奈良に桜の季節を告げる・氷室神社のしだれ桜
                
〜奈良県奈良市


こどもの桜の向こうに満開の樹齢400年のしだれ桜

 奈良の東大寺の近くに、「氷室神社」という神社があります。小さな、目立たない神社ですが、平城京の昔から氷の神さまをお祭りしていて、毎年5月1日には、献氷祭という、鯉と鯛を封じ込めた高さ1メートルほどの氷柱が神前に供えられるお祭りがあることで有名です。そして、この神社でもうひとつ有名なのが、樹齢400年のしだれ桜。毎年、奈良で一番に花を開き、それを合図に奈良中の桜が咲き始めるといわれる、奈良の春の使者です。



五分咲きのしだれ桜

実は私が氷室神社を訪れたのは、今回が初めて。
奈良で一番に咲くというだけあって、いつも気づいたころには散っているのです(T-T)
でも今年は、ちょうど4月の最初にあったオフ会で連れて行ってもらったのでした。

今年は桜が遅く、まだ五分咲きだったとはいえ、妖艶ですらある桜の迫力にうっとり。
品種は、「エドヒガシ」というそうです。




角度を変えると、満開のようにも見えました




大きなしだれ桜の横にある小さめの桜は、大きいののこどもで、
樹齢40年。樹齢400年の桜の子孫を残すために植えられているそうです。



そして、その数日後・・・。どうしても満開のしだれ桜に会いたくなった私は、
仕事帰りに再び氷室神社を訪れました。




ソメイヨシノも花開いてとても幻想的

着いてみると、先に来たときはまだつぼみだった参道のソメイヨシノも
花開いていて、とても幻想的な美しさ。
頭がぼうっとなるよう気分で、しだれ桜に近づきました。




参道から




満開のしだれ桜


五分咲きもとてもきれいだと思いましたが、こうして比べてみると、
やはり満開になるとすごい花の迫力・・・!
それと、桜って満開に近づくほどピンク色が薄れるのでしょうか?
五分咲きのときは割と濃い色のように感じたのに今回は白に近いピンク・・・。
夕方だったからかもしれませんが。

でもいずれも捨てがたい美しさでした。


  
(左)「こんな傘が欲しいね」と友達 (右)若い桜


狛犬さんも桜に囲まれて



しばらくしたら、日が暮れてきましたが、薄暗い中、
桜の花だけが仄白く浮き上がる様子は、怖いくらいきれいでした。


暮れてきた境内




本殿の前から。
神さまは、自分の神社なのにちょっとしか桜が見えなくて、かわいそう・・・


 いかがでしたか?近くに住んでいながら一度も来たことがなかった氷室神社、来てみると本当に美しくて、今回訪れる機会をもてたことに感謝感謝(-人-)でした。余談ですが、五分咲きの桜を見に来たとき、偶然、去年の奈良オフでご一緒させていただいたTさんと再会。何年も年を経た桜の木って、不思議な力があるのかな・・・、なんて、柄にもなく思ってしまいました(*^^*)

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