■ジェネックスコップ
2000年3月10日 新宿ジョイシネマ3

 2000年2月26日から3月10日まで新宿ジョイシネマ3にて公開され、同年3月11日より24日までキネカ大森にて19時50分よりレイトショー公開された香港アクション大作。原題『特警新人類』。英語題『GEN−X COPS』。監督&脚本:ベニー・チャン。SFXスーパーバイザー:ジョー・ヴィスコシル。VFX:サム・ニコルソン。1999年、香港映画。カラー・シネスコ。ドルビー・デジタル。上映時間113分。配給:メディアボックス。提供:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。製作費:3000万HKドル。
 世紀末の香港が舞台。高性能爆薬が日本人ヤクザの赤虎(仲村トオル)によって盗み出された。香港警察のチャン刑事(エリック・ツァン)は、赤虎とつながっていると思われる香港マフィア、ダニエル(ダニエル・ウー)をマークするべく、警官を潜入させる。潜入することになったのは、ジャック(ニコラス・ツェー)、マッチ(スティーブン・フォン)、エイリアン(サム・リー)の3人。さらに、ダニエルの爆弾テロにより肉親を殺された少女Y2K(グレース・イップ)も彼らと行動を共にする。ダニエルに気に入られるため、彼の命を救ったジャック。ダニエルを通じて、赤虎と対面することに成功するが、警官だと見破られてしまう。
 上記の他の出演者は以下の通り。ダニエルのボスであるロコ(フランシス・ン)。ダニエルの部下トゥース(テレンス・イン)。チャン刑事をバカにするトウ刑事(チャン・ホー)。マッチの元恋人でダニエルの情婦ヘイズ(ジェイミー・オング)。さて、期待を裏切らないサービス精神で、ぐいぐいとアクションを見せていくのは香港映画ならでは!!ハリウッド映画もこの点は負けを認めざるを得ない。しかも、本作は香港映画が不得手とする特殊効果をハリウッドに外注(笑)。演技の点では、世界最高の水準を誇る日本人俳優を起用したパーフェクト・ムービーに仕上がっている。
 香港映画と言えば、テンポの良いアクションが売りだが、今回は世界最大の映画制作国であるアメリカと日本が協力しているため、CGを駆使した大迫力の爆破シーンや泣かせる場面もあり新鮮。特に、仲村トオル演じる赤虎はスゴイ!!ジェネックスコップ3人相手に1人で闘う場面は、迫力モノ。しかも、赤虎のラストシーンは涙無しには観られない!!日本人らしい細やかな演技が、観る者全てに深い印象を与えるだろう。
 最後の最後でジャッキー・チェンが出てくるが、これは、この映画を彼が製作しているから。香港映画に日本やハリウッドの人材を投入できたのは、彼の人脈によるところが大きいだろう。あと、今回の公開方式は、始まったと思ったら、すぐに終わってしまうマイナー系映画の弱点を補うものであり、これからも続けて欲しい。続編製作も決定したので、次回は拡大ロードショー(銀座でもやって欲しい)になることを願う。

●おすすめ対象
 仲村トオルのファンは必見!!

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●一言で言えば……
 香港&日本&米国の完全分業娯楽大作!?


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