ひとめ千本。吉野山の山桜
〜奈良県吉野郡吉野町
| 関西きっての桜の名所として知られる奈良県・吉野山。毎年4月から5月にかけて、200種3万本もの桜が麓から山頂にかけて咲き競います。かの豊臣秀吉が花見を催したことでも有名です。また、源義経が追手から逃れてきたり、南北朝時代に後醍醐天皇の行宮が置かれたりと歴史にもたびたび登場しており、そのゆかりの場所も数多く点在します。今回は、そんな吉野山にらんママとらんパパが出かけました。 |
いきなり暗い写真で恐縮ですが(^^ゞ 吉野山にのぼるロープウェイです。
今回、らんママたちが見に訪れたのは、「中千本」の桜。
吉野山には、麓から山頂にかけて「下千本」「中千本」「上千本」そして「奥千本」と
呼ばれる桜の名所がありますが、中千本は神社仏閣などのおもな見どころ
に近く、駅(ロープウェイの)からも比較的近いので、半日ぐらいのお出かけには
ちょうどいいところ。上千本、奥千本まで行こうとすると、かなりのハイキングを
しなくてはなりません。
というようなわけで、今回は山の麓からロープウェイで一気にのぼって、
吉野山駅から散策スタートです。
蔵王堂周辺
蔵王堂
駅を出て旅館やお土産屋さんが並ぶ道をぶらぶらを歩いていると
最初に目につくのが、重文・銅(かね)の鳥居。
そこからさらに少し歩くと、金峰山寺の仁王門が見えてきます。
仁王門前の階段
金峰山寺は、飛鳥時代に役行者が開いたとされる修験道の総本山。
蔵王堂はその本堂で、修験道の根本道場として建立されました。
吉野というと必ずこの蔵王堂が映るので、誰しも一度は目にしているのでは。
ここに安置されているご本尊(秘仏)が桜の木に刻まれているため、
吉野山では桜が神木とされ、たくさん植えられるようになったそうです。
金峰山寺の境内にも、桜が植えられていました。
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ところで、この金峰山寺、仁王門は北面しているのに、蔵王堂は南面。
なぜ背中合わせになっているのでしょう?
これは、南の熊野方面からお参りに来ても、北のの大阪・京都方面から来ても
迎えることができるように、ということだとか。
なかなか親切なお寺ですね^^
![]()
さて、金峰山寺を出て、次は吉水神社を目指します。
それにしても、さすが名だたる花の名所!とおりは観光客で埋め尽くされています。

らんママは「心斎橋みたいやった〜!!」と言っていましたが、それ以上かも。
吉水神社

吉水神社の門
吉水神社も、役行者の創建とされていて、明治の神仏分離までは僧坊だったそうです。
ここは、まさに吉野の歴史を体現しているといえる神社で、
源義経が兄・頼朝におわれ奥州に落ちる前に愛妾・静御前と身をかくし、
また上の写真にもあるように後醍醐天皇が南朝の行宮にしたところです。
そのため、この神社には後醍醐天皇の玉座や義経の鎧、
弁慶力釘(弁慶が素手で石に打ち込んだ釘といわれている)などが残されています。
![]() 後醍醐天皇の玉座 |
![]() 弁慶力釘(おっちゃんの向こうにあります) |
また、豊臣秀吉が花見の本陣にしたことでも有名です。
500人もの人を引き連れてやってきて5日間も豪遊したそうです。
その吉水神社の門の前から、らんママたちもお花見をしました。
秀吉が見たのもこんなだったかなあ・・・。

お天気がもう一つでちょっと見にくいですが・・・。
吉水神社から上千本の水分神社の方を眺めて。山一面が桜、という感じです。
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ひょっとして、これは上千本「布引桜」という白山桜群でしょうか。
確信はないのですが・・・。
このあたりの桜は山桜が多いので、ピンクというよりは赤っぽく見えます。
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吉水神社からの景色を堪能したら、もう少しだけ歩いて、
中千本の桜の中へ入っていきます。
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途中、通りかかった勝手神社は義経と別れた静御前が追手に捕まり、
舞いを舞わされたという神社ですが、火事にあい現在修復中とのことでした。残念。
また皇族(前の天皇陛下でしたっけ)が利用されたことで
有名な旅館、桜花壇の前も通ったようです。
もっとも、らんママたちが桜花壇の写真を撮ったのは、皇族のゆかりだから
ではなく、「浅見光彦」のゆかりの旅館だからだと思われます(笑)。
ちがうかな〜(^m^)くすっ
さて、そうこういっている間に、メインストリートから谷を渡って如意輪寺に
行く途中の、「五郎平園地」つきました。

五郎平園地
吉野では、桜がよく見えるところには必ず茶店があるのですが(^^ゞ
ここはちょっと広くて、見晴らしもいいのでお弁当を持ってきた
人たちも、ゆっくりと食事しながら桜を堪能することができます。
ちなみにらんママたちのお昼は、
吉野名物「柿の葉寿司」でした^^
五郎平園地から、如意輪寺を眺めて。
谷の向こうに、如意輪寺の多宝塔が見えています。
如意輪寺は、8世紀はじめ創建で、後醍醐天皇が勅願所としたところです。
境内に、後醍醐天皇の御陵がひっそりとおかれています。
楠木正行の辞世の歌が残った扉など、興味深いものもあるのですが・・・
| 今回の吉野の旅は、ここまで。如意輪寺には、深い谷を越えていかなければならないので、遠目に見るだけでパスしたそうです(行きの電車で立ちつづけていて、かなり疲れたらしい)。私(えみりん)自身は、桜の時期の吉野には行ったことがありません。今から足を鍛えて、来年は奥千本に挑戦してみよう・・・かな・・・? |