脚本&監督:石塚克彦。制作:ふるきゃらシネマ&エクセレントフィルム。共同制作:長野県飯山市。2002年、日本映画(製作:アイ・オー・データ機器&加賀電子&サミー&ビックカメラ&ホリプロ&ふるきゃらシネマ)。カラー・ビスタ。DTSステレオ。上映時間120分。2002年6月1日より14日まで銀座シネパトスにて公開。配給:ふるきゃらシネマ。
2002年の日本、長野県咲久山町八ヶ平が舞台。谷川勇作(上條恒彦)の長女ユキ(新山千春)は、役者を目指す田村洋介(ますもとたくや)の子を身籠もってしまった。そのため、ユキは洋介を追って、東京に向かう。娘を傷モノにされた勇作は、洋介の父親(花紀京)がいる乾物屋〈津多屋〉に怒鳴り込んだ。一触即発の危機に、勇作の妻トシ子(美保純)や駐在さん(鈴木ヒロミツ)が止めに入る。その様子をユキの友人アカリ(三輪明日美)はニヤニヤと笑いながら見ていた。しかし、ユキの家出にショックを受けていたのは、勇作だけではない。ユキに想いを寄せていた野口耕一(伊藤高史)もまた、ヤケ酒に浸る毎日であった。ユキから、次女のミカ(高畑充希)や祖母サト(風見章子)など、家族のことを頼まれていた長男の猛(森脇史登)は、父親である勇作を喜ばせようと野球部に入部する。だが、そのことを父親に理解してもらえなかったので、彼もまた家を飛び出してしまった。家出中に、自転車窃盗、喰い逃げ、そして、カツアゲなどの罪を犯してしまった猛は、警察に補導される。身柄を引き取りに来た勇作に対して、刑事(並樹史朗)は猛のことをケチョンケチョンにけなした。そんな刑事の言葉を聞きながら、ジッと耐える父親の姿を見て、猛は心の底から反省する。そんなある日のこと、猛は、友人であるヤマ(友沢直之)、カズ(五味康幸)、マコト(海宝直人)、キンジ(筒井万央)、ヨシ(亀谷到)、ジュン(菅雄太)と共に商店街で自転車レースをするようになった。やがて、この遊びに美少女中学生である榊原幸子(蒼井優)と、彼女の友人であるイズミ(斉藤友以乃)、アキ(大森明奈)、カナ(和田百代)、トモエ(渡邊杏)が参戦してくる。この自転車レースが話題となり、寂れていた商店街は活況を呈すようになった。しかし、この自転車レースで〈ノミ行為〉が行われていたことが発覚。警察はレースの主催者である猛を指名手配した。猛を庇う幸子。彼女は猛を匿う内に彼との結婚を望むようになった。猛が警察に逮捕される前に結婚式を挙げたいと思った幸子は、「猛の子供を妊娠した」と両親(名高達男&石井苗子)に告げるが……。
安っぽい独立系映画かと思っていたが(失礼)、なかなか立派な作品。ちゃんとDTSステレオに対応しているし、大量のエキストラ動員も映画のスケール感アップに貢献していた。ワーナー・マイカル・シネマズ系で上映されている「シネマ・エキスポ10」作品ぐらいのクオリティはある(失笑)!!
また、ダサイ(これまた失礼)題名から連想される時代遅れなイメージとは裏腹に、新山千春、三輪明日美、そして、蒼井優などといった〈アイドル〉の起用や、ミュージカル場面の挿入など、最近のトレンドを押さえた作りにも注目!!正直言って、タイトルと上映館で損してるよ、コレ(まじ)。
あと、中学生同士が結婚式を挙げちゃうというブッ飛んだクライマックスも某ジブリ作品を思わせてGOOD(苦笑)!!ラストの自動車パレードも『西部警察』のエンドクレジットを彷彿とさせてマルである(失笑)!!
●おすすめ対象
小さなお子さんからお年寄りまで楽しめる良作♪
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●一言で言えば……
実写版『耳をすませば』!?