■コラム 困った人の話・その1
これは、ある試写会場であった出来事である。
その試写会場も当然のことながら飲食禁止で、ロビーでの飲食をお願いするアナウンスが繰り返し流れていた。
私が試写会場に連なる列で開場を待っていると、前にいた若いカップルがアナウンスを聞き、このような会話をしていた。
女「飲食禁止だって」
男「いーじゃん、別に平気だって」
「平気じゃねえ(怒)」と私は心の中で答えた。禁止だと言っているのだから、素直に従えっつーの。試写会場が食べ物で汚されると、次からは貸してもらえなくなることを、ちっとも分かっていないようだ。
女「でも……」
男「かまやしねえーよ」
なんと無責任な男の発言。こんな無責任男とは、早く別れたほうが身のためである。きっと、自分の立場が悪くなると逃げるような輩だ。
さて、気分の悪いまま、開場となり、私は席に座った。すると、私の前にいた、すだれハゲのオヤジが、さっさと食事を始めたのである。飲食禁止のアナウンスにも関わらず(怒)。私の横に座っていた女子高生2人組はアナウンスを聞き、ロビーに食事に行ったのに、近頃の年寄りは(激怒)。これでは示しがつかないので、私は、すだれハゲに、やんわりと注意した。
私「飲食はご遠慮できませんかね。あなたも映画ファンなら、飲食によって、次にこの会場を貸してもらえなくなることぐらいは御存知ですよね?」
すると、すだれハゲ、何を血迷ったのか言い訳をしてきた。
ハゲ「そうは言ってもね、ロビーのイスが少ないから座れないんだよ」
しかし、どんな言い訳をしようが飲食禁止は飲食禁止だ。ハゲのやってることは正当化できない。
私「しかし、みなさん、立って食べたり、階段に座って食べたりしてますよ」
ハゲ「じゃあ、あんた。私が座る場所をロビーに探してきてよ。そしたら、言う通りにするよ」
私の理性の糸がプチンと音を発てて切れた。
私「いい加減にしろ!!みんな、ちゃんとロビーで食べてんだ!!これ以上、ウダウダ言うならつまみ出すぞ!!」
すだれハゲ、しぶしぶ退場。
ハゲ「私にも注意するなら、あっちの人にも注意しろよ」
自分のこと棚に上げてまだ言うか、この、すだれハゲオヤジ!!お前みたいな「自分さえ良ければ」野郎がいるから日本はダメになったんだ!!
場所が2階席だったので、1階に叩き落としてやろうかと思った。ちなみに、オヤジが指差したカップルは、お願いしたら、すぐに謝罪して、食べるのを止めてくれた。
自身の経験からの判断なのだが、最近の中年から老年の方々の中には「自分さえ良ければ」という考えの人々が多く見られる。だが、戦時中、戦争に行っていた人の中には、このような人は、ほとんど見られない。私が思うに、これは、戦争に負けて、アメリカの考えを無批判に受け入れてしまったせいではなかろうか。昔の日本人は奥ゆかしく、決して、公の場で自分のわがままを通したりしなかったし、周りだって、黙ってそれを見過ごすことはなかった。それが、アメリカ崇拝のために、日本人の誇らしい国民性まで汚されてしまったように思えてならない。英語の第2公用語化?バカらしい。私は大学時代、英語オールAだったが、断固反対である。
閑話休題。話を元に戻そう。
とにかく、私は良心的な映画ファンとして、これからも困った人達を斬り捨てていくつもりなので、このページに来た人は斬られないように気を付けてネ(苦笑)。
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