■友へ/チング
2002年2月12日 千代田区公会堂(九段下)
2002年2月21日 千代田区公会堂(九段下)

 原題はハングルのため表記不能。脚本&監督:クァク・キョンテク。2001年、韓国映画(製作:シネライン2&コリア・ピクチャーズほか)。カラー(銀残し)・ビスタ。ドルビー・デジタル。上映時間118分。2002年4月6日から全国東宝洋画系にて公開。チェーン・マスターは日比谷みゆき座(現:廃館。名称のみ日比谷スカラ座2が継承)。配給:東宝東和。配給協力:シネカノン。特別協力:Soma Office。共同提供:ポニーキャニオン&テレビ朝日&ニッポン放送&東宝東和&IZENTECH&C.C2000。
 1976年の韓国、釜山から物語は始まる。ヤクザの息子であるイ・ジュンソクと葬儀屋の息子ハン・ドンス、貿易商の息子キム・ジュンホ、そして、サラリーマンの息子チョン・サンテクたちは親友同士。だが、中学に入学する際、彼らは、それぞれ別の学校に行くことなってしまう。しかし、高校で再会した4人は、また、以前のように一緒に行動するようになった。ヤクザの息子であるジュンソク(ユ・オソン)は番長として、葬儀屋の息子であるドンス(チャン・ドンゴン)は副番長として学校に君臨。貿易商の息子であるジュンホ(チョン・ウンテク)は、ひょうきん者として、サラリーマン家庭に育ったサンテク(ソ・テファ)は学校一の秀才として皆から一目置かれていた。ある日、女子校の学園祭に遊びに行ったサンテクたちは、講堂で女子高生バンド「レインボー」の演奏を楽しむ。その時、サンテクは「レインボー」でボーカルを担当していたジンスク(キム・ボギョン)に一目惚れ。だが、ジンスクはジュンソクと付き合うようになってしまう。複雑な気持ちになるサンテク。数年後、大学生になったサンテクがジュンソクの家を訪ねると、彼はジンスクと結婚し、ヒロポン中毒になっていた。その後、ヤクザの組長を務めるジュンソクの父(チュ・ヒョン)から勘当されていた彼と、葬儀屋を継ぐことを嫌がっていたドンスは、それぞれ杯を受けてヤクザになる……。
 韓国映画興行史上最高の観客動員記録を打ち立てた作品(動員数:800万人以上)。クァク・キョンテク監督の自伝的映画である。さて、この作品の宣伝コピーを見ると「韓国版スタンド・バイ・ミー」とあった。しかし、それは最初と最後の部分の一寸だけ(苦笑)。高校時代は『ビー・バップ・ハイスクール』などに代表される「東映不良高校生映画」という感じである(失笑)。メイン部分である社会人時代に至っては「東映やくざ映画」を彷彿とさせる作りだった(苦笑)。
 俳優陣に目を向ければ、『アタック・ザ・ガス・ステーション!』で活躍した韓国の「山本太郎(激似)」ことユ・オソンが、今回はパンチ・パーマで登場(失笑)。パンチ頭の彼は、なぜか「寺島進」に似ていた(爆笑)。ちなみに、チャン・ドンゴンは「ニヤついていないチョウ・ユンファ」に、チョン・ウンテクは「高嶋政伸」に似ている(爆笑×2)。
 字幕が見づらい部分があるのが残念だが、映画館での大乱闘シーンや、漢(おとこ)泣き必至のラストなど見所は多かった。私自身、身体中の水分が無くなるかと思うほど爆泣したものである(まじ)。映画を観て気持ち良く泣きたい人にオススメの1作だ!!

●おすすめ対象
 R−15指定。中学生以下は大人になるまで待ってね♪

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●一言で言えば……
 韓国版『新・仁義なき戦い。』!?


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