■ラマになった王様
2001年8月2日 109シネマズ木場/日本語吹替版

 ディズニーのアニメ映画。原題『THE EMPEROR’S NEW GROOVE』。原案:マーク・ディンダル&クリス・ウィリアムス。脚本:デビッド・レイノルズ。監督:マーク・ディンダル。音楽:スティング&デビッド・ハートレー。日本版主題歌『ラッキー・ムーチョ』(歌:ムーチョ★ヒデキこと西城秀樹)。2000年、アメリカ映画(製作:ウォルト・ディズニー映画)。カラー・ビスタ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間78分。2001年7月14日より全国松竹・東急系にて公開。チェーン・マスターは渋谷東急3(現:廃館)。配給:ブエナ・ビスタ・インターナショナル(ジャパン)。
 (以下、粗筋を昔話風に表記)……昔々ある所にワガママな若い王様がいました。名前をクスコ(声:デヴィッド・スペイド&藤原竜也)と言います。ある日、クスコは農夫パチャ(声:ジョン・グッドマン&楠見尚巳)を呼び出しました。クスコは自分の18歳の誕生日プレゼントとしてパチャの住む村をつぶし、別荘を建てると宣告します。クスコの心ない言葉にパチャは傷つき、トボトボと家路につきました。さて、こんなクスコのこと、他にも多くの人の恨みを買っています。そのうちの1人、魔女のイズマ(声:アーサ・キット&京田尚子)はクスコ暗殺を決行しました。しかし、毒薬のつもりがクスコに飲ませたのはラマになる薬です。イズマはラマになったクスコの処分を家来のクロンク(声:パトリック・ワーバートン&堀内賢雄)に任せましたが、心優しいクロンクは殺すことが出来ません。そうこうしているうちにラマになったクスコは運命のいたずらか、パチャの荷車に乗せられてしまいました。さて、家に帰り着いたパチャをパチャの息子ティポ(声:エリ・ラッセル・リネッツ&常盤祐貴)と娘チャカ(声:ケリアン・ケルソ&山田千晴)が出迎えます。しかし、パチャの様子がおかしいことに気付いた妻チチャ(声:ウェンディ・マリック&一柳みる)は、クスコから何を言われたのか聞きました。家族を心配させまいとパチャはウソをつきます。居たたまれなくなったパチャは家を出て荷車から荷物を下ろし始めました。すると、荷車から飛び出してきたのはラマになったクスコではありませんか!!クスコは自分がパチャに誘拐されたと思い込みますが……。
 最近、日本アニメの盗作が多いディズニーのアニメ映画(『ライオンキング』は手塚治虫の『ジャングル大帝』そのものだし、ディズニー100周年作品の『アトランティス/失われた帝国』に至ってはガイナックスの『ふしぎの海のナディア』をマネしたとしか思えない内容)。だが、この作品は完全なオリジナルであった!!
 さて、ストーリーは喜劇調でテンポが良く面白い。当初、シリアスな物語になる予定だったそうだが、お笑いに方針転換をしたのは正解だったと言えよう。また、字幕版の上映は切捨て、日本語吹替版のみに集中したのも良かった。字幕じゃギャグのニュアンスなどが伝わらないからね。
 誰も死んだり傷ついたりしない。しかも、映画のテーマは「友情の大切さ」。『も〜っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ』と同様に「子供に観せたい作品」の1つであると断言できよう。

●おすすめ対象
 子供に安心して観せられるし、大人も楽しめる♪

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●一言で言えば……
 これこそ正統派ディズニーアニメだ!!


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