■ディル・セ 心から
2000年8月15日 シネマスクエアとうきゅう(新宿)

 マサラムービーとしては異色作だが、全英興行成績ベスト10に入った史上初のインド映画。上映時間:167分。
 1998年のインド。独立50周年の記念式典を間近に控え、北方の辺境州に取材に出掛けた国営ラジオ局職員のアマル(シャー・ルク・カーン)は、とある駅で不思議な女性メグナ(マニーシャー・コイララ)に一目惚れする。アマルは彼女に猛烈なアタックを仕掛けるが……。
 インド映画は長尺作品が多いが、この作品は2時間47分とその例に漏れず大作であった。途中「INTER MISSION」というクレジットが出るが休憩はない(苦笑)。シネマスクエアとうきゅうでは、場内での飲食が禁止されているので、上映前に食事とトイレを済ませておくことをお勧めする。
 さて、インドの織田裕二(失笑)ことシャー・ルク・カーン演じるアマルのメグナに対するアタックはストーカーそのもの(苦笑)。正直、見苦しい(まじ)。妻を複数娶(めと)ることが許されているインドでは、あのくらいが当たり前なのだろうか?物語的にもメグナの方から接近してきたほうがスッキリするので気になった。気になると言えば、出演者たちのモラルだ。アマルは美しい大自然の真ん中でタバコをポイ捨てするし、アマルの婚約者プリティ(プリーティー・ジンタ)もバスの窓からミカンの食べカスを捨てる始末(怒)。こういった公共のメディアでは俳優が率先して規範となるべきなのに腹が立った(激怒)。
 インド映画と言えば、突然、挿入される踊りのシーンが有名だが、今回は不要だったかも。マサラじゃないインド映画はないのか!?

●おすすめ対象
 『ムトゥ 踊るマハラジャ』を期待すると肩すかしを食うかも。

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●一言で言えば……
 インド版『シュリ』?


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