ビリー・ボブ・ソーントン&トム・エパーソンの共同脚本をサム・ライミ監督が映画化。ホラー要素の強い「超感覚」サスペンス・スリラーに仕上がっている。原題は『THE GIFT』。2000年、アメリカ映画。カラー・ビスタ。ドルビー・デジタル。上映時間112分。2001年6月16日より全国松竹・東急系にて公開。チェーン・マスターは渋谷東急。配給:アミューズピクチャーズ。
現代のアメリカはサバナという街が舞台。アニー・ウィルソン(ケイト・ブランシェット)は産まれ持った特別な能力を使って街の人達の悩み事を聞いて生活している。少年期に心的外傷を負った車の修理工バディ(ジョヴァンニ・リビシー)や夫ドニー(キアヌ・リーヴス)の女グセの悪さや暴力に悩まされるヴァレリー(ヒラリー・スワンク)にとって、彼女は大事な存在だった。ある日、長男の担任教師ウェイン(グレッグ・キニア)から学校に呼び出されたアニーは、息子が荒れていると知らされる。1年前、父親を工場の爆発事故で失ったのが原因だろう。2人が話し合っているところに、ウェインの婚約者ジェシカ(ケイティ・ホームズ)が入ってきた。ジェシカから2人の将来を占って欲しいと言われたアニーの前に、突如、ゾッとするようなビジョンが広がる。アニーはそれを悟られまいと足早に彼らの元を離れた。ある日、アニーは友人リンダ(キム・ディケンズ)に誘われて社交クラブに顔を出す。そこで、ジェシカがダンカン弁護士(ゲイリー・コール)と浮気している現場を目撃してしまったアニー。後日、ジェシカが行方不明になったというニュースが街を騒がせる……。
まず、題名である「The Gift」だが、「贈り物」という意味ではない。ここでの意味は「天賦の才」である。さて、チラシとかには「超感覚」と書いてあるけど「霊感」と言ったほうが日本人には理解しやすいかも。
「霊感」と言えば、私と一緒に観に行った女性が、いわゆる「見える」人で、彼女は大変感動してラストでは涙をボロボロ流していた。「見える」人のほうが感情移入しやすいようである。もちろん「見えない」私もウルウルくる出来なので、映画を観て泣きたい人にはオススメだろう。あと、ホラー要素が強いので私は何度も飛び上がるくらい驚かされた。ホラー好きにもオススメできる。
ところで、サム・ライミ監督は撮影中に借りた家で心霊現象に出くわしたそうだ。大家に聞いたところ、その家で150年前に女性が恋人に殺されたと言う。なぜか監督が1人でいる時に限って「現象」が起きたと聞く。おそらく心霊現象を呼び寄せやすい体質なのだろう。また、監督は大物俳優も呼び寄せやすい体質なのか、ケイト・ブランシェットやキアヌ・リーブスらは、ほとんど無給で出演に応じたそうだ。すごいぞ!サム・ライミ(笑)!!
●おすすめ対象
人には見えないものが「見える」人は必見!!
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●一言で言えば……
単なる恐怖映画に留まらない感動作!!