【1】資料部の概要 |
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●資料部ではJR、民鉄、3セクの鉄道、自動車、船舶等の交通各社の直轄販売所、委託販売所にて取扱のある印刷 発行機や自動券売機によらない、昔乍らの掛の手売りによる常備硬券並びに軟券の近況(現況、と言い切れないの が辛いところ…)について纏めたものを公開資料として掲載しています。 ●口座内容は判明分(事実確認調査済)で且つ趣味目的での入手可能な場合(但し入手難易度の高低については個人 差がありますので別問題とします)のみ掲載しています。 ●郵送依頼にも対応した情報提供をコンセプトとしていますが、これは詳細に至るまで情報を公開する事により、収 集家側として調査手間の簡略化、事業者(担当掛)側として度重なる問合せや非常識的な依頼への応対などの負担 を軽減する、と言った双方の利点を追求したものです。 ●個人情報の取扱いに関する法改正の影響から、社内規程にて「郵送依頼の受付を禁止する」事業者、事業所が増加 傾向にあります。中小私鉄会社の増収策と反対に大手私鉄では窓口(現地)販売に限定する動きが見られます。 ●掲載後の改廃等も予想されますので、お気付きの点がありましたら些細な事でも結構ですので事務局宛に御一報頂 ければ幸いです。 |
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【2】基礎知識 |
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●各公開資料の掲載内容につきましては、下記の事項を前提としております。 1.券種の区分についてJRの旅客営業規則(以下「規」)に基づいています。 券種について規18「乗車券類の種類」、規140の2「乗車整理料金」、規140の3「ホームライナー料金」 様式について規189「常備片道乗車券の様式」から規227「乗車変更専用特別補充券の様式」まで各項 自動車線に関する条文は各社初版から4版(海2版、四3版)まで掲載 2.券種の表示方法について JRの規則、規程に使用される用語に基づいています。なお料金券は規18の(2)から(6)、規140の2、規140の3 に夫々定義されている切符の総称、クーポン券は規222を語源としています。 但し資料中では便宜的にJRが委託販売している他社用船車券、施設利用券、個人型ツアーバウチャー券等の 大型軟券(JR地紋限定)としています。 なお本来のクーポンタイプの切符(北海道フリーパス、青春18きっぷ等)で企画乗車券に類するものは企画 乗車券として分類しています。 3.表中の略号について JR乗車券の略号(規程本文や乗車券類の報告片に記載)に基づいています。 【金】金額式片道乗車券 【片】一般式片道乗車券(常備・補充)【矢】矢印式片道乗車券 【互】相互式片道乗車券 【往】往復乗車券(常備・補充) 【続】連続乗車券(常備・補充) 【定】定期乗車券、定期回数乗車券(常備・補充) 【回】回数乗車券(常備・補充) 【料】料金券 【企】企画乗車券(※1) 【入】入場券 【ク】クーポン券 【補】特別補充券(※2) ※1 所謂「トクトクきっぷ」と呼ばれるもので、現在「青春18きっぷ」については掲載対象外です。 ※2 区間変更券、復路専用券、駅常備出補、駅常備料補等、特に常備口座として残存している場合に限り掲載 対象としています。 その他に補足として補充式の乗車券や料金券のうち、乗車区間等を記入するものは(記)補充式、(記)急行券の ように表示します。 4.各分野の常識「これがアタリマエ」 表中の註釈には敢えて謳いませんが、予め知っていてアタリマエ、暗黙の了解的事項を幾つか・・・ 4-1.補充片道(往復)乗車券について 規程で謳われるところの常備券が用意されている口座(条件)では発行出来ません。 近年の補充券収集ブームで小児初乗運賃等、低廉な条件に応じて頂ける場合も散見されますが、あくまでも 厚意であり、その可否は掛の裁量による部分が大きいですが、先方に断られた場合は無闇に食下がらず、最低 運賃に拘るのであれば機会を改める、当日どうしても入手したい場合には予算の許す範囲内で別の条件で相談 してみると良いでしょう。但し他社線の委託販売では基本通りの手順でしか入手出来ませんので相応の資金が 必要となります。 4-2.特別補充券について これも近年の収集ブームで事ある毎に物議を醸し出している物件ですが、機械発券が主流の現在では資金を 積むか、コンピュータシステムの限界を突く様な知恵を絞る必要があるでしょう。 一時期、新駅開業等のイベント時には当然の如く補充券の御祝儀発券が行なわれましたが、出札システムの 近代化、また大量購入や転売業者の存在が問題視され、最近は制限を強化したり発券自体を行なわない場合も 出ています。 なお規程に則った入手方法については資料本文中、註釈等で解説しています。 4-3.ホームライナーは土休日運休が基本 若干地域差がありますが通勤輸送列車ですので、東海地方よりも東側は土休日運休が基本、近畿圏では土曜 は運転、休日運休のダイヤ編成です。夜間の速達列車的な位置付けで毎日運転や週末深夜の定員制列車として など指定曜日のみ運転する列車もあるようです。 4-4.花火関連の臨時販売 開催地最寄駅の場合は15時頃から、周辺駅では開催地までの到達時間を考慮して若干早目に準備が始まり、 雨天荒天時の順延中止等についても予め考慮しておく必要があります。 5.JR以外の各社について JR以外の各社についても、基本はJRに準じていますが、異なる部分については適宜読み取って頂けると幸 いです。各社の旅客営業規則については現在調査中ですので、確認出来た部分から順次アップして行く所存です が、識者の御助言を賜りますれば幸甚に存じます。 |
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【3】補足情報 |
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●こちらに基礎知識を補足する情報が掲載されているサイトを御紹介します。 以前は主要都市の専門書店まで出向いて購入せざるを得なかった旅規の本が現在はネットで購入可能です。 1.駅の営業時間、JR券に関する情報・営業時間総合データベース(各駅の営業時間に関する情報) ・JRの切符収集情報ライブラリー(JRのマルス券・POS券研究室)(JR券に関する総合的な情報) 2.旅客営業規則が掲載されているサイト ・JR東日本(公式サイト)(全文掲載、但し図表等一部省略) ・JR東 海(公式サイト)(全文及び図表も掲載、pdf形式) ・IGRいわて銀河鉄道(公式サイト)(全文掲載、pdf形式) 3.JR各社の「旅客営業規則・旅客営業取扱基準規程」最新版の本がネットで購入可能! ・ |
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【4】通販について |
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【切符の通信販売(郵送依頼)に対するガイドライン】 通販対応情報を公開している立場として、当会では郵送依頼に対するガイドラインを提唱して行きます。 これらは過去のトラブル事例や、当会がこれまで取材等で事業者(掛)側からお寄せ頂いた「収集家の皆さんに 対する要望事項」などを踏まえて構成しています。一読されて「こんなの当たり前じゃないか」と思われた貴殿は 常識人ですが、これが全ての人に共通した常識とは限らないのです。故にトラブルが絶えないのですが… 1.基本心得 郵送申込については、私たち収集家が現場に対して功罪表裏一体の影響を及ぼす事を念頭に置かねばならない でしょう。現場に対する「功」の部分は勿論、事業者の売上増収の一端として貢献出来る事ですが、近年の時世 とは言え、お客様は絶対的な立場ではありません。また「金を払う者全てが客とは限らない」という考えを持つ 事業者(掛)も今尚少なからず存在する事も認識しておくべきでしょう。 そして現場に対する「罪」の部分は郵送依頼に対し、掛の平常業務以外の手間の為に時間を割いて頂く事で、 むしろ売上増収と手間の比率からすれば「罪」の方が多いかも知れません。 従って私たちには、極力「罪」となる部分を少なくする努力が必要となる訳で、最大限先方の手間を省くよう な配慮、創意工夫が求められる筈です。 なお切符の通販に対しては通常、事業者側に明確な規則や決まりは定められていません。受付の可否に関して は現場責任者(管理局長、支社営業課長、駅長など)担当者(委託駅長、出札助役、掛など)の方針に由るとこ ろが大きく、大抵の場合は対応して頂けますが、受付けて貰えて然るべき等と考えていると手厳しい答えが返っ て来る場合があります。 また最近は通常の乗車券類発売を出札口に限定し、趣味目的等の郵送依頼受諾を社内規定で禁止している場合 がありますから、事業者によっては事前の確認が必要です。 大手私鉄では東武鉄道、名古屋鉄道が該当します。未確認ですがJR東海も当該規定があるかも知れません。 但し当該事業所でも出札業務を委託しているところでは対応して頂ける場合が往々にしてあります。が、あく までも例外的措置ですので、過剰な期待は禁物です。 2.絶対に必要なもの ・依頼書(希望の切符の券種と枚数を明記すること) ・代金(基本は現金で、過不足無く同封すること) ・返信用の封筒(切符のサイズに合ったものに自分の住所氏名を明記し、必要分の切手を貼付しておくこと) 2-1.依頼書の内容 希望の切符と枚数は必ず書く事。最近は殆ど無くなりましたが、丼勘定で適当に代金を送り付けて「予算内 で送って欲しい」という依頼は掛が対応出来ませんので絶対に止めましょう。 また特別補充券、補充式乗車券は発行可能な条件が定められていますので、事前に条件をきちんと確認して から依頼するようにしましょう。例えば連絡乗車券専用の補片を自社完結(初乗運賃など)の条件で依頼して も断られてしまいます。 2-2.代金 基本は現金書留による送金ですが、定額小為替証書でも可能な場合もあります。但し換金に手間がかかりま すので、一人勤務の駅や郵便局が近所に無い土地柄の場合、特に係の負担が増大しますから避けましょう。 なお定額小為替以外の金券、証券など、特に切手は代金として使えません。 またJRの場合、以前はオレンジカード(JR西日本の減算機設置駅のみ)、JR指定のギフトカード(直 営駅のみ)も使えましたが、近年常備券の取扱は簡易委託駅が中心ですので、これらの裏技?は使えません。 2-3.返信用封筒 普通乗車券程度であれば定型郵便(長形3号以内)用の封筒で間に合います。余程大量に注文しない限り、 90円切手(50グラム以内)の定型郵便で間に合う筈です。また数枚程度の硬券又は小型軟券、或いは補充乗車券 程度の大きさの軟券切符であれば、郵便書簡(ミニレター)を使う裏技?もあります。但し25グラムを超える と定形外となりますので要注意。著者の経験ではB型硬券で10枚までは大丈夫でしたが、梱包方法(軽量且つ 折れ曲がらないように丈夫に保つ手法)を工夫しなければなりません。 団体乗車券の場合は相応の大きさ(通常B5版)の封筒が必要です。この場合は定形外になりますが、数枚 程度ならば送料は120円で間に合います。 ワンポイントアドバイスとして、返信用封筒の表面(宛名側)左下側に「折曲、水濡厳禁」と朱書すれば、 配達係が配慮してくれます。 3.トラブル回避の「コツ」 3-1.暗黙の了解も文書にて確認すること 意外と多いのが依頼側と担当掛との認識のすれ違いです。運賃料金や発行条件等は依頼者側の私たちで充分 吟味し、間違いの無いように心掛けて下さい。例えば「○○ゆき乗車券、運賃100円を2枚希望、小計200円」 という具合に項目毎に運賃料金を記入する事で、お互いの意識を確認出来ます。 特に小児運賃の算出方法は大人の半額とした際に同じ5円の端数でもJR線が「切捨て」なのに対し社線側 が10円単位に「切上げ」となる事で依頼側の誤認が生じ易いです(連絡乗車券発券の際など掛でも時々間違い ます)から注意が必要でしょう。 また「通」好みの切符収集となると、規程上では正規の取扱でも、現場の慣習となっていないような条件が が多く、担当掛が認識していない場合も往々にしてありますので、条件等についても文書にて確認するような 形を採る事が望ましいでしょう。 3-2.不着等を防ぐ為の自己防衛と注意事項 著者の経験上、通常では殆ど有り得ない事だとは思いますが、何か改廃が絡むイベントに関連して申込を 行うと、現場では同様の申込が殺到しますから混乱の中に巻込まれる可能性があります。斯様な場合、書留 や配達証明等で送付していれば追跡調査も比較的容易でしょうが、普通便では難航必至です。 また平常時の場合でも先方が差出したつもりで机の抽斗に仕舞ったまま、年末の大掃除まで忘れていたと いう事例も過去にはありました。依頼したまま行方不明という事例は著者の経験で十数例あり、詫びと共に 事の顛末を打明けられたのはこの一例だけです。が、他も同様なのかも知れません。 また返信に際しても同様で先方が差出したとしても自分の手元に来なければ無意味です。郵便事故や紛失 時の無補償等、普通郵便のリスクは予め認識しておくべきでしょう。 先方の都合に合わせ、可能であれば追跡可能な書留(配達記録)郵便やメール便で返送して頂くよう交渉 する事も防衛策としては有効でしょう。 |
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Last Update 2006/05/01
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