■シルク・ド・ソレイユ/ジャーニー・オブ・マン
2001年7月3日 東京アイマックス・シアター(現:テアトルタイムズスクエア)

 世界最高のパフォーマンス集団「シルク・ド・ソレイユ」初主演映画。脚本:スティーブ・ロバーツ&ピーター・ワグ。撮影監督:リード・スムート。音楽:ベノワ・ジュトラ。監督:キース・メルトン。日本語吹き替え:玄田哲章。原題『CIRQUE DU SOLEIL/JOURNEY OF MAN』。1999年、カナダ映画。超大型3D映画。IMAXシアター・サウンド・システム。上映時間39分。2001年7月7日より東京アイマックス・シアター(新宿)にて公開。配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。
 物語は洞窟の中から始まる。太鼓が激しく打ち鳴らされる中、赤ん坊が「母なる海」へと送り出されていった。海の中で赤い精霊たちの踊りに見とれていた赤ん坊は、やがて子供になり「好奇心の森」で「本能」と「直感」に育てられていく。少年になった彼を迎えたのは荒涼とした「勇気の大地」。そこで、男のパフォーマンスを見た少年は「本能」と「直感」に別れを告げ、大地から空へと飛翔する。青年になった彼が、たどり着いたのは「愛の庭園」。そこで、男女の彫像から愛を学んだ彼は富と名声を得る。だが、壮年の域に達した彼の心は晴れなかった。そこに見すぼらしい恰好をした人々が現れる……。
 『サイバーワールド3D』と同様、IMAXシアター専用の映画である。個人的には3D映画は大好き。なぜなら、大したことのない内容でも3Dにすると面白くなるからだ(苦笑)。しかし、この作品は別に3Dでなくても面白かったと思う。なぜなら、「シルク・ド・ソレイユ」のパフォーマンスが、とても素晴らしいものだったからだ。オープニングでの水中ダンスや森でのバンジー、大地での立方体ケージを使用したパフォーマンスに、庭園で石像のようにボディペインティングされた男女の静かなる動き、そしてラストのアクロバット……。どれも一流の技だった。
 ただ、石像の男女が下着を付けていたのはいただけない。なぜなら、石像男女の動きに合わせて彼らが着用しているパンツやブラジャーにシワが入ってしまい、ちっとも美しくなかったからだ。全裸で行えば、きっと美しかっただろう。残念だ。だが、もし、全裸でやっていたら「R−15指定」を受けてしまっていたかもしれない(失笑)。
 ちょっと説教くさいラストだが、なかなか感動的(笑)。日頃忘れがちだが、人生において最も重要なことを思い出せてくれる。

●おすすめ対象
 人生に行き詰まった人も、そうでない人も。

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●一言で言えば……
 39分で説く人生。


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