原題『情事』。英語題『an affair』。脚本:キム・デウ。監督:イ・ジェヨン。1998年、韓国映画(製作:ナインフィルム&ボム・フィルム・プロダクション)。カラー・ビスタ。ドルビーSR。上映時間107分。2002年2月2日よりシネ・リーブル池袋にてモーニング&レイトショー公開。配給:ギャガ・コミュニケーションズ/Kシネマグループ。
1998年の韓国、ソウルが舞台。39歳の人妻ソヒョン(イ・ミスク)は、ソウル空港でアメリカから帰国する妹ジヒョン(キム・ミン)を待っていた。しかし、急な仕事で帰国を延期すると妹から連絡が入る。妹から先に帰国している婚約者ウイン(イ・ジョンジェ)の面倒を頼まれたソヒョン。10歳の息子ジンス(イ・ウヒョン)をクァンホの母親(チョン・ギョンスン)と共にボーイスカウトへと送り出したソヒョンは、その足で妹の婚約者と会う。28歳のウインと一緒に新生活の準備を始めるソヒョン。だが、ウインのソヒョンを見る目は、義姉を見るものではなかった。建築家である夫ジュンイル(ソン・ヨンチャン)は、ソヒョンの友人ユジン(イ・ヨンナン)から紹介された飲食店オーナー(キム・ドンホ)の店の改装に係わっていて大忙し。夫から放っておかれた寂しさのためか、ソヒョンはウインと間違いを犯してしまった。罪悪感に苦しむソヒョン。しかし、病床にある父(チェ・ミョンス)が危篤状態になった時、彼女の中に1つの決意が生まれる……。
韓国では未だ犯罪となっている「不倫」。日本にも戦前、不倫をした「女性だけ」を罰した「姦通罪」というのがあったが、韓国のも同じらしい。さすが「男尊女卑社会韓国!」と言ったところだろうか(苦笑)。さて、男が脚本を書き、男がメガホンを取った作品に、まさか女性が感動するとも思えないのだが、実際はどうなのだろう?私の母親(53歳)に観た感想を聞いたところ、「女をバカにしている!腹が立った!」と大層ご立腹なされていた。また、あと数年でウインと同い年になる私も「オバハン」に「ときめく」ような趣味は持っていないので、ちっとも共感できなかったとだけ言っておこう(失笑)。マザコンの気のある青年や年下好きのオバハン向けか?
ところで、劇中にゲームセンターのシーンがあるのだが、そこでウインがプレイしていたのは日本の対戦型格闘ゲームだった(学ラン姿の男の子とヤンキー娘が闘っていたので、おそらくSNK社の『KOF(ザ・キング・オブ・ファイターズ)’97』だと思われる)。ケッサクだったのは、ウインに勧められてソヒョンがカーチェイス・アクション・ゲーム『SCI』(タイトー社)をやる場面。『SCI』をプレイしているはずなのに、挿入されるゲーム画面は別のゲームのものだったのだ(セガの『デイトナUSA』か?)。
また、ソヒョンの息子ジンスが家で遊んでいるゲームはポリゴン使用の3D対戦格闘モノ。『ソウル・ガーディアンズ/退魔録』という作品内でも使われていた作品だと思う。だが、私にはタイトルが判らなかった(スクウェアの『トバル・ナンバー1』だろうか?)。ゲームに詳しい人は、是非、観に行って確認してきて欲しいものだ(苦笑)。
●おすすめ対象
おや?R指定が付いていない。……と言うことは子供が観てもOK!?(んなわきゃ無い)
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●一言で言えば……
韓国版『時雨の記』!?