■PLANET OF THE APES/猿の惑星
2001年9月20日 新宿グランドオデヲン

 名作SF映画『猿の惑星』から着想を得たオリジナル作品である。原題は『PLANET OF THE APES』。原作:ピエール・ブール。監督:ティム・バートン。脚本:ウィリアム・ブロイルス・Jr.&ローレンス・コナー&マーク・ローゼンタール。2001年、アメリカ映画(製作:20世紀フォックス映画)。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間119分。2001年7月28日から全国東宝洋画系にて公開。チェーン・マスターは日劇プラザ(現:日劇3)。配給:20世紀フォックス映画。興行収入成績:45億円。
 2029年の太陽系から物語は始まる。資源探査を任務とする宇宙飛行士レオ(マーク・ウォールバーグ)は、磁気嵐によって消息を絶った実験用チンパンジーを救出するべく、自ら磁気嵐の中に飛び込んだ。しかし、奇妙な光がレオを包んだ途端、レオのポッド型宇宙船は母船と連絡が取れなくなる。磁気嵐のため、未知の惑星に不時着したレオ。そこは猿人が人間を支配する世界であった。猿人軍の人間狩りによって、人間の美女デイナ(エステラ・ウォーレン)や、デイナの父親カルービ(クリス・クリストファーソン)らと共に捕らえられたレオ。猿人軍の将軍セード(ティム・ロス)は、セードの忠実な部下アター(マイケル・クラーク・ダンカン)に命じて、捕らえた人間たちを奴隷商人……もとい、商猿リンボー(ポール・ジャマッティ)に売り払った。政治家サンダー(デイビット・ワーナー)の娘である人権擁護派の猿女アリ(ヘレナ・ボナム=カーター)は、アリの友人ノヴァ(リサ・マリー)と共にレオたちを街で見かける。アリは、レオたちを助けるべくリンボーの元に乗り込んだ。そんなアリの向こう見ずな性格を心配するあまり、アリの忠実な執事クラル(ヒロユキ・タガワ)も人間を逃がすために一肌脱ぐはめになる……。
 「リメイクではなくリ・イマジネーション」と主張する本作。要するにパロディ映画だ(苦笑)。個人的にはオリジナル版『猿の惑星』が退屈だったし、ティム・バートン監督の前作『スリーピー・ホロウ』もイマイチだったので期待していなかった。……が、娯楽色が強く、なかなか面白いじゃないか!!
 さて、映画を観ながら私は「磁気嵐で猿の惑星に自衛隊をタイムスリップさせたら面白いだろう」などと考えていた。タイトルは『自衛隊in猿の惑星(仮)』。ハイテク兵器を持った自衛隊の部隊が、中世レベルの軍事力しか持たない猿の惑星にタイムスリップして侵略するという話だ。……えっ?それじゃ『戦国自衛隊』のパロディじゃないかって?そう言えば、そんな映画もあったなぁ〜(笑ってごまかす)。
 ところで、宣伝文句に「衝撃のラスト」とあったが、私はラストシーンで笑ってしまった(爆笑)。「笑撃のラスト」の間違いではなかろうか(失笑)?私だったら鎌倉の大仏をラストにもってくるけどね(爆死)。

●おすすめ対象
 オリジナル版『猿の惑星』に良い印象を持っていない人でも楽しめる。

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●一言で言えば……
 オリジナルを超えたパロディ作!!


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