■コラム 配給会社必見!客が期待する映画ではケータイは鳴らない!
映画上映中は、携帯電話、PHS、ポケットベル、時計のアラームはオフにするのが最低限のマナーである。これは、皆さん御存知の通りだ。
しかし、この最低限のマナーさえ守れない人間が多い。日本人として大変、情けない限りである。この前など、呼出音どころか、そのまま話し出した中年女性がいた。まったく、厚顔無恥(激怒)!!つい、つまみ出してしまった。
だが、先日、ある試写会場で終始、あの調子外れな貧弱な電子音楽を聞くことは無かった。上映終了後、珍しいことだと周りの人々も口々に囁いていた。
同じ様なことを私は『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』の試写会で体験した。
私が思うに、これは、試写会に招待されてきた客が、少なくともこの映画はちゃんと観ようと思っていたからだと考える。
カンヌなどの有名映画祭では、途中退席する人が出るかどうかで、その映画の評価が判るという。だとすると、差し詰め、試写会でケータイが鳴らなければ、その映画への観客の期待度は高いということだ。
観客の期待度は、そのまま配給会社の事前の宣伝の成果と見て良いだろう。
しかし、これがそのまま興行成績につながるかは、別問題だ。映画の内容が面白ければ、観た人々は「もう一度観よう」と思うし(私は『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』を4回観た)、家族や友達に見せたいと思い、勧めるだろう(私は『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』を父に1回、母に2回、弟に1回、友達に1回、わざわざチケットを買って観せている)。いわゆる「クチコミ効果」で宣伝効果は倍加されるだろう。だが、つまらない映画、もしくは、期待外れであった場合、今までの宣伝努力は相殺、いや、ヘタすると著しく減少するかもしれない。
閑話休題。話を元に戻そう。
とにかく、試写会でケータイが鳴らなければ、今までの宣伝は成功と見て良いだろう。配給会社は、ケータイの音に注目するのも面白いのでは?
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