故手塚治虫の原作を『リング』の中田秀夫が映画化。ジャニーズJr.の小原裕貴とCMアイドル後藤理沙のキスシーンが話題となる。脚本:小中千昭。1999年、日本映画(製作:日活&毎日放送)。カラー・ビスタ。DTSステレオ。上映時間100分。2000年1月29日よりテアトル新宿ほか全国順次公開。配給:日活。
1952年の航空機墜落事故で奇蹟的に生還したのは、1人の妊婦だった。彼女は女児を出産、帰らぬ人となる。しかし、生まれた赤子は眠り続けたまま、病院の「開かずの間」で成長を続けていた。少女の名はユミ(吉谷彩子)。偶然、ユミの存在を知った小学生のユウイチ(大高力也)は、童話『ねむりひめ』になぞらえ、ユミを目覚めさせようと接吻を続ける。だが、そのことを担当医であるヒカワ(榎木孝明)に咎められたユウイチは、ユミのもとに通うのを止めてしまった……。時は流れ、高校生になったユウイチ(小原裕貴)はニュースでユミ(後藤理沙)が未だに眠っていることを知る。再び、ユミのもとに向かうユウイチ。真夜中の零時にユウイチから激しいキスをされたユミは目を覚ます。目覚めたユミは最初、赤ん坊のようだった。しかし、ユミの精神は驚異的な速度で成長。そして、目覚めてから3日目、ユミはユウイチに「私は5日間しか起きていられない」と告げる……。
上記の他の出演者は以下の通り。溝口恵子(林知花)。福原みつ(河合美智子)。長沢律子(名取裕子)。さて、大変キスシーンの多い映画だ。ビンセント・ギャロの短編『Live,Love,Drive』より多い(苦笑)。しかも、激しいのが2回もある(いやん)。
手塚作品は大体読んでいると思っていたが、『ガラスの脳』の存在は、この作品を観るまで知らなかった。個人的には『上を下へのジレッタ』を映画化して欲しい。
あと、ユミの起きていられる時間が残り少なく、充分な準備が出来なかったという設定であることは百も承知だが、もうちょっと盛大な結婚式にしたほうが映画的には盛り上がったと思う。また、ユミが目覚める場面で、雷が鳴ったりするなど、ホラー的な演出が施されていたのが変な感じだった。まだ、ホラー映画の時の癖が抜けないのか、中田監督(失笑)?
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いわゆる「アイドル映画」!?