奈良の夏の風物詩・燈花会と万燈供養会
〜奈良市・奈良公園/東大寺

春日野園地にて(クリックで拡大します)
| 今年も「なら燈花会」(とうかえ)の季節がやってきました。奈良公園一帯に広がる7会場が2万本以上のろうそくの灯りに浮かび上がる幻想的なイベント。すっかり夏の奈良の風物詩になりました。でも実は、私自身はここ5年ほど行っていなかったのです。今年は、8月15日に執り行われる東大寺万燈供養祭、それに大文字送り火とあわせて、久しぶりに出かけてきました。 |
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なら燈花会
灯りが映る池の向こうに送り火が見える猿沢の池、竹筒に火が灯された五十二段などを抜けて
私たちが向かったのは浅茅ヶ原。
こちらには燈花会の基本である小さなろうそくの灯りのほか、竹籠にも火が灯されています。

籠につるされた風鈴の音が涼しげです

この下を歩いて通ります

上ばかり見て転ばないよう、足元はたけのこの灯りで照らされて。

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近くの浮見堂も、ライトアップされていました。
明かりが仄か過ぎてうつらなかったけど、この日は貸しボートの舳先にも明かりが灯されて
夜の水上散歩ができるのです。
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再び浅茅ヶ原を抜けてやってきたのは、東大寺近くの浮雲園地。
ここが一番ろうそくの数が多いのではないでしょうか?
この5年間でろうそくの数はずいぶん増えたようです。
5年前のチカバを見たら4000本と書いてあったので、約5倍です。

ぶれているので見難くてごめんなさいですが、向こうに浮いているように見えるのは、若草山。
今年は若草山にもあかりが灯されて、まるで空まで続いているように見えました。
会期中は夜の若草山で夕涼みができるそうです。
上から見たらどんな風に見えるんでしょう。

浮雲園地からさらに奥へ行った春日野園地会場。
こちらでは、赤や緑など色のついたあかりが灯されていました。
なぜか懐かしい感じがしました(クリックで拡大します)。
この春日野園地会場は、燈花会が始まったころにはなかったのです。

灯りが消えて見える黒い影は人です。
きっとこの中にはお盆で帰ってこられているあちら側の方たちもいらっしゃるだろうな、
なんて思ったり・・・。

この春日野園地には少し小高い丘があり、そこからの眺めのなんと素晴らしいこと!
まるでふわふわと浮いて空から街の夜景を見ているよう。
(いい雰囲気で抱き合っていたカップルさんたち、ずかずか上がってごめんなさいね)
拡大しますのでクリックしてみてくださいネ。

この灯り、「一客一燈」といって、自分で灯すことができるんです。
機会があればぜひ、奈良公園にあかりを灯してみてください。
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東大寺万燈供養会

そしてその後は東大寺の万燈供養会へ。
毎年8月15日、再びあちら側へと帰っていく人たちのため、灯篭を並べて法要が行われます。
この日は、観相窓といわれる大仏さまのお顔の高さにある窓がひらいて、
外からも大仏さまのお顔を拝ませていただくことができます。
もちろん大仏殿の中に入ることもでき・・・、
お経の声が響き渡るなかに浮かび上がる大仏さまは、荘厳そのもの。
私はここの燈篭がほんとに好きで、ずっとでも見ていたいくらいです。
この日は、いつも閉じている中門(大仏殿の正面の門)も開かれ、
誰でも自由に入ることができるのです。
いかがでしたか。奈良の夏はとっても暑いけれど、この燈花会や万燈供養会のほか、春日大社の万灯篭や歴史的建造物のライトアップなど、古都を感じるイベントがたくさん開かれています。またお盆を過ぎたら、奈良町・元興寺の地蔵会も素敵です。機会があったら、ぜひ一度夏の夜の奈良で夢幻の境地を楽しんでみてくださいね。 |