■ちんちろまい
2000年10月31日 AMCイクスピアリ16(現:シネマイクスピアリ)

 出演者を福岡県出身者に限定したという「ご当地ムービー」。大森一樹&祭主恭嗣&中嶋竹彦&渡辺兼作の4人監督体制というのは日本初の試みらしい。脚本:藤村麿実也&大森一樹。2000年、日本映画(製作:博多ムービー製作委員会)。カラー・ビスタ。ドルビーSR。上映時間107分。2000年9月23日より福岡、九州先行ロードショー公開。2000年10月21日より銀座シネパトスほか全国順次公開。配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。
 2000年の日本、福岡県博多が舞台。福岡県観光協会に勤めている貝原善哉(武田鉄矢)は「デジタルどんたく」用の博多観光案内CD−ROM制作を県庁の田淵広政(田口浩正)と協力して進めていた。「デジタルどんたく」とは、県庁での共通語の使用とデジタル化を推進する女性トップ小桜花美(高樹澪)が中心となって進めているプロジェクトである。「デジタルどんたく」に参加するため来日した世界最大のソフトメーカー「パイナップル・コンピュータ」のウッディ・ワン社長(松重豊)は、博多を舞台にハリウッド映画を撮ることを発表。善哉は監督のオスカー花城(高杢禎彦)をはじめ撮影スタッフの世話役になる。偶然にも、花城と善哉の妻・貝原睦子(床嶋佳子)は高校時代の知り合いだった。主演の黒田武士(千葉真一)を迎え、睦子の父・高尾幸介(小松政夫)の経営するカフェバーの近くで撮影を開始した撮影班。ところが、海中から引き上げた映画の小道具を狙って謎の4人組が現れる。黒田と共に4人組を撃退したのは謎の女性フェイ・イェン(シンシア・ラスター/大島由加里)だった。一方、花城と睦子の急接近を良く思わない善哉に、バンド活動をしている次女・貝原純子(後藤理沙)が、バンド仲間の正木輝(ARATA/田中勇一)と共に東京に行くと言い出す。反対する善哉に対し、県庁に勤める長女・貝原直子(牧瀬里穂)も大道芸人アル・スプリンガー(ブライアン・ホルス)と結婚したいと切り出した……。
 香港映画並にスピーディーなアクション。ディズニー・アニメのように歌いながら自己紹介をする登場人物。ウルトラマンに出てきそうなパラボラアンテナだらけのハイテク県庁(謎)。そして、インド人もビックリ!?マサラムービーばりの集団舞踊シーン!!ここまで、やってくれると、もう褒めるしかないね(笑)♪
 ところで、『ガラスの脳』の後藤理沙、『顔』の牧瀬里穂、『風雲 ストームライダーズ』の千葉真一、『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』の高樹澪など福岡県出身の有名人って多いんだねぇ〜(ビックリ)。チョイ役で森口博子、桝添要一などが出てくるのを探すのも楽しい。その他の出演者は以下の通り。小桜の部下・出口(出光秀一郎)。METAL GLUE(花島謙介&高崎了輔&長谷川慎吾)。デジタルドンタク係員(山崎銀之丞)。カメラマン(上野淳)。アジアンマフィアA(四方堂亘)。アジアンマフィアB(山形清貴)。アジアンマフイアC(左明建)。アジアンマフィアD(太田昌孝)。博多駅の駅員(でんでん)。鞄を渡す男(舛添要一)。ディレクター(光石研)。審査員A(鶴久政治)。審査員B(柴山俊之)。審査員C(鬼平)。屋台の女将(西川峰子)。居酒屋のマスター(浦田賢一)。クラブのママ(伊佐山ひろ子)。ホステス(稲田千花)。酔客(中村有志)。屋台の店主(尾形大作)。輝の父親(大川栄策)。ケイタリングスタッフ(山口紗弥加)。デジタルドンタク室員(森口博子)。デジタルどんたくの客(財津和夫)。ゴッドコンピュータ(天本英世)。福岡県知事(麻生渡)。
 PRビデオに毛が生えた程度のモノだろうと思っていたが、ヘタな映画よりずっと面白い。博多に行ってみたいと思ったもの、本当に(笑)。続編希望(まじ)!!

●おすすめ対象
 福岡県出身者は必見!!

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●一言で言えば……
 日本映画の革新作!?


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