■トゥームレイダー
2001年9月10日 東京国際フォーラム・ホールA(有楽町)

 大人気ゲームの映画化。原題は『LARA CROFT:TOMB RAIDER』。原作ゲーム発売元:アイドス・インタラクティブ。原作ゲーム開発:コア・デザイン。物語:サラ・B・クーパー&マイク・ウェッブ&マイケル・コレリー。脚本:パトリック・マセット&ジョン・ジンマン。監督&脚色:サイモン・ウエスト。2001年、アメリカ映画(製作:パラマウント映画)。カラー・シネスコ。SDDS&DTS&ドルビー・デジタル。上映時間101分。2001年10月6日より全国東宝洋画系にて公開。チェーン・マスターは日本劇場(現:日劇1)。配給:東宝東和&丸紅。興行収入成績:27億円。
 現代のイギリスから物語は始まる。凄腕トゥームレイダーであるララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、その日も天才科学者であるブライス(ノア・テイラー)が設計した戦闘用ロボット相手に実戦さながらの訓練を繰り返していた。そんな男勝りの彼女の言動に執事のヒラリー(クリス・バリー)は溜め息をついてばかり。ある日、ララは亡き父クロフト卿(ジョン・ボイト/アンジェリーナ・ジョリーの実父)が作ったと思われる隠し部屋を発見。そこから出てきたものは不思議な形をした時計だった。その時計について弁護士マンフレッド・パウエル(イアン・グレン)に照会したところ、後日、ララの屋敷を完全武装した賊が強襲。ララは果敢にも応戦するが、謎の時計は奪われてしまった。その翌日、時計を失った彼女の元に死んだ父からの手紙が届けられる。その手紙によって、あの時計が時空を操るアイテムを復活させる「鍵」であることを知ったララは、父の遺言に従ってカンボジアへと向かう。だが、カンボジアでララを待っていたのは、弁護士マンフレッドと、ララと同じトゥームレイダーであるアレックス(ダニエル・クレイグ)であった……。
 さて、ララたちの職業は「トゥームレイダー」と言う。英語で書くと「TOMB RAIDER」。直訳すると意味は「墓荒らし」である。要するに、ピラミッドなど過去の権力者の墓から財宝を得ることが専門のトレジャーハンター(宝探し人)といったところか。
 ところで、イギリス、カンボジア、イタリア、アイスランドと、世界各地を移動している割に、戦闘シーンは特徴のない屋内でばかり行われる(謎)。カンボジアだったらジャングル、アイスランドだっだら氷に閉ざされた空間にするなど、もっと戦闘フィールドにメリハリを付けたほうが良かった。いかにも「スタジオで撮りました」という感じの屋内戦が続くので飽きてくる。
 しかし、ララの屋敷でのバンジージャンプ用ゴムを利用した浮遊感のあるアクションは興味深かった。『マトリックス』というよりも『グリーン・デスティニー』の流れを汲むものだと言えよう。大味な作品だが、それなりに楽しめた。それにしても、アンジェリーナ・ジョリーを、もうちょっと可愛らしく撮影できなかったのかね(苦笑)?

●おすすめ対象
 とりあえず、原作ゲームのファンならチェックするべし!?

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●一言で言えば……
 女版『インディ・ジョーンズ』!?


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