吉備津彦神社は桃太郎のモデルとされる吉備津彦を祭った神社で、古代吉備国の重要拠点で あったと考えられる吉備中山の東側の山すそにある。山のちょうど反対側にも吉備津彦を祭った 吉備津神社があるほか、山の上には宮内庁が管理する大きな前方後円墳をはじめ、史跡や 古墳が散在する歴史のある場所だ。 このスギは、吉備津彦神社の本殿前に立っており、境内で唯一といっていい巨木だ。古来より 白龍(龍神)がこの木に鎮座しているといわれているそうで、吉備津彦神社のご神木とされて いるようだ。近年痛みが激しくなり、このままでは枯死してしまう可能性があるため、 杉の前に治療費用の募金箱を設置して寄付を募り、2004年に樹木医の治療が行われた。2005年 現在は治療が終わり、無事元気な姿を見せている。