こぼれ話
2001.5.24更新
本の案内だけですと味気ないので、ピンギ本の製作秘話(裏話というより本文に載せきれなかった、ためにならない話)のコーナーもつくりますか。
(1) 赤い花と言えば・・・
ピンギの観賞価値は食虫植物の特性である葉だけでなくむしろ、その美しい花にある。
大半は桃色-赤紫系なのが惜しいと言えば惜しいのだが、勿論特徴的なものもある。
では、まず赤色から。ラウエアナlaueanaである。和名「緋の鳥」のとおり赤くて美しい。植物体や花茎も変異や栽培状態によって真っ赤になる。いまや入手自体は難しくないものの、残念ながら少々気難しく、国内で開花させている人はそれほど多くない。赤い花に憧れて挑戦する人は相変らず多いのが現状である。これの交配種も赤っぽくなるにはなる。「緋衣」「不知火」といわれるものが割合よい。

もう1つはcrassifoliaクラシフォリアである。こちらは高地性でかなり暑がることもあり、超のつく希少品種のままである。英国では開花例もあり、交配さえ行われていると言うが…

さらにはutricularioides。これも口紅のような小さな赤い花をつけると言われるが、自生地が極めて危険なところにあるため発見後長い間再確認すらされていない。
次回は「青い花」。(好評なら続けます)
もどる