此岸と彼岸の紅葉
          
〜浄瑠璃寺

 

 今回は、京都府加茂町の「当尾の里」にある、浄瑠璃寺の紅葉をレポート。旅人は、らんままとらんパパ(初登場か?)、そしてえみりんのおばあちゃんの3人。えみりんが出かけているうちに、えみりんのカメラを持って、取材に行ったということです。フン。


苑池と三重塔


浄瑠璃寺は、1047年(平安時代)に創建されたお寺。寺名は、創建時の
ご本尊、薬師仏の浄土である「浄瑠璃世界」から名付けられました。

山門をくぐると、目の前にある苑池をはさみ、左手(東)にその薬師如来を安置した
三重塔、右手(西)に九体の阿弥陀如来(この寺が別名「九体寺」と呼ばれるのは
このため)が安置された本堂が向かい合って立っています。

薬師如来は東方浄土(浄瑠璃世界)の教主、阿弥陀如来は西方浄土の教主。
つまり、この寺の庭園は、東方浄土(三重塔側)を出発して現世に
出、やがて煩悩の河を越えて西方浄土(本堂側)へ到るという仏教の
世界をあらわしているそうです。

ですから、このお寺では、まず東の薬師如来にお参りし、次に振り返って
池越しに阿弥陀如来にお参りするのが本来の礼拝の形であるということです。

山門へのアプローチ

山門

浄瑠璃寺はまた、紅葉の名所としても知られています。
今回は、主にその紅葉を楽しみに訪れたので、紅葉の景色を
中心にご紹介します。



此岸から本堂(国宝)を望む

浄瑠璃寺には、国宝・重文級の
仏像がたくさんあります。
まず、本堂に祭られている
九体阿弥陀如来像(国宝)。
そして、創建当時の本尊である
薬師如来像(重文・秘仏)。

 ←↓ 境内の紅葉




それに、えみりんの好きな
秘仏・吉祥天女像(重文)など。
他にも四天王像(国宝)や子安地蔵菩薩像(重文)などが
祭られています。

今回は、運良く吉祥天女像を
見ることができたそうです。



三重塔(国宝)

 


おまけ

 


境内の看板 →
「柿の実が落ちてきます注意してください」
「今年は豊作のため頻繁に落ちてきます。油断されぬように!!」
(当尾の里は、柿の産地でもあります。)


↓ 境内の湧き水。太古から沸きつづけているら
 しい。
   

この浄瑠璃寺のある当尾の里には、岩船寺や石仏がたくさん見られる
仏谷など、お出かけにぴったりのところが他にもあります。
これらのことは、またの機会に・・・。

(アクセス) 近鉄奈良駅より奈良交通バス「加茂駅行き(浄瑠璃寺前経由)」
乗車、約30分)

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