脚本:前川洋一。原案:山城新伍&須藤邦裕。企画&監督:山城新伍。2000年、日本映画(製作:東映&東映ビデオ)。カラー・ビスタ。上映時間107分。2000年1月22日より新宿東映パラス2にて公開。配給:東映。
2000年の日本、東京が舞台。水島良平(三宅裕司)は、廃刊寸前の女性誌「週刊バビロン」の芸能記者である。ある日、女優である相原リサ(杉本彩)の隠し子ネタを掴んだ彼は、金のために、そのネタを握りつぶしてしまった。だが、そのことをネタに脅され、20年来の付き合いである記者の広瀬公一(ダンカン)が掴んだ大物政治家の剣持雅人(柴俊夫)のスキャンダルも握りつぶすハメになる。しかし、圧力を受けた広瀬は、編集者である鷹取美和子(杉田かおる)を人質に取って編集部に籠城。警官隊の突入に動揺した広瀬はビルから転落し、帰らぬ人となってしまった。水島は記者の誇りをかけて、剣持とヤクザの親分である金山(白竜)の関係を洗うが、水島の妻である久子(朝加真由美)にも危機が迫る……。
上記の他、「週刊バビロン」のベテラン記者である猪股長一郎役として石橋蓮司、芸能プロダクションの社長である米田役として左とん平、そして、ニュースキャスターの久世清役として吉田照美が出演していた(個性派揃いでんなぁ……)。
さて、映画についてだが、正直言って、期待していなかった(山城さんゴメンなさい)。だが、面白い。相原リサの隠し子ネタの裏を取るため、ホモのマネージャーにハンサムな新人記者である草野徹(中上雅巳)を付けるなど、芸能記者たちの取材テクニックや笑えるエピソードを散りばめた展開は見事。最終的には大物政治家やゴーツク女社長(浅香光代)に「ギャフン」と言わせる骨太の娯楽作に仕上がっていた。
また、ロケーションにアングラな場所を巧く選んでいて、画面からエネルギーを感じる。しかも、ハッとするほどカッコイイ画〈え〉を撮っているのだ。これは、山城監督、アタリかもしれない。これからも監督として活躍してもらいたいものだ。ところで、芸能記者の方々は大変な苦労をなさって記事を書いているんですね(感動)。これからは、芸能記事を読まずに捨てることはやめます(苦笑)。
●おすすめ対象
通好みの作品。ユーモアある紳士淑女にオススメ♪
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●一言で言えば……
弱みを握ればこっちのモン!