1957年に書かれたドクター・スースの絵本『グリンチはどうやってクリスマスを盗んだか』を映画化。原題は『HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS』。監督:ロン・ハワード。脚本:ジェフリー・プライス&ピーター・S・シーマン。ナレーター:アンソニー・ホプキンス。2000年、アメリカ映画(製作:ユニヴァーサル映画&イマジン・エンタテインメント)。カラー・ビスタ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間105分。2000年12月16日より全国東宝洋画系にて公開。チェーン・マスターは日比谷みゆき座。配給:UIP映画。
ひらひらと舞い降りる雪の結晶の中にある世界の出来事。クリスマスが間近に迫った街「フーヴィル」では、人々がクリスマスのプレゼントやご馳走の買い出しで大騒ぎである。しかし、浮かれている街の人々を憎らしそうに見つめている1人の男がいた。クランペット山に犬のマックスと暮らすグリンチ(ジム・キャリー&声:山寺宏一)である。なぜか、クリスマスが嫌いな彼は、クリスマスを台無しにしてやろうと下山。その頃、郵便屋のルー・ルー・フー(ビル・アーウィン)は、クリスマスカードやプレゼントの仕分けで大忙しだった。娘シンディ・ルー・フー(テイラー・マムサン)の手も借りるほどである。シンディが郵便物の保管庫へ郵便物を運び入れた時、何やら気配がした。降り仰ぐと、なんと、そこには毛むくじゃらの緑色の怪人グリンチがいる。クリスマスカードの中に督促状や裁判所の召喚状を混ぜていたグリンチを見て、シンディは驚き、郵便物の仕分け機械の中に落ちてしまった。シンディ、大ピンチ!ところが、シンディを救ったのは街の人から恐れられているグリンチであった。家に戻ると母親ベティ・ルー・フー(モリー・シャノン)が、家の飾り付けで大忙し。今年こそは隣家のマーサ・フー・ヴィエ(クリスティン・バランスキー)に負けまいと懸命である。そんな最中、街ではクリスマスの名誉会長を誰にしようか話し合っていた。グリンチが悪人ではないと思ったシンディは彼を推薦するが……。
その他キャストは以下の通り。市長(ジェフリー・タンバー)。幼い頃のグリンチ(ジョシュ・ライアン・エヴァンス)。ドリュー・ルー・フー(ジェレミー・ハワード)。クリスティナ・フータベリー(ラセイ・コール)。まるで、絵本の世界が現実化したような美しい映像。素晴らしい。しかも、ジム・キャリー演じるグリンチは、まさに絵本から飛び出してきたようなキャラクター。子供は大喜びである。そんな暴走気味(失笑)のジム・キャリーの前ではアンソニー・ホプキンスのナレーションも大人しくせざるを得なかった。
だが、何と言っても、この作品の最大の魅力はシンディ役のテイラー・マムサンの破壊的な可愛らしさだろう。これにはジム・キャリーもタジタジ(苦笑)。
童話なので良くも悪くも説教臭いが、ジム・キャリー演じるグリンチが風刺を効かせたセリフをかましてくれるので、そんなには気にならない。でも、子供にはわからないネタ多数(笑)。実は、大人向け?
●おすすめ対象
戸田が訳した「字幕版」ではなく「吹替版」をオススメする。
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●一言で言えば……
クリスマスにグリンチが得たプレゼントとは何か!?