第50回(2000年)ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。「アルフレート・バウアー賞」受賞。2000年、日本映画(製作:WOWOW&バンダイビジュアル/製作協力:サンセントシネマワークス)。カラー・ヨーロピアンビスタ。上映時間129分。配給:サンセントシネマワークス。
1970年代の日本。父親、柳田時雄(國村隼)の死去により、息子の柳田道夫(伊藤淳史)は叔父である柳田寛(光石研)によってキリスト教系の全寮制男子中学校「独立学院」に入学させられる。植草学院長(岡本喜八)は道夫を温かく迎え入れるが、クラスの友人たちは道夫の「どもり」をはやし立てた。ある日、心ない級友の策略により、木場教諭(泉谷しげる)から教科書の朗読を頼まれた道夫。下を向き黙りこくっていると、少女のような美しい声を持つ伊藤康夫(藤間宇宙)が助け船を出してくれた。急速に接近する2人の少年。康夫は道夫に「独立学院グリークラブ」への入部を勧め、顧問である清野省三(香川照之)に会わせる。道夫は康夫と共に合唱に打ち込むことを決意し、やがて、どもることもなくなった。そんなある日、かつて学生闘士だった省三を頼って指名手配されている相沢里美(滝沢京子)が彼の前に現れる……。
最初に少し驚いたのはスクリーンのサイズ。日本では「アメリカンビスタサイズ(所謂「ビスタ」)」が主流だが、この作品ではアメリカンビスタより少し横幅のせまい「ヨーロピアンビスタ」が採用されていたのだ。ヨーロッパでの上映を考えての選択か、それともTV放映しやすいサイズとして選んだのか、気になる(多分、後者の理由)。
さて、独立学院グリークラブのメンバーとして大阪の淀川工業高校男子合唱部が、城北女子中学校合唱部として京都の加悦谷高校女子合唱部が参加しており、彼らの美しい調べが心地良い。つい、私まで歌い出してしまったほどだ(笑)。
監督は緒形明。原作と脚本を担当したのは青木研次。プロデューサーは『GOJOE//五条霊戦記』の仙頭武則。「J・MOVIE・WARS 5」シリーズ作品である。
●おすすめ対象
少女漫画みたいなので女の子向きかも。
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●一言で言えば……
ライトなボーイズ・ラブ映画!?