■阪東妻三郎剣戟場面集
2002年6月1日 新文芸坐(池袋)

 2002年5月18日から6月14日まで開催された『阪妻映画祭』で上映された1本。弁士&構成:松田春翠。1983年、日本映画(製作:マツダ映画社&マツダ・フィルム・ライブラリー)。モノクロ・スタンダード。モノラル(活弁トーキー)。上映時間34分。配給:マツダ映画社&マツダ・フィルム・ライブラリー。
 阪東妻三郎が出演しているサイレント映画のチャンバラ場面のみを集めた作品。ちなみに、タイトルは「ばんどうつまさぶろうけんげきばめんしゅう」と読む。紹介されている主な映画の題名、製作年、スタッフ、阪東妻三郎の役柄は下記の通り。
 『小雀峠』(1923年。監督:沼田紅緑。脚本&原作:寿々喜多呂九平。阪妻:粕谷桃之助)。
 『逆流』(1924年。監督:二川文太郎。脚本&原作:寿々喜多呂九平。阪妻:南條三樹三郎)。
 『雄呂血』(1925年。監督:二川文太郎。脚本&原作:寿々喜多呂九平。阪妻:久利富平三郎)。
 『江戸怪賊伝・影法師』(1925年。監督:二川文太郎。脚色&原作:寿々喜多呂九平。阪妻:怪賊影法師)。
 『尊王』(1926年。監督&脚本&原作:志波西果。阪妻:竜造寺俊作&竜造寺隼人)。
 『乱闘の巷』(1926年。監督&脚本:安田憲邦。阪妻:近藤勇&龍巻の寅松)。
 『血染の十字架』(1927年。監督:安田憲邦。阪妻:直柄正之進&神父&キリスト)。
 『坂本龍馬』(1928年。監督:枝正義郎。脚本&原作:冬島泰三。阪妻:坂本竜馬)。
 『開化異相』(1928年。監督:犬塚稔。脚本:大須賀満。阪妻:窪木愼九郎)。
 『牢獄の花嫁』(1931年。監督:沖博文。脚本:佐々清雄。阪妻:大阪与力羅門塔十郎&怪しい男&塙江漢)。
 『かまいたち』(1932年。監督:東隆史。脚本:佐々清雄。阪妻:伊賀流忍道の達人大森兵衛)。
 『燃える富士』(1933年。監督:東隆史。脚本:佐々清雄。阪妻:不二木襄馬&長州藩の廻船御用達淀屋平八)。
 『阿弥陀時雨』(1934年。監督:長尾史録。脚本:晩孔秀。阪妻:大槻弥平太&瀬田修理太郎)。
 『恋山彦』(1937年。監督:マキノ正博。脚本:比佐芳武。阪妻:伊那小源太&島崎無二斉)。
 『赤垣源蔵』(1938年。監督:池田富保。脚色&原作:滝川紅葉。阪妻:赤垣源蔵)。
 上記の他にも、いくつか紹介されている作品があったが、確認できなかった(それほど多くの映画が紹介されている)。ちなみに、松田春翠は発音の際、「ひ」が「し」となってしまう「なまり」の持ち主だったようだ。閑話休題。「阪妻映画カタログ」とでも言うべき作品である。資料的価値くらいしか無いだろう。

●おすすめ対象
 阪妻ファンなら一応押さえておくべきか。

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●一言で言えば……
 予告編映画!?


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