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ボケの会話術

 
会話にボケが潜むのではない。ボケるために会話をするのだ。
そういうことが、ぱんだとD氏の間にはままある。


夕食の後片付けも終わった。夜の洗濯も終わった。時刻は夜の10時半――9時から10時の間に夕餉となることの多い我が家としては、珍しく早い展開であった。

D氏    「よーし、今日は早く寝るぞ〜。目標は9時半だッ」
(注)すでに10時半である。

ぱんだ 「そいつは早いね。今何時?8時半くらい?」
(注)くどいようだが10時半である。

D氏    「今は……、(もごもご)、……9時半までは11時間もある。」
(注)それは朝の9時半だろ。

ぱんだ 「そんなにあるのか。んじゃ、それまでちょっと寝てようかな〜」
D氏    「ぶはッ!!」

         「やべぇ、笑っちまった……」
         「今の、ネタになるぞ。」





10回に1回くらいは、ぱんだが勝つ。D氏が勝つことは、あまりない。
残り9回は、いわずもがなである。
 
◆総評◆
笑った方が負け。
よって、ぱんだとD氏のボケ会話には、意外と笑顔が少ない。
(2005.10.18)