■国姓爺合戦
2002年11月21日 銀座シネパトス

 原題『英雄・鄭成功傳』。製作総指揮:中村雅哉。原作:近松門左衛門。監督:呉子牛。脚本:張冀平。2001年、日本=中国合作(製作:製作:日活&長崎県&平戸市&平戸観光協会&中野観光協会&中国影視音像交流協会&創智電影製作発行公司&染野企業電影工作室)。カラー・ビスタ。ドルビー・デジタル。上映時間102分。2002年11月2日より全国日活系にて公開。チェーン・マスターはシネ・リーブル池袋。配給:日活。
 出演者は以下の通りである。鄭成功(趙文卓/チウ・マンチェク。香港名:ウィン・ツァオ)。明の隆武帝(徐敏/シィ・ミン)。鄭成功の妻である薫氏(朱晏/ズゥ・アン)。鄭成功の父である鄭芝龍(杜志国/トウ・チークオ)。鄭家の養子である施良(蒋勤勤/ジアン・チンチン)。鄭成功の母である田川マツ(島田楊子)。仙霞関の李衛(???)。
 国姓爺こと鄭成功は実在の人物(日本人と中国人のハーフ)である。1624年に生まれ、1662年に39歳で没した。さて、原作とされる近松門左衛門の『国性爺合戦』は「国“性”爺」というタイトルからも判るように、「国“姓”爺」をモデルにした創作である。ちなみに、監督の呉子牛(ウー・ヅーニィウ)と脚本の張冀平(チャン・イーピン)は『南京1937』のコンビ。創作話を、さも史実のように描くことが得意なので注意が必要である。嘘を史実のように語るのは朝鮮人の専売特許かと思っていたが、そもそも朝鮮人を1000年以上支配していた“白髪三千丈”の中国人を朝鮮人がマネただけのこと。当然と言えば、当然か(斬り捨て御免!)。
 ところで、観ていた老女が「島田さんは中国語の発音が綺麗だねぇ」と言っていたことに失笑。日本人は疑うことを知らないからなぁー(苦笑)。吹替ですよ、お婆ちゃん(失笑)♪更に言えば、施良の琵琶も、動きと音が合ってない(苦笑)。あと、映画には、長崎の平戸が登場するのだが、平戸のシーンは少ししかなかった。これでは、騙されて(?)映画に出資した長崎県民が浮かばれまい。

●おすすめ対象
 中国に都合良く作られた“史実”にアレルギーのある人にはオススメできません。

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●一言で言えば……
 白髪三千丈?


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