主演であるサンドラ・ブロックが製作も務めるラブ・コメディ。脚本&製作総指揮:マーク・ローレンス。脚本&製作:ケイティー・フォード。脚本:キャリン・ルーカス。監督:ドナルド・ピートリー。原題は『MISS CONGENIALITY』。2000年、アメリカ映画。カラー・ビスタ。SDDS他。上映時間110分。配給:ワーナー・ブラザース映画。
2000年のアメリカが舞台。FBI捜査官グレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)は任務中の命令違反で閑職に飛ばされてしまう。仲間であるマクドナルド(アーニー・ハドソン)を始め男たちに女として見られないことから仕事一筋に生きてきたグレイシー。彼女にとって唯一の拠り所である仕事を奪われまいと、ボスであるクロンスキー捜査官(ジョン・ディレスタ)に掛け合うが、うまく行かない。そんな矢先、全米を騒がせていた爆弾魔シチズンがミス・アメリカ・コンテストを爆破すると予告してきた。シチズンを追う特別捜査班のリーダーに任命されたエリック・マシューズ(ベンジャミン・ブラット)はコンテストに覆面捜査官としてグレイシーを送り込もうとする。ミスコンをバカにしているグレイシーは首を縦に振らないが、現場復帰できると聞いて嫌々承諾するのだった。コンテスト理事長キャシー・モーニングサイド(キャンディス・バーゲン)に協力を要請したところ、キャシーの助手フランク・トービン(スティーブ・モンロー)からベテラン美容コンサルタントのビクター・メリング(マイケル・ケイン)を紹介されたグレイシー。ビクターは2日間でグレイシーを美女へと仕立て上げるが過度の食事制限によりグレイシーはイラつく。だが、ロード・アイランド州代表のシェリル(ヘザー・バーンズ)やテキサス州代表のメアリー・ジョー(ディアドリー・クイン)、カリフォルニア州代表のレズリー(ウェンディー・ラケル・ロビンソン)、そして、ニューヨーク州代表のカレン(メリッサ・デ・スーザ)たちと交流を深めていくうちに、グレイシーの中にあったミスコンへの偏見は氷解していく。そして、ミスコンの司会者スタン・フィールズ(ウィリアム・シャトナー)の案内によってデンジャラスなコンテストはその幕を開けた!!
当初、日本では8月公開予定だったのが2ヵ月も早められ6月9日から公開された奇妙な作品。同じ劇場チェーンで公開されていた『ハンニバル』が予想ほどに伸びなかったため、急遽上映されることになったのだろうか?とにもかくにも、宣伝期間が短くなりイマイチ認知されることなく公開となってしまったのは不幸だったと言える。
さて、原題である『MISS CONGENIALITY』を訳すなら「ミス・ミスコン」といったところか。これはカンヌの「批評家連盟賞」のように正式な賞ではないが、ミスコンに参加者が相互に投票して決めるので価値のある賞だと言えよう。ところで、今までミスコンと言うと外見だけの女性が出るものと思っていたが、その認識は間違っていたと告白する。知性と豊かな教養があるからこそ女性は美しいのだ。だから、映画に登場するスッピンにボサボサ頭のグレイシーが、私にはどうしてもブスには見えなかった。なぜか?彼女の仕事に対する真摯な態度が見る者に好感を与え、ひけらかさなくても彼女の知性や教養は異性も同性も引きつけてしまうからだ。そんな彼女だからこそビクター(マイケル・ケインが好感度高し!)によって磨かれた時、光ることが出来たのだ。つまり、中身がダイヤモンドじゃなければ、いくら磨いたところで光らないと言うわけ。これは男にも言えることだろう。私自身もより中身を磨いていきたいと感じるばかりだった。
また、美しい歩き方や痔のクリームの思わぬ効用(謎)、そして、護身術など女性が美しくなるヒントが、この映画に詰まっている。おすぎさんが言っていたけど、本当に観るだけで美しくなれるかもね(笑)!?
●おすすめ対象
女性だけでなく、男性にもオススメ!!
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●一言で言えば……
ミスコン偏見打破ムービー!!