英語題『Flowers』。脚本:NAKA雅MURA。監督:望月六郎。2001年、日本映画(製作:日活&グルーヴコーポレーション&エクセレントフィルム)。カラー・ビスタ。モノラル。DLP上映。上映時間110分。2002年7月6日から7月19までテアトル池袋にてレイトショー公開。配給:グルーヴコーポレーション。
室町時代の寒村が舞台。この寒村の実力者(ベンガル)は、実の娘である千代(金谷亜未子)と近親相姦の関係にあった。そのことを思い悩む千代は、幼なじみである弥彦(篠原さとし)の所を訪ねる。一方、弥彦は仏門に入り、善庵という僧侶になっていた。しかし、千代の父にとって、彼女の相談にのる善庵は目障りな存在。そこで、用心棒として雇っていた浪人の徳蔵(上杉祥三)と菊之進(西田真吾)に命じて、善庵を殺害しようとした。山での修行中、浪人達に追い詰められた善庵は、「ドウロクジン」の前で、山の民(北村一輝)に助けられる。ちなみに、この「ドウロクジン」というのは〈縁結び〉や〈子宝〉の神様で、木助(北見敏之)や、木助の息子である佐吉(小出良)、隣村の娘であるお園(真帆)、そして、お園の父親(佐藤敏宏)など、地元民たちの信仰の対象となっていた。閑話休題。山の〈力〉によって癒された善庵は、父親の呪縛から逃れることのできない千代を助け出そうとするが……。
上記の他、千代と弥彦のセックスに割り込もうとする金堀りを大泉洋が演じていた(苦笑)。さて、本作品は、邦画レーベル「ガリンペイロ」の時代劇シリーズ「今昔伝奇」の第1弾である。本作の他、このシリーズには『座敷童 百物語』と『剣地獄』という作品があるのだが、『花神』以外は、なぜか1週間公開という変則日程のため、『座敷童 百物語』だけ観逃してしまった(号泣)。ちなみに、本作品のタイトル『花神』は「かしん」と読む。間違っても「はながみ」とは読まないように(失笑)。
本作についてだが、撮影にも上映にもフィルムを一切使用していない完全なるデジタルシネマであった。……が、映像にシャギー(=ギザギザ)が目立つところを見ると、民生用のデジタルビデオカメラ(パナソニック製?)で撮影したのだろうか?それとも、非ソニー系のデジタルビデオカメラで撮った映像とソニー製のDLPは相性が悪かったのだろうか?ちょっと疑問。……まあ、良いか(いや、良くない)。
ところで、渓流をウォーター・スライダーのように流れていく様子は、とても気持ち良さそうだった(失笑)。また、善庵の額の文字は『キン肉マン』を彷彿とさせてウケる(苦笑)。そう言えば、オープニングに登場する琵琶法師(奥田瑛二)の額にも文字があったなぁ〜(失笑)♪そうそう。この琵琶法師の登場するオープニングとエンディングは、奥田瑛二が監督したものである。オープニングは「今昔伝奇」シリーズ3作品共通らしいが、エンディングは、それぞれ異なるようだ。ちなみに、本作品では大都市が森の中に沈むという光景が展開する(ネタバレ!?)。
●おすすめ対象
R−18指定。子供は観ちゃダメ(苦笑)!!
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●一言で言えば……
日活ロマンポルノ復活!?