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1月1日(祝)晴れのち曇りのち雨
レイチェル一家の2012年元旦は日本の情緒溢れるお正月を堪能、ということで、岡山の後楽園に出かけた。
正月の後楽園は元旦が入園料が無料というのも魅力だが、それよりも一番の楽しみはタンチョウの園内放鳥である。
しかし・・正月で気分の完全緩んだ我が家は皆朝寝をして全然放鳥時間に間に合わない。
入口のそばに立っている警備のおじさんに「タンチョウタンチョウ」とわめくも、「今日はもう終わりました。今度は3日です」と笑顔で言われ、がっくりと肩を落としかけた時、むこうの方に大勢の人だかりが見えた。
それを見て、もしや、と思って走って池のそばに行くと、ありがたや、タンチョウたちはまだおうちに帰っていない。
それはいいのだが、人が多いし、芝生の中に入れないし、なにより肝心のタンチョウが全然こっちを向かないので、写真を撮るのはほんとに難しい。
撮れない撮れないとブツクサ言っている私のそばで他の人たちもかなり撮影には苦労しているようだった。


しかし、いつも正月しかお目にかからないが、タンチョウはちょっと離れたところから見ても他の鳥たちとは比べものにならないくらいデカい。
いつもは小鳥たちの楽園の後楽園も突然のタンチョウの出現でどことなくざわついているようだった。

どんなに時代が変わっても、変わらないものを求める心は正月ともなれば、今も昔も人々を後楽園に向かせる。
町に行けば賑やかな場所、遊ぶ場所は山ほどあるのに、人々はあえて三百年も前の人間が作った庭を見に来るんである。
冬の後楽園には華やかなものは何もないが、豊かな緑と水辺の鳥たち、その何もない、感じが心を和ませる。
きっと岡山の人たちは何代にも渡って正月といえば、毎年後楽園にやって来ているのだろう。
そういう変わらぬ家族のしるし(思い出)みたいなものが私は好きだ。
池の鯉たちもさぞかし今日はたくさんのえさにありついただろう。
後楽園を出てから、駐車場までの間にうまいこと岡山神社なるものを見つけた私たちはこの際だから初詣も済ませてしまおうということで、道路まで続く長い長い列に並んだ。
やっとのことでお参りを済ませて、おみくじを引いたら、私が末吉、亭主が中吉、娘が小吉、でどうも全体的にぱっとしない。
お年頃の娘はその結果にちょっと凹んでしまい、景気づけに福袋を買いに行く!と一人盛り上がり、私ら夫婦はそれに引きづられるようにして(今日朝7時オープンという)VIVREとOPA、トドメに岡山一番街を回って今年初のショッピング。
わたくしも娘に負けじとイマドキの若者ファションの傾向と対策(?)を研究する。
いつも古着屋ばかり行くのであまり若い子が着るような店には縁がないが、町へ来て色々見てみると、やっぱり流行の服はお洒落である。
キャンディキャンディみたいな格好をして歩いている女の子も何人か見かけたが、あれも可愛い子がやると可愛いが、そうでない子がやるとちょいとほんとのマンガであった。
それにしても、正月の町は賑やかで楽しかった(亭主はこの時点ですでにくたくたであったが)。
花屋の店先には初春らしいカラフルな花々が並んでいた。

12月31日(土)晴れ 穏やかな大晦日
私は(うちが商売をしていたため)料理といえば、高校生の頃からやらされてる感が強くて、普段はほとんど買い物とか料理とか楽しいと思うことがないが、一年のうちでも特別な日、たとえば今日(大晦日)のような日はどいうわけか買出しも料理も楽しいんである。
家族みんなで朝早くからスーパーに出かけて浮かれ気分で大人買いできるのも嬉しいし、昼前から喝を入れてすでにおせち料理に取り掛かれば、いっぱしの年季の入った主婦のような気分になるのもいい。
今日は思いのほか暖かい大晦日で台所仕事も楽勝である。
夢中になって料理をしていると、頬が上気してきて、体もほかほかと暖かくなる。
普段は料理など何もしない亭主も今日はなぜか張り切ってバンダナを頭に巻いて、やる気満々で栗きんとん用のサツマイモをむいている。
いつも栗きんとんだけはばあちゃんが作るのだが、今年はもうついでに私が作ってしまった。
お昼を回るころになると彼はお腹が空いてきてしまったらしく、出来上がった料理のつまみ食いをし始めた。
私もそろそろお腹が空いてきてしまったので、このあたりでいったん休憩。お昼ごはんを食べてからもうちょっと頑張って、夕方綺麗に盛り付けよう。
夜電車で帰ってくる娘のためにワインでも買ってくるか。

日本の正しい大晦日。
夜、娘を井原駅に迎えに行って、家族皆で(今日は珍しくばあちゃんも家にいて)ワインで乾杯をして紅白歌合戦を見る。
ここ何年かはカウントダウンライブに出かけていたので、ほんとに久々に家で迎える正月だ。
日本を歌で元気に、とかいうテーマで始まった今年の紅白。
芦田愛菜ちゃんと鈴木福君の歌のときに私の大好きなミッキーちゃんも登場して「It's a small world」を嵐の松潤と一緒に踊ったりして、とにかくステージ一杯に元気が溢れていて、感動した私は涙出しながらTVに向かって拍手をしてしまった。
もう紅白のいいところの半分以上見た感じだ。
しかし、いつも思うが、NHKのマイクの性能は最高にいいんじゃなかろうか。
歌が少々下手でもあまりにマイクがいいから、伸びない声も伸びてしまう。
普段よりは2割増しくらいでどの歌手も歌が上手く聞こえる。
演歌になったらチャンネルを変えられそうなので、後ろにAKBとかを立たせる、とか演出のほうも手が込んでいる。
娘が言うには松山ケンイチはちょっと見ない間にえらく逞しくなった、とのことだが、やっぱり父親になったら貫禄が出たのかもしれない。
そんなこんなで、酒を飲み飲み家族でわいわいとTVに突っ込みを入れながら昼間一生懸命作ったおせちを食べる。
まことに今年もいい大晦日だ。
それにしても・・ラルクの歌は・・。

12月30日(金)晴れ
今年最後のライブはまるさんのインストギターで締めくくった。
東北地方に未曾有(どっかの元首相はこれを「みぞうゆう」と言ったが)の被害をもたらした震災後も様々な“悪”が横行したこの一年。
しかし、時代に流されることなく、今生きていることの素晴らしさ、明日への希望を与え続けてくれたものは音楽だった、と今さらながら思う。
芸術もそうだが、秒刻みで過ぎ行く毎日の中、心に日常とは別のスペースを持つことでしか楽しめない。
その空間へ出向く。その人に会う。その生の音楽に触れる。
心が突き動かされるまま、音楽を求めて東奔西走した一年を我ながら幸せな月日だったと思う。
世の中には不条理なことが山のようにあるが、変わらず美しいものがあるということを再確認できた。
その中でも、まるさんのギターに出会えたことは私にとって今年最大の収穫だったかもしれない。
音楽も芸術もその人自身である。
まるさんのキャラクターそのもののような温かいギターが私は好きだ。
彼のギターはいつも私に幼い頃見た夕暮れを思い起こさせる。
演奏前、「まるさん、私が応援したらブレイク間違いなしだからね!」と今年最後のビッグマウスをかまして彼に笑われたが、心の中では密かに(レーモンドさんの次はまるさんかマチルダhttp://odoromatilda.com/)と確信しているのだった。

総社の「スタジオザブーン」は客席がスタジアムのスタンドみたいなユニークなつくりになっていて、観客たちはミュージシャンたちを見下ろす感じで音楽を聞くライブハウスだ。
昨日はまるさんのほかには大学生バンドや若手のアマチュアミュージシャンたちが3組登場した。
その中で3回も出演していたのが升谷誠さんというギタリストで、インパクトの強い金髪と同じように、演奏のほうもイケてる県大生だった。
まるさんの18番と思っていた「Merry Christmas,Mr Lawrence 」を器用にこなしていた。

彼はまるさん出演の時にも登場して、一緒に押尾コータローの曲を演奏した。

その他、県大生バンド「二十四節気」とピアノの弾き語りの乙野舞さんが出演した。


最後は出演者全員で綾香の「おかえり」を演奏。私の今年最後のライブ鑑賞が終わった。

「年末ライブ」
会場:「スタジオ・ザ・ブーン」(総社市中央3-13-117)
TEL 0866-93-9781
http://studio-the-boone.cocolog-nifty.com/blog/
喋って笑っての女子会が終わり、夕暮れの町を買い物へと急ぐ私の心にふと井原駅のイルミネーションが映った。
故郷井原を遠く離れて都会で暮らす人々の中には今年帰省できない人もいる。
そんな人たちも私のブログを見てくださっているらしい。
夜の井原で思いつく画像というと、駅くらいしかなかったので、ささやかながら、この町のシンボルの灯りを届けたい。

気がつけば、あとたった一日で今年も終わる。
見慣れた町の風景もひたひたと心に沁みてくる。
12月29日(木)晴れ
大掃除2日目。
いよいよ戦いはもっとも過酷な1階の激戦区へと移り、今日は亭主も一緒になって腰が痛いを連発しながらひたすら一年分のゴミと格闘する。
二人して休みとなれば遊びまくったこの一年(実は30年)、人生楽ありゃ苦もあるさ、の歌詞どおり、楽ばかりしていると後で当然のようにツケは回ってくる。
それでも猛烈な勢いでやったせいか、昼過ぎには8割方掃除も終わり、午後2時には余裕で珈琲タイムとあいなった。
コタツでせんべいなんぞをかじりながら、もう今日はなんもしたくないモード全開の二人・・。
買い物は明日に回して、夕方までのんびりしようということに。
やはり人間ずっとは戦えないもんだ。
戦士の休息・・しかし・・このまま本気でずっと休戦してしまいそうだ。
12月28日(水)晴れ
今朝は今年最後のミニ新聞を持って取材先2箇所を回り、もろもろの用事も済ませて、やっとやっと午後から正月休みに突入した。
それはいいのだが、新聞を持って行った先でI放送のカメラマンのFさんに遭遇し、○○さん、今日は取材しないんですか?と言われるも、バリバリのエスニックファッションで完全休みモードの私は仕事どころじゃない。
すんません〜。今日はこんな格好で取材できましぇ〜んとそそくさと逃げ帰る。
とはいえ、年末だというのに昨日まで外に出っぱなしで、全然うちのことができてないもんで、今日から本気で大掃除に取り掛かろうと決心して、昼過ぎから夕方まで一心不乱で3階と2階を(我が家は築37年のボロボロの3階建てだ)掃除した。
毎年のことながら、2日間に渡って行う暮れの大掃除は1階の水周りと居間が後半へと持ち越された。
その間亭主は何をしているかというと、朝仕事だったため、いつもなら助っ人となってくれるところが昼からうたた寝状態で全然役に立たない。
まあ、毎年体にガタがきている亭主ゆえ、一日目の掃除は勘弁してやろう(結局明日やらせるのかい)。
そんなこんなでなんとか一日のノルマを終え、夕方からは明日に備えての掃除用品やら正月用の食材の買出しに神辺の「ザ・ビッグ」(新湯野2−30−4)に出かけた。
正月まではまだ間があるせいか、店は思ったほど混んでいなかった(もしかしたらR182に新しくできたハローズの方へ皆行っているのかもしれない)。
100均にも寄ってみたら、世の中にはこんな便利なものがあるんだ〜といちいち驚いて、いつもより時間をかけて買い物をする。
もろもろの買い物や用事を済ませて家に帰って、いつものようにお風呂に入ったりご飯を食べたりしている時も、なんとなく昨日より気持ちにゆとりがあるのがわかる。
やっぱり一年のうちでも盆と正月は特別だ。
私はオンとオフの切り替えが自分でもけっこうできるほうだと思っているが、それでも毎週締め切りのある仕事ではどこかで気がつかないうちにストレスや緊張感を抱えているんだろう。
1週間以上仕事のことを考えなくていいと思ったら、背中に羽がついたみたいに伸びやかだ。
こういうのをほんとの命の洗濯というんだろう。
体に染み付いた一年の垢をごしごし洗い落としながら、あと10日ほどなんも考えずに過ごす。これこそ極楽だ。
嬉しいことに明日はまるさんのライブ、明後日は女子会と楽しい予定が入っている。
今年もあと3日。皆さんもよいお正月をお迎えください。
2012年にはこのHPも8年ぶりにちょっとリニューアルします。
12月27日(火)晴れ
2011年仕事納めの日。
結局今年も12月の最終週まで仕事は終わらなかった。
それでもやるべきことをやっとかないと楽しい楽しい正月休みが来ないので、今日も朝から原稿確認と取材、新聞配達に走り回った。
午前中最後に行った笠岡の市民活動支援センターでは知り合いのT子さんが珈琲を出してくださったので、今日初めてのティータイムとなった。ありがたや。
そうこうするうちに、偶然この前取材先でインタビューをさせていただいた80代の女性が支援センターに来られて、苦労話を色々聞かせていただいた。
しかし、女性は何があっても逞しい。
昼前にそこをおいとまして、急いで総社へ向かう。
今日は娘と今年最後の親子デートなのだ。
というのも、昨日、娘が「おかあちゃん、明日は忙しいの?岡山か倉敷でも遊びに行く?」とメールをしてきて、娘に「おかあちゃん」と甘えられるとたいへん弱い私はすぐほいほいとこの忙しい日に遊ぶ約束をしてしまったのだった。
まあ、娘も今年一年元気でよく働いてくれたし、ちょっと小粋にフレンチでも食べさせてやろうと思い、人気店の「ポン・ヌフ」に連れて行った。
ここは10年以上前に一度来たような気がするのだが、だいぶ前なので何を食べたか覚えていない。
今日は熟年女性のグループがわんさと来ていて、店に入るなり娘は「ちょっと場違いかも」と落ち着かない様子だったが、次々に出てくる料理がとても美味しいので、だんだん調子が出てきたようだった。
調子が出てくると、すぐにfacebookに料理の写真を載せたくなるのが彼女の常である。

ここは外観も内装もヨーロッパの古い洋館みたいで、店自体とても絵になる。
平日だと1000円のランチもあるので、とてもリーズナブルだ。


「ポン・ヌフ」
倉敷市上東516-7
TEL 086-462-8300
営業時間 ランチ 11:00〜14:00(オーダーストップ)
ディナー 17:30〜21:00(オーダーストップ)
定休日 水曜日
http://www.pontneuf.jp/index.html
お腹がいっぱいになった後は岡山の古着屋や倉敷の雑貨屋を回った。
倉敷の市民会館の通り沿いにある「K's PORT」はバラエティに富んだ手作り雑貨があるこの辺りでは珍しいボックスショップだ。

「box in box gallery K's PORT」
倉敷市船倉町1700-3
TEL: 086-421-7747
営業時間 : 11:00〜18:00
毎月1日・水曜定休 P有り
http://ksport.okoshi-yasu.com/index.html
最近、娘はfacebookから色んな情報をゲットしているようで、なんでも美観地区の「珈琲館」では「琥珀の女王」なる飲み物が大人気なんだそうだ。
ミーハーな私はそういう話を聞くとすぐに行きたくなる。
早速珈琲館に入って、スタッフの女性に「琥珀の女王」2つください、と言うと、冷たい飲み物ですが、よろしいですか?と言われ、え〜そうなん?とちょっと想定外のことに焦った私らだが、この際じゃ、とばかりその冷たい「琥珀の女王」に挑戦した。

このグラスじゃなくてカップに珈琲と氷、というちょっと見た目不思議な飲み物をひと口飲んでみると、なんとなく珈琲牛乳のような味がした。
でも飲んでいるうちにただの珈琲牛乳とは全然違うとわかった。
アルコールがほどよくきいていて、まろやかな甘みがほわ〜と口に広がってすごく美味しい。
なんでも、水出しコーヒーにリキュールを加え、蜂蜜と生クリームを入れてあるらしい。
今年最後の初体験の味だった。
750円という値段は最初高いと思ったが、この店の中で飲むこの珈琲ならありかなと思った。
何年ぶりかで来た「珈琲館」は暗い店内とレンガ作りの壁がいつもながら老舗の風格を感じさせた。
一眼レフのカメラを買ってから初めて来る倉敷。やっぱり寒くても雲ってても倉敷は写真になる街だ。


娘も負けずと最近買ったiPhone 4Sで私と同じアングルから一生懸命写真を撮る。
カメラだけは私のほうが年季が入ってるからちょっと偉そうに指南する。
人気のない冬のアイビースクエアもカメラを持って歩くと、暖かい季節にはない魅力がある。


2011年最後の倉敷は「くるま座 有鄰庵」であつあつのきびぜんざいをいただく。

岡山といえば桃太郎、桃太郎といえばきびだんご、ということで、ぜんざいにもきびだんごが入っている。
白玉粉で作った団子よりかなり柔らかいが、これはこれで美味しい。
この古民家カフェでは宿泊もできるし、色んなライブ、ワークショップなどもやっている。
壁にはすいんきょ、奥の部屋に置いてあるコタツやステレオもこの店によく似合う。
12月26日(月)晴れ 昨日より寒さ和らぐ
今日は昼から今年最後のコラムを書いた。
様々なことがあった2011年。自分のコラムを読み返しながら思わず涙が出た。
これを自画自賛といわずしてなんといおう。
まあ書いた人間が泣けない文章が人を感動させられるわけもない(と勝手に思う)。
こうして、自分の仕事や趣味や性格を自分で肯定する傾向がますます強くなる私だが、信じるものは救われる、の精神で来年も走り続けようと思う。
そういえば、この前ネットで手塚治虫さんの名言集というのを見つけた。
手塚さんは数々の名言を残しているが、その中で特に私の胸に響いた言葉があった。
それは・・「人を信じよ、しかしその百倍も自らを信じよ」という言葉だ。
人を信じることは大事だが、それより、まず自分をもっともっと信じなさい、と手塚さんは言っている。
そして、この言葉には続きがある。
「時によっては、信じきっていた人々に裏切られることもある。そんなとき、自分自身が強い楯であり、味方であることが、絶望を克服できる唯一の道なのだ」
私はこの言葉に深く感動した。
自分を信じることが嫌なこと辛いことを乗り越えるための一番の方法。
それは私が私を肯定することだろうと思える。
いまだ調子者でバカなことばっかりやってて、失敗だらけ、裏切りだらけ(基本Mですから)のこの人生を好きになること。
私もそれだけを心に決めてこの30年様々なことをやってきた。
それはこれからもきっと変わらない。
「自分を信じるものは救われる」―このレイチェルの(勝手な)名言を頼りにまた新しい年をひーこら生き抜いていきたい。
12月25日(日)歯の根も合わぬ寒さ
朝、県北の山々は真っ白い雪に覆われていた。
凍えそうな風の中で水鳥たちは小川の草むらの中で静かに佇む。
コートの隙間から入ってくる身を切られるような冷たい風に震えながら、私はかじかむ手でこの季節しか撮れない写真を撮る。
なんのために?・・そこに登りたい山ならぬ、撮りたい被写体があるからだ。



途中、北房の高岡神社に降り立って、禊橋(みそぎばし)を渡って、今年1年の世俗の垢にまみれたわが身を洗い清める。

見上げれば、樹齢800年の大杉が寒風の中で圧倒的な存在感を見せつけている。

「高岡神社」
岡山県上房郡北房町上中津井(R313沿い)
R313を南へ下るにつれて雪の積もっているところがだんだん少なくなり、高梁の近くなるとまるで雪はなくなった。
このまま南へ帰れば家まで一時間ほどだが、クリスマスなんでもうちょっと遊ぶかと思って(いつも遊んでいるが)、高梁から総社を抜けて岡山に行ってぶらぶらして、帰りに最近オープンした「白神珈琲」に出かけた。
入口のドアを開けるとマスターらしき若い男性が「どうぞどうぞ」と言って中に通してくださったのが、なんだか自分ちにジャズを聞きに来た客を迎えているような感じだった。
店の中は大きめの音量でジャズがかかっている。
その音に負けないくらい大きな声で若い女の子たちが喋っている。
ジャズをレコードで聞く店というと照明が暗い店というイメージが強いのだが、ここは普通のカフェのように明るい。
レコードプレーヤーのそばの棚には大量のLPレコードが並んでいる。
珈琲とチーズケーキも美味しかったのだが、特にケーキはこれまで食べたチーズケーキのベスト3に入るくらい美味しかった。
店長さんがほんとにジャズが大好きで店まで開いてしまった、という感じだ。
ゆったりとしていて居心地のいいジャズ喫茶だ。またぜひお邪魔したい。




「coffee&music 白神珈琲」
倉敷市中島865(JR倉敷駅から旧2号線を水島方面へ中島歩道橋を左折)
TEL 090−1186−5742
不定休
最後は昨日の素敵なクリスマスディナーの写真をアップ。
今年のクリスマスは総社の娘も家に戻ってこないというし(やっと彼女にも春が来ましたようで)、私と亭主はいよいよもって二人でイブを過ごすお年頃になって、こうなったら、美味しいもん食べに行こうということで、初めてディナーを予約して県北の町に出かけた。
限定5組というクリスマスのスペシャルディナー。
次々に運ばれてくる料理はどれも見た目も味も素晴らしく、特に最後の「赤と黒のパスタ」はビジュアル的にもアートであった。

食べるのに夢中で最後のケーキを撮り損ねてしまった(汗)。
いつも温かく迎えてくださるマスターとママさん、今年もお世話になりました。来年もよろしくです。
「てあ」では今、渡辺洋子さんの作品展(28日まで)が行われており、外は寒い木枯しが吹いていたが、スウェーデンの毛糸で織られた作品が店をほっこりとあたたかくしていた。


リストの「愛の夢」にのせて氷上を舞った真央ちゃんが演技をし終わったあと、天をあおぐようにして目を閉じた。
今夜の全日本選手権での浅田真央選手の演技。
トリプルアクセルこそ飛ばなかったが、それはこれまで見た彼女の演技の中で一番優雅で美しかった。
それは無欲の美しさというか、肩の力が抜けていて、とても自然な演技だった。
彼女は今回の試合の前に「目標は?」と聞かれて、「今の自分の持っている力を全部出したい」というようなことを語っていた。
彼女は決して「優勝したい」とは言わなかった。
私はそれを聞いて、今の真央ちゃんには優勝とか競争とかそんなもの関係ないんだな、と思ったのだが、それが今夜の演技にそのまま出ていたように感じた。
無理をして頑張らない。自分の持っている力を精一杯出せたらそれでいい。
3月11日の東日本大震災以来、日本中がとにかく「頑張ろう頑張ろう」と連呼し続けたこの1年。
しかし、何もかも失い絶望の淵にいる人たちに向かって頑張ろう、ということが果たしてよかったのか。
深い悲しみの中にいる人間は今生きているだけで十分、やれることだけやれれば十分なんじゃないか。
それでまた頑張れる時が来たら頑張ればいい。
人間は強いものだが、それでも悲しみを受け入れるには時間がかかる。
そんな中、今日笑顔で最後まで滑りきった真央ちゃんの姿はほんとに感動的だった。
一等賞になっても、一番喜んでくれるはずのお母さんがもうこの世にいないという辛さ寂しさは計り知れないものがある。
それでも彼女は選手権の出場を辞退しなかった。
今できる精一杯の演技を。今できる精一杯のことを。
恵まれた環境にいながら何も頑張れなかった私は彼女のひたむきな姿にただただ涙がこぼれた。
日本中が悲しみに包まれた2011年。
最後の最後で真央ちゃんが多くの人に希望を与えてくれた。
人は悲しみの中から真の優しさや強さを生み出す。
12月24日(土)晴れ 寒い寒い
今日はこれからちょいと山の方へ(どこなんじゃ!)出かけますんで、つれづれ日記は書けません(汗)
皆さん、よいクリスマスをお過ごしください。
無事に生還できましたら(?!)また明日日記でお会い出来ると思います。
では、ばいちゃ。
12月23日(祝)晴れ 朝寒い
朝まだ早い町の広場で男たちが餅つきを始める。

つきたての熱い餅をこねる女たちの手。

そばでは不揃いなあんこたちが静かに出番を待っている。

いよいよ・・皆であんこと餅を合体させる。

朝日に輝く真っ白い餅たちは整然と並んで正月を待つ。

今日は朝もはよから餅つきの取材で笠岡まで出かけて、急いで家に帰って原稿を書いて、その後もろもろの用事を済ませて、大急ぎで加茂町のギャラリア「風の巣」の「クリスマスチャリティ ハンドベルコンサート」に向かう。
2階から奏でられるハンドベルの音がログハウスに響き、ソプラノの歌声が昨日と同じく観客を春の野辺に誘う。
演奏の後は創作切り絵作家、吉田路子さんによる朗読があり、高校のとき国語の教科書に出てきた宮沢賢治の「永訣の朝」を素晴らしいチェロの演奏とともに初めて花巻弁で聞くことができた。
けふのうちに
とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
花巻弁でこの詩を聞くと、宮沢賢治の生きた東北という地の風の匂いがするようだ。
特に詩の合間に何度も繰り返される妹の切なる願い“あめゆじゅとてちてけんじゃ”は私が思っていたイントネーションとはまったく違っていた。
風土が作り出す詩の匂いというのがあるのだと初めて思った。
朗読された詩にはまた違った感動がある。
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
あああのとざされた病室の
くらいびゃうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えてゐる
わたくしのけなげないもうとよ
臨終の床にある妹にたいする賢治の悲しみ、無念、わが身の幸福を全て捧げても妹の死を無駄にしたくない、という切なる思いがひしひしと伝わってきて胸が熱くなった。
おまへがたべるこのふたわんのゆきに
わたくしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになって
おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ
いつかの冬、頬に受けた冷たい雪があたたかい命の通うもののように思われた。
12月22日(木)晴れ 寒い
年末とクラシックは良く似合う。
満員の観客とともに神辺文化会館のロビーで聞くバイオリンの音色。
バイオリニストの頭の上には真っ白い雲が浮かんでいる。
彼女の奏でるバイオリンの音色のあまりの心地よさに心は雲たちと遊ぶアルプスの少女ハイジ状態である。
らんらんら〜んらんらんら〜ん らんらららんらん らんらんらん・・
周りを見れば、皆こっくりこっくり居眠りをし始めた。
こんな忙しい時期にも眠気を誘うクラシック音楽ってやっぱりすごい。
めまぐるしく変わり行く世の中だからこそ、何百年も前から受け継がれてきたクラシックが年の瀬に人々を魅了するのかもしれない。
遠い異国の音楽が現代の私たちに原風景を思い起こさせてくれる。
観客たちもじっと黙って音楽を聞きながら今年1年を振り返っているようだ。
そんなこんなで、私はいまだ年末の雑事をとっとと後回しにして、幸せな非日常の中にいる。

「第17回ロビーコンサート ヴァイオリンとピアノのクリスマス・コンサート」
会場:神辺文化会館ロビー
出演者/小泉綾子(ヴァイオリン)池上久美子(ピアノ)
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/kannabe-bunkakaikan/
朝は今年最後の「友楽甼(ゆうらくちょう)」ということで、先日のライブの時にほんとによくしてくださったマスターや後日、達筆過ぎて読めない〜(汗)お手紙までくださった書道の近藤秋風先生に会うべく府中まで出かけた。
「友楽甼」は音楽や写真、絵画や車など、様々な趣味を極めている熟年の方々が集うお店だ。
今日は先日津軽三味線を聞かせてくださった松岡ゆみ子さんも来られていて、来年1月に神辺文化会館で行われる新春コンサートに招待してくださった。ありがたや。
今日も彼女の笑顔が世の中を明るくする。

その松岡さんを交えてマスターと3人で、カメラ談義や太鼓談義、たまには脱線して下ネタ談義などで盛り上がり、色気なくして人生なし、が合言葉の熟年男女は大笑いしながら1年を締めくくった。




「友楽甼」
広島県府中市高木町567−1
(R486を府中方面へ 「つるや」のすぐ先の道を入る)
TEL 0847-46-3731
12月21日(水)晴れ後曇り
結局2011年も最後まで喋って終わりそうだ。
今日も半日わたくしはずっと喋っていた。
こんなにおしゃべりなのに、人の話を聞くばかりの仕事をしているのが信じられん。
今日はメイメイとの今年最後のランチということで、今回3度目となる春日の「長者カフェ」へ出かけた。

「長者カフェ」
福山市春日町6-6-22
(ゆめタウンイズミ蔵王店前の通りを春日方面へ
マックスバリューの先の信号を右折後 交番を右折)
TEL 084-943-8700
彼女は最近iPadを買ったとかで、興味津々で色んな機能を試させてもらった。
メイメイが癒される〜というのがこの「あずきザザー」というアプリ。

ラジオドラマとかで波の効果音とか作る時みたいにざるに入ったあずきを動かすんである。
iPadをゆっくり斜めにするとそれこそざざざ〜っという音を立ててあずきが移動する。
「暗いじゃろ〜」と言うメイメイと二人で笑い転げる。
それにしても、新しいものというのはやっぱりワクワク感がある。
iPhone買うくらいならiPadがええよ、という彼女にちょっとだけ触手が動いたアナログ人間のレイチェルであった。
12月20日(火)晴れ
この時期になると、いくつになっても意味もなくそわそわしてくるもんで、今日も原稿チェックが終わったら、どっかに行きたくなったのだが、今日に限って早々に帰って来た亭主がおもむろに給料の明細書を目の前で開くので、そこで初めて今日がボーナス日と気づいて、まあ、今日くらいは家にいて亭主を労わないとな(なんと美しい日本語なんじゃろう)、と思って、彼の好きな(実は私の好物)焼き豚を切り刻んだ。
今夜はそういうわけでおとなしく家にいる。
昨日世界を揺るがす大ニュースが飛び込んできて、私の好きな韓国の歴史ドラマによく出てくる民たちの号泣シーンみたいな映像が何度もTVで映し出され(よくよく見ると、後ろの方の人たちは全然泣いてなかったりする)、ほんまに2011年は最後の最後まで激動の年だったなあ、と、ため息交じりに思う。
しかし、緊張の高まる近隣の国々を見るにつけ、やはり日本という国は島国ゆえの悲しさで、隣国で一大事があっても、どこかまだよそ事のようで、クリスマス気分の町はほんとに平和なもんだ。
まあ、他の国の大変がこの町まで届くとしたら、それはそれで大変だろうけど・・。
小泉元首相が言ってたが、「大変」というのは「大きく変わる」ということだそうで、首相を辞めても記憶に残る言葉を吐こうとする政治家根性はさすがと思う。
まあ、世の中がどうなろうが、私ら庶民は粛々と今日も明日も日常を送る以外手はない。
なにしろ、家族は口を開けて食べ物を待っているし、溜まった洗濯物は勝手に綺麗になってくれないし、原稿は他にだれもチェックしてくれない。
隣の国のリーダーが死んだとて、やることをやらないとわたくしの日常はまわらないのだ。
そして、今年もやるだけのことをやったらささやかなクリスマスを祝おう。
ミサイルが降って来るとか、地震で家が壊れるとか、そんなことを今、心配してもしょうがない。
今年こそ、平和な国でノー天気で過ごせるクリスマスを歓ぼう。
12月19日(月)晴れ
夕方、近所のスーパーに行ったら、小学校低学年とおぼしき女の子を連れた母親が少し離れて商品を見ていて、その子が棚にあるキャベツかなんかをちょっと触ろうとしただけで、母親が「触るなようろうが〜」とどすのきいた声で怒っていた。
最近、こういう若い母親がほんとに多い。
子どもがそんなたいしたことをしているわけでもないのに険のある言葉ですぐ怒る。
なんだか子どもというか自分の人生に恨みでもあるみたいだ。
小学校低学年といえば、いたずら盛りでもあるが、その子はおとなしそうな感じでほんのちょっと興味を持った野菜に触っただけ、というふうに見えた。
それでも茶髪のロングヘアの母親は容赦なく怒る。
7,8歳のころの女の子といえば、なにをやっても可愛いもんだと思うのだが、どうも今の母親を見ていると心に余裕がないように思えてならない。
私は自分のことで悩むことはほとんどないが、そういう光景だけはほんとに心が痛む。
こういう親がいるかと思えば、ほんとに怒らないといけないときには全然怒らない親も多い。
どうして子育てが母親たちにとって今のようにストレスになってしまったんだろうと思う。
だいたいこんな田舎町で毎日焦って暮らしてもなんぼのもんと私は最近ますます思うようになった。
かえって都会の子どもにない野生を身につけさせられる環境を喜ぶべきじゃないかと思える。
子どもは何が大事って“野生”を育ててやること、と安藤忠雄さんも言っていた。
もちろん子どもが社会に迷惑をかけることをしたら叱らないといけないが、それ以外の場面では子どもの遊び心を親が一緒になって楽しんでやるくらいの余裕を持って欲しい。
子どもがスーパーで野菜に触ろうとしたら、一緒に興味をもってその野菜をじっと見たらいい。
どうせ子どもはすぐにどこにでもいる大人になるのだ。
せめて小さいうちくらいのびのびとアホなことをさせたらいい。
ちなみにうちの娘は小さい頃、雨が降ると水溜りの中に寝っころがって喜んでいるような子だったが、今は綺麗好きで整頓魔である。
私は密かに小さい頃の野生児のような彼女を見て、どんなに面白い子になるのかと楽しみにしていたが、なんのこたあない、普通の女の子になった。
それを友人のメイメイに言ったら、「性格いうのは、結局環境とか関係なくて、最終的にはDNAなんだって!」と衝撃の事実を知らされ、それじゃあ、身も蓋もないじゃないか!と叫んだものだ。
話が脱線してしまったが、結局何が言いたかったかというと、若いお母さんたちにももう少し遊び心を持って欲しい、ということなのだった。
でもあんまり持ちすぎると私みたいになるので、ほどほどに、ということで・・。
12月18日(日)晴れ
“レイチェル走”と書いて“しわす”と読む。
今日も日曜日だというのに朝もはよから起きて、倉敷の三斎市に出かけて、湯気の立ち上る屋台をあちこち回り、お客さんでぎゅうぎゅう詰めの広場でかっしゃ焼(http://www.kassha-yaki.jp/)をふーふー言いながら食べる。
このかっしゃ焼は讃岐のB級グルメコンテストでグランプリを獲ったらしいが、見た目はたこ焼きなのだが、生地がカレー味で、中にはタコならぬ親鶏が入っている。
噂には聞いていたが、今日食べたらけっこう美味しかった。


今日は去年結成したらしいご当地アイドルのS-Qty(http://s-qty.com/)のステージもあって、追っかけらしき男性たちが前列にずらりと並んでカメラを構えていた。
私は皆さまと同じ写真を撮っても面白くないので、よこっちょから彼女たちを撮った。

毎月第3日曜日に行われているこの三斎市。
日曜日の朝早く商店街に人が集まるのかなあ、とあまり期待していなかったのだが、行ってみて驚いた。長い通りには様々な店が並び、どの店も活気に溢れている。
こういう昔ながらの商店街の“市”が私は大好きだ。
今日、三斎市に行ったのには別の思惑があったのだが、それを抜きにしても思いのほか楽しい市だった。
今日は夕方、倉敷の芸文館で「おやじバンドコンテスト」があるので、それまで岡山で遊ぶことにした。
久々に問屋町に行ったら、オレンジホールで「大倉庫市」をやっていたので、また喜んで行ってみたら、私の好きな和太鼓の演奏をやっていたので、慌ててカメラを取り出した。
岡山桃太郎太鼓というグループらしいが、総社の温羅太鼓のように男衆が面をつけて太鼓を叩いていた。
筋肉隆々の鬼にこっちを向かれてちょいとびびる。


ここでもあちこちで美味しそうな匂いが立ち込めていた。
「蒜山風焼きそば」というのがあったのだが、微妙だったので買わなかった。

「大倉庫市」
オレンジホール(岡山市北区問屋町15-101)
TEL 086―241―4131
問屋町もちょっと来ない間に色んな店が増えていた。
前行ったことがある「signe」という店がいつの間にかなくなっていて、そのあとにデパ地下お惣菜という店ができていた。
ただの惣菜屋じゃなくて、わざわざデパ地下お惣菜と書いてあるんだからなんかが違うんだろう、きっと。

「YOUR SECOND KITCHEN」
岡山市北区問屋町9-101
TEL 086-244-5501
営業時間:11:00〜22:00
あと「maimai」の前を通ったら、綺麗な色の服がチラッと見えたので入ってみたら、なんとつるかめ屋さんが出店されているのだった。
つるかめ屋さんといえば、何年か前に行った芦田湖アートクラフトまつりでそのカラフルでユニークなパンツが大人気だったのを覚えている。
首巻もとっても色使いが素敵で可愛かった。

聞けば、つるかめ屋さんは今、R313沿いに工房を構えておられるとか、ぜひ取材させていただきたい。
今日は男性が販売されていた柿渋染めと藍染めの両方を施したTシャツもすごく渋くてお洒落だった。
問屋町の帰り道にあった「メガリサイクル王国」にちょいと立ち寄って、古着を見る。
ここにはブランド品から電化製品、おもちゃ、CDなんでもあった。
夕方近くなって小腹が空いたので、「WOOD PECK」(岡山県倉敷市西尾138-7)に行ってパンを買い込んで車の中でバカバカ食べた。

長い長い日曜日の最後は倉敷の芸文館( http://www.kcpf.or.jp/hall/geibu/index.html)のアイシアターで行われた「おやじバンドコンテスト」。
このコンテスト、今回がもう5回目だそうで、けっこう人気があるイベントらしく、会場に入ると倉敷ケーブルTVとかラジオ局のスタッフがバタバタと準備をしている。
おやじバンドというとなんとなくフォークソングが多いのかなあと思っていたら、のっけからばりばりのロックンロールだった。

この見た目はちょいと怪しい感じのおじさんがすごくノリがよくて、パワフルな歌を聞かせてくださった。
ひと年とったミュージシャンというのは、(若いころにありがちな自意識の強さとか)余計なものが削ぎ落とされて、ほんとに素直に音楽を楽しんでいる感じがして、見ているほうも楽しくてたまらない。
それにこのコンテストはただ音楽の技術だけを競うものではなくて、パフォーマンス性を重視されるとかで、皆さん、ほんとに凝りに凝った演出をされていて面白かった。


熟年の魅力再発見のおやじバンドだった。
そして、4番目に登場したのがザ十二ヶ郷・陽水のUさんで、今回は他のメンバーはお休みとかで、FMくらしきのパーソナリティー・朝田恵利さん(http://eri-piano.cocolog-nifty.com/#)が助っ人で来られていた。

今日の曲はジャズ風にアレンジされていて、陽水独特のセンチメンタル、というか、“重さ”が消えて、いつもと違う陽水を聞かせていただいた。
UさんのMCはいつもほんとに自然体で楽しい。
陽水の曲を岡山弁で歌うとまた全然違うんだろうなあと思った。
今日もグルメに音楽に古着に、と忙しかったけど、好きなこと満載の面白い日曜日だった。
12月17日(土)晴れ
天は二物も三物も与える・・今日フリーアナウンサーの金盛千裕さん(http://chihiro-flower.blog.so-net.ne.jp/)に会ってそんなことを考えた。
金盛さんは以前、総社の「きび工房」(http://kibikoboyui.blog103.fc2.com/)で行われた朗読会で初めてお会いしたのだが、その美しい声と同じようにお顔もほんとに美しい方で、人前で何にも喋れない私なんぞは彼女の前に出るとわけもなく緊張してしまう。

今日伺ったお話の中で、ニュース原稿は「千鳥書き」という書き方をするというのが興味深かった。
普通の文章と千鳥書きの文章の違いをあげてみると−
「館長をやめてからは、岡山環境ネットワークとかそういうところと深くかかわりながら、自然保護の活動をしています。」という文章が→
「館長を辞めてからは、
岡山環境ネットワークとか、そういうところと深くかかわりながら、
自然保護の活動をしています。」となる。
これだと時々カメラ目線になるアナウンサーが原稿に目を戻した時にどこまで読んだかすぐわかるんだそうだ。
日本語の文章というのは現場によって変化していくもんだと今日も思った。
12月16日(金)曇り時々晴れ
ぶるぶるぶる・・寒い。
心の準備もままならないうちに突然やって来た寒波。
やっぱり昨日イルミネーションの取材をしておいてよかった。
今日は昼間は市内の足湯の取材だったのだが、外にある施設とはいえ、周りがガラス張りなのでそれほど寒くなかった。
やれやれである。
しかし、その後で出かけた行事では親戚のおじさんに遭遇して、そばにいた人たちに私のことを「○○さん(父の名)の娘じゃ」と宣伝するので、余計な話をしてすみません、と皆さんに謝った。
仕事場では親が誰だろうと家柄がどうだろうとまったく関係ない。
私は私個人としての仕事をするだけだ。
しかし、そのおじさんには昔めちゃくちゃ言われていたのに・・人は世につれ、世は評価につれ、ほんまにわかりやすい。
この前喫茶店で何気なく手に取った本の中に「ブスの25箇条」が載っていたので、面白いなあと思って携帯で写真を撮っておいた。
これはもともと宝塚の稽古場に貼ってあったものらしいが、これを読むと、ブスというのは容姿ではなく結局性格かい、と言いたくなる。
☆ブスの25箇条☆
1.笑顔がない
2.お礼を言わない
3.おいしいと言わない
4.精気がない
5.自信がない
6.グチをこぼす
7.希望や信念がない
8.いつも周囲が悪いと思っている
9.自分がブスであることを知らない
10.声が小さくいじけている
11.何でもないことにキズつく
12.他人にシットする
13.目が輝いていない
14.いつも口がへの字の形をしている
15.責任転嫁がうまい
16.他人をうらむ
17.悲観的に物事を考える
18.問題意識を持っていない
19.他人につくさない
20.他人を信じない
21.人生においても仕事においても意欲がない
22.謙虚さがなくゴウマンである
23.人のアドバイスや忠告を受け入れない
24.自分が最も正しいと信じている
25.存在自体が周囲を暗くする
最後の存在自体が周囲を暗くするっていうのも辛いなあ。
私が高校のときに仲のいいクラスメートから言われた言葉だ。
あの時はきっと私は絶対ブスだったと思う(今でもそうかもだが)。
人のアドバイスを聞かなかったり、自分がもっとも正しいと信じている、なんていうのも、ちょっと耳が痛い。
まあ、私の場合、人の言葉より自分の感性とか直感のほうを信じているというべきか(なんて自分大好きなんだ)。
でも、これが全部なくなるとほんとに宝塚のモットー「清く、正しく、美しく」に到達できるんじゃろか。
たぶん、私とか一生どっかがブスだべ。

「BU・SU」
主役の富田靖子ちゃんはぜんぜんブスじゃないし・・
12月15日(木)晴れ
昨日は総社の娘のところに泊まったもんで、日記を書けなくて、毎日読んでおられる方が心配してくださってメールを送ってくださった。
ほんとにすみません、今度から日記が書けないとわかっている時は前もってお知らせします。
読者の方がこのつれづれ日記をそんなふうに楽しみにしていてくださると思うとほんとに嬉しい。
あらためて皆さんに感謝の言葉を贈りたい。
昨日もマダムKと大人の女のディナーを楽しみながら話したのだが、私は何が恵まれているってこの10年間、元気でいられた、ということに尽きると思う。
それはもちろん体だけでなく心もなんとか元気でいられたことが1つのことを続けられた理由じゃないかと思える。
時には心無い人から毒のある言葉を浴びせられることもあるが、それでも自分が大好きという根拠のない自信がいつも私を支えてくれた。
そして、私という人間にその根拠のない自信をつけさせてくれた人たちとの思い出が私をこの10年支えてくれた。
人の出会いが今の私を創っている、とよく思う。
それと、いいことばかりでは今の私はない、ということも。
あともうわずかになった2011年。今年は特にさんまじゃないが、生きてるだけでまるもうけ気分、と思わせてくれた大事な1年だった。
今を楽しみ、今を泣き、今を笑い、今を怒り、そして・・今を生きる。
来年もそれをモットーに日記を書き続けたい。
昨日、マダムKのお誘いで出かけた岡山の「パダンパダン」の料理は素晴らしかった。
生まれて初めて食べるうにのパスタとか鴨肉とか普段食べられないようなものばかりだった。


薄暗い店内はまさに大人の店のムード満点で、夜の岡山の町は時に静かにそして時に饒舌に過ぎていく。


「パダンパダン」
岡山市表町1-7-10 帝国ビル1F (県庁通り)
TEL:086-223-6665
営業時間:18:00〜24:00
食事を堪能したあと、路面電車で駅前まで戻ったらクリスマスツリーが12月の夜空を明るく照らしていた。

今日は昼間、昨日の日記を書いていたら、すぐ夕方になってしまい、慌てて予定していたイルミネーションの取材に出かけた。
そこはR486沿いにある石材屋さんで、いつも岡山方面から家に戻る途中に煌びやかな電飾を見ていたので、取材を申し込んだら今日すぐOKが出た。
明日は寒波がやってくるらしいので、今日取材をやっといてよかったというもんだ。
しかし、取材に行く時間が早すぎて、いい写真が撮れなかったので、お話だけ伺っていったん家に戻って暗くなってからもう一度出かけた。
ここのイルミネーションも20年近くかかってここまで豪華になったんだそうだ。
来年1月10日くらいまで地元の人たちやドライバーを楽しませてくれる。

笈苡辮ホ材店のイルミネーション
岡山県井原市西江原町832-1
(R486を岡山方面へ 井原警察署の先)
12月13日(火)晴れ
今日は夕方からレイチェル一家の大イベントを控えているというのに、朝、ばあちゃんがどっかに写真を撮りに行きたいと言い出したので、家族総出でこの前も行ったけど、また鞆に出かけた。
去年の「龍馬伝」の時の賑わいはすでに去り、鞆はいつもの年のように穏やかな師走を迎えていた。
駐車場に車を止めると、すぐそばにある保命酒のお店で20人くらいの外国人のツアー客がずらっと店の前に並んでガイドの話を熱心に聞いていた。
うちの娘は目立つ団体さんには目もくれず頭上を舞うとんびを最近ゲットしたというiPhone4Sで夢中になって撮っている。

しかし・・なんぼiPhoneでもとんびは無理じゃろう。
その後、ぶらり4人旅の面々は「櫻や」(福山市鞆町鞆657)、「対潮楼」、常夜灯界隈を写真を撮りながら歩き回る。
60歳を過ぎて突然カメラに目覚めたばあちゃんは今日も昔ながらの一眼で写真を撮っている。

「対潮楼」
福山市鞆町鞆2
冬の穏やかな波が打ち寄せる雁木には暖かい陽射しが降り注いでいる。


何を撮っているのか娘もひたすら写真を撮っては写真投稿サイトに送っている。

港のそばにある古い蔵の上には白い雲の隙間から青空が見える。

時々行方不明になるばあちゃんを探していると、こんなところでちくわを買っていたりする。

焼きたてのちくわを待っている間にそのくるくるまわるちくわが楽しくてつい写真を撮ってしまう。
シャッタースピードをもっとゆっくりにすればよかった。

とにもかくにもレイチェル一家は時にはバラバラになりながら、時にはまとまって、そして、時には誰かをモデルに仕立てて写真を撮り続ける。



写真を撮っているうちにお昼時になったので、皆でぞろぞろと海沿いの通りに出て鞆シーサイドホテルに向かった。
ここのバイキングが人気らしいというので、来てみたら、平日なのにけっこう大勢のお客さんが来ていた。
ここはヘルシーなメニューがたくさんあって、どれも味付けも優しいのでいくらでも食べられる。
でも、バイキング料理は取ってくるのも食べるのも忙しいので、写真を撮る暇がなかった。
ここは何といっても海を見ながら食べられるのがいい。


「自然食ビュッフェレストラン よもぎの里 」
鞆シーサイドホテル
(福山市鞆町鞆555)
TEL:084-983-5111
http://www.tomonoura.co.jp/tomo/index.htm
海沿いを歩いている途中、ふと思い立って立ち寄ってみたらラッキーなことに開いていた「ありそ楼」。
ここは何度か来ているのだが、いつもちゃんとオープンの日を確認せずに来るもんだから、今まで一度も入れなかったのだ。
ここは大正時代に建てられた遊廓で、当時の建築様式が色濃く残っている。
木造3階建てのこの建物(遊郭のみ3階建てが許されていたとか)、1階から2階へ上る急な階段も2つあり、天井は低く、窓からは仙酔島が見える。
趣たっぷりのこの建物は今はギャラリーカフェになっており、ちょこはぴ倶楽部のnaoさんが店長さんをやっておられる。
久々に会ったnaoさんはもうすっかりお店の雰囲気にぴったりの店長さんになられていた。
ここは珈琲が飲めるのがいいし、可愛い雑貨もたくさんあって楽しい空間だ。
上にあがるほど海が良く見えて、天気のいい日はここで昼寝でもしたら気持ちいいだろうなあと思った。
夕方、法事を終えて寺を出る時、ばあちゃんが「ありがとありがと、もうこれで思い残すことはない」とこの世の終わりみたいなセリフを吐いた。
76歳の彼女にとっては今日の父の33回忌の法要は亡き父にたいする最期の務めのように思えていたのかもしれない。
お経を読み終えた住職さんが私のほうを向いて、「○○さんも若い時にお父さんを亡くしてからほんとによう頑張ったなあ」と言ってくださったので、私はなんにも頑張れないでここまで来てしまったけど、そう言ってくださったことが嬉しくて涙が出た。
33年前・・私より2つ年上の住職さんは父が亡くなった時にもお経を読んでくださったのだ。
あの時は急なことでなにもかもが混乱していて、どんなお葬式だったかもはっきり覚えていないが、あの時若かった彼も私と同じように年を取り、33年目にしてまた父のために法事をしてくださっている。
広いお堂の中は巨大な空調機があってふわふわと温かく、目の前の金ぴかの飾りを見ていると、幻想の世界に迷い込んだようだ。
ほんとになにもかも、夢のように過ぎていったこの年月・・。
お寺の階段を下りてばあちゃんの顔を見たら、彼女もやっぱり泣いていた。
法事の後、皆で墓参りをして、レイチェル一家の長い一日が終わった。

12月12日(月)曇り
ただ今午後11時半。やっと今日やるべきことが全部終わって、総社から帰って来た娘と昼間Sさんに頂いた菓匠「福富」(http://kashoufukutomi.com/index.html)の「玉手箱」を食べながらおしゃべりタイムとあいなった。

ほんとに見た目がまんま玉手箱のこのお菓子は切ってみるまで中がどんなふうになっているのかわからない。
風呂敷みたいな生地で何かを包んである感じだ。
まさに切ってびっくり、の商品である。
中身を教えたいが、それは買ってからのお楽しみ、ということで・・・
それと、Sさんはヒョンビンが好きな私のためにドラマ「シークレット・ガーデン」の全巻を焼いて持って来てくださった。

なんちゅう優しい人なんだ。
この前から見ていた「がんばれ!クムスン」は諸事情(ネタバレになるので詳しいことは言えませぬ)により、5巻くらいで見るのを止めてしまったので、次は何を見ようかなあと思っていたところだったのだ。
ありがたや、ありがたや。これで当分またいい男を見て暮らせる。
12月11日(日)晴れ時々曇り
児島の新しいジーンズの歴史は一軒の店から始まった。
野ア家旧宅(http://www.nozakike.or.jp/)の前にオープンしたその店も始めは色んなことを言われたらしい。
私も何年か前、その店を初めて見たとき「こ、こんなところにジーンズの店かあ」とびっくりしたのを覚えている。
でもいまや桃太郎ジーンズは児島発祥の超有名ブランドに成長し、その店の周辺にもここ数年で様々なショップがオープンし、いつしか「JEANS STREET」と呼ばれるようになった。
なにしろ、自販機までデニム柄だし・・・。

今日はその通りに新しくオープンした「JEANZOO(ジーンズー)」というデニムの雑貨を販売している店に行くべく児島まで出かけた。
JEANS STREETのそばの駐車場に車を止めると、目の前の児島市民交流センターで「ヴィンテージマーケット」(毎月第二日曜開催)をやっていた。
でも、今日のような寒い日にはあまり人もいなくてちょっと寂しいイベントだった。
とはいえ、ここでたこ飯を購入。

その後通りに入るとすぐに雑貨屋があったので、ついつい寄り道をしてしまう。
やっと目的地のジーンズーに着いたら、オリジナルの雑貨がたくさんあって見ているだけでも楽しかった。
ここは美東というデニムの加工会社がやっているそうで、オリジナルのバッグもお洒落だし、職人技を感じさせる商品がいっぱいあった。
スタッフの女性も感じがよくて可愛い。




「JEANZOO(ジーンズー)」
倉敷市児島味野2丁目2−39 コーワビル1F
TEL 086−441−5541
営業時間 月曜〜金曜 11:00〜19:00
土・日曜・祝日 10:00〜19:00
定休日 水曜日
その後も通りを歩いていくうちにいくつかのジーンズショップに出会った。
その中のひとつ「MuuSAN63(ムーサン)」にはカフェもあったので、ちょっと一休みしながら店長さんとおしゃべり。
ここのデニムで作った歯が三本のおじさんキャラの雑貨は大人気で桃太郎ジーンズの社長にも絶賛されたんだそうだ。

あと珍しいデニムの作務衣や可愛いミニチュアジーンズのキーホルダーも絶賛販売中〜!


店長さんが言われるにはこの通りは彼女が小さい頃は迷子になるほど人で溢れていたんだそうだ。
どこの町もそうだが、駅の周りに広い道ができるのはいいが、周辺が大型店やチェーン店ばかりになって、昔ながらの地元の商店が廃れてしまうということがよくある。
でも、ここの店長さんもそうだが、長年デニムの会社をやっているところがこうして店を出して、町の活性化に一役買っている。
JEANS STREETはまだ店の数は少ないが、この前行った大阪の中崎町だって、最初一軒の店が始めて、何年かかかってあんなお洒落な町になったんだろう。
商店街の再生に必要なことは誰かが勇気を出して一歩を踏み出すことだ、と今日も思った。
ここもそうだが、古きよきものを生かしながら、若い力が町を変えていく、というのが大事だと思う。
明るくて気さくな店長さんが今度また新しいジーンズを見に来てくださいね、と言ってくださったので、またぜひお邪魔したいと思う。
12月10日(土)晴れ 寒い
やっと今年も冬将軍がやってきたようで、今日はジャケットだけで外に出たら寒くて震えがきた。
でも、今週も昨日までさんざん遊んでいたので、今日は朝から晩まで取材で駆け回らねばならん。
最後に行ったクリスマスパーティーの取材では目の前のご馳走を横目で見ながら一人だけ黙々と写真を撮り続ける。
皆さん、ほんとに親の敵みたいな勢いで食べる食べる。
サンタの扮装をした参加者たちはそのうちステージ前で踊りだす。
その間を縫って歩き回るカメラを下げた変なおばさん記者が私である。
大声で笑い合う人々・・ステージではラテン系のバンドが軽快にリズムを刻む。
皆ほんとに楽しそうだ。しかし、私は仕事だから楽しんでる暇はない。
この時期のこういう取材はほんまに物悲しいものがある。
取材を終えて、真っ暗な夜道を帰りながらこのあたりで一杯やれる店はないのかね、と会社帰りのおじさんみたいに寄り道がしたくなる。
でも、今日はまっすぐ帰って原稿を書かないといけない。
家に戻ると、亭主が昼間作っておいたすき焼きをあっためているところだった。
なんか今日は仕事以外どこにも行かず、ほとんど誰とも喋らなかったので、ほんとにこの広い世界に亭主と二人だけしかいないような気分になった。
毎日多くの人と関わっていても最終的には家族という一番小さな単位の中に戻っていく。
なんとも心もとないのが世間との繋がりである。
今宵は月も欠けるそうで、いっそう寒さが身に沁みる。
12月9日(金)晴れ時々曇り
寒くなっても遊べや遊べで、今日は友人と福山で待ち合わせをして里庄から加茂まで走りまくりランチ&雑貨&ギャラリーを楽しんだ。
最初に行ったのが自然に囲まれたお洒落なレストラン「Adagio(アダージョ)」。
ここは以前同じ敷地のギャラリーで陶芸展をされたときにお邪魔したことがあるのだが、食事に来たことはなかった。
でもオープン以来ずっと大人気のお店とかで、今日も昼の1時過ぎに行ったのにまだ待っているお客さんがいた。
私たちの後に来た女性のグループの中に知り合いがいて、私を「○○さん」と名前で呼ぶのを聞いて、私の友人は名前で呼んでもらえるなんていいな、と言っていた。
まあこの年になると女性もあんまり名前で呼ばれないのかもしれないが、私は不思議と地元ではレイチェルと呼ばれず、みんなから名前で呼ばれている。
面白いことに私をレイチェルと呼んでくださるのは地元以外の人たちなんである。
その後、10分くらい待ってカウンターに案内されて、魚のランチを食べたら最高に美味しかった。
これだけ美味しい料理を出してるんだから流行るはずだ。
今日は写真を撮らずに食べることに専念した。
けっこうわかりにくい場所にあるレストランだが、これだけ人気があるとすでに穴場でもないかも。

Country Gorden Cafe「Adagio」(アダージョ)
岡山県浅口郡里庄町里見8285−1
(県道井原笠岡線の下追分の信号を鴨方方面へ
扶桑薬品の手前の道を右折)
営業時間 11:00〜18:00
定休日 火・水曜日
TEL 050−2006−7190
携帯 090−5370−3759
美味しいランチを食べた後は帰る途中にある笠岡の「tick.tock-Repos-(ティックタックルポ)」に行ってみたら、知らない間に可愛い雑貨が増えていた。
手作りをする女性なら誰でも喜びそうなレトロな柄が懐かしい布や珍しい糸、ボタンがたくさんある。
ここもオープン当初から来ているが、来るたびに新しい作品が増えていてほんとに楽しい雑貨屋さんだ。

「 tick.tock-Repos-(ティックタックルポ)」
岡山県笠岡市吉浜2485−13
(県道井原笠岡線を笠岡方面へ 下追分の信号を右折 トンネルを過ぎて右手)
open:am11:00〜pm18:30
close:月・木(祝日はOPEN)
http://www.tick-tock-repos.com/grape1/
レストランで珈琲を飲まなかったので、どこかでお茶しようということになり、今日から加茂の「ギャラリア風の巣」でやっている「かくれんぼ」の展示会に行ってみることにした。
住宅地を奥へ奥へと入って行くと、まるで映画のセットみたいなログハウスの立ち並ぶ一角に到着する。

うちのイヌジマも一緒に行きたいというので、ギャラリーのあちこちに座らせて写真を撮ったのだが、これがけっこう絵になるのだ。




隣のログハウスでは吉田路子さんの切り絵展が行われており、天窓から冬支度を始めた木々と青空が見えた。

光と影が織り成す世界も美しかった。

その後もスタッフの女の子の作ったメチャ美味しいチーズケーキをいただいて日が暮れるまで女子会みたくに喋って帰った。
写真撮ってるとどこに行っても興味は尽きない。今日も面白い一日だった。



「冬の森 時間 木と色に想いをよせて」
木工房かくれんぼ
会場「ギャラリア風の巣」福山市加茂町大字下加茂30-7
水木休み
25日(日)まで
TEL 084−972−7739
http://ameblo.jp/kakurenbo1102/
夜、「報道ステーション」を見ていたら、平成20年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授がゲストで出ていて、映画「太陽がいっぱい」について話していた。
私はこの映画の中のアラン・ドロンが大好きで、殺人犯ながらその哀愁に満ちた眼差しは今も忘れられない。
この映画は衝撃のラストシーンが有名だが、今夜益川教授が言っていたのは映画の中で食事をするシーンのことだった。
アランドロン演じる貧しい青年トムは金持ちのドラ息子フィリップにナイフとフォークの持ち方を注意されて殺意を抱いたという。
私はそのシーンのことはもうすっかり忘れていたので、今夜の教授の話はとても興味深かった。
金持ちのフィリップはナイフとフォークは鉛筆を持つように持って食べるもんだと教えたらしいのだが、教授が言うにはその方が魚を食べる時に身と骨が綺麗にはがれるんだとか。
実際、そばにあったペンを手に持ってやってみたら、なんだか外科の手術してるみたいだった。
でも、トムはこのたかがナイフの持ち方のこと、で殺害を決心するんである。
貧乏なアメリカの青年トムの屈折した心の導火線に火をつけてしまったんだろう、きっと。
人間というのは相手の言ったたったひとことで殺意を抱くことだってあるのだ。
そしてそこから始まるトムの残酷なそして、哀れな人生・・。
彼はラストシーンまで人生で初めて訪れただろう太陽の季節を満喫する。
幻のように儚い酒とバラの日々・・。
それにしても、若く美しいアランドロンが演じると殺人者とはいえ、どうも憎みきれないんである。
今もテーマ曲を聞くたびにラストで「太陽がいっぱいだ」とつぶやく彼の姿を思い出す。
映画と音楽は切っても切り離せない関係にある。
http://www.youtube.com/watch?v=DPsXxc6r0as

「太陽がいっぱい」
12月8日(木)雨のち晴れ
レンズの向こう側で微笑む人々はいつもと少し違った表情に見える。
カメラというフィルターを通して見ると色んなものがろ過され、素のその人が現れることがある。
目に見えているもののほうが実はどこか虚構じみているとふと思う。
カメラは実に鮮やかにそれを剥ぎ取って人間の内面を映し出す。
写真の面白さはやっぱり生きている人間を撮らないとわからない、とつくづく思う。
今日は一日日の暮れるまでカメラを持って備後カフェめぐりをして、ほんとに楽しかった。
12月7日(水)晴れ 今日も暖かい
毎日嘘みたいに暖かい日が続いている。
今日もワンピースの上にオーバーを着て仕事に行ったら、途中からまた暑くなってオーバーを脱いだ。
それにしても取材しようと思っていたイベントが全然たいしたことなかったので、今日は笠岡まで来て結局徒労に終わりそうだなあ、とちょいと凹む。
おまけにお腹も空いてきたもんで、元気を出すために駅前のうどん屋さんへ。
ここは以前取材させていただいたのでが、うどんが安くて美味しいし、ご主人の苗字が萬福というのが私はいたく気に入って、時々食べに来ている。
今日は早い時間だったので、まだ店には誰も来られておらず、萬福マスターとしばしおしゃべり。
今度井原に場外馬券場(私の聞き間違いでこれはあとで場外舟券場というのがわかった)ができるとかいうのを今日ラジオで言っていたので、その話題から競馬の話になり、私は夢中になって高知競馬までハルウララを見に行った話をした。
どこに行っても良く喋る私・・でも色んな人と喋ることでまたエネルギーを充電してどんな時でも落ち込まないでいられるんだと思う。
萬福さん、今日も美味しいうどんありがとうございました!


「讃岐うどん かも福」
岡山県笠岡市中央町36-1(JR笠岡駅からすぐ)
TEL 0865-62-2033
うどんとおにぎりでなんとか持ち直して、またふらふらと駐車場に向かっていたら、市の職員の方たちが県庁通りを清掃させているのに遭遇した。
ラッキー!!やっぱりうどんが効いたらしい。
さっそく名刺を出して取材をさせていただいた。
その後、もうひとつ情報があったのを思い出して図書館に取材に行った。
そんなこんなで今日もなんとか仕事ができてよかったよかった。あと2回の新聞で今年も終わる。
12月6日(火)晴れ
今日もやっぱりパソコンの調子が悪くてメールは送れるのに写真が送れないという訳のわからない状態が続き、もう最後には送るのを諦めてしまった。
亭主が言うにはもう私のパソコンは寿命なんじゃないか、とのことなので、仕方ないから、今度から写真だけ亭主のパソコンで送ることにした。
まあもう5年以上は使っていると思われるこのパソコン、ほんとによく仕事をしてくれたもんだ。
うちは電子レンジも37年(!)使ってるし、店のテレビも20年くらい前のだし、とにかく電化製品は動けばなんでもいいという感じなので、家の中にイマドキのものがほとんどない。
だから最近買ったカメラなんかうちでは画期的な代物だ。
それゆえ、パソコンまでもう手が回らない。
今のところ日記だけはちゃんとアップできるから、もうそれでよし、という気もする。
いざとなったら写真は焼いて事務所に持って行くさ〜(ほんまかいな)。
今朝は仕事を終えてまたふらふらと神辺まで出かけてフジグランの「作家展」に行ってみた。
雑貨販売があると思っていたのが、体験講習のイベントらしくてちょっと拍子抜けしてしまった。
でも私のような不器用な人間はダメだが、手工芸が好きな方にはぴったりのイベントと思う。
編み物の他に、パッチワーク、トールペイント、ビーズアクセサリー、ペーパークイリングなんかがあるみたいだ。

「クラフトハートトーカイの作家展」
会場:フジグラン神辺2階
福山市神辺町大字新道上字二丁目10−26
電話:084-960-4111
明日まで
フジグランからの帰り道、カーラジオから聞こえてきたのが、この時期定番の山下達郎の「クリスマスイブ」。
今年はあまりに暖かくてクリスマスという気分からはまだ程遠いが、この曲を聞くと、たちまち心は粉雪舞い散るイブにタイムスリップする。
山下達郎はこの曲だけでもう一生ぶんの仕事をした感じだ。
日本語の曲でこんなに何十年も愛され続けているクリスマスソングというのは少ない(あとユーミンや稲垣潤一、サザン、佐野元春の曲くらいか)。
今思っても、20代、30代、40代、どの時代でもこの「クリスマスイブ」を聞かなかったクリスマスはなかったような気がする。
夏ならサザンの「真夏の果実」のように、その季節になると必ず聞く曲というのがあって、そのたびに、いつかの夏や、いつかのクリスマス、を思い出す。
しかし、よく聞いてみるとこの曲もなんだか失恋を予感させる。
クリスマスといえば、ワム!の「Last Christmas」もそうだがなぜか失恋の曲が多い。
そんな切ない曲のほうがなんとなくぴったりくるのもこの季節ならではだ。
そして、「クリスマスイブ」といえば、やっぱりこれ、「JR東海」のX'mas Expressしかないっしょ。http://www.youtube.com/watch?v=ZGu7SGxNWyo&feature=related
12月5日(月)晴れ
昼間は絶好調で写真を撮りまくっていたのに、突然、新聞の原稿が全然届いてないと事務のTさんからメールが来て、事態は一変する。
今日オープンというカフェでお茶を飲んでいたのも束の間、猛ダッシュで家に戻る。
それでパソコンと格闘すること数時間、なんとか原稿は送れたが、コラムが全然書けなかったので、結局夜まで(現在午後9時)ずっと仕事。
月曜日になんかのトラブルがあると、こんなふうにコラムに支障が出る。
それはわかっているのだが、習慣というのはなかなか変えられない。
まあもう今月だけだからこのまま行こうと思う。
来年のことは来年になって考える。
今日は久々にいい天気になったので、朝、R182を南へ向っていたら、途中、色んなものが目についてついつい寄り道。
なんでもかんでもファインダーを通して見ると面白い。
特に一文字の観覧車は望遠レンズをつけてみるとまるで違って見える。



調子が出てきた私はそのまま鞆まで出かけて、久々に「田淵屋」(福山市鞆町鞆838)に行って名物のハヤシライスをいただいた。
ここのハヤシライスは肉がいっぱい入っていて、それもとろけそうなほど柔らかい。

食べてる間、お店の常連客らしい男の子と喋っていたら、男性2人がやってきて、目の前に座り、私と同じようにハヤシライスを食べ始めた。
こういう古い家の台所で昼ごはんを食べていると、なんだか皆親戚か家族みたいに思える。
高い天井と古い箪笥・・薄暗い店の片隅にさりげなく活けられたユリも美しい。

田淵屋の続きにあるお店には楽しいポニョの雑貨などがたくさんあった。


路地を歩いて常夜灯の方に向かうと船の上で漁師らしい男性が突っ立って海を見ていた。

今日は天気もいいし暖かいので、「鞆の浦@cafe」(福山市鞆町鞆844)の前では熟年カップルがのんびりとご飯を食べていた。

帰りがけ、田淵屋のところを曲がりかけたところで、ふと目に付いたのが、「けすくせ宇田」の看板。

宇田さんと言えば、いつか田淵屋でお会いした骨董品のお店の店長さんだ。
いつの間に鞆にお店を出されたんだろうと思って入ってみたら、中は懐かしいオモチャや雑貨で溢れかえっていた。
めんこやミニカー、レトロな鏡、年代もんのレジスター、ほんとにどれも見ているだけで楽しくなる。
お店をオープンされてからまだどこにも宣伝していないんだそうで、この際、皆さまにぜひ紹介したい。
田淵屋のすぐ前なんでよろしくです。




「けすくせ宇田」
店舗情報なし
田淵屋で新しいカフェができたという情報を耳にしたので、ちょっと帰りに寄ってみることにした。
以前その場所には別のカフェがあって一度来たことがあるのだが、今日行ったら前とは雰囲気がまるで変わっていた。
しかし、知らずに行ったらどうやら今日がオープンらしく、隣でユニオンの営業マンらしき方がランチを食べておられた。
私は今日はすでに田淵屋でハヤシライスを食べていたので、珈琲とフルーツマフィンをいただいた。
甘くてサクサクのマフィンがとても美味しかった。
店長さんも感じのいい方だったので、今度はぜひランチを食べに来ようと思う。



「カフェ ボヌー」
福山市水呑町4727-1
(R182を南進 芦田川大橋を渡って鞆方面へ
福商入口の信号を左折)
営業時間 7:00〜18:00
定休日 日曜&第2,4月曜日
TEL 084−956ー1939
http://minomifukuyama.jimdo.com/
12月4日(日)曇り時々晴れ
駅の北口の賑わいで道路はもうぐじゃぐじゃの倉敷市内をやっと抜けて、総社の吉備路へ向かうと、そこは深い秋色に染まっていた。
夕暮れを追いかけて急いで五重塔のそばまで上ると、真紅のもみじが艶やかに吉備の歴史を彩っていた。

すでに葉を散らした木々も美しい。

秋色に染まった木が夕陽に映えている。

私は人間がお金をかけて作ったものも好きだが、最終的に写真を撮りたくなるのはやっぱり自然や歴史が作り出したものたちだ。
それはもう鳥が帰る場所をちゃんと知っているように私をそこに向かわせる。
なにしろ自然は刻一刻と姿を変えて一瞬たりとも留まらない。
私だってそうだ。一瞬前の私はもうそこにはいない。
時はいつだって少しも待ってくれない。
ただただ駆け足で過ぎていくだけだ。
もし巻き戻しボタンがあったら押すだろうか、と誰かが私に尋ねる。
すると、すぐさま「まっぴら」と心が答える。
同じ人生は一度でじゅうぶんだ。
今日は朝は冷や汗をかきながら(私は高いところが苦手だ)芳井町の明治の坂を上り、ごんぼう村フェスティバルの取材。
帰りもやっとのことで坂を下って家に戻って写真だけ編集して、すぐさま倉敷へ遊びに行った。
この前どこかの店に置いてあった店のチラシが気になったので、さっそく行ってみることにしたのだ。
店の前まで行くと、すでに車がいっぱいで、今日はもうやめとこうかなあと思っていたら中から店長さんらしい男性が出てきて、どうぞ入ってください、と車の置き場所を教えてくれる。
その情熱に惹かれて(店主というのはこういうことが大事だ)、店に入ってみると、雑誌に出てくるようなお洒落なカフェだった。
今日は大きいテーブルで誕生日会が行われているようで若い女の子たちがロウソクがいっぱいついたツリーみたいなケーキに興奮していた。
ケーキセットにはクルミと(私の大好きな)バナナが入っていて手作りでとても美味しかった。
見た目もほんとに可愛く盛り付けてある。
ここはベーグルも種類がたくさんあって、中に好きな具を入れてもらえる。
ケーキもベーグルサンドもボリューム満点で予備知識なしで出かけたが、ヒットのカフェだった。




「mar-go(マーゴカフェ)」
倉敷市松島1101−4(JR中庄駅そば)
営業時間 11:00〜24:00(OS 23:30)
定休日 月曜日
TEL 086−441−1212
12月3日(土)曇りのち雨
またまた天気が悪くてどうしようもないのだが、仕事はせねばならん。
今日は昼の2時から小田川そばの施設で取材だったので、1時半頃家を出た私は会場に着いた後、しばらくあたりを歩いて時間を潰した。
最近なんでもかんでも撮りたくなる私は桜公園の遊具やベンチにも思わずカメラを向ける。


もうすぐ仕事だと思うとますますこのまま写真を撮りながら土手を歩きたい衝動にかられる。
人間楽しいほうへ流れて行きやすいもんだとあらためて思う。
取材中も子どもたちの表情をアップで撮りたくてたまらない。
でも仕事では求められている写真を撮らねばならん。
なかなかジレンマの多い今日この頃である。
夕方家に戻ったら、亭主が「始まったで」と言うので、なんかと思ったら、TVで「日本の美をめでる」という番組が始まったところだった。
そういえば、4時になったらOHKを出しておいてくれ、と亭主に念を押して家を出たのをすっかり忘れていた。
今日は「ワミレス」(http://www.wamiles.co.jp/)が岡山のルネスホールでやった着物ショーに参加した時の映像が出るらしいのだ。
先月やったその着物ショーには一般からの公募で選ばれたモデル6名が厳しいレッスンを受けて本番に臨んだ。
ワミレスではレッスン会の中でスキンケア&メイクセミナーを担当しモデルさんたちの肌づくりをサポートしたらしい。
しかし、ファッションプロデューサーの第一人者大出一博氏のレッスンは誠に厳しい。素人のモデルといえども容赦ない。
モデルに選ばれた女性たちもあんなに厳しいレッスンが待っているとは思わなかっただろう。
しかし、その甲斐あって本番の着物ショーは素晴らしかった。
神辺ワミレスのMさんからぜひ見て欲しいと言われていたので、忘れないで見られてよかった。



今日は朝のんびりしていたので、昼間仕事をしてもまだエネルギーは十分余っており、夜、またごそごそと支度をして倉敷に出かけた。
今日はライブ&カフェの「クッキージャー」で恒例のまる企画が行われるとあって、店はお客さんでいっぱいだった。
まる企画ももう4年くらいされているんだそうで、なんでもそうだが、継続は力なり、だ。
アマチュアのミュージシャンたちのライブにこれだけのお客さんを集められるのもすごいことと思う。
今夜はまるさんのほかにヨージーズ、ねこスイッチ、Lily Stone、カタカタ山、TACT、なごみ(マジシャン)さんなどが出演。
これだけのバンドが演奏するとなるとやはり長丁場になり、7時からライブが始まって終わるのはたいてい11時過ぎになる。
今日は私は7時過ぎに家を出て8時ごろ倉敷に着いたので、もう何組か演奏を終えており、行った時には夫婦デュオのヨージーズの旦那さまが熱唱していた。

その後はLily Stoneの歌があって、途中まるさんが演奏に加わった。

それからこの前写真展を開催したTACTさんが登場し、女性ファンが俄かに色めきだった。
前の席の女の子は望遠レンズでバチバチ彼の写真を撮っていたが、そのうち席を立ってもっと写真が上手く撮れる場所に移動した。
彼は優しい声でベッドミドラーの「ROSE」を歌っていた。

最後の最後にやっとまるさんと思ったら、今日はスペシャルゲストでまるさんの甥っ子のこまる君がピアノ演奏で出演された。
まるさんとその子が一緒に演奏する場面もあってほのぼのとしたいい雰囲気だった。
やっぱり血筋は争えないもんだ。
こまる君も演奏が上手かった。

そして、やっとまるさんの演奏が始まると、それまでざわついていた2階も急に静かになって、皆聞き入っていた。
今日もまるさんは一曲だけ歌も歌っていたが、最後のほうはもう汗だくでこの前みたいにまたハンカチを持って行こうかと思ったほどだった。

最後はまた皆でステージに上って自己紹介とかをして、わきあいあいとした雰囲気の中、お開きとなった。

いつも思うがまる企画のお客さんは皆じっくり音楽を聞きに来ている感じで、とにかく気持ちがいい。
そんなこんなで、いつものように土曜日の夜を満喫して、まるさんと握手をかわして家路を急いだ。
今月まるさんはスタジオザブーン(http://studio-the-boone.cocolog-nifty.com/)にも出演するらしいから、またぜひ行きたいもんだ。
12月2日(金)曇り時々雨
カメラを買ったものの毎日天気が悪くてドライブ途中に紅葉している木々を見てももうひとつ撮る気が起こらない。
それに今年の秋はまわりの木々がいつもの年のように赤く色づかないで濃い茶色だ。
その中では不思議とイチョウだけが綺麗に色づいている。
それでも田舎道を毎日車で走っていると、風景は日を追うごとに少しずつ、しかし確実に変化している。
里山も一日一日冬支度を始めているようだ。
最近、関東や(信じられないことに)外国でもこの地方出身の方々が私の日記を読んでくださっているというのがわかって、私の中でも故郷を見る目が少しずつ変わってきたように思う。
私にとっては何十年と見慣れた風景でも故郷を遠く離れた人たちにとってはほんとに忘れがたい風景だと思うと、この季節の山々も思いのほか美しく感じられる。
故郷のよさはなかなか住んでいると実感しにくいものだが、長年違う土地で暮らしている方々にとってはどんなに懐かしいだろう。
そんな方々に私の日記が読まれていることがありがたく、また長年書き続けてきてよかったと思う今日この頃。
20数年前、カレー屋を潰した時に初めて頭を強く打たれ、とにかく続けることでしか人生開けない、と思った私である。
たかが日記、されど日記・・やっぱり続けることでしか見えないものがある。
今日取材でお邪魔した笠岡のゆめポートでは来年の干支の辰の人形が勢ぞろいしていた。
フェルトのボディに古布を使った粋な着物が愛らしい。
この時期限定商品なのでお早めに。お値段は2000円です。

ほかにも可愛い人形がたくさんあった。

笠岡諸島アンテナショップ「ゆめポート」
笠岡市中央町18-10(JR笠岡駅から歩いて3分)
TEL (0865)62- 2250
休み:月・木曜日※おかげいちの日は 営業,翌日休業
営業時間 10:00 〜18:00
今日、井原市の塩飽農園からわっくん通信と一緒にS新聞のコピーが届いたので、見てみたらなんとわっくんの名前が載っていた。
なんでも岡山で行われたシンポジウムで元青年海外協力隊のわっくんが帰国後の色んな取り組みを報告をされたらしい。

塩飽農園では自然と健康にこだわった農産物や加工品を絶賛販売中。http://www.ibara.ne.jp/~a409s/
「善徳女王」(2009年)で完全キム・ナムギルにはまった私は彼の出ているドラマを片っ端から見ようと今度は2005年に出演した「がんばれ!クムスン」を借りてきてすでに3巻見終わった。
しかし、仕事が男の顔を作る、というのはこのことだ。
まだ彼がほとんど売れてない頃に出たこのドラマ、若いせいもあるが、まるで顔が違う。
だいたい太ってるし・・。
このドラマで彼は中流家庭の三男坊の役で、優しいがどこか頼りないマザコンの青年を演じている。
「善徳女王」を見た後だとまるで別人だ。
ほんわかほんわかしている好青年→

→こんなに逞しい男になった。

4年かかって体も鍛え上げた感じだ。
それに、このドラマではイ・ハンという名前で出ているので、多くの人が「善徳女王」のキム・ナムギルと同一人物だとわからなかったらしい。
しかし、この「がんばれ!クムスン」、韓国で4人に1人が見たと言われる大ヒットドラマらしいが、なんだか日本の30年くらい前のドラマを見ている感じだ。
私と同じ年代の方ならご存知と思うが昔TBSでやっていた「ありがとう」というドラマに雰囲気が良く似ている。
いわゆる国民的なホームドラマというやつだが、そこは韓国ドラマ、視聴率を相当稼いだだけあって、チータと石坂浩二のように結婚してめでたしめでたしとはいかない(見た人にしかわからない)。
3巻目くらいから早くも主人公たちに激動の人生が始まっている。
しかし、やっぱり韓国の俳優は演技が上手いわ。
主役のハン・ヘジンも「チュモン」の時とはまるで別人だ。

「がんばれ!クムスン」
12月1日(木)曇り
12月になってとたんに寒くなり、おまけに天気も悪くてテンションが上らない。
それでも今日みたいに寒い日をわざわざ選んだようにイルミネーションの点灯式の取材があったもんで、夕方、覚悟を決めて完全装備で出かけた。
しかし、会場に着いてみると、思ったより寒くなかったので、じっくり時間をかけて写真を撮ることができた。
今日点灯されたのをまだ誰も知らないようで、私のほかには数人が写真を撮っているだけだった。
クリスマスが近くなればきっと大勢見学に来られることだろう。
真っ暗な干拓地を煌々と照らす3万球の灯りは私の心をあたたかくした。
夕方、ギタリストのまるさんからメールが来たので、喜んで見てみると、今週土曜日にまた倉敷の「クッキージャー」(http://cookiejar-live.jp/)でまる企画が行われるとのこと。
嬉しい嬉しい。
この前の岡山国際音楽祭以来、まるさんからしばらくメールが来なかったもんで、ちょっと心配していたのだ。
今回の音楽祭ではTwinkleが優勝したけど、まるさんもすごく才能のあるミュージシャンなので、今後もどんどんライブをやっていって欲しい。
今回はこの前写真展を見に行ったTACTさんも出演されるとかで、これはますますお邪魔せねば、と思う。
なにしろ、カメラを買ったから今度から写真もバッチリ撮れそうだ。
12月は仕事も忙しいが楽しみも多い月なので、あっという間に過ぎていきそうだ。
11月30日(水)曇り時々晴れ
11月最終日に来た〜!のダメだしである。
ダメだしもちょいとショックだが、なにより今日もう新聞を印刷しないといけないので、インタビューし直して原稿を書いて確認してもらって、という時間がないので、(奇跡的に余分に作っていた)別の記事を載せることにした。
それで、なんやかんやで朝からやることが多くてどっと疲れが出てしまい、午前中予定していた取材もそれどころじゃなくなってしまった。
昼前にやっと全部やり終わって、もう一日終わった気分でお茶を飲みに行ったら、スタッフの女性に「まだまだ余力ありそうですよ」言われ、ほんとに私って見た目で損してるよなあ、と思う。
昔から、なにやってもあんまり頑張ってるように見られたことがないんである。
仕事を離れたら私はネジが完全緩んでいるので、普段緊張して仕事をしているように見えないのかもしれない。
それもいいんだか悪いんだか。
まあ、なにはともあれ、今週もなんとかかんとか新聞はできた。
今年は12月23日まであと4回の発行を残すのみで、来年度第一号は元旦の発行となる。
それ以降はもう来年になって考える。
私は前からずっとそういう感じだったが、今の仕事になってからますます先のことは考えなくなった。
なんでもその時になって考える。前もって余分なことを考えない。
今目の前のことができたら、それでよし、明日は明日の風が吹く、のイメージだ。
だいたい今だけでもたいへんなのに、過去や未来とか考える余裕がない。
昔のことばかり話す人によく会うが、それって私から見るといろんな意味で余裕があるんじゃないかと思う。
11月29日(火)曇り
今日は朝寒かったので薄いセーターの上にニットのロングコートを着て外に出たのだが、車を運転している途中汗が出てきて困った。
生ぬるい、実に生ぬるい。
こんな気候が続いたら冬物の服なんか売れやしないだろうとつい洋服屋さんの心配をしてしまう。
それでも夕方まではちょっとのんびりできるわい、と思って、福山をまたうろうろしていたら、事務のTさんから原稿のことでメールがあって急遽家に帰らないといけないことに。
それで、今日は結局そのまま夕方まで仕事でバタバタしたものの、いつもよりちょっと早めに原稿が仕上がったもんで、ばあちゃんと一緒に古着屋へ出かけた。
すると、高屋駅に知り合いのOさんがいたので、声をかけたら一緒に古着を見に行きたいとおっしゃる。
私としてはばあちゃんと二人より誰かいたほうがずっといいので、喜んで彼女を乗せて神辺の「キングファミリー」(http://kingfamily.co.jp/shop/kannabekawanan/)を目指した。
案の定、車の中では二人楽しそうにずっと喋っている。
ばあちゃんは他の人の話はほんとによく聞いてあげるので、誰にでも好かれる。
私は運転しながら、今まであまり思ったことはなかったが、女3人というのもなかなかいいもんだと思った。
しかし、着物姿のばあちゃんは今日もかなり目立っている。
古着屋でバラバラに服を見ていても、どこにいるかすぐわかる。
そのばあちゃんは真っ赤なセーター、Oさんは大きなバッグとショールを買って満足そうだった。
私は最近古着も「見てるだけ〜」状態が多いので、今日も一応チェックだけして何も買わなかった。
でもこの前曙店にも行ったが、こっちのほうがいいのがたくさんあった。
また安くなってから来るとしよう。
あと、この前の日記で書きそびれたが、レーモンド(松屋)さんが日本作詞大賞にノミネートされたようで、日曜の夜TV出演していた。
レーモンドさんの背広姿とか初めて見たけど、別人のようだった。

南かなこの「雨のミッドナイトステーション」がノミネート曲なのだが、彼女は歌も上手いが、妙なお色気もあるのだった。

それにしても、私としては今回の歌もいい歌だけど、去年の「安芸灘の風」に比べるとちょっとインパクトが弱いかなと思わないでもない。
今から売り出すのは難しいかもしれないが、やっぱり「来島海峡」をもう一回世の中に出して欲しい。
しかし・・去年NHK出演が決まってレーモンドさんの手を取り泣き泣き喜んだのもすでに遠い昔のようだ。ほんまに有名になったなあ(しみじみ)。
つい最近までこんなところで歌っていたのになあ。
「来島海峡」http://www.youtube.com/watch?v=OPWsT4pcAVY
11月28日(月)曇り
36年前、この田舎町から大都会東京に出て行った私はフィルムの入れかたもわからず写真の学校に入り、入学式が終わってすぐ、入試の時に出会った男の子たちと新宿の街に飛び出して、以来、課題こそマメに出していたものの、いつも赤点スレスレで、2年になって就職が決まるといよいよもって学校に行かなくなり、そのまま同級生たちともほとんど顔を合わせず卒業。
その時、何がほっとしたってこれでもう写真を撮らなくていい、ということだったので、社会人になってからは旅行でもなんでも特にカメラで何かを撮ろうとか考えたことはなかった。
とにもかくにも私にとってカメラは家業を継ぐべく与えられた大リーグボール養成ギブスみたいなもんで、父が亡くなってこの町に帰ってからもその重いギブスを外すために長い年月を費やした。
それで、写真とかカメラとかやらなくて済むように全然ジャンルの違う仕事に就いて15年、とにかく趣味でもほとんど写真を撮ることはなかった。
それが、どういうわけか新聞記者という仕事が舞い込んできて、ある日突然、私は何十年ぶりかにカメラを握ることになる。
以来、10年、仕事でも趣味でもカメラは欠かせないものとなった。
そのうち、若い時はあれほど嫌だったカメラが好きになり、特に趣味で撮る写真に大きな喜びを感じるようになった。
しかし、元来物にお金をかける気がない私はいいカメラが欲しいと思ってもそこまでしなくてもいいか、と二の足を踏んでいた。
でも、いつもボロカメラでばかり写真を撮っていたので、いいカメラを使ったらどんな写真が撮れるのか、とよく思ってはいた。
そのうち、このシーンではこういう写真が撮りたいと思っても撮れない、というもどかしさというか、フラストレーションが少しずつ溜まって行った。
それでもなかなかカメラを買うチャンスが巡って来なかった。
それが、昨日、アリオ倉敷に行ったら、大型家電の店「Joshin」ができていて、私が欲しいなと思っていたカメラがオープン特価で販売されていて、それを見ていたらスタッフの女性が「実は今日だけもっと安くなるんですよ」と言って破格の値段になることを教えてくれた。
それを聞いて、もうこのときを逃したら当分カメラは買わずに済ますんだろうあな、と思って、今年最初で最後の買い物だあ、と思い切って買ってしまった。
それで昨夜からTVを見るのもそこそこに新しいカメラをいじっているのだが、これがほんとに楽しい。
なんだか子どもがオモチャを与えられた感じだ。
以前一眼レフを買うというメイメイに「写真は道具じゃ」と大きなことを言った私だったが、やっぱし道具というのはあなどれないんである。
写真学校ではほんとに落第生だった私がこの年になってわくわくしながら写真を撮っているんだから人生わからないもんだ。
そして、この小さなオモチャを手にしてから私の旅心はどこまでも膨らんでいく。
写真を撮るという目的さえあればどこへでも行けそうな気がする。
いつか日記の更新が滞ることがあったら、レイチェルはカメラ持って旅に出てしまったんだと思ってください。
新しいカメラで撮った第一号の写真は加茂町の「かくれんぼ」での「木の葉 染まる頃 風景・・」。












「木の葉 染まる頃 風景・・」
会場:木工房「かくれんぼ」
広島県福山市 加茂町北山802
(R182を北上 四川ダムの看板のところを右折)
TEL 084ー972ー7242(山口さん)
http://ameblo.jp/kakurenbo1102/
30日(水)まで。
11月27日(日)晴れ
25日にオープンした「アリオ倉敷」は町のど真ん中に潤いをもたらす緑に溢れた素晴らしい空間だった。
大型商業施設というとコンクリートで囲まれた無機質なイメージが強くて、ゆっくり休む場所もないというのがほとんどだが、ここは元のチボリ公園の自然を残した都市空間にしてあるので、買い物をするだけでなく、広い公園でゆっくりできるし、芝生で戯れることもできる。

なんと公園の中には小川まで流れているし、買い物の途中で憩える大きな木もある。


それに、通りに屋根がないので、すごく開放感がある。
まさに駅の北口に小さな街が出現した感じだ。

夕方から出かけたので、なんとか駐車場に車を入れることができたが、当分、駅の北口の混雑は続くだろう。
アリオや三井アウトレットパークができることで、倉敷全体の商業の活性化に繋がればいいなと思ったが、これだけの施設ができてしまうと、もう北口だけで一日遊べてしまうので、駅の反対側にまで果たしてお客さんが回るかどうか、ちょっと難しいものがある。
なにしろ、この「アリオ倉敷」は歩くだけで楽しい。
今日はオープニングイベントということで、倉敷の天領太鼓の演奏があるというので、岡山からの帰りにわざわざ立ち寄ったのだ。
最初後ろのほうで見ていたら、やっぱり遠すぎるので、すぐ舞台のそばまで行ってかぶりつきで見た。

なんでもそうだが、努力して修練を積んだものしか人を感動させられない、と男たちの力強い演奏を聞きながら思った。
ほんとに信じられないくらいの持久力である。
そのはらわたに響き渡る太鼓の音にわけもなく涙が出てくる。
小さな男の子もひとり加わって必死で太鼓を叩いている姿も感動的だった。
その子も周りの先輩達に一生懸命太鼓を習ったんだろう。今日の晴れ舞台は実に凛々しかった。
文化の継承というのはこうした憧れる存在に向かって精進していくことじゃないかと思った。
そして、天領太鼓も一日にしてならず、40年もかかって世界に通用する和太鼓集団を築き上げた。
近代的な商業施設で聞く伝統的な和太鼓の音色・・人々はしばし平成の世にいるのを忘れて聞き入っていた。

今日は朝からとにかく行くところが多くて眩暈がするほどだったのだが、なんとか予定していた場所には全部行けた。
朝は恒例の「和多屋」のイベントにお邪魔したのだが、4年前から行われているこのイベントは毎年どんどん人気が出て、今日も駐車場に車を止めるのもままならない。
和多屋のAさんにもお会いできて、彼女が私の日記を読んでいてくださっているというのを聞いて、すごく嬉しかった。
こういう地域密着型のイベントというのがこれからとても大事になってくるんじゃないかと今日も思った。
田舎町が生き残るには大きな町の商業施設にはない自然や歴史をアピールするしかないと思うのだが、近年山や川は公共工事で壊され続け(矢掛の小田川は見るも無残で涙が出る)、ますます魅力がない町へと突入している。
人と人の繋がりを感じられるようなこういうイベントが今、とても求められていると思う。


「わくわくマーケット2011」
会場:和多屋(総社市久代5448)
その後は岡山に行って、「art+cafe シファ」でやっている藤原啓史さんの個展を見るつもりだったのだが、出石町でもイベントをやっているようなので、そっちに先に行ってみた。
最初にお邪魔したのは「gellery&cafe 游(ゆう)」でここでは先日取材させていただいた鴨方の井口さんの可愛い陶器の靴が新しく展示されていた。
それにしても、ここの娘さんはほんとに親切な方で、今日もほかのお店を教えてくださった。
そのお店はいつも車で前を通るときに何の店かなあ、と思っていたのだが、入ってみると雰囲気たっぷりのアンティークショップだった。
年季の入ったオルガンや時計、それに人形たちがまことに絵になる。





それで娘さんがとっても可愛いので写真を撮らせてくださいと言ったら、実は店長はワンちゃんなんだそうで、それではと二人(?)で写真を撮らせていただいた。
その他にもリフォームされた古民家を見たり、古着屋のバーゲンを見たり、とイベント求めてあちこち歩いた。


その後は「art+cafe シファ」に行ったら、これから生まれようとしているような作品がギャラリーで眠っていた。

ストローのような透明なもので覆われた作品たちは表情が見えないことで、いっそう想像力をかきたてられる。
見ていると不思議な感覚に囚われ、なぜか「1Q84」のワンシーンを思い出す。
少年(少女)は生まれる前の遠い記憶をその内面に抱え込んでいるようだ。

私なんぞがいうのもおこがましいが、藤原さんのイマジネーションはまた高みへ昇られたような気がする。
ベランダから岡山城が見えるアートなカフェでしばし時の流れるのを忘れた。
そして、そして、長い日記の最後は「SLOW LIFE...」でのTACTさんの「LOVE&FREE」のイベント。
TACTさんは倉敷のクッキージャーのまる企画でお会いしたシンガーソングライターだ。
彼は歌もよかったが、なにしろイケメンなので、ライブはひと月前から予約でいっぱいなんだそうだ(そうなるとぜひとも行きたくなるのがレイチェルというもんだ)。
今日は残念ながらお会いできなかったが、今まで知らなかった店にも来れて、いい時間を過ごすことができたので満足だった。


「MESHI Cafe SLOW LIFE...」
岡山市北区表町2-5-51メゾン表町1F(オランダ通り)
TEL・FAX 086-227-1411
http://ameblo.jp/meshicafe-slowlife/
11月26日(土)晴れ
今日はヘリコプターの耳をつんざく轟音とすさまじい風に吹き飛ばされそうになりながら、飛行場を駆け回った。
しかし、本物のヘリはまるで映画かドラマのワンシーンのような迫力である(聞いたところでは「地獄の黙示録」で登場したヘリと同じ型とか)。
実際、頭上をかすめ飛ぶヘリを見ていると、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が耳の奥で鳴り響きそうだ。
地上にいつ救助隊がケガ人を担架に載せてそれをヘリで吊り上げるのだが、高いところが苦手な私はその様子を見ているだけで頭がくらくらしてくる。

男の子の空へのロマンをかきたてる消防防災ヘリコプター「きび」。

仕事じゃなかったら、絶対お目にかかれない空のヒーローたちに出会えて、今日は取材はたいへんだったけど、いい日だった。
笠岡の干拓地での取材だったので、仕事が終わってからそのまま2号線に出て途中182に乗り、「レ・デルパパ」にご飯を食べに行った。
ここは運勢をみてくれる店とかで、店内にちゃんと鑑定室まであるのには驚いた。

お目当ての土日限定のビーフシチューを早速注文すると、あっつあつが出てきた。

珍しい牛のほほ肉が入っていて、時間をかけてじっくり煮込んであってすごく美味しかった。
窓辺の花も素敵。店内も大人の雰囲気でとても落ち着く。

珈琲も還元水を使って一杯ずつ丁寧に入れてある感じでとても美味しかった。
スタッフの女の子も感じがいいし(最近若いスタッフにガックリくることが多い私)、ここなら一人でも来られそうだ。
R182からちょっと入ったところにある穴場なカフェだった。

「レ・デルパパ」
福山市新涯町4-7-6
(R182を南へ 「ガスト」の信号を左折)
TEL 084-957-1250
11月25日(金)曇り
今日は朝は市内で取材をして、またまたI放送のFさんと遭遇し、「この前、TV見てたら最後で変なおばさん映っとったし」と突っ込みを入れると「映ってない映ってない」とごまかされる。
取材先でちょとろちょろ動き回る私は何度もI放送のカメラに納まっては公共の電波に乗ってしまい、皆さまのお目汚しになっている。
まあ、取材中は色んなところに気を配る余裕が全然ないので他のメディアの方々にもご迷惑をかけているかもしれないが、毎度毎度のかんべんしまくらちよこである。
昨日シャンソンを聞いてちょっと興味を持った私は今日は朝いちでTSUTAYAに行ってピアフの「愛の賛歌」が入っているCDを借りてきた。
それでフランス語の歌詞を初めて知ったのだが、燃えるような恋心をストレートに表わしていてやっぱり恋はこうでなくっちゃと遠い目をして思ったことである。
天変地異が起ころうが、世の中がどうだろうが、あなたが私を愛してくれていればそれでいい、なんてなんと情熱的だろう。
この歌詞を書いたのはピアフ自身ということだが、彼女もそうだったんだろうか、恋人の愛情に応えるべくその人が望むことならなんでもすると歌っている。
髪の毛も金髪に染める、の歌詞のところで昔、ボーイフレンドが私に髪の毛の長いほうが似合うと言ってくれたのに絶対伸ばさなかったことを思い出した。
どんなに好きな人にそういわれても自分は自分とあの頃は思っていたが、こういう歌を聞くと、やっぱりそれほど惚れてなかったのかな、と思ってしまう。
しかし、何度聞いても素晴らしい。
彼女独特の細かいビブラート(ちりめんビブラートというらしい)のきいた歌声は唯一無二のものと思う。
歌はその人そのものと今日も思った。
http://www.youtube.com/watch?v=rOSbWsgJ3X4&feature=related
もうっ岡山の音楽シーンは熱すぎる〜
今夜は11時前からNHKで「LIVE BOX」http://www.nhk.or.jp/okayama/livebox/index.htmlという生番組が始まり、視聴者がツイッターで参加できるというので、ずっとツイートしていたものの、あまりに数が多いせいか番組中には一度も画面に出してもらえなかった。
その間には総社にいる娘や亭主のツイートがしっかり登場して、喜ぶやら悔しいやらでなんとも忙しい30分であった。
あ〜それにしてもTwinkleが岡山のノートルダム清心女子大で歌っていたのには感動した。
なんかほんとに一気にスターダムに上った感じだ。

まきちゃんぐ(http://www.makichang.com/)の歌も初めて聞いたが、面白い声をしているな、と思った。
ほんとに今の時代だからこそできるリアルな番組だ。
私も絶対来週こそ、ツイートし続けてTVに「rachel_sting」を登場させるぞ〜。
11月24日(木)晴れ
シンシュンシャンソンショーならぬショトウ(初冬)シャンソンショーが今日「ギャラリー友楽甼(ゆうらくちょう)」であった。
開演の20分前に店に着いたのに、会場はすでにお洒落な服をまとった熟年女性たちでいっぱいだった。
私はシャンソンとか生で聞いたことがないので、興味津々で皆さまの歌を聞かせていただいた。
ピアフの名曲「バラ色の人生 La vie en rose」や越路吹雪が歌って日本でも有名な「ろくでなし」など知っている曲もあって、歌っておられる皆さんの人生が垣間見える素敵な歌の数々だった。
会場に詰め掛けたお客さんたちもほんとに熱心に聞いておられた。
それにしても府中ウェーブの皆さん、衣装が本格的でかっこいいのだった。



マスターの奥様も魅力的な大人の女性の声でシャンソンを歌ってくださった。

外は冷たい風が吹き荒れていたが、1階のフロアには多くの人々が集い、心温まる音楽を聞きながら素敵な冬の午後を過ごした。
最後は津軽三味線の松岡ゆみ子さん(山野町)が素晴らしい演奏を聞かせてくださった。

彼女は書のほうの腕前もすごいんだそうで、先生の近藤秋風さん(新市町)も彼女の才能を絶賛しておられた。
その近藤先生の書が2階のギャラリーに展示されていたのだが、私は最初なんと書いてあるかわからなくて、お聞きしたら「無事」とのことだった。

先生は夜ふっとした時にも書が頭に浮かばれるんだそうで、何事も極めておられる方は違うもんだと思った。
あと、江種(えぐさ)さんの写真も素晴らしかった。
写真でも何でも作った人の人柄がそのまま出るもんだと江種さんの優しいお人柄に触れて強く思った。

あと以前「夕やけカフェ」でお会いした女性の参加しているグループが演奏をしてくださった。

マスター、とっても美味しい珈琲をご馳走様でした。また近いうちお邪魔します。

「ギャラリー友楽甼」
府中市高木町567−1
(R486沿い「つるや」西隣南へ入る)
TEL:0847−46−3730
いや〜すごかった〜しばし放心状態じゃああ。
「善徳女王」ついについに最終回を見終わりましたあ。
全62話、この超大作を見続けた2011年秋。
なんだかひとつ仕事を終えたような満足感がある。ドラマを見てこんなことを思うのも珍しい。
役者たちにとっても長丁場のロケは過酷を極めるものだったろうと推測する。
最後あたりはずっと雪が舞い散る中で、主人公たちの吐く息も白く凍りそうだった。
最後まで一番いいとこ取りのキム・ナムギル、最近のドラマの中ではダントツのかっこよさだった。
迫真の演技というのはああいうのを言うんだ、と久しぶりに思った。
これだけの長いドラマだと、もう最後はいったいどうやって終わらせるんだろうと思ったが、さすが結末までセリフは冴えていた。
おかげでしっかり泣かされた。
最後まで一丸となっていいドラマを作ってくれた俳優とスタッフに心からご苦労様と言いたい。
それぞれの役者が本当に見事に自分に与えられたキャラを演じていた。
それにしても、どの世でも人の感情ほどパワフルなものはない。
それを上手くコントロールできるものが大事を成し遂げられるんだろう。
しかし、感情に流されるのもまた人間だ。
それを弱さだというのは簡単だが、このドラマを見ているとそれこそが人間らしさと思える。
キム・ナムギルの孤独や切なさが身に沁みる。私もおんなじようなことが幼い頃あった。
しばらくこのドラマの余韻に浸ってからまた彼の出ているドラマを見ることにしよう(やっぱりまた見るんかい)。
ドラマには点はつけないが、このドラマは特別。98点!!!!(突っ込みどころ満載だが、それを考慮しても有り余るほどの感動がある)。
11月23日(祝)曇り一時雨
とにもかくにも、慌しい2日間だった。
なにしろ、今週は昨日の午前中で全部の原稿チェックを終えて、即、新聞印刷、というもうミスがあったらごめんなさい、というギリギリ状態で作業をしていたもんで、仕事が終わったら一気に脱力感がきた。
まあそれでもなんとか今週も新聞はできた、とちょっとほっとして午後からは笠岡を回って新聞を届けて、その後は総社の娘と一緒にカフェ&美術館めぐりをしたあと、彼女のアパートにお泊り。
そのため昨日は日記を書けなかった。
それで、今日は家にさっき(午後2時)に帰って来て、溜まっていた家事をバタバタと済ませ(なんせうちには女は一人しかいない)、あゆみギフト(新涯町)にお歳暮の注文をして、夕方から仕事なので、早めにご飯を作って今、やっとパソコンに向かっている。
しかしなんだかんだ言ってもあとひと月ほどで私の今年の仕事も終わる。
いつものようにクリスマスイブくらいまでに全部の仕事を終えてまたパッパラパーと遊ぶためにあと一ヶ月、この勢いで突っ走ろうと思う。
今日は笠岡小学校(笠岡市笠岡1870)でキャンドルナイトがあるので、皆さんよかったらおいでください(私は仕事なのでいつになくちょっと真面目を気取っておりますが)。
KUNIさんやまつむし隊のM先生など知り合いがライブに出演するのでいつも楽しみに取材に行かせてもらっている。

それと、明日はオフということで、府中の「ギャラリー友楽甼(ゆうらくちょう)」のマスターからライブのお誘いをいただいているので、出かけようと思う。
イブニングサンは確か以前「夕やけカフェ」でもライブをされていたような・・。
「友楽甼」のママさんはシャンソンを習われているというのを聞いたことがあるのだが、今回歌われるんだろうか。まあ行ってみてのお楽しみだ。

「イブニングサン&JOINT TASTE FRIENDS
4TH LIVE」
会場:ギャラリー友楽甼
(府中市高木町567−1
R486沿い「つるや」西隣南へ入る)
TEL・予約:0847−46−3730
入場料:1000円(飲み物とケーキつき)
13:00〜シャンソン14:00〜ライブ
その後津軽三味線のライブもあり
700個のキャンドルの灯りに包まれて聞くKUNIさんの「時代」は冬の夜空を熱く焦がした。
「いまはこ〜んなにかなしくて〜なみだも枯れはてて〜・・あんなじだいもあ〜たねと〜きっと笑ってはな〜せるわ〜」
東北大震災の被災地に向けて贈られた希望の歌にカメラのシャッターを押しながら私も思わず涙ぐむ。
第一次大戦のときも絶望の淵に沈む人々の心を癒したのはクラシックだというのを聞いたことがある。
私も今こそ歌の力を信じたい。

寄せ書きに込められた子どもたちの思い、心を温めてくれるキャンドルの灯り。
今も悲しみの癒えぬ被災地。あと少しで11月も終わる。


「2011冬至 キャンドルナイトin笠岡」
東日本大震災復興支援チャリティー
会場:笠岡小学校とその周辺
今日は2日分だから日記が長い。
昨日、出かけた手作りワッフルで大人気のカフェ「ヤマハチ」。
以前、何度か行ったものの、あまりにお客さんが多くて一度も店に入ることができなかった。
でも、昨日は珍しく空いていたので、やっと念願のワッフルを食べられた。
10月のメニューだったというこの「かぼちゃのモンブラン&アイス&ナッツ&カラメルソース」のワッフルが好評ということで、今月も続けてメニューに載っている。
それでかぼちゃが大好きな私は早速注文して食べてみたら、かぼちゃとワッフルとの相性が抜群によくてメチャ美味しい。

ワッフルも外はパリッと中はふんわりで、けっこうボリュームもあって食べ応えがあった。
やはりこういう美味しいものを出している店が繁盛するのは当たり前だ。
今度行った時はまた違うワッフルも食べてみたい。
木をメインにしたインテリアもお洒落でいかにも女子にウケそうなカフェだった。

「ヤマハチカフェ」
岡山市北区天神町1−19 中野ビル2F
(岡山駅より路面電車城下降りてすぐ)
営業時間:12:00−21:00
TEL086-224-1719
月曜日・第2火曜日・第3日曜日
あと、岡山に行ったついでに県立美術館に「第2回T氏賞受賞作家展 あたらしいかたちをもとめて」(12月18日まで)も見に行った。
薄暗い館内に浮かび上がる川埜さんの作品が目に入ったとき、何か大きなエネルギーに呼び寄せられるようにその“物言わぬ人びと”に近づいていった。
岡山県立美術館HP:http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/
11月21日(月)曇り時々晴れ
今週は月曜日から何でこんなにせわしいんだろうと思ったら、23日(水)が祝日なもんで、新聞を明日中に印刷しないといけないせいだった。
毎週同じペースで動いているので一日でも違うとこれがかなりたいへんだ。
今日は午前中に取材もあったので、その原稿書きもあったし、コラムも書かなきゃだし、早めの原稿確認もあったしで、もう朝から頭はパニックだった。
夕方、やっと落ち着いてちょっとのんびりしていたら、ばあちゃんはなんだか知らないが、とっとと店を閉めて叔母さんのところに遊び行ってしまった。
それで、今日は珍しく家の中で一人、ラッシュ時の車の轟音を聞きながら日記を書いている。
夕暮れ時は気温がぐっと下がり、コタツに足を入れていても肩のほうがスースーする。
今夜もあったかい鍋かなにか食べたくなる。
そういえば、今日は昼間、この前広告で見て、気になっていた「虎屋」(http://www.tora-ya.co.jp/)のどら焼きがなんだかむしょうに欲しくなって買った。
原稿を書いていたら糖分がどんどん消耗されるようで、今日も気がついたら3個も食べてしまった(だって思ったより小ぶりだったし)。

「虎屋」の純正クリームどら焼き 1個126円
夕方、そろそろ髪の毛をまた染めなきゃと思って早めにお風呂に入って長い髪をやっとこさ染めて、鏡の前でクリームなんぞを塗っていたら・・突然ガタガタっときた。
それも横揺れのかなり強いやつだ。
私は何が怖いって地震より怖いものはないという人間なので、その瞬間、固まってしまって、「地震じゃ地震じゃ」とガクガクしながらそばにいる亭主に急いでNHKにチャンネルを合わせるようにいう。
すると、すぐには地震速報が出なくて、これはけっこう大きいかも、と思ったら三次あたりが震度5弱というニュースが。
震度5弱ってけっこう大きくない?と亭主に言うとそうじゃなあ、この辺じゃあ大きいほうよな、というので、やっぱりこの前の大震災からこのあたりの断層でも何か変化ががあったのかとちょっと怖くなる。
それでもなんとか今夜は余震もなくこのあたりは震度3で落ち着いた。
それにしても、こんな地震が東北のほうではしょちゅう起こっているのかと思うと私なんか到底耐えられないと思う。
しかし・・今日思ったが、夕方こんなふうにもうすでにお風呂とか入ってパジャマに着替えている時に大地震とか来たら、ほんとに目も当てられない。
化粧も落としてるし、上に着るものがそばになかったし、第一素足で逃げ出したりしたら寒くてたまらん。
阪神・淡路大震災のときも早朝だったから、着替えも食事もそこそこの人たちも大勢いたことだろう。
地震は時を選ばずやって来る、とあらためて思い知ったことである。
それはそうと、地震後すぐに総社の娘に電話をすれば、「え?地震?買い物してたから全然わからなかった」と呑気なもんだ。
彼女は10年くらい前の芸予地震のときも家族で一人だけグースカ寝ていたし、何があっても私と違ってタフに生きぬくことだろう。
11月20日(日)晴れ
家に帰ってからのほうが忙しい日曜日。
というのも朝、取材を済ませてその足で福山のイベントに出かけたもんだから、原稿を書く暇がなかったもんで・・(これも自業自得)。
それで、今(午後4時)やっと原稿を書き終えたので、日記が書けるというわけだ。
今日は昨日とはうって変わって最高のイベント日和となり、今津で行われた「ブルーデイジー」は大勢のお客さんで盛り上がっていた。
主催の「リトルウイング珈琲」のマスター夫妻がバンド出演されるというので、アフリカのおやつを食べながら待っていたら、突然トシちゃんの「ハッとして!Good」が聞こえてきたので急いで舞台のほうへ向かった。

会場は国際色豊かでお客さんたちも皆とてもお洒落だった。


知り合いのブルームーンのノエルさん(http://ameblo.jp/bluemoon-noel/)は豆本のワークショップをやっていた。
彼女は何やってもセンスがいいが、この豆本でも彼女ならではの色鮮やかで個性的な作品をいくつも創っている。
こういう細かい作業ができる人はもうそれだけで尊敬する。


手作りイベントではお馴染みの染め花「ゆりの木」(http://ameblo.jp/kyocots/)のTさんと型染め作家のMさん(http://katazomeir.exblog.jp/)にも遭遇。
Tさんは今度自宅でワークショップをされるそうだし(掲示版参照)、Mさんの作品は今度東京の日本橋高島屋で展示されるらしい。
ますます活躍の場を広げられている二人に私もまたエネルギーを与えられる。
Mさんにまた私は写真を撮られてしまったが、どこに載せる気なんだろう。恐ろしや〜。

今日の青空のように皆の気持ちをうきうきさせてくれるいいイベントだった。
夜、府中の「友楽甼(ゆうらくちょう)」のマスターからイベント情報の電話を頂いたときに、私はまだライブハウスで遊んでいて家に戻っていなかった。
ほんまに不良中年ですんません。
来週の木曜日の午後「友楽甼」でライブをされるそうなんで(掲示版参照)、私も都合がついたらぜひお邪魔しようと思う。
というわけで、今夜も遊びまくって夜は更けていく〜なのだが、今日の「HIDEAWAY」(http://blogs.yahoo.co.jp/hideaway_rock)の「AKAGI's Night」のゲストあやライスはすごくよかった。
モデルみたいなヘアスタイルのあやさんはSUPERFLYを彷彿とさせる伸びやかな声の持ち主だった。
あやライスの曲は映画の主題歌にもなっているんだそうで、今後有望なバンドと思った。
今日聞いた曲はどれもよかったが私は「ONLY YOU」が特にいいなと思った。
歌う鍵職人AKAGIさんのセレクトしたバンドはいつもレベルが高い。

そのAKAGIさんは今日が初ライブという(お母さんそっくりの)娘さんと一緒にステージに立って嬉しそうだった。

11月19日(土)雨のち曇り
毎朝9時前にはうちを出ている私だが、今朝は珍しく出足が遅くなってしまって気がついたらすでにTVでは「王様のブランチ」をやっていた。
すると、本の紹介コーナーみたいなのをやっていて川上未映子さんが新しい小説を出したとかで、その番組に出演するというので、興味が沸いてTVに見入った。
今回は初の恋愛小説ということで、彼女は「人を好きになった時の、切ない気持ちを本当に丁寧に描いた」と半ば自画自賛とも受け取れる(しかし、彼女が言うと嫌味がないから不思議)ようなことを話していた。
そして、彼女にとっての幸せについての質問には「明日また頑張れるために、思い出したらちょっとでも自分を勇気づけてくれる思い出みたいなもの。」と言っていた。
彼女は「幸せになりたいとか幸せにして欲しいとか何か継続の形で幸せがあるんじゃなくて点でしか存在してない。あの時こんな事があって、あの時こんな事を言ってくれたとか、そういうものをつなぎ合わせて振り返った時に見える星座みたいなものでしかないと思う」と話していた。
その話を聞いた時にやっぱすごいわこの人は、と思って涙が出た。
過去に点在する思い出という星たちをつなぎ合わせて作られた星座に心を温められながら、人は明日もまた生きていく。
私だってそうだ。
心がささくれた時、気持ちが凹んだとき、私をまた元気付けてくれるのは私がこれまで誰かと作ってきた思い出という星座の数々である。
明日の活力をくれるのは嫌な思い出では決してない。
誰かを憎んだり恨んだりすることが生きるエネルギーになる人もいるかもしれないが、それは人の深い部分を消耗させる。
点在する思い出という星をつなぎ合わせてまた明日を迎えたいと思う。
幸せなことに私は残りの人生を生きるに余りある星をいまだ胸に抱えている。

「すべて真夜中の恋人たち」
川上未映子
11月18日(金)雨ばかり
今日も皆さまからの「年齢」と「血液型」と「既婚か否か」の質問にバシバシ答えながらわたしの一日は暮れていく。
皆さまが私という人間を知る上でこの3つは特に欠かせない質問と思われる。
今日もカフェの店長さんに「レイチェルさんは結婚しとってん?」と聞かれ、「来年で結婚30周年でございます」と答えると、つかさず「全然生活感がない」と言われ、「だって生活してないもん」とこれまたお決まりのセリフを返す。
私からするとどのような格好をしていれば他の人から見たときに生活感があるのか、それも定かでないが、どうもわたくしは皆さまが思う生活感のあるスタイルとはちょいとかけ離れているらしい。
まあ、私からするとエプロンをつけて買い物に行ったり、朝、髪の毛にカーラー巻いたままゴミ出しとかしている女の人とかを見たら生活感丸出しだなあと思うのだが、それ以外で生活感があるなし、というのはいったい何で判断されているのかわからない。
でもまあとにかく、皆さまに色んな質問をしてもらえる存在というだけで光栄と思う。
今日は朝から雨模様だったので、府中の首なし地蔵の大祭はなしかなあ、とメイメイにメールをすれば、雨でもフリマをやっているという。
それじゃあと裏道をすっ飛ばして最短時間で府中に到着した。
駅を過ぎて古い商店の並ぶ通りを車で走っていると、メイメイとMさんが見えたので、さっそく駐車場に車を置いて彼女たちがフリマをやっている「チロル」に向かう。
ここは以前、ばあちゃんと一緒に古い着物を買いに来たところだ。


それが今日見たら、隣にいつの間にか「チロル2号館」ができているではないか。
店内には私の好きな手作りアクセサリーやレトロな雑貨が並んでいる。
メイメイに聞いたら、ここは隣のチロルの店長さんの娘さんのお店なんだそうだ。
その娘さんもレトロな着物を今風に着こなされていて可愛かった。




「チロル〜2号館〜」
府中市府中町740(マイ・TOWNほんど〜り)
駐車場有(商店街は一方通行)
TEL 0847−43−2408
昔ながらの商店街には色んな店が出ていて西山水産(府中市府川町229)という魚屋さんが屋台で鯛を売っていたので、今夜のおかずにと買って帰った。

せっかく府中まで来たんだからとついでに「恋しき」に行ってみたら、離れで和雑貨の展示会をされていた。
しっとりと雨に濡れた古い家屋と色鮮やかなさげもんが良く似合っていた。


古布でつくられた小物はどれも愛らしくて、手が込んだものばかりで見ごたえがあった。
皆にもこれはぜひ教えたいなあと思ったら、今日一日の展示会ということでちょっと残念だった。
来年2月23日(木)にまたここでちりめん細工や小物の展示会をされるそうだ。
11月17日(木)晴れ
ただ今、午後6時。すでにお腹がぺこぺこだが、今日は夕食を鍋にしたので、一人で食べるのは楽しくないから、亭主の帰りを待っている(当たり前か)。
それでお腹が空いたのを紛らわせようとまた「善徳女王」(ついに第53話!)を見ているのだが、キム・ナムギルがかっこよすぎて興奮してしまい、また余計お腹が空いてしまう。
長い長いこの歴史ドラマ(全62話)もいよいよあと残すところ9話となり、これが終わったら楽しみが減るなあと思いながら、今日もそれぞれのシーンを大事に噛み締めながら見る。
実に良くできた脚本と役者たちの達者な演技でこれほど長いドラマながら、毎日見ていても全然飽きない。
どの時代も思いのままにならないのが人生だが、その中でもがき苦しみ、戦いながら、自分らしい生き方をなんとか貫こうとする主人公たちがどれもみな愛すべき存在と思える。
歴史の中では善も悪もない。
時代の趨勢とともにそれぞれの運命も大きく変わってくる。
しかし、策略と陰謀が渦巻く宮廷の中でも唯一キラ星の如く変わらず強いもの、あらゆる陰謀も太刀打ちできないもの・・それは・・あらためて書くとクサイけど、人の「真心(チンシム)」である。
その真心(チンシム)を愚直なまでにまっとうするのが主人公の一人ユシン(オム・テウン)だ。
しかし、その愚直さ、誠実さが彼をいつも窮地に追い詰める。
私は彼を見ながら、人を大変な状況に追い込むのはその人の美点によるところが大きい、ということを思い出した。
美点がその人を苦しめる・・なんと哀しくも美しい。でもそれが人間である。
これからいよいよ終盤を迎える「善徳女王」。
この熱い熱い人間ドラマが愚かでもいい激しく生きよ、と私に教えてくれる。

「善徳女王」
11月16日(水)晴れ
やっぱり今年の冬はおかしい。今日も朝はちょっと寒かったが、昼からどんどん気温が上って、ジャケットを着て車を運転していてたら暑くてしょうがなかった。
いったいいつになったら冬らしくなるんだろう。
今日、芳井の天神峡の紅葉を撮りに行こうとしたら、今年は色が悪くてもうすでに葉っぱが茶色になって散ってしまっている、という話を聞いたので、こりゃ記事にならんな、と思ってやめた。
そんな中、いつも笠岡へ向かう県道を通るたびに気になっていたのが、このススキの群生だ。

けっこう車の多い道なので途中止まって写真を撮るのがたいへんで、見るたびにまた今度、と思って通り過ぎていたのだが、今日は思い切って車を止めて歩いて田んぼのほうに降りていった。
逆光の中、微かに揺れる真綿のようなススキの穂をしばし我を忘れて撮り続けた。

こんなふうにひたすら写真を撮っていると、私は無性にカメラ持って旅に出たくなる。
今週もなんとか原稿ができあがったので、またパッパラーと喜んで備後へ出かけて「ワミレスサロン神辺cuore」のMさんに教えていただいたリサイクルショップに行ってみた。
住宅地の中にあるのでうろうろと探し回ったが、なんとか見つけることができた。
カフェのような入口を入ると想像したより広くて、ミセス向きのお洒落着とかもけっこう並んでいた。
神辺は穴場な店がまだまだあるもんだ。


「リング」
神辺町湯野512
TEL084−963−5268
定休日:土日・祝日・雨天
この前のほほん村のみえぽんとも話したのだが、私は最近よく人生というのはほんまに絶望的なものだと思うんである。
何しろ私たちは皆生まれながらに“死”のキャリアである。
究極の言い方をすれば、まさに死ぬために生まれてくる、のが人間である。
こんな絶望的なことがあるだろうか、と私は秋の空を見ながらひとり思う。
そんな絶望的な人生の中で人は人と出会い、笑い、泣き、怒り、年老いていく。
私たちは死のキャリアであることを忘れるがごとくにある時は恋愛にのめりこみ、ある時は趣味や仕事に没頭し、またある時は子育てに夢中になる。
そういったものにひたすら打ち込むことでなんとか死の恐怖を忘れてまた明日も生きられるんじゃないかと思う。
そんな絶望的な人生を生きる意味はいったい何なのか。
それに対する答えを探す私にこの前見た映画の主人公がこう教えてくれた。
「人生が輝く瞬間はほんのわずかしかない、それは他者との間に真の関係を築けたときだけだ」
絶望的な人生に煌く瞬間を与えてくれるのは他者と心を通い合わせることだけ。
そのほんのわずかな瞬間のために、人は何十年という人生を生きる。
他者と真の関係を築くというのは決して簡単じゃないから、一生をかけてそれをやる。
私はその言葉を聞いてから、一筋縄ではいかない他者との関わりあいにある意味納得し、すとんと肩の力が抜けた気がした。
他者とそうそううまくいかないのが普通というか、それくらいほんまもんの関係を築くのは難しいんだ、と思えば、もっと長い目で人と付き合って、いい関係を作っていけばいいんだと思うようになった。
絶望的なこの人生でも、やっぱりちゃんと意味はある。そして、やるべきことはまだ残されている。
なにしろまだ出会っていない人間は山ほどいるんだから。
11月15日(火)晴れ
なんちゅうこったいの忙しさ。
それもこれもまたまた昼間あっちこっちで喋りすぎて家に帰るのが遅くなったせいだ。
それに運悪く(?)今日は亭主も会社から早く帰って来てしまい、ますます大変なことに。
火曜日の夕方は早めに家に帰らないといけなかったのに・・と半べそで言うと亭主に「自業自得じゃ」と笑われる。
でも、今日は言い返す言葉もござんせん。
結局、全部の原稿確認ができないまま、明日へと仕事は持ち越された。
まあ、今夜やるだけやったんで、明日はもう楽勝(と思う)。
今朝は駅家の笑楽亭の「10周年感謝祭」をちょっとだけ覗いて、そのまま山越えをして2号線まで出て、前から一度食べたいと思っていた今津の「リトルウイング」(http://little2000.exblog.jp/)のランチを食べに行った。
スパイシーなチキンカバブキャベツとジャガイモのサブジがいかにもインドっぽい。
チャイとビスケットまでいただいて満足であった。

久々に2号線を(自分の運転で)走ったので、帰りに「のほほん村」に寄ってみたら、知り合いのFさんが来ていてびっくり。
それで彼女や大道芸の轟為五郎さんやCreaの山田恭子さんたちと喋りまくり、その合間を縫ってお目当ての雑貨を見に行く。


ナチュラル系の雑貨がセンスよく並べられていてとてもステキな空間になっている。
その中でも特に私が気に入ったのは花柄のレトロなボタン。
古着大好きの私としてはこういうボタンを今持っている服につけると60年代、70年代風のファッションを楽しめるというもんだ。

「のほほん村」
福山市瀬戸町499
TEL 090−7136−0130(柴田)
色んなライブの情報ももらって帰ったので(掲示版参照)、皆様もぜひお出かけください。
11月14日(月)晴れ
夕方、わざわざこの町まで来てくれた友人とカフェの閉店間際まで喋って家に戻れば、ばあちゃんがもらった小豆を普通の米と一緒に炊いて赤飯もどきを作っている。
普段、彼女が何を作っても文句を言わずに美味しいといって食べる私だが、このたびだけはNGを出した(だからって反省の弁が聞けるわけでもないが)。
ほんまにばあちゃんだけはしばしばわたくしの料理の概念を覆す。
たぶん、普通の米と小豆を一緒に炊いたものをほとんどの人は食べたことがないだろうが、これはもう・・実際・・恐ろしくまずい。
それも、いつもよりたくさん炊いてあるので、しばらくこの赤飯もどきを食べねばならん。
さしずめ、今日のわたくしは普通の人間になりたいっ!じゃなくて普通の米が食べたいっ!
それと、今日は井原駅のカフェでやっている「Primevereからの おくりもの展」にお邪魔した。
額縁からこぼれ落ちそうな華やかな薔薇、色とりどりの和紙で包まれた可愛い薔薇・・
どれもFさんの雰囲気そのままの柔らかさや優しさを感じる作品ばかりだった。
ギャラリーにおられた娘さんはお母さんにそっくりでファッション雑誌に出てくる女の子みたいで可愛かった。




「Primevereからの おくりもの展」
会場:ひだまりカフェぽっぽや(井原駅構内)
R486を東進 井原大橋手前ローソンの信号を右折)
12月2日まで。
http://blog.prime-vere.com/
11月13日(日)晴れ 暑すぎる
大阪の雑貨屋の店長さんは優しいんやで〜。
わざわざほかの雑貨屋の地図を書いてくれるんやで〜。

「TAD POLE」
大阪市北区中崎西3丁目2-30
電話番号 06-6292-6558
うちはそれをありがたく受け取って行ってみたんや。
そしたら、ぎょうさんエスニック雑貨が置いてある店やったんよ〜。ありがとう店長さん!!

「チャイハネ 梅田茶屋町店」
大阪市北区茶屋町13-1 ノワール茶屋町1F
tel.06-6373-3123
営業時間11:00-21:00
それはそうと、親切な店長さんのいる中崎町(地下鉄谷町線梅田の次)はお洒落なカフェや雑貨屋が多すぎるわ(大阪弁でどうぞ)。
それも昔ながらの商店や古いアパートなんかを若い店主たちがリノベートしてるんや。
それもあちこちの小さな路地に点在してるからたいへんなんや。
一日歩き回っても全部周りきらへん。







その中でめちゃ美味しかったのがこのお店のスコーンや。

中にはナチュラル系の雑貨や服なんかもある可愛いお店やった。


「caneton(カヌトン)」
大阪市北区中崎3−1−12
TEL 06−6374−5099
しかし、大阪の人はガード下でも大勢でなんか食べてはるし・・

ありえんことにパフェの上にケーキなんかも載せたりするんや
ほんまに大阪はめっさ楽しい町やったわ〜。皆さんもぜひ行ってみてや〜。
レイチェルの怪しい大阪弁による中崎町日帰りの旅の後は、ジミーちゃんの「夢のかけら展」。
今回の作品展のことは何ヶ月も前に岡山に行った時に知って、始まったらぜひ行きたいと思っていた。
皆私と同じことを考えていたんだろう、今日すでに日の暮れかけた岡山のデジタルミュージアムには閉館前というのに大勢の人が詰めかけていた。
今回の絵画展ではジミーちゃんの初期の水彩画からスペインに渡ってから本格的に始めた油絵まで、彼の創作の軌跡を見ることができる。
TV番組の企画で初めて描いた水彩画からすでに天才的な色彩感覚を持っているように思えるが、やはり筆使いは稚拙というか、雑というか、決して上手いとは言えない。
それが1年、2年と経つ頃にはどんどん線に力がでてきて、彼独特の色使いや大胆な構図が目を見張るほど素晴らしくなって、特に油絵に変わってからはその才能が一気に花開いた感じだった。
ジミーちゃんの心の奥底に眠っている原風景みたいなものを紙いっぱいに描きたいだけ描いた、という感じがするそれらの絵を見ながら、日本人にはああいう色使いは普通できないよなあと思った。
ジミーちゃんの前世はもしかしてアフリカンなのかもしれない。

「ジミー大西 夢のかけら展」
岡山デジタルミュージアム(岡山駅西口すぐ前)
11月20日(日)まで
あと、昨日、井原石材さんから「早雲蜜芋(そううんみついも)」の箱入りが届いたのでびっくりした。

こんなに大きな蜜芋をたくさん送ってくださってほんとにありがたい。
今月から専用車両でこの早雲蜜芋を販売されるそうだ。
11月下旬より平日、土日と二箇所で焼き芋を販売ー総社の農マル園芸吉備路農園入口(http://www.noumaru.jp/index.html)と作陽音大入口付近(http://www.ksu.ac.jp/)。
詳しくは早雲蜜芋本舗へ TEL 0866−62−0318
11月12日(土)晴れ
天気は上々、イベント花盛り、のはずの土曜日だったが、午前中の取材が長引いて結局どこにも行けずに一日が終わった。
それもこれもわたくしのインタビュアーとしての能力の低さが災いしている。
なにしろ今日の取材は歴史とか漢詩とかとにかく私の苦手なことばかりで、説明を受けていてもほとんど理解できないのだった。
学生時代に勉強しなかったツケが今ごろになって回ってくるとは思わんかった。
土曜の朝、なぜか見ている「サワコの朝」。
「徹子の部屋」みたいな感じで阿川(佐和子)さんが毎週色んなゲストを呼んでその人の好きな歌を紹介したりおしゃべりしたりする番組だが、これがけっこう面白い。
今日は女優の渡辺えり(えり子からえりに改名)が出ていた。
彼女が好きだと言っていたベッド・ミドラーの「THE ROSE」(http://www.youtube.com/watch?v=9IqYjTabKYw&feature=related)は私も好きな曲だ。
寒い寒い冬の夜に聞くとほんとに心に染み入る。
この曲の中に出てくる冷たい土の中で眠る薔薇の種を思うと、頼りないこの人生にもまだ希望があるんじゃないかと思えてくる。
それと彼女は「自分のような低い声は日本では受けないが外国に行くといい声だと言われる」と言っていた。
彼女いわく、日本の男性は高くて可愛い声が好きらしい。
ほんと日本の若い女優とか男性にウケるのを意識しているのか、皆声が高い。
私はアメリカのドラマや映画を見るたびに主役の女優が皆声が低くて知的でかっこいいなあとよく思うのだが、日本ではあまり声の低いのは受けないようだ。
最近はラジオのアナウンサーとかもやたらと声が高いので、ニュースを読んでいてもあんまり重みが感じられない。
FMでもたまにNHKとかのアナウンサーの声を聞くと、やっぱり女性でも皆低いので、落ち着くというか、安心する。
思うにやっぱり日本は大人っぽいものより可愛いもののほうがウケる国なんじゃないかと。
成熟した大人の文化というのが最近この国ではますます育ちにくくなっている気がする。
わたくしとしては大人だけの空間をますます渇望する今日この頃である。
11月11日(金)晴れのち曇り
唇はカラカラに乾き、前髪の生え際には光る汗・・今夜の野田首相の記者会見は見ているこっちが緊張した。
この前のG20でも内気な感じでよその国の首脳たちと話をするでもなく一人突っ立っていた彼を見たときも思ったが、今日TVを見てなんだかほんとに気の弱い人なんじゃないかという気がしてきた。
演説は上手いけど、押しが弱い。
それってリーダーとしてはダメということじゃないのか。
それにしても、野田首相が決意表明をした後、記者たちがすぐ色んな質問をしたのだが、これが長い長い。
それも3つ以上の質問する記者もいたもんだから、全部覚えられるわけないよなあ、と思っていたら、案の定、野田さんも2つめの質問なんでしたっけとか聞き返していた。
こういう記者会見は前もって記者が質問する内容を知らせてあるのかと思ったりもしたのだが、どうも違うようだ。
答えている野田さんの声も上ずっていたし、かなり緊張して質問に答えているようだった。
それにしても、TPPTPPという前に税金の無駄使いをなんとかしろい、と思うのは私だけ?
11月10日(木)曇り
やっとちょっと11月らしくなったので、今日は取材先に厚手のジャケットを着て行くことにした。
今年は暖かすぎるせいか、紅葉自体ももうひとつだし、田中苑の楷の木なんかもそばの桜の木の葉っぱがほとんど散ってしまったもんだから、なんだか貧相に見えてしまう。
ありえんことにこの時期になっても山も全然紅葉してない。
やっぱり温暖化のせいなんだろうか、昔に比べると季節感がどんどんなくなっている。
今年の夏は夏でいつが暑さのピークかわからないくらいあっという間に終わってしまったし、不完全燃焼のまま秋に突入したら、今度は全然冬が来ない、ときている。
寒がりな私でもこうぬるい季節が続くとどうも調子がよろしくない。
若い時はあまり思いもしなかったが、正しい四季の移り変わりがあるというのは実はすごいことなんだなあとこの頃、つくづく思うことである。
今日取材でお邪魔した笠岡の「スバファー」ではビッグでサックサクのクロワッサンをいただいて嬉しかった。

30年ぶりにリニューアルされたという白を基調とした北欧調の外観がお洒落だった。
ここはもちろんケーキも大人気だが、パンの種類も豊富で、今日も取材中に次々にお客さんが買いに来られていた。

創業42年という洋菓子店「スバファー」、老舗の風格と斬新さをあわせ持つステキなお店だった。


「スバファー洋菓子店」
笠岡市四番町4-38(笠岡市立図書館そば)
TEL 0865-63-2370
月曜休み
今日も朝からTVはティーピーピー、ティーピーピーと鳥の泣き声のごとくかまびすしい。
なんのこっちゃのティーピーピー、今朝もご飯を食べながらまだ半分寝ぼけ眼の亭主(最近仕事に行く前はいつもこうだ)を覚醒させようと、「ヨースケ、ティーピーピーって何の略か知ってる?」と尋ねると「ティーピーピーじゃろ、しっとるよ、ええ〜と、TPPじゃから、Pはパシフィックじゃろ、もう1つのPはパートナーシップじゃ。Tはわからんなあ」とゆで卵を頬張りながら言う。
「Tはトランス(trans)よ」と私が偉そうに言うと、ああそうかあ、と朝から頭を使わされてやっと目が覚めたようだ。
そこで、駄目押しの質問「じゃあ、PPKは?」
ちょっと頭が動き出したので調子に乗った亭主は「ええ〜と、まかせて、わかったぞ、Pはパシフィックじゃろ・・」と言い出したので、「ヨースケ、何言ってんの。違うよ」「え!違うん?」「なんでわからんかねえ、ピーピーケーと言えば・・」「は?」「わからんの?」「なんじゃろ????」なんていうやりとりの後・・私が言ったひとこと・・
「ピンピンコロリにきまっとる。
元気で長生きしてある日突然ころりと死ぬ、っていう理想的な老後のことじゃ」
それを聞いてなんのこっちゃ〜の呆れ顔の亭主は朝から妙な頭の使い方をしたもんで、ますますくたびれ顔で出勤とあいなった。
やっぱり朝から頭を使わせるのはちょいと酷だったねえ。
11月9日(水)晴れのち曇り
今週は水曜日まで原稿チェックがもつれこむこともなく(不可抗力によって)、昨日とっとと新聞が印刷されてしまったので、今日はいつになくのんびりした水曜日となり、朝はあちこち回って新聞配りをやって、昼時になったので、「ストリーズ」(http://streazz.blog16.fc2.com/)に行って久々に北山カリー工房の美味しいカレーをいただいた。
今日食べたのはミンチがいっぱい入ったキーマカレーで、あんまり辛くないので私にぴったりだ(私は元カレー屋ながら実は辛いものが苦手)。
おまけに皿の色は今日私が着ていたセーターと同じ鮮やかなブルー。
まことにハデさで勝負のランチであった。

そうこうしているうちにTOKIOの山口達也似の釣り名人・Yさんが来られて今度、駅家町に小規模多機能ホームを新設されるとかでパンフレットをくださった。
2012年の元旦からスタートされるそうだ。通い・宿泊・訪問のサービスが揃っているらしいので、興味のある方はぜひお電話を。

「こころじ COCOROJI」
福山市駅家町大字近田602番地4(ユーホー駅家店東側)
TEL:084−970−1707(12月20日以降電話OK)
見学会12月24日(土)25日(日)
あと、今日は「エプロン工房ブルームーン」(http://ameblo.jp/bluemoon-noel/)のノエルさんから「ブルーデイジー」の情報をいただいた。
ノエルさんは豆本のワークショップをされるそうだ。

「ブルーデイジー」
11月20日(日)10:00〜16:00
会場:ニチエー会館(福山市今津町3ー2−58)
予約問い合わせはリトルウィングまで
TEL 084−930−4038
http://little2000.exblog.jp/
それと、今日はふくやま美術館に「第1回DRC絵画展」を見に行った。
今そこでは井原市在住の画家上西竜二さん(http://www.uenishi.info/)と絵画教室の生徒さんの作品展が行われている。
知り合いのマダムKの作品も拝見したが、絵を始められたばかりとは到底思えないリアルで哲学的な作品だった。
ほんとに彼女の多才ぶりにはいつも驚かされる。

最後に見た上西さんの絵はいつもながら圧倒的な存在感だった。
見たものをそのまんま同じように描くことがどんなに難しいことか、あらためて見せつけられた思いがした。
上西さんの絵に描かれたリアリティというのは見る者に無限のイメージを抱かせる。
ただのガムテープやただのドアが画家の思想を見事に体現している。
その意思を持った“ものたち”に私の胸はいつも不思議なざわつきを覚える。
隣の部屋では日本画展もやっていたが、油絵を見た後だったので色的にちょっと物足りなく思えてしまった。先にこっちを見るべきだったかもしれない。
どちらも入場無料。

「第12回蕗の会日本画展」
13日(日)まで
11月8日(火)晴れのち曇り
昼間遊び呆けていたのはいいが、夕方家に帰ってからいつもの火曜日よりもっと時間に追われて(それというのも印刷機の調子が悪いとかで今夜ほかの場所で印刷してもらうことになったため)、あたふたと原稿チェックをすることになる。
その間にも、ばあちゃんがそばに来て「ウエスギ井原店」閉店のニュースを大声で喋るもんだから、忙しさと苛立ちはいっそう増す。
まことに自宅が仕事場の記者は勤め人とはまた別のストレスにさらされながら仕事をせねばならん。
まあなんとかギリギリセーフで今週も新聞ができた。
いつもながら、火曜日は昼間と夕方の落差が大きすぎる。
昼なんか、今福山の天満屋でやっている「北海道の物産と観光展」(http://www.tenmaya.co.jp/fukuyama/)で販売中の生クリームたっぷりのケーキをいただきながら、三世代交流の女子会(!?)で盛り上がったというのに・・。

昨日NHKの「プロフェッショナル」に三谷幸喜さんが出ていた。
その中で三谷さんは最後に「プロフェッショナルとは?」の質問をされたときに「僕の中ではそれはもう明らかであって、期待に応えるということですよね」と言っていた(この言葉にはずしんときた)。
それも自分がやりたいものをやるんじゃなくて人が自分にやって欲しいと思うものをやること、が彼のプロとしての流儀らしい。
でも人がやって欲しいと思うもの、つまり人が面白いと感じるものを知っているというのは彼が舞台という現場で笑いを磨いてきたことが大きいんじゃないかと思った。
TVと違って観客の反応をすぐ肌で感じることができるのが舞台とか映画のいいところだ。
なんでもそんなふうに現場で感性や感覚を磨く、というのが一番なんだろうと思う。
特に言葉というのは本を読んだだけでは磨かれない。生身の人間と対峙しながら柔軟な対応を覚え、色んな場面に適応できるようになると思える。
あと、笑いというのも会話で磨かれる、と私はよく思う。
私は変わっているのか、よく色んな人におんなじ話をすることがあるのだが、面白いことに(当たり前かもしれないが)同じ話なのに皆反応が違うんである。
ある人にはすごくウケた話が別の人にはまったくウケない、ということがよく起こる。
すると、私は話の仕方や笑いのツボを少し変えて(つまり脚色するということです)、同じ話でも別の角度から笑いを誘うことがある。
それでもウケないときはその話はもう切り上げて別の話をする。
そういう自分を客観的に見ると、我ながら割り切りが早い(実は私はかなり短気である)というかウケばっかり狙う疲れるヤツだなあと思うのだが、とにかく私という人間は人にウケる話をすることが生きがいのようだ。
今日も喫茶店で知り合いのOさんたちと喋ったのだが、私はオチのない話があまり好きではない。
普段の会話の中でさわりもオチもなかろうに、と思うかもしれないが、延ばすだけ延ばして最後、盛り上がるのかと思ったら全然盛り上がらない話というのにがっくりきてしまう。
ほんとに勝手な言い草だが、長い話にはどうかオチを入れてくだされ〜!と叫びたくなる。
そんなこんなでうちの亭主は普段、短い話(長い話ができないということです)の中にもオチを入れて私をなんとか笑わせようと必死であるが、ずっと(30年間ということです)徒労に終わっている。
短い話の中にオチを入れるという無謀な挑戦に亭主は飽きもせず長年取り組んでいるが、「右」の意味を説明して私を感心させても、なかなか私を笑わせるヒット作を生み出せないらしい。
いくら言葉を知っていても人を笑わせるというのはそれくらい難しいんである。
だから、私も私の話に人が笑ってくれたときはほんとに嬉しい。
三谷さんのプロとしての流儀が「人が自分にやって欲しいと思うものをやること」なら、さしずめ、素人の私の流儀はその人が面白いと思えることを話す、ことなのかもしれない。
11月6日(日)雨時々曇り
優れた大人の技(わざ)と無垢な子どもの心と・・
その二つが結びついた作品というのはどこまでも温かく見るものに夢を与えてくれる。
しかし、その二つの中で特に子ども時代には誰でも持っていた自由な気持ちを持ち合わせている大人は少ない。
童心に戻って作品を創るには大人になるまでに身につけてしまった余分なものをはぎ落とさなければならない。
今日会った野村さん(http://www.tractorsstudio.com/index.html)はそういう努力をしなくても心が子どものまま、という稀有な人なのかもしれない。

なにしろ、どんな時に作品のイメージが浮かびますか?と聞いたら、「いつでも、何をしている時でも湧き上がってくるんです」と話しておられた。
湧き上がってくる・それこそ才能というもんだろう。
俗っぽい世間の垢にまみれた私なんぞはこんな夢溢れる作品を作れる人の頭の中はいったどうなっているんだろうと思う。
素晴らしいギャラリーにすっくと並んだ愛らしい生き物たちに心洗われた日曜日だった。
野村さんは関西を中心に活動されているそうだが、すぐ全国区になられる方じゃないかと密かに思った。
府中の「Area gallery」は自然とアートが融合しためちゃ素敵なギャラリーだった。





「野村直城個展 − happy happy happy −」
http://areagallery.blog137.fc2.com/
広島県府中市高木町1143−1
(R486を府中方面へ ジェミニオートの信号を左折)
11月13日(日)まで(11時から19時 最終日17時まで)
大ヒットのギャラリーでいい作品にめぐり合えて、気分がよくなった私はお昼、今度は美味しいランチを食べようと思ってこの前夜行って釜飯を食べた「長者カフェ」にまた出かけた。
最初でてきたサラダのドレッシングにまず感動して、その後のスープを堪能、メインの肉といい、パスタといいほんとにどれも美味しい。
それとこの前も思ったが、お店のスタッフの接客がとてもいい。
邪魔にならないBGMもGOOD!!(BGMがいい=いい店という場合が多い)。
メインの通りから少し入ったところにあるため、まだ知らない人も多いかもしれないが、口コミですぐ人気店になるだろうと思った。





「長者カフェ」
福山市春日町6−6−22
(イズミ蔵王店の前を春日方面へ エネオスの信号を右折後、交番を右折)
TEL 084−943−8700
今日TSUTAYAに「善徳女王」の22巻を借りに行った時についでに本を買って帰った(いつもながら天気が悪いと読書量が増える)。
それで家に帰ってちょっと読んでみたのだが、ページをめくるたびにその面白さにぐいぐい引き込まれた。
私はこの本に出てくるような「言葉遊び」というか、日本語の言葉の意味を突き詰めていく作業にわくわくする。
たとえば、今日読んだ中に出てきた「右」という言葉。
この日本語の「右」という言葉を説明しなさい、と言われたら、いったいどう答えるだろうか。
今日ちょっと面白がってそばにいる亭主に聞いてみたら「北を向いて立った時に東にあたるほう」と言っていた。
こういう場合、ちょっと考えると箸を持つほうと言ってしまいそうだが、世の中には左利きという人もいるので、これは当てはまらないらしい。
前に何かに出てきた「岩」の意味が「石の大きいもの」と辞書に載っているとかで、まんまじゃないか、と笑えたのだが、こんなふうに一見シンプルな言葉ほど説明するのは難しそうだ。
たぶん、三浦しをんという作家はこの本に出てくる編集者のように少年の頃から言葉に興味があって、辞書を開くことにこの上ない喜びを感じていたんだろう。
なんとも羨ましい人生だと思う。
私も言葉遊びは好きだったが、それが活字への興味には結びつかなかった。
図書室で本を毎日のように借りている友人を見てはああいう固くて真面目な人種とは絶対友達になれない、と本気で思っていたものだ。
かといって勉強もしなかった10代。いったい私は何をやっていたのかというと、小学校の時は小田川で魚とりに明け暮れ、中学では男の子たちに陰口を言われるほど太り、高校になって一段と肉がついて学校では下から数えたほうが早いほど成績が悪く、性格も内向的で家では陽水聞いては食っちゃ寝〜の毎日を過ごしていた。
ほんとに今思うと、男の子に夢中になっていたほかは何もやってない。
色気と食い気で終わったネクラな10代であった。
映画や音楽は好きだったけど、“本”や“活字”というものに興味を持ったことがなかった。
それがどういうわけか今言葉を扱う仕事についているんだから、人生というのはわからないもんだ。
まあ、私の場合、(協調性や社会性がないので)一人でできる仕事をしようと思った時にものを教えるのと書くこと以外浮かばなかったからなのだが・・。
だから、コラムを書き始めてからもう一度日本語を勉強し直しているようなもんだ。
ほんとに日本語というのは調べていくと奥深いというか面白いとこの仕事をしてあらためて思うことが多い。
10年前にコラムを書き出した時はまだパソコンをやってなかったので、意味をいちいち辞書で調べて手書きでコラムを書いていたが、今ならネットという強い味方ができて、いくつも図書館を持っているような気分で仕事ができる。
どんな言葉でも即座に調べられる、というのはほんとに便利だ。
でも、そういう便利なものばかりに頼らず、ほんとはこの本の主人公たちのように自分の頭で言葉の意味をじっくり考えないといけないのかもしれない。
それぞれの言葉を自分流に意味づけしていくのも楽しいかも・・。
たとえば、「恋」なら「会った瞬間に芽生えるもの。二度目以降に感じる親しみは単なる情。」とか。
日本語の面白さを再認識させてくれる一冊。きっとこの本もドラマか映画になることだろう。

「舟を編む」
三浦しをん
11月5日(土)雨ばかり
しょうがない雨の日はしょうがない・・ということで、今日は近場の店でまたガキどもに囲まれてランチを食べて(初めて行った店だったけど次はもうないかも)、気分直しに先月オープンした「Sogii神辺店」に出かけた。
私はここのパンが大好きでいつも駅家まで買いに行っていたのだが、今度は神辺ということで、いつでも買いに行けるから嬉しい。
今日は天気が悪いのにもかかわらず、お店はお客さんでいっぱいだった。
ここのパンは少し小さめで安くてサクサク感があって、いかにもわたくし好み、おまけに見た目も綺麗で美味しそうなので、いくつでも欲しくなる。
どんどん売れるから次々に焼いていくのだろう、今日買ったパンも焼きたてでほかほかだった。
家に帰るまで我慢できず、ランチを食べたばかりなのに車の中で1個食べてしまった。

「Boulangerie Sogii(ブーランジェリー ソギー)神辺店」
福山市神辺町大字川南822-4
(R486を北進 ドコモの先の信号を左折「こもれび」の隣)
TEL 084-963-5486
水曜休み
パンを食べてちょっと調子が出たもんで、雨は相変わらず降っていたが、福山駅そばのサンホテルでやっているイベントにちょっと行ってみることにした。
入口前の階段を上りかけたとたん中に山ほど人がいるのが見えたので、一瞬入ろうかどうしようかと迷った。
どうやら今日はファッションショーをされているようで、しばらくすると、お洒落をした女の子たちがホテルの外にまで出てきて洋服を見せてくるりと背を向けて去っていく。

それにしても、カメラマンも多くてなかなか写真が撮れないし、なにしろ人が多過ぎて中に入れない。
そうこうしていたら、スタッフらしき男性がイベント会場に案内してくださったので、お客さんたちの間を縫ってなんとかそこに行くことができた。
今日は「APPLE SPICE(アップルスパイス)」(福山市東川口町4-12-16)のママさんも参加されているのを知っていたので、さっそくそのブースで美味しい珈琲をいただく。
その他、お洒落なバッグやアクセサリーも販売されていたし、一級ネイリストさんによるフィンガーマッサージ、水彩画の展示なんかもあった。
今はホテルでもこういうイベントをやっているんだなあと興味津々で色々な品物を見て回った。
雨でも元気出して外に出ると色んなものや人に出会えて楽しい。





「WITH THE SUNHOTEL vol.2」
福山市城見町1-2-33(福山駅すぐそば)
TEL (084)925-8111
http://www.sunhotel-fukuyama.co.jp/
今日まで
11月4日(金)晴れ
普段頑張らないのに今週はちょっと仕事で頑張りすぎたために(再来週分の原稿も作ってしまったということです)、今日なんかもう夕方ともなると体じゃなくて頭が仕事モードになったまま元に戻らなくなったもんで、久々に福山の「VECTOR(ベクトル)」(http://www.vector-enter.jp/fukuyama.html)まで古着を見に行った(生地に触るだけで気持ちがリセットされる私)。
ここは今日笠岡で知り合いのT子さんと喋っているときにも話題に出たリサイクル古着のお店だが、今日行ってみると冬物70%引きというありえん値段になっていた。
日が暮れてからどんどんお客さんも増えてきて、その人たちと同じ店内で黙々と古着を物色しているとなんか変な仲間意識が芽生えてくる(のは私だけ?)。
今日は世間は花金だし、ほんとはこのまま遊びにでも行きたいところだったが、あいにくご飯の支度をしてないので、店内の商品を片っ端か見た後、おとなしく家に帰った。
今朝取材でお邪魔した笠岡の「青山茶舗」(http://aoyama-chaho.com/)では今「河井寛次郎 河井創太展」を開催中だ。
その独特の味わいを持つ作品はどれも素晴らしかった。
おまけに碾茶(抹茶となる茶葉)を石臼で挽いた香り高い抹茶を河井創太さんの作品でいただいた。

さすがに河井寛次郎さんの作品は写真はNGだったが、ひ孫にあたる創太さんの作品は撮影OKだったのでユニークな魚の作品を撮って帰った。


「河井寛次郎 河井創太展」
会場「青山茶舗」(笠岡市十一番町5−3)
TEL 0865−63−0288
11月7日(月)まで
11月3日(祝)曇り
寒いのが苦手な私は毎年8月の後半あたりからすでに冬を迎える心構えをしておるというのに、今年のようにこの季節になってもいまだ生ぬるい天候が続くと、雨の降る前から傘をさして歩いているような間抜けな気分になる。
実際、暑くて・・レイチェル・・・なぜだろう・・イライラする(って誰のギャグじゃ)。
11月になってもこの暑さでいまだガリガリ君の手放せない私は今日も原稿を書いている間、そのお気に入りのアイスをガリガリいわせながら頭をかきむしる。
今日はほんとは取材は1つだけの予定だったのだが、急遽1つ増えてしまい、原稿書く時間も倍になったので、夕方まで家で缶詰状態だった。
それで、夕ご飯の前にちょっと散歩がてら(私の散歩は車で20分以上かかる)「tazumiya」(福山市幕山台1-14-18 )にお邪魔してママさんや常連客の皆さんとまたおしゃべり。
なんだか知らないが、ここでも他のお客さんたちから「レイチェルさん」と言われるようになった。
それに、皆さん私のつれづれ日記を読んでくださってるそうで、ありがたいことである。
こんな何ジンが書いたかわからないような日記(最近はカナダ人と日本人とのハーフと言うと本気にされる)を毎日読んでくださる方がいて、長年HPを続けてきてほんとによかったなあと思う。
私の場合、あくまでもこの「VALPARAISO」(この意味もほとんど知られていない)は趣味のHPであるからして、まったく生産性がないのを自負していたほどなのだが、最近、その生産性ゼロだからこそ生まれる繋がりというのを感じることが多い。
ほんとにHPを開設してから私の世界は広がったと思う。
(いつもは照れくさくて言えないけど)ここらへんで、あらためて読者の皆様に感謝したい。
11月2日(水)晴れのち曇り
不覚にも(?)泣かされてしまった今日の映画。
まんまと三谷さんの策略にはまった感じだ。
だいたい落ち武者の幽霊が裁判の証人になる、とかいう荒唐無稽の映画で泣ける自分が悔しい。
散々笑わせて、最後にほろっとさせる、なんて・・まさにコメディ映画の王道じゃないか。
でも、今回の映画はやっぱりちょっと漫画すぎて会場は爆笑だったけど、私の笑いのツボとは微妙にずれていたのか、笑えたのは笑えたんだけど舞台劇みたいなオーバーなリアクションに時々ついていけず(それが三谷作品なんだけど)、他の観客ほどは笑えなかった(ちなみに私が映画館で一番笑った映画は「舞妓Haaaan!!! 」)。
でも主役の落ち武者役の西田(敏行)さんがやっぱりうまいし、こういう映画を面白くする技を心得ているというか、その存在感だけでこの映画は出来上がっていると言ってもいいような気がした。
三谷さんはどの役者に何の役をさせるかを考えながら脚本を書くそうだが、たぶん、西田さんにこの役をさせることを最初から想定してセリフとかを考えたんだろう。
ドジな弁護士役の深津絵里ちゃんも頑張ってたし、上司の阿部(寛)ちゃんの飄々とした感じもよかった。
この映画を見終わって、思い出したのが、以前、竹内まりあが言っていた「(私の曲を聞いた人たちが)皆が同じことを感じてくれるような曲を作りたい」という言葉だ。
三谷さんの映画もとにかく、シンプルで誰もがわかる笑い、皆が同じ箇所で笑える映画を提供することに徹しているように思えた。
万人がわかる笑いの映画を作れる監督というのは彼のほかにはなかなかいない。
そして、笑いの中に人生の普遍的なテーマを描くのもほんとに上手い(「ザ・マジックアワー」もそうだった)。
映画を見終わって外に出た時、空を見上げて、どこかで私を見ている父のことを思ったら、早くに逝った彼を恨むことが多かった私の心にふと温かいものが溢れた。
今日の映画は東日本大震災で大事な家族を失った人たちにもきっと大きな励ましとなるだろう。
なにしろ亡くなった人の思いを落ち武者の幽霊に言わせるあたりほんとにニクい。
それと、仕事や人生で行き詰っている人にも勇気を与える一言があった。
でも私のようなお調子ものは下手に“それ”を持たないほうがいいかもしれない。
しかし、映画監督というのは自分の趣味(彼が大好きなフランク・キャプラ監督の作品を2つも登場させていた)を前面に出せるいい仕事だよなあ。
85点。

「ステキな金縛り」
11月1日(火)晴れ
忙しすぎる火曜日(実は自業自得との噂も・・)。
今週は木曜日が祝日なので、ミニ新聞の印刷が一日早まったもんで、今日は夕方、私はいつもに増して怖い鬼の形相で原稿チェック〜!。
毎度のことながら、誰かそばで邪魔でもしようもんなら噛み付きそうな勢いである。
昼間の取材先での穏やかな私はどこへやら、我ながらほんまにメリハリのありすぎる毎日だ。
そして・・全ての仕事が終わって夜、ご飯を食べる頃には完全脱力してしまい、TVのおバカ番組を見てへらへらと笑い転げる。
こういう緊張と弛緩の繰り返しが私の人生だ。
もう最近はそのどちらかの自分しかないような気もする。
その中間の普通、というのがない。
張っているか、緩んでいるか、それしかない。
スイッチが入っているか、入っていないか、のどちらかともいえる。
ちなみに韓国ドラマを見ている時は完全スイッチオンだ。
キム・ナムギルしびれる〜!!!!!
今日は2つ取材をしたのだが、朝出かけたのが笠岡にこの夏オープンした喫茶「白桃」。
営業日が週4日ということで、なかなか行けなかったのだが、今日初めてお邪魔したらなんとすぐに取材をさせてくださった。
以前は和風のお店だったそうだが、今はヨーロッパの香り漂う素敵なティールームになっている。

店内にあるフランス製のアクセサリーや洋服、小物もほんとにお洒落で可愛い。

素敵な雑貨に囲まれて、こういう落ち着いたお店で珈琲を飲むひとときはとても贅沢な時間と思う。
今日はまたひとついい店を見つけられて嬉しかった。

喫茶「白桃」
笠岡駅を出て東へ約50m
TEL 090−7991−1127
木・金・日休み
営業時間:10時から16時
「第3回バーミリオン展」開催中(30日まで)
昼から取材でお邪魔したのは「ワミレスサロン神辺 cuore」。
以前から面識のあった店長のMさんにこの前府中のイベントで会って、神辺にサロンをオープンされたというのを聞いて早速取材させていただくことに。
ここはMさんのおばあさんの家の離れということだが、最初平屋かと思ったくらい広々とした空間で、ほんとにおばあちゃんの家に来たような懐かしい気分になった。
今日は同じラミレスのスタッフの方が「大造水産」(引野町1丁目1番1号)の新鮮な魚を届けに来られていた。
皆さんバイタリティに溢れている。ほんとに最近の女性パワーはすごいものがある。
お手入れ後のメイクアップでどんどん綺麗になっていくお客様を見ながら、女として生まれてこういう努力を50年間(!)怠ってきたわが身を恥ずかしく思う。

自分の体にお金と時間をかけている人はやっぱり違う、と今日も切に思った。
帰りがけ、アンモナイトの形をしたペーパーストッパー(文鎮)までいただいて感謝感謝である。

「ワミレスサロン神辺 cuore」
福山市神辺町道上1168−14
(R182を北上 「きたこが歯科」の交差点を右折し、
「中国新聞」を右折)
TEL 080−5611−0562(予約制)
営業時間:10時から18時




































Live&cafe「クッキージャー」















