ワーナー・マイカル・シネマズ系列館独占上映となったアニメ作品。アニメ界のアカデミー賞であるアニー賞9部門獲得!原題『THE IRON GIANT』。原案&監督:ブラッド・バード。原案:テッド・ヒューズ。脚本:ティム・マッカンリーズ。「アイアン・ジャイアント」デザイン:ジョー・ジョンストン。1999年、アメリカ映画(製作:ワーナー・ブラザース映画)。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間86分。2000年4月15日より全国ワーナー・マイカル・シネマズ系にて公開。配給:ワーナー・ブラザース映画。
1957年、アメリカの田舎町。9歳の少年ホーガース(声:イーライ・マリエンタール&進藤一宏)は、森の変電所で鉄を食べる巨大な鉄人(声:ヴィン・ディーゼル&郷里大輔)と遭遇する。変電設備に触れ感電していた鉄人を救ったホーガースに、鉄人は親愛の情を示す。その頃、政府の調査官ケント(声:クリストファー・マクドナルド&大塚芳忠)は、宇宙からの落下物の調査のためにホーガースの住む町にやってくる。当初、大した事件ではないと考えていたケントは、自分の車が何かに食われているのを見て驚愕する。ホーガースは巨人と友達になった興奮から母親のアニー(声:ジェニファー・アニストン&日高のり子)にそのことを話すが相手にされない。しかし、アニーから偶然その話を聞きつけたケントはホーガースにつきまとう。ホーガースは知り合いのスクラップ屋ディーン(声:ハリー・コニック・ジュニア&井上和彦)のところに巨人をかくまってもらうが……。
今回、私が観たのは「吹替版」のほうである。吹替版だと映像に集中できるので、とてもありがたい。全ての洋画が吹き替えとの併映だったら良いといつも思うのだが……。
さて、前半は展開が遅く、少しイライラしたが、軍が出動する後半からは、雪崩の如く、感動と号泣の機関砲を観る者のハートへとぶち込んでくる。特に、戦闘機に撃墜された巨人が、ホーガースの負傷を契機に、軍隊に対して封印していた武器を使用して怒りの反撃をする場面から涙がこぼれ落ち、ラストシーンでは嗚咽をもらすほど大泣きしてしまった。運良く観客は私だけだったので、見られることは無かったが、『グリーン・マイル』より感動作なのは確かである。
映像はレトロ調だが、センスが良く、特に巨人のデザインは秀逸!!巨人のデザインは『遠い空の向こうに』の監督であるジョー・ジョンストンの手によるもの。「鉄人28号のパクリだ!」なんてイジワルなこと言わないで、素直に楽しんで欲しい。
大切な宝物のような作品。ディズニー・アニメともジャパニメーションとも違うアメリカンアニメを、是非、大スクリーンで!!怜之佑のオススメ作でござる。
●おすすめ対象
大人にこそ観てもらいたい。
●関連商品
●一言で言えば……
今年の洋画アニメはコレで決まりだ!!