 金曜日にはまたワークショップの手伝いも入っている。職場の車で送ってもらう交渉をしていたのだが、夕方ドライバーのMrクレイグが、その件どうなったか聞きに行こうというのでオフィスマネージャーのコリーちゃんの代理のMrsリントンのところへ。そしたらディレクターのMrゴスリー(この支局のトップ))と直接話してくれと。早速彼をつかまえて交渉。彼の英語はかなりきれいなのだが、くやしいくらいに理解できない。久しぶりに頭痛くなるくらい貧弱な英語を駆使してワークショップの件と、送迎の件を説明する。何とかOKをもらえた。明日の朝、出張申請書を提出してくれとのこと。会話の中での彼からは、「大体知ってはいるがお前の口からもう一度聞きたかった」風なニュアンスが感じられた。僕が動き出すのを待っていたかのようだ。明日もう一度ゆっくりワークショップについて説明しよう。いい機会だ。将来的にここモベイでも僕が中心になってコンピュータのワークショップを開いてみたい意思があることを伝えよう。あれ?この体制はおかしい!まるで僕が何かさせてくれと頼んでいるようだ。JOCVではないよその考えは。あくまで現地の人々の自発的な行為のもとに我々のサポートが入るべき。そもそもワークショップだってむこうが「やりたいから補佐してくれ」という流れにならなくてはいけない。うーんここらへんがボランティアとしてのJOCV活動の難しいところ。仕事ならこれで自分からがんがん進んでいっていいんだけどねー。会話から気をつけていくか。明日はAskじゃなくてSuggestでいこう。 Tue-13th-July-2004 早速ワークショップの簡単な概要とレター(簡単な申請書のような書面)をプリントアウトしてMr ゴスリの元へ。レターは文章を赤ペンチェックされて再提出。なんか先生に英語を見てもらっている生徒のようだよ…。正式にOKをもらったが会場までの送迎の件は明日ドライバーと調整することに。自腹で移動するのは辛いからなんとかなるといいけど。 昼間は一日報告書を作成していた。レキシーが遊びに来ていて、俺の部屋でずーっと遊んでいたので、半ばだらだらモード。子供は元気だなー、夏休みの宿題無いのか?彼女は小学2年生なので、意地悪な僕は簡単な掛け算の問題なんぞを出してみた。「4×2は?」「…6!」(^_^;) 掛け算は習ったみたいだけどあんまり得意じゃないらしい。日本のように九九があるのか聞いてみたが、飽きてしまったらしく(それとも俺の英語が通じなかったのか)答えてくれなかった。英語もまだスペルなんかは習っているところみたいでちょくちょく間違える。よし、書く英語なら俺のほうが先生だ!俺も何やってんだか… Wed-14th-July-2004 今日も平穏な一日。最近迎えが無いからカレッジの入口でタクシー待つことが多いんだけど、セキュリティーや食堂のおばちゃん達と毎朝ジャマイカンな会話をしている。「今日は彼女待ちかい?(ジョーク)」「ジャマイカの女の子は背の低い男は好みじゃないだろ?」「んなことないわよ、男は金と愛と後は…やっぱり夜が強くなきゃねー。がはははぁー!」「…(-_-;)」 オフィスに遊びに来ているレキシーが僕の似顔絵を書いてくれた。こらこらー顔を茶色で書くな!完全にジャマイカ人の顔になっている。全然似てないけどとてもうれしい。あーまたお父さんモード入っちゃったよ。 明日の送迎の件も、僕を送った後MrクレイグはKingstonに向かうからって朝5:30に迎えに来ることになっちゃったけどなんとか自腹切らないで行けそう。今夜は早く寝よー。帰ってきたら久しぶりに断水してるし。明日から出かけちゃうので問題ないけど帰ってくる日曜の夜には復活していて欲しいと祈る。 Thu-15th-July-2004 朝4:30起床…眠い。溜めておいたペットボトルの水で顔を洗う。んーいかにも協力隊っぽいね。時間通りMrクレイグが迎えに来てくれて出発。モベイの朝は昼夜の喧騒をよそに静かにそしてキラキラとしている。車窓からは、早朝から屋台の準備をする人やフルーツなんかを取りに出かける人たちの姿が見えた。生活している、息づいている町や村の様子がとても新鮮に映る。走り続けること2時間半、8:00にはマンデビルに着いてしまった。寝ていた淳太さんを起こしてお邪魔する。少しダラダラして、日中は淳太さんの職場に挨拶に伺う。ここマンデビル支局は僕が勤めるモンテゴベイ支局と同様教育文化省の支局の一つ。ディレクターや職員などに紹介してもらう。夕方淳太さん宅に戻り、明日のワークショップの最終打ち合わせ。上手くいくといい。夜は一緒に泊まっていた潤さんと隣に住んでいるコンピュータ隊員の田代姉さん(カレッジでコンピュータの先生をしている)と4人でマンデビルの中華屋へ。この街結構大きいから来るとお金使うんだわな。 Fri-16th-July-2004 朝からトラブル。ワークショップ会場まで送迎してくれるはずの支局の車が来れなくなった。どうも上手く話しが通って無かったらしい。4人でルートタクシーを使い会場の小学校へ。今日のテーマは「トラブルシューティング」について。各PCには故障のトラップがあらかじめ仕掛けてあって、受講する先生方はそのトラブルを見つけて修理するというもの。今回僕がサポートに付いたのはFDDの故障しているPC。3人程度のグループに分かれた受講者は一生懸命PCと格闘している。本当に本当に、彼らが知識と技術を身に付け、ジャマイカの教育の質とPCの環境が向上してくれればと願う。僕も2回目の参加で多少慣れてきたのか、前回よりは上手く解説できたと思う。時間の都合で全員が一通りのトラブルシューティングを経験できたわけではないが、最後に全員でディスカッションして、体験の共有が図れたと思う。 帰りは、今回見学に来ていた日本人インターンと新しく来ジャマのシニア隊員のおかげで貸切ミニバスでキングストンへ。明日の新歓の為である。今日平成16年1次隊のメンバー9人がジャマイカに到着している。とうとうこんなんでも先輩隊員になっちゃった。 Sat-17th-July-2004 昼間は炎天下の中、我々15−3の5人は安全委員会の企画する自転車講習会を受ける。市内を走行したり、パンク修理を習ったり。これを受講しないとJICAから自転車の貸与を受けられない。安全上かなりちゃんとしたマウンテンバイクが借りられるので、日中の移動なんかに使いたいと思う。しかし、ジャマイカでは自転車は自動車と同じ車道を走らなくてはならない。以前、車の間を走っていた自転車を見て「危ないことするよなー」と思っていたが、これはちゃんとした交通ルールなのである。ともあれ職場近くで昼食をGETするのが困難な僕は自転車が欲しかったのである。 講習が終わり、午後からは今夜の新歓の準備で大忙し。何せ、新人・隊員・職員総勢50名の料理を準備しなくてはならないのである。プロだって大変だっつーの!しかも狭いドミで。ま、恒例ですからね。夜7:00を回るころ、みんな集まりだして歓迎会に突入。新人の自己紹介や先輩隊員による任地紹介、出し物なんかして楽しく夜は更けていく。我々企画委員はへとへとだったけど、まあ料理も内容も楽しんで頂けたのではないでしょうか? Sun-18th-July-2004 昨夜の片付けをしてキングストンを後にする。初めてダウンタウンからモベイ行きのバスに乗り込み家路に。移動に半日かかるので今日は何にもできなかった。家に入るとまず水道のチェック。良かった、断水復旧している。 Mon-19th-July-2004 昨夜からモベイの一大イベントSUM FESTがスタートした。日替わりでいろいろなアーティストが一晩中ライブを繰り広げる。もちろんジャマイカですから、みんな踊りまくり(らしい)僕は木曜日の晩に行われるDANCE HALL NIGHTに行ってみる予定。この日はジャマイカ中のレゲエミュージシャンが登場。楽しみです。ま、全国の泥棒さんも集まってくるようですが。観光客の皆さん、余分なお金は持っていかないように!! Tue-20th-July-2004 ほんとに修理が無いと暇なものである。先日参加したワークショップの報告書を書いてMrリントンにチェックしてもらう。彼女は夏季休暇中のコリーちゃんの代理だからあまり意味はないのだが、これをトップのMrゴスリーに出して、この支局がどの程度技術移転に関して興味を抱いているか見てみたいのである。 昼飯を済ませてオフィスに戻ってくる途中、どこかの校長に呼び止められる。初めて会う人だな、どうやらプリンタの調子が悪くなって持って来たらしい。だからプリンタは無理だっつーの!でも時間があったので見てみる。給紙がうまくいってない。よくよく観察してみると部品の一部が曲がっている。どうやら紙詰まりした時無理に引っ張ったらしい。元に戻して完了。メンテナンスレポートも作って添付してあげました。なんかマジでサービスマンっぽい… 夕方、掃除のおばちゃんと話していたら、向こうが何やら切り出してきた。水道代J$500の内半分が払えないから何とかしてくれないかという相談。ガックリです。たいした額ではないんだが、ここでお金の貸し借りはしたくない。ましてやあげるだなんて。他にも職員はいるのになんで最近来たばかりのしかもボランティアの僕に?つまりそういうことだよね。日本人だからですよ。このおばちゃん職場では変わり者って感じなんだけど、いろいろと僕に親切にしてくれていた。それだけにとっても悲しい気持ちになりました。きっぱりと「I can't help you.」 Wed-21th-July-2004 平和な一日。メンテナンスの資料作りなんかもぼちぼち始めちゃったりして。あんまりのんびりしてるんで家に帰って「これでいいのか?」なんてこれまた時間があるから考え込んでしまったりして。日記にはいろいろ書いてるけど、実際は結構地味〜な生活なんだよな〜。最近は日本で訓練中にもらったお手玉でジャグリングの練習してます。もうそろそろうまくできそうだ。 Thu-22th-July-2004 さて、いよいよ今日はSUM FESTに行く日。夕方、潤さん・安さん・チサトが来モベイ。4人でキンパレで夕飯を食べて、一度我が家へ帰宅。SUM FESTは7時開場9時開演なのだが、有名どころが登場するのは深夜になってかららしいのでそれまで家でゆっくりすることに。アルコール飲んだりしてたら、みんなまったりモードに。俺はかなり酔っちゃって仮眠どころかマジ寝したくなり、みんなも行くテンションにあらず。いかん、俺は前売りチケット買ってるんだ。ここでJ$1200 をゴミにするわけにはいかないと、半ば無理やりタクシーを呼んで会場へ。今夜はDANCEHALL NIGHTと言って、ジャマイカ人アーチストがレゲエ中心にステージを贈る熱い夜。何せ朝まで続くので、入口では椅子やらシートやらいろんなものが売られている。中でも注目は“レゲエベッド”やっぱり途中ちょっと横になりたくなるしねー…ってこれただのダンボールよ!J$100 好みの大きさにカットもしてくれる(^_^;) 我々はジャマ人の間を縫って前の方へ。もう全員がノリノリなのかと思いきや、ただ突っ立って見てるやつもいれば、キャーキャーいって踊ってるやつもいる。有名どころが出てくるとみんなタオルを振り回したりライターつけたりすごい。危険だが、スプレーに火をつけて炎出してる輩もいる。回りはガンジャの臭いがすごい。僕が知っていたのはBeenie Man とElephant Man。歌もさることながら、ステージ上での彼らのエンターテイメント性には、やはり人気があるだけのことはあると納得する。言葉も歌も分からないので途中飽きてきたりもしたが、最後までがんばる。感想:何のコンサートでもやはり予習は必要です!でも行けてよかった。 Fri-23th-July-2004 早朝6時帰宅。4人とも即寝る。といっても日が出てしまうとあまり寝続けられないもので、昼前には目が覚めてしまう。珍しくいろんなところから電話があって起こされ続けたせいもあるか。ワンとサクが今夜のINTERNATIONAL NIGHTを見るために来モベイ。我々はさすがに「今夜は行かなくてもいいか」モード。午後ダウンタウンにみんなで食事に行く。ここで安さんは帰宅。そして田代姉さん合流。それから、今夜SUM FESTに行くという2人の女性(玲子ちゃんとリズ)も合流。彼女たちはロスの大学生でKingstonで数ヶ月インターンとして研修しているらしい。そこで活動している隊員から前もって彼女たちのことは頼まれていたわけです。例によって一度家に戻り、今夜参加組は仮眠取ったりのんびりしたり。昨夜参加組の潤さん・チサト・俺は完全に見送りモード。来年も見れるしね。 Sat-24th-July-2004 朝方、SUM FESTメンバーが帰宅。さすがに僕の家に7人泊まるのはきつい。敷くものが無い。わんとサクは床にじかに寝ていた…。玲子ちゃんとリズはドクターズケイブへ行くので先に出て行った。我々はどうするかあーだこーだ考えて、ネグリルへサンセットを見に行くことに決定。昼過ぎに出発してルーシーで軽く食事をし、、ネグリルのビーチについたのは2時過ぎ。曇っていたのだが、海は快適。しばらく海に入ってなかったので普通に泳ぐのも楽しい。夕方、ネグリルの美しいサンセットを見るスポットとしても有名な「Ricks cafe」に行く。ここで、今自転車でジャマイカ回っている養護隊員のコバさんと合流。ま、結局曇ってて夕日見えなかったんだけど、実はここ、cafeに隣接する10m級の崖から海に飛び込めることでも有名。ジャンプ台の回りはそれを見ている観光客でごった返している。もちろん誰でも参加できる。が、僕は耳がまだ不安だったので、今回は我慢した。いや、決して怖いからとかではなく…。コバさん、潤さん、チサトがチャレンジした。しかしチサトにはほんと感心するよ、女の子なのに顔色一つ変えず飛び込むからね。「今度は景色見ながら飛び込むー!」とか言って2回もチャレンジしてた。度胸があるっつーのかなんつーのか…。夜はチャーターしたタクシーの運転手が紹介してくれたレストランで食事。ここは実にうまかった。そのままドライバーの身内が経営するホテルに泊まることにしていたのだが、近づくにつれて彼の言うことがおかしくなってきた。運賃は高いしホテル代も最初聞いたのから上がっている。着いてホテルを見せてもらうと、これまた聞いていた条件よりひどい。法外な値段を吹っかけられたわけではないのだが、なんとも府に落ちない我々は別の宿を探すことに。向かいのビラで交渉してみたところ、なんとか値段も折り合いがつき無事寝床確保。お湯も出たので、潤さんと男二人肩を並べRumなんぞを飲みながら温泉気分。語らいながらネグリルの夜は更けていく。 Sun-25th-July-2004 起床。ネグリルの街で朝飯を食べ、昼過ぎに帰宅。午後は掃除と大量の洗濯物を手洗いしている間に終わる…なんか楽に洗えてきれいになる洗濯の方法は無いもんかなー。 Mon-26th-July-2004 ちょっとしたことで今の自分が崩れそうになる。慣れてきたからか、気を張るのに疲れたのか、心に踏ん張りが効かない。ジャマイカが少しでも良くなるようになんて先の長い希望を持っているのはわかっているくせに、気ばかりせいて実は彼らに付いていくことさえできない。「俺は何をしにここに来たんだ」おそらく2年間付きまとうだろうこの言葉が頭から離れない。日本にいた時から、いろんな壁はあって当たり前だと想定して訓練してきた。「じっくりマイペースで取り組んでいけばいいか」そういう風に考えることが僕にはできるとわかってもいる。それでも目の前にぽっかりと開いた底無しの穴につい落ちてしまいそうな不安が消えない。 何気なくHPに付けた書き込みスペースのメッセージが、そんな不安から救ってくれる。日本でがんばっている恋人の姿が、立ちすくみそうな僕の背中を優しく押してくれる。相変わらずくだらない話をしながらも毎日仕事に汗を流す友人たちの姿が、踏み出そうとする足を軽くしてくれる。明日は落ち着いて回りを見渡してみようか。職場の人たちともう少し多く話してみようか。日本にいる僕の親愛なる人たちへ、本当にありがとう。 傷付き打ちのめされても 這い上がる力が欲しい 人は皆 弱虫を背負って生きている 苦い涙をかじっても 微笑むやさしさが欲しい 君が愛にしがみ付くより まずは君が強くなれ HOLD YOUR LAST CHANCE 小手先で剥がれ落ちる美しさより HOLD YOUR LAST CHANCE 一粒の汗のほうがいい 二度と走れぬ坂道を登ったら HOLD YOUR LAST CHANCE 誰かが道でつまずいたら 差し伸べる思いやりが欲しい 人は皆 淋しさを背負って生きている 頬を突き刺す怖さがあっても 立ち向かう勇気が欲しい 曲がりくねった迷路で本当の自分を探すんだ HOLD YOUR LAST CHANCE テーブルに飾られたバラより HOLD YOUR LAST CHANCE 野に咲く蓮華草のほうがいい 二度と走れぬ坂道を登ったら HOLD YOUR LAST CHANCE HOLD YOUR LAST CHANCE 〜長渕 剛〜 Tue-27th-July-2004 ジャマイカに来て約4ヶ月、派遣期間の6分の1が過ぎて、やっと特に変わり映えの無い一日が訪れた。ほんと毎日いろんなことが起こるもんなー。 Wed-28th-July-2004 職場まではタクシーを2台乗り継ぐ。最近は節約と健康のために1台分で降りて歩いている。今日も照りつける太陽の下をテクテク歩いていると後ろから一人の女性が声をかけてきた。僕は知らないんだけど彼女のほうは僕の存在を知っているらしく、同じ道すがら話しながら歩いた。名前はゼリーシャ。僕の職場の隣にある大学のSTAFFで、僕の住んでいる大学に仕事で来た時に見かけたらしい。良し悪しもあるけどこういう気さくなところはいいよねー。 夏休みだけどある校長先生が来ていてPCの出張修理を頼まれた。おー久しぶりに学校に訪問できる。でも生徒も先生もいないか… 夕方家に帰り、大学のラボに行ってみた。目的はインターネットをするため。一回J$50払わなきゃならんと聞いていたので今まで使ったこと無かったんだけど、行くと階下に住むIT教師Mrグリーンがいて快くただで使わせてくれた。もちろん日本語はインストールされてないが、ちゃんとLAN環境が整っていてDSLも引いているようだ。よーし、今度はノートPC持っていってHPの更新しよ。Mrグリーンが調子の悪いノートPCを抱えていたので2人であーでもないこーでもないとPCの話をした。結局解決しなかったのだが、いろいろ話せてよかったと思う。彼はちゃんと技術も持っていてしっかりした教師である。ワークショップの手伝いしてくんねーかなー。もうちょっとプランができてきたら口説いてみるか。 Thu-29th-July-2004 昨日からどデカいスキャナーが2台入って職員が講習を受けている。予算が無いといっても買えるものは買えるようだ。待てよ、ジャマイカの決算って8月か?9月で期が変わるとしたら予算消化に動いていてもおかしくはない。考えることは日本と変わらんのかな。来年はこの時期を使って支局内のLAN構築を提案しよう。IT担当のカウンターパートもうまいこと付けられれば僕が去った後のワークショップも任せられるかも。とすれば、ここ半年以内にワークショップを成功させてセオリーを確立しておくのがいい。ここ一年で2サイクル開催できればいいんだけど。昼間、先日HELPしたワークショップのリポートを(やっと英語の直しも終わって^_^;)Mrゴスリに提出した。モベイでもやりたいと話したら、「すぐやれ」と心強いお言葉。お言葉だけで終わらないことを祈ります。 Fri-30th-July-2004 珍しく午後から夕方まで雨が降っていた。ちょっと若手連中と年齢の話になって、みんなに聞いてみた。ドライバーのクレイグは32歳(ま、そんな感じ。兄貴みたいだね)クレイグお気に入りのMsジェームスが26歳、受付のMsジェネラルが28歳(職場で一番かわいいと僕は思う)これをご覧の男性諸君、一緒に写真撮ったら公開しますのでお楽しみに。そしてコピー取り(こんな仕事が存在するところがよくわからんが…)のMrニコルソンはなんと19歳。さすがに僕より若いとは思ってたけど10代とは。 今日は新人隊員でまだキングストンで訓練中のテルミちゃんが職場訪問にやってきた。前もって配属先に訪問するプログラムが僕らの後にできたらしく、羨ましい。僕の出る幕は無く、彼女と一緒に働く同僚にいろいろ案内してもらったようだ。自分が初めて来た時のことを思い出す。職場全員の所回って紹介してもらったんだけど、結局1、2人しか名前憶えられなかったもんなー。因みに今日の学校訪問はキャンセルになった。校長が気が変わったと言ってPC持って来ちゃったから。楽しみにしてたのに。 Sat-31th-July-2004 早朝、職場の同僚Mrsマイルズ宅へ向かう。テルミが昨夜泊めてもらっている家である。メイペンで催し物があるらしく連れて行ってもらうことになっていた。Mrsマイルズの親しい校長先生も一緒に、4人で出発。結構遠く、着いたのは昼過ぎ。催しというのは、日本で言う農協祭みたいなもんで、植木販売や会社のブースがあったり、出店もあった。校長とMrsマイルズは花や苗木が欲しかったらしくかなり買いあさっていた。結局2人の買い物に付き合わされたって感じ。 |