1999年レイノス映画賞邦画部門受賞作。日本特撮映画史上、最高の作品と多くの人が評価する傑作である。監督:金子修介。特技監督:樋口真嗣。脚本:伊藤和典&金子修介。1999年、日本映画(製作:大映&徳間書店&日本テレビ放送網&博報堂&日本出版販売)。カラー・ビスタ。ドルビー・デジタル。上映時間108分。1999年3月6日より全国東宝洋画系にて拡大公開。チェーン・マスターはニュー東宝シネマ(現:有楽座)。配給:東宝。製作費:15億円。
1999年の日本が主な舞台。翼竜ギャオスの世界的大発生を調べる鳥類学者の長峰真弓(中山忍)は、政府の巨大生物被害対策審議会にオブザーバーとして参加する。そこで長峰に近づいてきた女性が朝倉美都(山咲千里)だった。斉藤審議官(本田博太郎)は朝倉を政府の影の実力者であると長峰に告げる。朝倉は天才ゲームプログラマー倉田真也(手塚とおる)と組み、何かを企んでいるようだ。そんな矢先、ギャオスとガメラが渋谷で激突。巨大生物同士の闘いに巻き込まれた多くの人々が命を落とす大惨事となってしまった。同日、奈良県南明日香村。テレビに映し出されたガメラを憎しみの目で見つめる少女の姿があった。少女の名は比良坂綾奈(前田愛)。4年前、ガメラとギャオスの闘いに両親を巻き込まれた綾奈は、親の仇としてガメラを憎み続けていた。ある日、古い社からギャオスの卵を見つけ出した綾奈は、生まれてきたギャオスをイリスと名付け、育て始める。全てはガメラを殺すために……。
「もし、怪獣が現実世界に現れたらどうなるか?」をシミュレートしたことで、怪獣映画に革新を起こした平成『ガメラ』シリーズ最終作。今回は「怪獣災害に巻き込まれた人々」に視点を置いて描いているため、ガメラがとても恐ろしく感じられる。この恐ろしさを感じさせてくれたのが、渋谷センター街の大量虐殺(ジェノサイド)場面。これは、子供にはトラウマものなので、要注意。初めて観た時はゾッとして、涙が溢れてしまった。また、特撮場面としては遠州灘での航空自衛隊・ガメラ・イリスの三つ巴空中戦が見物。ハリウッド映画を超えている!
また、豪華俳優陣も見所。上記の他、スティーブン・セガールの娘、藤谷文子や伊集院光、『さくや 妖怪伝』の安藤希、上川達也、石丸謙二郎、津川雅彦、渡辺裕之、三田村邦彦、田口トモロヲ、石橋保、鴻上尚史、渡辺いっけい、螢雪次朗、仲間由紀恵、草野仁、清川虹子等々、多くの有名俳優がチョイ役で出演している。さらに『バトル・ロワイアル』の主演女優・前田亜季(前田愛の実妹)が回想シーンの綾奈を演じ、姉妹共演も話題になった。
何にしても、これでお終いとは残念。せっかく、「ゴジラ」と双璧をなすほど有名になったのだから、是非とも続編製作を望む!!
●おすすめ対象
全人類(笑)!!宇宙人にもオススメ(爆笑)!!
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●一言で言えば……
世界最高の特撮エンターティメント大作!!