■陽暉楼
2000年11月8日 東京国立近代美術館フィルムセンター・小ホール(京橋)

 2000年度(第55回)文化庁芸術祭主催公演「日本映画名作鑑賞会」において企画された特集「佐藤勝の映画音楽」で上映された1本。原作:宮尾登美子。脚本:高田宏治。監督:五社英雄。音楽:佐藤勝。1983年、日本映画(製作:東映&俳優座映画放送)。カラー・ビスタ。モノラル。上映時間144分。1983年9月10日、封切り。配給:東映。
 昭和8年の日本、高知県が舞台。高知で最高の芸子遊びができると評判の「陽暉楼」は、政財界の重鎮(丹波哲郎など)が利用している。この「陽暉楼」を切り盛りしているのが芸子出身の女将(倍賞美津子)であった。ある日、女将の前に、馴染みの女衒(緒形拳)が、1人の娘(浅野温子)を連れて現れる。娘は「陽暉楼」で働きたいと言うが、女将は首を横に振った。仕方なく、女衒は娘の世話を部下(風間杜夫)に任せ「陽暉楼」を去ろうとする。その際、「陽暉楼」のナンバー1芸子である桃若(池上季実子)に出会った。しかし、かつて、女衒である父親によって、ここに売られた桃若は、父親に目もくれず行ってしまう。その頃、高知進出を狙っている大阪ヤクザによって放たれた刺客(小林稔侍)が、女衒の命を狙っていたが……。
 先日鑑賞した『極道の妻たち リベンジ』で活躍した池上季実子が主演である。見所は、浅野温子とのキャットファイト(女性同士のプロレス)場面だろうか(苦笑)。ケンカした後、2人に友情が芽生えるのは少年マンガらしくて微笑ましい(失笑)。
 だが、倍賞美津子が『極妻』の名ゼリフ「覚悟しいやっ!」と啖呵をきる場面も捨てがたかった(苦笑)。倍賞版『極妻』を期待していた方は、これで我慢しよう(失笑)!!
 閑話休題。芸子遊びや遊廓など、今では時代劇となってしまった題材である。良くも悪くも東映らしい作品だが、私はあまり面白いとは思わなかった。上映時間も長過ぎるし……(涙)。

●おすすめ対象
 昔の東映遊廓映画ファンにオススメ♪

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●一言で言えば……
 仁義なき女の戦い!?


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