本宮ひろ志の同名劇画の映画化。前2作がビデオになっているので、本作品を観る前に観ておくと、より楽しめるだろう。脚本:土屋保文&本宮ひろ志。監督:小久保利己。音楽:横山和俊。主題歌:THE 虎舞竜「CROSS ROAD」。2000年、日本映画(製作:ミュージアム)。カラー・ビスタ。モノラル。上映時間124分。2000年3月11日より渋谷東映(現:渋谷TOEI1)&名古屋東映にて、3月25日より大阪天六ホクテンザ&福岡東映にて公開。配給:ミュージアム。
物語は、高校生である村田京太郎(宮本大誠)が、刑務所から出てくるところから始まる。母親(高橋惠子)に連れられフェリーで家路につく京太郎の前に、彼を慕う仲間たちが集まった。しかし、京太郎を歓迎する仲間たちを母親は複雑な思いで見つめている。京太郎は日本最大の暴力団の総裁である村田京介(夏八木勲)の息子であった。ヤクザ界の「カリスマ」と言える漢(おとこ)の血を受け継いだ京太郎もまた、地元で学生たちを集め、愚連隊のようなことをしている。暴力の世界を嫌う母親は京太郎に父親と同じ道を歩ませたくはなかった。だが、そんな母親の願いとは裏腹に京太郎を慕う男たちは「房州村田組」の結成を願う。二つの思いの板挟みになる京太郎。そんなある日、京太郎は廃船間近の漁船を買い、仲間と整備をし始めるが……。
面白い!!展開が早く、次から次へと事件が起こる。これは、観て損は無い!!上記の他、石橋蓮司、八名信夫、哀川翔、桐生康詩、坂上香織、そして、原作者である本宮ひろ志(!)など豪華キャストが出演し、物語に厚みを持たせているのもGOOD!!
さて、始まってすぐに濡れ場があり「なんだ?サービスカットのつもりか?」と、いささかうんざりとしていたら、何とこれがラストへの伏線となっていた。うーむ、あなどれない(感心)。ボロい長ラン(すその長い学ラン)に軍靴という出で立ちは、今の言葉で言うところの「コスプレ」っぽくってカッコイイ!!
上映終了後に舞台挨拶があった(通常、舞台挨拶は上映前に行われるが、この時は原作者である本宮先生の発案で上映後に催された)。宮本大誠さんが中年男性から花束を差し出された時、「気持ちはありがたいのですが……」と苦笑い。その様子を見て会場は笑いに包まれた(爆笑)。
●おすすめ対象
原作のファンはもちろん、原作を知らない人でも楽しめる♪
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●一言で言えば……
原作を超えた(!?)熱い男たちの闘い!!