リュック・ベッソン作品だが、期待しないほうが楽しめる。仏語題『JEANNE D’ARC』。英語題『JOAN OF ARC』。英語別題『THE MESSENGER:THE STORY OF JOAN OF ARC』。監督&脚本:リュック・ベッソン。脚本:アンドリュー・バーキン。1999年、フランス=アメリカ合作。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間157分。1999年12月11日より全国松竹・東急洋画系(現:松竹・東急系)にて公開。チェーン・マスターは丸の内ピカデリー1。配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。興行収入成績:22億円。
1412年頃のフランスが舞台。なのに、皆、英語しゃべってる(苦笑)。なぜー!?フランス語じゃダメなのかー?ベッソン!!フランス人の誇りはどうした!?(フランス本国用には仏語吹替版があるそうな)。まあ、良くも悪くもハリウッドナイズされてしまい、少女が出てくる以外(失笑)、ベッソンぽさが無くなってしまったのは残念。戦闘のシーンは迫力があって面白かったけど。
物語では、ジャンヌはイギリスの手によって火刑に処せられたとなっている。ただ、イギリス人の名誉のために、別の説も提示しておこう。ジャンヌは同国人であるフランス人の裏切りに遭い、捕らえられた。捕らえた側はイギリスにジャンヌを売ろうとしたが、イギリスはジャンヌに興味が無く、何とフランス教会の連中がジャンヌを火刑に処したという説である。当時、絶大なカリスマ性をもっていたジャンヌに、教会は自分たちの権力を脅かすモノを見たから、案外、この説が本当かも。だが、ベッソンはフランス人だから、フランスの聖女をフランス人が殺したという上記の説は採れないだろうねー。
まあ、人は見たいものだけを見て、信じたいものだけを信じるのだから(苦笑)、どちらの説を信じるかはアナタ次第。但し、一言だけ。自分の選択を神や他人のせいにするのはやめませんか、お互いに(失笑)。
以下に出演者を記す。ジャンヌ・ダルク(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。ジャンヌの良心(ダスティン・ホフマン)。シャルル7世(ジョン・マルコヴィッチ)。シャルル7世の義母ヨランド・ダラゴン(フェイ・ダナウェイ)。シャルル7世に従うアランソン公(パスカル・グレゴリー)。シャルル7世に従うジル・ド・レ男爵(ヴァンサン・カッセル)。「オルレアンの私生児」ことデュノワ伯(チェッキー・カリョ)。「ラ・イール(=怒り)」ことエティエンヌ・ド・ヴィニョール(リチャード・ライディングス)。ジャンヌの副官ジャン・ドーロン(デズモンド・ハリントン)。
●おすすめ対象
イギリス人以外。
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●一言で言えば……
ウリはリュック・ベッソンだけ!?