新田たつおが漫画サンデー(実業之日本社刊)誌上で連載している人気劇画を映画化。Vシネマ・シリーズと同じ配役がファンには嬉しい。脚本&監督:鹿島勤。音楽:大内義昭。1999年、日本映画(製作:光和インターナショナル)。カラー・ビスタ。モノラル。上映時間108分。2000年3月4日より新宿トーアほか全国順次公開。配給:KSS映画。宣伝協力:スキップ。
日本全国を手中にする日本最大の暴力団、新選組の総長である近藤静也(香川照之)には、もう1つの顔がある。それは下着メーカー、プリティのデザイナーとしての顔だ。堅気としての近藤は職場の同僚である秋野明美(喜多嶋舞)に想いを寄せている。だが、秋野は、それが同僚の近藤とは知らず、新選組総長である近藤のほうを愛していた。そんなある日、敵対している大阪の鬼州組が近藤に襲いかかる。ヤクザの近藤は秋野を連れて逃げるが……。
完成披露試写会ということで、鹿島監督、主演の香川照之、喜多嶋舞らが舞台挨拶に来ていた。しかし、プレスシートが配られなかったことは残念(涙)。
さて、登場人物の描き方が巧く、特徴が良く出ていた。特にエキセントリックなキャラクターである肘方(市川勇)や生倉(石井愃一)は、原作以上の強烈なキャラクターになっていて面白い。だが、肝心のストーリーのほうが、整理不足で分かりづらいのが残念。もう少し練り直せば良くなるのに……(泣)。おしい映画だ(号泣)。
しかし、週刊漫画サンデー最新号を劇場に持参すれば、初日を含む土&日曜日は1000円で鑑賞できるサービスは高く評価したい。最後に、喜多嶋舞(と大内義昭)が歌うエンディングテーマ『あなたを感じて』(作詞:鹿島勤/作詞&作曲&編曲:大内義昭)は必聴モノ(!?)なので心して聴くように(失笑)。
2度目に観た感想だが、1度目に観たときより、話が良く理解できて面白く感じられた。冒頭のシーンで、肘方が「新鮮組ダイエットクラブ」と書かれたランニングシャツを着ていたが、良く転がりそうな肥満体(苦笑)の生倉のほうが、ダイエットをするべきだろう(あとで、劇的に痩せてしまう場面がある。これは必見!!)。また、猪首(倉田保昭)と都通激(畑山隆則)の肉弾バトルは、畑山隆則さんがプロボクサーのため、パンチに本物の迫力があってカッコイイ!!
●おすすめ対象
原作やビデオ映画シリーズのファン(ちなみに、私はTVシリーズのファンだったりする)♪
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●一言で言えば……
出来たばかりのカレー(一晩、煮込むと旨くなる)!?